[達磨]
2018年11月23日 18:00
月島第4号地として揚土で造成されてから約90年...晴海の歴史は日本の成長期を作り、先端を歩んできた変遷があります。永年銀座、築地が仕事の場でありながら、晴海は遠い景色にありました。今日は小春日和。『いつも晴れた海を望む町であること』に因んで命名された【晴海】をあらためて探索。↑朝潮大橋橋上から朝潮運河を東京湾方向に望みます。右岸は月島・勝どき・豊海町の景観、後ろに佃水門、佃の街並み、相生橋。さあ~左岸一帯は【晴海】です。
【晴海の変転】1955年日本住宅公団晴海団地竣工。1959年晴海埠頭・客船ターミナル完成(廃止解体予定)。同年、国際見本市会場(1996年閉鎖)、1988年有楽町線月島駅開業、1988年東京湾大華火大会初開催(今年は休止...港区お台場海浜公園で東京花火大祭~EDOMOED~開催)、1998年50階建てマンションビュータワー完成、2000年有楽町線月島駅開業、2001年(住・職・文化)融合型超高層施設「晴海トリトンスクエア」オープン約10ha、2006年臨海部広域幹線道路「晴海大橋」開通。
【選手村~新都市出現】銀座4丁目から徒歩3・40分ほどのここ晴海5丁目(朝潮運河下流左岸、晴海埠頭一帯)では、東京都で最大級の再開発タウン「HARUMI FLAG」が建設中。2020オリンピック・パラリンピック競技大会の選手村宿泊施設の中層住宅21棟及び商業施設が2019年12月完成予定とのこと。大会後は賃貸・分譲住宅に改修して、新たに超高層住宅を建設する計画らしい。↑工事現場の景色は環2晴海5丁目交差点と客船ターミナルから。
【運河に沿って、8橋の桜の散歩道を歩く】 朝潮大橋から黎明大橋まで2.5キロ程...運河ルネッサンス推進地区(月島・新月島川を含め)だそうです。↓↓↓↓「1989年竣工朝潮大橋」を下って、晴海中学横小道を通ると桜の散歩道...北から「朝潮橋」・・・.「春月橋」・・・〈人気!コミュニティサイクルのステーション〉・・・トリトン水の広場から埋め立て時の石積み護岸も見える隅田川と運河を結ぶ「月島川」・・・
・・・.左手〈京都港湾専用線廃棄橋〉・・・↓手前「桜小橋」後ろ「トリトンブリッジ」.正面ビルは〈58階勝どきTOKYOTOWERS〉
晴海と勝どきを結ぶ晴海通り↑↑「黎明橋」・・・朝潮運河船着場(勝どき桟橋)・・・
朝潮運河は東京湾奥部で数少ない浅場域が残されている、ハゼ釣りのメッカ...桜の散歩道下流域の釣り人...ボラとったよ!正面は黎明大橋。
2018年11月築地~豊洲大橋と暫定開通した2号線、この一部2017年竣工「黎明大橋」です↓。↓朝潮水門より「朝潮小橋」を見ます。朝潮小橋左手が.建設中の選手村&HARUMI FLG。
↓「黎明大橋」橋上より晴海運河左岸一帯【晴海】地区。↓おまけ!晴海埠頭の金網フェンス前、晴海運河の先が築地市場です。
[銀造]
2018年11月23日 12:00
新川大神宮に参拝に行ってきました。
境内に入ると左手に酒樽が沢山奉納されていました。 初めて見る光景です。新川一番船 というお酒の樽も奉納されていました。
菰樽についての説明がありました。
ご説明は次の通りです。
『奉献 清酒菰樽
江戸時代、新川は日本酒(清酒)の銘醸地である上方から江戸に移入される「下り酒」の問屋筋として栄えました。寛永2(1625)年にこの地に創建された新川大神宮は、酒問屋・酒造家の守護神として崇敬を集めています。 当時、江戸へは酒を木樽に詰め、専用の樽廻船で輸送していましたが、その際、樽の破損を防ぐ目的で菰を巻き付けたのが菰冠(菰樽)の始まりといわれています。 そして、菰には他の銘柄と区別するために、各銘柄の特徴を表わすデザインが施されました。 ここに積まれている菰樽(二斗樽=36L)は、永年に亘り新川大神宮とご縁を結ばれている敬神会会員はじめ、全国各地の敬神の念篤き酒造家より献納されたものです。ご奉献頂いた方々に感謝申し上げますと共に、酒類業界を始めとした我が国の伝統的食文化を担う諸産業が益々栄ますことをご祈念申し上げます。』
新川大神宮のHPで、「新酒番船江戸新川入津図」の絵がご覧になれます。http://shinkawadaijingu.or.jp/gallery/gallery1/shinshubanwsen/
次回は、奉納されている日本酒を探しに行きます。
茅場町、越前堀、霊岸島散策の詳細は、2017年9月1日のブログもご覧ください。
/archive/2017/09/post-4541.html
[Hanes]
2018年11月22日 18:00
[滅紫]
2018年11月22日 12:00
