[しばしばしばた]
2018年10月31日 09:00
こんにちは!
きょうは、中央区を飛び出して、東京国際空港(羽田空港)からお届けしたいと思います。
この「中央区観光特派員ブログ」では、原則として中央区に関する情報を発信することになっているのですが、
大田区にある羽田空港を取り上げたのはなぜか・・・?
それは、羽田空港の中に、中央区のアイデンティティの1つである日本橋のレプリカがあるからです
その名も「はねだ日本橋」。2010年に供用開始した国際線ターミナルビルの中にあります。
電車・モノレール・バスで国際線ターミナルに到着し、3階の出発ロビーに出ると、
左奥の方向にそれらしきものが見えてきます。エスカレーターで4階に上がり、その方向に進んでいくと・・・
「はねだ日本橋」が見えてきます。橋の下は、テーブルと椅子が置かれて休憩スペースになっています。
日本橋のレプリカといっても、現在架かっている石造りの日本橋ではなく、江戸末期、19世紀前半の木造の日本橋がモデルになっており、吉野産のヒノキが使われているそうです。(ちなみに、江戸末期の日本橋はヒノキとケヤキが使われていたようです)
幅や長さは約半分のサイズ(4m×25m)で再現されています。
階段やエレベーターを使って、橋の上にあがることができます。
木製の灯籠も置いてあったりして、現代的なデザインのターミナルビルの中に、和の雰囲気が作られています。
「旅立ちは 昔も今も 日本橋」...中央区観光特派員として心に刻んでおきたいことばです
橋の片側は壁になっており、巨大な「江戸図屏風」のレプリカが表示されています。
成立期の江戸の主要な街が描かれていますが、その中には「日本橋」「京橋・新橋周辺」「八丁堀・築地周辺」と、現在の中央区にある街も多く登場しています。
写真は「日本橋」の一部です。
「江戸図屏風」の逆側は見晴らしが良く、国際線ターミナルビルの出発ロビーを見渡すことができます。
もちろん、実際の日本橋から見える風景とはかけ離れていますが...笑、
なんだかタイムスリップした感じを味わうことができます!
なお、玉ねぎのような形をした「擬宝珠」とそれを支える「宝珠柱」は実際のサイズで再現されています。
ちなみに、出発ロビーから「はねだ日本橋」に行く途中は「江戸小路」という、
江戸時代の街並みをイメージしたショッピングエリアになっています。
さて、今回ご紹介した「はねだ日本橋」のほか、墨田区の「江戸東京博物館」にも江戸時代の日本橋のレプリカがありますが、いずれも長さは半分だけの再現...
実際の日本橋のスケールは、やはり現地でしか体験できません!
羽田空港から日本橋までは、京急線―都営浅草線の直通電車に乗れば乗り換えなしでアクセスできます。
「はねだ日本橋」で江戸時代の日本橋の質感を体験し、「江戸図屏風」で江戸時代の中央区の景観に思いを馳せてから、日本橋の上に立ってみる...そんな旅も面白いかもしれません!
[サム]
2018年10月30日 18:00
10月17日~11月3日、グルメやアートに纏わるイベントが繰り広げられる「オータムギンザ」が開催中ですが、10月28日は主要プログラムのひとつ、今年で17回目を迎える「銀茶会」が開かれました。
13:00~16:00
普段は席を同じくすることのない、表千家、裏千家、武者小路千家、江戸千家、遠州流茶道の五流派と煎茶道が一堂に会し、銀座の街が野点会場になる特別イベント。
お茶席で提供されるお菓子は銀座の名店が趣向を凝らしたオリジナル品。今年のテーマは「華(はな)」と聞きます。
また、学生創作茶席、東京藝大 in 銀茶会、伊藤園イベント(お~いお茶大茶会)、親子 銀座でお菓子体験 等も同時開催され、日頃お茶の世界に馴染みの少ない人でも気軽に和のおもてなしを体験できます。
[銀造]
2018年10月30日 12:00
ある平日の事。 日本橋三越前の煕代勝覧の前に集まり、6人の男女が昔の日本橋の絵巻に見入っていました。
三井本館、日本銀行の前を通って、貨幣博物館へ入館。 貨幣博物館では、お金の歴史について勉強をしました。
名橋・日本橋を見学して、日本の道路の元標であることを勉強し、乙姫の広場では日本橋の魚市場の歴史を学びました。
美味しくて静かな昼食場所との、女子群の要望に応えて、「豊年萬福」に入店。 15食限定の、海鮮丼を6人で頂きました。
嬉しそうな笑顔と
綺麗な海鮮丼をご覧ください。
一行はこの後、コレド室町に入店、福徳稲荷に参拝。小津和紙で素敵な和紙製品を購入し、小伝馬町から人形町への散策を楽しみました。
皆さんも、このコースでの散歩をお楽しみ下さい。
豊年萬福のHPは、こちらです。 http://www.hounenmanpuku.jp/
[サム]
2018年10月29日 12:00
