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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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6月の浜離宮恩賜公園

[kimitaku] 2013年6月27日 14:00

「浜離宮恩賜庭園」は、海水を引いた庭園です。お隣浜松町の「芝離宮恩賜庭園」は地下水の庭園です。

作られたのは、徳川六代将軍徳川家宣のころ、今から400年以上前になります。

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庭園を散歩しました。花菖蒲が美しいです。それに紫陽花が見事です。

 

のんびり庭園を歩きますが、いけどもいけども、その広いこと、ひろいこと、25万㎡あるそうです。

 

池の向こうに、「コンラッド東京」が見えます。

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池の端を渡り、船着き場へ、ここの船着場、15代将軍徳川慶喜が京都から船で逃げ帰り上陸した場所としても、知られています。隅田川からの船が入ってきました。

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奥に見える建物は、豊海と勝鬨のビル群です。

 

池を渡ります。はるか向こうに、東京タワーズマンションがそびえています。

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入り口の左前方に、大きな松が、「300年の松」と呼ばれています。

丁度、近くの松が、剪定の真っ最中。このおおきな松も、剪定されて美しくなります。

皆さんも ぜひ「浜離宮恩賜庭園」にお越しください。

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区内で出逢った素敵な人 ~その2~ 「おもてなしの心をこめて」

[下町トム] 2013年6月26日 14:00

中央区にお住まいされている方、あるいは勤められている方の中で、自身が出逢って感銘を受けた人や共感した人などをご紹介していきたいと思います。

第2回の今回は、東銀座駅近くの飲食店で店長を務められている宮下正幸さんです。

 

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築地の〔ADK松竹スクエア〕は近代的なフォルムが美しく、一階ロビーの開放感もとてもお気に入りです。大階段も印象的です。時々ドラマのロケにも使われています。

ここにはかつて松竹の映画館があって、〝寅さん〟シリーズ全盛の頃は多くのシネマファンが通っていました。今では飲食店とオフィスの入居するビルですが、3階には「松竹大谷図書館」があり、歌舞伎を中心に専門書や資料が収蔵される貴重な施設があります。

 

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今日はこのビルの2階にある〔串焼・炭火焼肉 Yagura〕をお訪ねします。前述の1階ロビーからエスカレータをあがると、ゆったりとした導線の先に落ち着いたエントランスが見えてきます。和風のセンスを活かしたしっとりとした雰囲気は、仕事の得意先との商談だけではなく、家族団らんにもピッタリです。

 

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店長の宮下さんはタフで優しいリーダーとして従業員の皆さんに慕われています。ほとんど休みなしにこの店を守り立てるために頑張っていらっしゃいます。いつ訪れても笑顔を絶やさず、お人柄はソフトですが、店内の隅々まで眼を光らせて状況把握されている姿は厳しいプロフェッショナルを感じます。

 

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宮下さんの座右の銘は「公認無私」だそうです。何でも昭和天皇のお言葉だそうですが、意味合いとしては自らのわがままを捨ててみんなのために尽くすということかと思います。ホスピタリティの意訳としてその世界の権威である力石寛夫さんが取り上げていらっしゃったとも伺いました。いずれにしても、サービス業の原点である「おもてなしの心」を追求し、それをどう形にするかを宮下さんは考え続けているんだな、と実感しました。

 

最後にお店を出るときに玄関口まで見送ってくださった宮下さんは、短くても心のこもった挨拶をして下さいました。いただいた食事にはもちろん満足しましたが、やっぱり食事は良い環境でいただくことが大切だと納得しました。お店の皆さん、お世話になりありがとうございました。

 

 

人形町 かつぎやのおばちゃんの朝市

[kimitaku] 2013年6月22日 14:00

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 梅雨空のなか、人形町通りを歩いていると、甘酒横丁の東角に、朝市が始まっていました。


うわさには聞いていましたが、おばちゃんがひとり、店を広げ、お客さんと笑顔でお話ししています。

 

P1000208-1.jpg 写真のキュウリが見事です。カゴいっぱいのキュウリ。

朝採れのツヤツヤ、数えようとしましたが、何本あるか、数えきれません。持てばすごく重そう。。

 お客さんは、なじみらしく、皆さん、ひとことふたこと声をかけて店を後に。手にはいっぱいの野菜が。

おばちゃんの写真を撮ろうとしますが、なかなか人ごみが切れません。

 

 遠くから、おばちゃんの様子を見ていると、来る人来る人に、いつも同じ笑顔。この女性、ただ者ではない・・・・。

店がやっと空いたので、近くに行き、私はしゃがみこんで「こんにちは」とご挨拶。

 

 おばちゃんは、 「こんちは、お客さん・・キュウリが良いよ、4本で100円、もう少し負けようか・・ 」なんて笑顔で挨拶。

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 伺うと、始めたのは、まだ20代のころ、「まだ私だって、ぴちぴちだったよ・・・はははははは」 昭和3年のお生まれ。

若い人はご存じないかもしれませんが、あの、かの有名な京成電鉄で「かつぎや」をしていたそうです。今から20年前にやめて、

その後は、ここ人形町で朝市をやっているとのこと。朝自分の家で採った野菜を持ってきてるとのこと。

 

 「あんた どこだいこの近くかい、いいねえ」なんて言われて、しまいました。そのすぐ後で。

 「トマトはどうだい、これもあさどれだよ、どうだい・・」 喜んでみんな買いました。4袋で500円。

P1000209-1.jpg「儲けなんか、ないじゃない・・」なんて聞くと。

「いいんだよ、わたしゃあ・・趣味なんだよ」 「家にいてもつまんないし、ここにいりゃ話し相手がいるかんね」

「今の若いもん、こんな荷物持てないよ、この何倍も重たいのもって電車に乗ったんだから、大変だったよ」

 昭和40年代、そのころの京成電車の先頭車両、佐倉あたりから「かつぎや」のおばちゃんたちが乗り込み、

都心に入ると、各地のお得意さんを回って、野菜を売り歩いたのだ。

 