旧暦10月12日は新暦では11月19日に当たります。「桃青忌」「時雨忌」ともいいますので確かに季節感としては旧暦がぴったりきます。「桃青」というのは芭蕉を名乗る前の俳名です。芭蕉の句碑は佃煮の老舗・日本橋鮒佐さんの店先にあります。隣に説明板もあって「寛文2年1672、29歳の時伊賀上野から江戸に出た芭蕉は以後延宝8年1680年37歳までの8年間、ここ小田原町(現在の室町1丁目)の小沢太郎兵衛(大舟町名主、芭蕉門人 俳号ト尺)の借家に住んだことが知られている」とあります。この間「芭蕉忍者説の真相?」というキャッチに惹かれてベストセラーの「影の日本史にせまる」(磯田道史・嵐山光三郎)を読んでいたら定説では「芭蕉は俳諧の宗匠になるため江戸に出た」と言われているのだが、実は仕えていた藤堂家が神田上水の修復工事をすることになり、「水道工事人」として江戸にやってきた。藤堂家のつながりで日本橋に住み、余技としていた俳諧の弟子が増えていった」というのです。確かにこの説の方に信憑性が感じられます。句碑の説明にも「延宝6年俳諧宗匠として独立、その翌年の正月宗匠としての迎春の心意気を詠んだ句」と説明がありました。以前日経で「この句碑が出来るまでの経緯」を読んで「老舗の方たちは凄いな、流石日本橋」と感じたのを思い出しました。
そういえば蕪村の「夜半亭―与謝蕪村居住地跡」の説明板も近くにあります。福島県のアンテナショップの通りを隔てて丁度反対側、みなと銀行の看板の並びに「石町時の鐘」の説明板と並んでいます。「夜半亭は師の早野巴人が石町時の鐘のほとりに結んだ庵。若き蕪村は「宰町」という名で内弟子として同居。6年後の寛保2年1742巴人が亡くなり、一門が解散して江戸を離れる。」とありました。江戸の3俳聖の内2人が日本橋に住んでいたのは凄いですね。
[銀造]
2018年11月22日 09:00
「千社札スタンプ&町名クイズラリー」が、始まっています。2019年1月14日までの開催ですが、お早めにお楽しみ下さい。
1)2)全てのスタンプを集めると先着2,000名様に、*必ずもらえる参加賞
「スタンプ柄のオリジナルシール」※お一人様1セット
2)全てのスタンプを集め、さらにクイズを全問正解すると先着2,000名様に*必ずもらえる達成賞
「スタンプ柄のオリジナルミニ巾着」※お一人様1枚
3)さらにアンケートに答えると*抽選で地域の賞品をプレゼント
「詳しくは、スタンプ&クイズラリー台紙」の中面をご覧ください。
銀座賞、築地賞、日本橋賞、人形町賞、月島賞、明石町賞、八重洲賞、箱崎賞、東日本橋賞、東京中央大通賞、中央区観光協会賞、中央区観光情報センター賞という、素敵なプレゼントが当たる可能性があります。
という大変お得で、おいしそうなスタンプ&クイズラリーです。
というわけで、行ってきました。 これで1)の*必ずもらえる参加賞をゲット。
そして、
2)全てのスタンプを集め、さらにクイズを全問正解すると先着2,000名様に*必ずもらえる達成賞
「スタンプ柄のオリジナルミニ巾着」※お一人様1枚を頂きました。 色違いのは、友人の物です。
「千社札スタンプ&町名クイズラリー」の詳細は、こちらのご案内をご覧ください。
http://www.chuo-kanko.or.jp/#we-page-single-entry?spot=247604
[柴犬]
2018年11月20日 18:00
年の瀬が迫り、酉の市の季節となりました。今年は三の酉まであります。
都内には酉の市で有名な神社がいくつかありますが、実は都心である日本橋にも素敵な酉の市があるのです!
人形町にある松島神社です。
夜の様子はこちら。
松島神社は日本橋七福神の一角で、大国主神を祀っています。>
創建は鎌倉時代。当時この辺りは入り江で小島もあり、日が暮れると松島稲荷に灯した燈りを頼りに船や人が行き来していたそうです。江戸時代に入ると、土地を埋め立て武家屋敷を建てるために全国から技術者が多く移り住み、各出身地の氏神を合祀したので、松島稲荷は御祭神が14柱と類を見ない多さになりました!
稲荷大神・伊邪那岐大神・伊邪那美大神・日前大神(天照大神)・北野大神(菅原道真公)・手置帆負神・彦狭知神・淡島大神・八幡大神・猿田彦神・琴平大神・天日鷲神(大鳥大神)・大宮能売神(おかめさま)・大国主神(だいこくさま)
です。一度でたくさんの神様にお会いできそう...。
さて、この松島神社で有名なのは「良夢札」。叶えたい夢をお札に描いて枕の下に入れて眠り、その夢を見る事ができたら夢が叶う!というものです。皆さんも是非チャレンジしてみてください。
松島神社酉の市では、人形町がかつて芸者や役者が行き交う粋な街だった事にちなみ「かんざし熊手」があります。おかめがついていてとても可愛らしい、ちょっと珍しい熊手です。また、酉の市限定の御朱印もあります。そして、何といっても都内の大規模な、行列必至の酉の市に比べると空いています!ストレスなく速やかに、ゆったりした気持ちでお参りできるので大変おすすめです。周りは美味しいお店や有名店がひしめいているので帰りにはお買い物も楽しめます。
松島神社は最近、山田孝之さんと菅田将暉さん主演のドラマ「dele(ディーリー)」のロケ地にもなっていたので、ドラマの雰囲気を味わいたい方にも是非。
次は三の酉の開催で、11月25日です。
東京都中央区日本橋人形町2-15
人形町駅・水天宮前駅より徒歩2分ほどです。