10月28日、京橋~日本橋の中央通り周辺で、全国の文化や食が集まる「日本橋・京橋まつり」が開催されました。
今年で46回目を迎える同まつり。
総勢約2,000人が参加する恒例の「大江戸活粋パレード」には全国に繋がる五街道の起点「日本橋」を目指して各地の祭りや踊りが集結します。
「オープニングパレード」に続く「諸国往来パレード」では、「江戸消防記念会」の「木遣り、纏振り」を先頭に、「阿波踊り」他全国の祭りや踊りの団体14組が参加し、京橋2丁目から室町2丁目にかけて中央通りを練り歩きます。
パレードが通過した後も、今回はTRFのSAMさん率いる「ダレデモBONダンサーズ」が加わり、5地点で各地の個性豊かな演舞が楽しめます。
西河岸地蔵尊通りでは、江戸の賑わいを再現した、全国の名産品を商う「諸国往来市」が開かれています。
[佃のうさこ]
2018年10月28日 14:00
東京都の鳥に指定されているユリカモメが、本年も飛来しました。ここ3年間のうさこの野鳥観察によると、毎年10月20日前後にここ中央区にやって来るようです。
見つけた時には8羽ほど休んでいましたが、写真撮影タイムには飛んで行ってしまい、2羽しか残っていませんでした。
東京都の鳥「ユリカモメ」(品川区の鳥)
ユリカモメが東京都の鳥に指定された経緯を調べてみると、指定されたのは昭和40年で、キジバト、ムクドリ、メジロなどから都民のハガキ投票で1位となったユリカモメが指定されたとありました。ちなみに、2位がメジロ、3位がヒバリです。
では、区の鳥は何が指定されているのでしょうか?
23区で、区の鳥が指定されているのは、品川区のユリカモメ、世田谷区のオナガ、千代田区のハクチョウ、目黒区のシジュウカラの、4つの区だけでした。
世田谷区の鳥「オナガ」
写真は、先月、佃で撮ったオナガです。羽がモフモフしているのは、巣立ちしたばかりの成鳥前の子だからです。カラスの仲間ですが、黒い頭と長い尾の水色が綺麗な鳥で、中央区でも明石町の木立や佃公園などで見られます。声がギーギーと特徴あるので、「変な声だなあ」と思ったら探して見てください。
千代田区の鳥「ハクチョウ」
写真は、皇居のお堀にいるコブハクチョウです。このハクチョウばかりは、中央区では見られません。
目黒区の鳥「シジュウカラ」
シジュウカラは、ツツピーツツピーと透き通るいい声で鳴きます。この写真は、中央区区役所の近くで、鳴き声で見つけ撮りました。こんなところにいる!と嬉しくなりました。街中でも比較的現れてくれる鳥です。
中央区の鳥が指定されていないのは残念ですが、それぞれの区の鳥は、中央区でも容易に見ることが出来ます。これからユリカモメもどんどん飛来して、隅田川テラスの柵いっぱいになる日ももうすぐです。
[にゃんボク]
2018年10月27日 18:00
10月20日は中央区のお隣の千代田区(区役所)にて開催された福祉協議会のお祭りに参加してきました。
様々な催し物/ワークショップあり、ウルトラマンセブンの参戦あり、姉妹都市である嬬恋村や秋田の出店あり、加えて様々な手作り感あふれる食べ物が安価で販売されており、想像していた以上に盛況にて楽しい時間を過ごすことができました
。
写真は出店での食べ物一覧。殆どの種類をいただき、結構お腹が膨れました。
(千代田区の姉妹都市の)嬬恋村と言えばキャベツなのです。(写真は嬬恋村のキャベツ盛り)
出店でのお皿やお箸はすべて統一されていて再利用が徹底。これからの祭りはこういったスタイルになるかもしれませんね。
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さて、ちょっと食べすぎたなぁと反省をしつつ、徒歩で神田を経由して日本橋へ。
そう、今度は日本橋にてべったら市です。
べったら市と言えば、諸説あるなかで「"べったら漬け"の名前は、麹と砂糖などの甘味料で大根を漬け込んでいるため、衣服にべったりとついてしまうことからきている。かつて若者が「べったりつくぞぉ~、べったりつくぞぉ~」と叫びながら縄に縛った大根を振り回し、参詣客の着物の袖につけてからかっていたのだとか。」
などの記述もところどころにあります。ある意味微笑ましく見えつつも、個人的には、当時は着物を汚せば現代以上に匂いや汚れを取ることが大変だろうと思うわけで、本当にこんな中学生みたいなからかい許されるのか!?と疑問に思うところです。
実際のところどうだったんでしょうね・・・
さて私の目当てはべったら漬けの中でも「皮付き」と「赤カブ」です。
私はこの日はべったら市に来る前に食べ過ぎてしまったのであまりお腹が減ってませんでしたが、屋台巡り、食べ歩きも楽しいですね。
皆さんのお目当ては何でしょうか。今年行きそびれた方は、毎年10月19日、20日は固定なのでぜひ予定に組み込んでいただければと思います
。