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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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浜離宮恩賜庭園「東京150年祭」

[サム] 2018年10月27日 18:00

DSC07455ELS'.jpgDSC07464RS'G'.jpg 10月26~28日、浜離宮恩賜庭園に於いて、東京の魅力「伝統と革新」体感イベント「東京150年祭」が開催されています。

平成30年が江戸から東京への改称、東京府開設から150年の節目であることを記念しての「Old meets New 東京150年」事業のメインイベントです。

メインプログラムの斬新なプロダクションマッピングショー「刻をあそぶ時空の旅 ~初音ミク Links Tokyo 150~」の他、デジタル盆踊りや東京の観光地のバーチャル散歩、東京150年を振り返るパネル展示、東京を彩る伝統の技の紹介等々が組まれています。

ライトアップされたフォトスポット「三百年の松」の隣接のブースでは、明治時代にタイムスリップしたような レトロ写真 "デジタル顔はめ" が楽しめます。

 

 

魚河岸移転直後

[皐月の鯉の吹き流し] 2018年10月26日 09:00

10月6日を最後に築地市場が豊洲に移転されました。 移転直後(引越最中) の市場の一部分を見てきました。

 

数年前の様子も併せて掲載します。

 

1全景1.JPG

<<< 築地魚河岸 海幸橋棟 より >>>>>

 

1全景4.JPG <<<< タ-レ-が集められていました >>>>>

 

 

1対岸より (3).JPG

<<<<< 以前ならば 多くのトラックがいたのですが >>>>>>

 

 

1築地大橋 (2).JPG<<<< 築地大橋 この写真では分りにくいですがトラックが往来しています

 

 

1すし大.JPGいつも行列を作っていた、すし大さんは5日で営業終了の案内が英文でもありました。

 

 

0吉野家さん_01.JPG

これは話題になった吉野家さん1号店 移転前  ↑

 

1吉野家1.JPG

<<<< 移転直後 ↑ >>>>>

 

0水神社_01.JPG

 

0水神社_04.JPG

移転前 水神社 昭和一二年の文字が刻まれています。

 

 

1水神社1.JPG

水神社は10月7日を待たず遷されました。

 

1旗山.JPG

観光検定試験に出題されたことのある旗山は寂しげに残っていました。

 

 

0海幸橋_01.JPG<<<< 数年前 海幸橋  工事が始まって間もないころ >>>>

1海幸橋08.JPG

 

 

0海幸橋_04.JPG 

1海幸橋09.JPG

 

0海幸橋_06.JPG

 

1海幸橋03.JPG だいたい同じ角度でとった 現在と数年前の海幸橋付近。

親柱はそのまま残っています。  この時はまだ築地魚河岸は工事中

子供の頃、川があった時のドプ川で汚かった記憶があります。

 

 

1場外3.JPG

 場外市場 遠目には混雑していますが以前に比べると通りやすくなりました

落ち着いてお買いものができると思います。

 

 

中央区の歩道っておもしろい!18【大伝馬本町通り】

[湊っ子ちゃん] 2018年10月25日 18:00

den01.JPGこんにちは、湊っ子ちゃんです。
今日は、日本橋本町三丁目6番から、日本橋大伝馬町16番までの「大伝馬本町通り」を歩きたいと思います。

♪ 出版の町としての大伝馬町
江戸時代、「通油町(とおりあぶらちょう)」という町がありました。現在の、大伝馬町13番地域です。この辺りは、芝居町が近かったことから、書肆(しょし)が多くありました。
元禄年間(1688-1704)に、浄瑠璃本を扱う「鱗形屋」、天明年間(1781-89)には、紅絵(浮世絵の一種)で名を馳せた町なのです。

そんな通油町に、江戸時代中期の人気出版人、蔦屋重三郎(つたやじゅうざぶろう 1750-1797)の書肆「耕書堂(こうしょどう)」がありました。
耕書堂は、天明3年(1783)、この地に店を構え、黄表紙(きびょうし)・洒落本(しゃれぼん)・狂歌本・錦絵などを刊行し、なかでも、大田南畝(おおたなんぼ)や山東京伝(さんとうきょうでん)などの戯作者、葛飾北斎、喜多川歌麿、東洲斎写楽などの絵師の作品を多く出版するなど、江戸一流の版元として多くの実績を残しました。

den02.JPG 「画本東都遊」葛飾北斎 画

耕書堂の案内板は、大伝馬本町通り沿い、大伝馬町13番地域にあります。

また、中央区にお墓のある、十返舎一九(じっぺんしゃいっく 1765-1831)の「東海道中膝栗毛(とうかいどうちゅうひざくりげ)」を出版した版元のひとつに、おなじく通油町の、村田屋治郎兵衛をあげることができます。