P1000212-1.jpg 今、おばちゃんは、我孫子にお住まい。旦那が、朝7時 ここまで、軽トラで乗せてきて、ここに置いてかれて、11時まで商い。

今日のおばちゃん、野菜の売れ行きが良くて、あと残すはキュウリだけ、旦那の来るのを、ひたすら待っていました。

  お店は一週間に一度、雨や天気の悪い日はお休み。体調の良い時でないと、出られないそうです。

おばちゃんと握手して。 「また来るね」「あんたも、元気でね」とわかれました。

 

 「お名前は・・?」  と尋ねると

 「名乗るほどのもんでねえ  ははははははー」

昭和の熱い青春のほとばしりをおばあちゃんからいただきました。

 

 

 

京橋にライブハウス「FANY FANY(パニパニ)」がオープン

[杏葉牡丹] 2013年6月20日 14:00

江戸時代の京橋と言えば、初代中村勘三郎が櫓を上げた江戸歌舞伎発祥の地で、繁華街として賑わっていた場所。
ところが現在では、大きなビルが建ち並び、行き交う人たちのほとんどは、ネクタイにスーツ姿のビジネスマンかOLさんたち。
昼間は沢山いた人たちも、夜になるとサーっといなくなり、ちょっと味気無いビジネス街という感じです。
でも、スーツ姿のビジネスマンでも、学生時代は髪を伸ばしてギターを弾いていたとか、昔取った杵柄で最近『おやじバンド』を始めた、なんていう方もいらっしゃるのではないでしょうか。


そんな方たちが、仕事帰りに気軽に寄って和めるライブハウスを、音楽プロデューサーのPaPa(牧田和男)さんが、京橋にオープンしました。


私が行った日は、シンガーソングライターの小林義孝さんにカホーン(パーカッション)の蜂谷さんが加わったアコースティックライブ。

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ほとんどが小林さんのオリジナル曲でしたが、学生時代に作った曲から、還暦が見えてきた最近の曲(タイトルは『もうすぐレッドちゃんちゃんこ』)まで、その時その時に感じた素直な気持ちを綴った歌詞に、同世代として苦笑いしたり、分かる分かると頷いたり。
子供が小さかった時のこと、お母さんを介護している時に思ったこと、大好きなサッカーや海のこと、曲の前のコメントを想いながら聴いていると、本当に情景が浮かんできそうです。
小林さんの明るくて暖かい人柄に、会場もやさしい雰囲気に包まれ、あっという間に時間がたってしまいました。
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小林さんは定期的に出演の予定とのことですが、他にも多彩な出演者が予定されているそうなので、仕事帰りにでも、いらしてみてはいかがでしょうか。

5月にプレオープンして、最近本格的に営業をスタートしたとのことで、
当面の営業時間は、月曜から金曜が17時頃~23時
土曜・日曜は12時~23時の予定だそうです。

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ライブカフェ FANY FANY(パニパニ)

 

中央区京橋1-12-7小林ビル1F
電話 03(3561)0801

 

 

和紙の老舗 日本橋小津和紙

[ムーミン] 2013年6月19日 14:00

 

  1653年創業の日本の和紙の老舗「小津和紙さん」を  日本橋本町に訪ねました。

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  小津史料館の松浦館長と ギャラリー、文化教室担当の中村さんが 気持よく 応対してくださいました。

  現在 このビルは 耐震工事中の為 史料館、ギャラリーなどは 縮小されて展示などはされているそうです。

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館長さん

 

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資料館内部

 

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千両箱(江戸時代に使用) 千両をこの箱にいれると 20キロ位の重さになります。

 創業者は 伊勢松阪の出身で 親族の中から国文学者の本居宣長も輩出しています。しかし 昭和4年 小津創業家は 事業より撤退。社員のなかから 社長が決まりました。 現経営者は 17代目だそうです。下記の写真は 小津創業家系図です。

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和紙の産地は主に 越前、土佐、美濃です。

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 昨今 和紙のニーズが すくなくなったので 和紙の生産者は 家族だけでやってる 家がほとんどだそうです。

 館内には 素敵な 和紙で出来た 創作ウェデングドレスが展示されています。

  

 

 

区内の便利な施設の紹介

[whatever] 2013年6月17日 14:00

 区内を歩いていると気づくのは、公園や橋の空いたスペースに設けられたちょっとした休憩所と公衆便所の多さです。公園では思いのほか多くの子供たちが遊んでいますし、その横にはたいてい公衆便所が設けられています。公衆便所は一日2回清掃されいるそうで、トイレットペーパーも備わっています。散策中に買い食いをして手が汚れても、ささっと洗える場所が見つかるのはとても助かります。
 
 一部の公園には、なんだか見慣れない遊具が設置されたところもあります。
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 調べたところ、健康増進遊具なるものが設置されているそうです。こちらは久松児童公園内の健康増進遊具。突起のある道になっていて、裸足で歩行し、足裏を刺激するようです。週末は親子で楽しまれている光景を目にします。

 

***
 
 こちらは八丁堀二丁目付近の宝橋。高速道路の上に架けられていて、橋沿いにはベンチや植え込みと共にこんな遊具が。前を歩いていた男性がおもむろに懸垂を始めました。
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 銀色のプレートには手形と靴形が描かれています。その上に立って前屈。地面につくかな? 

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 憩いの場としてだけではなく、気軽に健康維持もできるよう機能的に進化しているんですね。

中央区

健康増進遊具が設置されている公園をご確認いただけます。