ほかに、江戸暦や千代絵を売った仙鶴堂鶴屋喜右衛門や、群玉堂松本善兵衛、松茂堂浜松屋幸助などの刷物(すりもの)屋も有名でした。和紙は軽く丈夫なうえ、かさばることもないので、こういった刷物は、江戸土産にはもってこいでした。


den03.png♪ 木綿問屋街としての大伝馬町

もうひとつ、とくに大伝馬町を特徴づけていたのは、旧一・二丁目の木綿問屋街です。

旧大伝馬町二丁目の北側一帯には、三河国(現在の愛知県東部)の出身で、大伝馬町の名主である、道中伝馬役 馬込勘解由(まごめかげゆ)が屋敷を構えていました。その配下の町人が、町内で三河木綿の問屋を開いたのが、始まりとされています。

また、かつて大伝馬町の東側に開削された浜町川は、この町が問屋街として繁栄する礎を築きました。江戸後期の「江戸買物独案内」では、木綿問屋だけで22店と述べています。

大伝馬本町通りの南側、かつての通旅籠町(とおりはたごちょう)には、「大丸新道(だいまるじんみち)」と呼ばれる通りがありました。その名のとおり、寛保3年(1743)、下村正右衛門の経営する呉服店、大丸屋がここに開業したのです。

その後大伝馬町は、「大伝馬町の木綿店(もめんだな)」と称されるほどの木綿問屋街を形成し、今日までその繁栄を誇っています。

今回歩いた大伝馬本町通りからは、スカイツリーがまっすぐ先に見えました。振り返れば、通りの反対側は、べったら市の賑やかさです。江戸時代のその昔も、大伝馬町の大店は、正月20日と10月20日、恵比寿講を盛大に執り行ったそうです。
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中央区観光協会特派員 湊っ子ちゃん

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第25号 平成30年10月22日

 

 

実りの秋、ピラカンサの真っ赤な実〔あかつき公園〕

[ジミニー☆クリケット] 2018年10月24日 09:00

あかつき公園は、築地七丁目にある、ゆったりした公園です

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公園は、 「冒険広場」と「保健所側」にエリアが分かれており、「冒険広場」にはタイヤ遊具ターザンロープなどがあって、子どもたちが遊べるようになっています

保健所側」の方には、遊具の他に広場水場噴水などが設置されています

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もたくさん植えられており、その一か所が赤く色づいていて、近寄ると、ピラカンサが、真っ赤な実をいっぱいにつけていました

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ピラカンサピラカンサス)は、西アジアを原産とするバラ科トキワサンザシ属常緑低木で、生け垣鉢植えとして栽培されています

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には鮮やかな赤色の果実を多数つけます

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ピラカンサとは、ギリシャ語で「炎の棘」だそうで、この命名は、赤い実と枝に無数の棘があることからでしょうか

赤い実をつける植物はたくさんありますが、これほど真っ赤実の数が多いのは、このピラカンサをおいて他にないでしょう

実りの秋って感じです

りんごりんごりんご

 

 

東京大茶会2018

[サム] 2018年10月23日 18:00

DSC07389ELS'.jpgDSC07392RS'G.jpg10月20・21日両日、浜離宮恩賜庭園にて「東京大茶会2018」が開かれています。

東京大茶会は、東京都とアーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)が、日本の伝統文化を国内外へ広く発信すると共に、その根底の「和の心」を次代に継承するため、平成20年の第1回以降これ迄10回開催。

様々な茶道の流派が一堂に会し、本格的な茶席(中島の御茶屋 / 芳梅亭)、野点(富士見山周辺3席)、茶道はじめて体験(花木園)、WELCOME! 英語で楽しむ野点(富士見山周辺) 等多様なプログラムが組まれ、茶道に馴染みがない人でも気軽に楽しめ、奥深い茶の湯の世界を味わうことができるイベントです。書道 / 歌舞伎メイク / 町駕籠 / 華道 / 江戸指物 / 着物着付け 等の伝統文化体験ブースも設けられ、特設ステージでの宝生流能パフォーマンスの披露と併せ、江戸・東京の文化・芸能にも触れることができます。

 

 

十三夜

[サム] 2018年10月22日 12:00

DSC07413ELS'.jpg十三夜G.png 10月21日は旧暦の9月13日に該当する「十三夜」。

別名「栗名月」「豆名月」とも称されます。

「十五夜」を「前の月」、「十三夜」を「後の月」、二つの月を合わせて「二夜の月」と呼称し、一方の月見を欠かすと「片見月」と言い、忌み嫌ったとされます。

旧暦の9月13日前後は一般的に気候的には清々しく、「十三夜に曇りなし」との言い伝えも耳にします。

21日、日本列島は高気圧に広く覆われ、穏やかな秋晴れとなり、ライトアップされた勝鬨橋、勝どきの高層ビル群の窓明かりの上空に、「十三夜」の月が輝いています。

「十三夜」は月齢としては満月の一歩手前。

少しだけ欠けた形状の月を愛でるのも、古来より脈絡と受け継がれる日本人独特の美意識の発露の一例とされます。