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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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西郷隆盛と明治時代展(日本橋図書館)

[GPP] 2017年11月30日 09:00

 西郷隆盛屋敷跡に建つ、日本橋図書館で、西郷隆盛に関連する本の展示が始まりました。

 2018年にNHK大河ドラマ「西郷どん」が始まると、屋敷跡地を有する人形町に訪れる方も増えそうですね。


【7階展示コーナー】「西郷隆盛と明治時代」展


 場所: 中央区日本橋図書館 7階展示コーナー

 期間: 2017年11月25日~2018年1月24日

 https://www.library.city.chuo.tokyo.jp/infoevent?7&pid=887

 「NHK歴史秘話ヒストリア-歴史にかくされた知られざる物語」なども、すぐに読めてお薦めです

 

 

落語に登場する町並みを歩く(2)

[達磨] 2017年11月26日 09:00

江戸一番の旅館街として活況を呈したといいます馬喰町

 

石町時の鐘正.jpg


日本橋を起点に室町の通りをぶらぶら、総武線が走る江戸通りに出て、「石町時の鐘」の鐘楼に立寄る。

 

落語【ろくろ首】の鐘撞堂のおつねを思いつつ、浅草橋に向う。

 

日本橋から歩いて30分、馬喰町のファッションのまち並みです。

 

「郡代屋敷跡の植込みから馬喰町方面」↓

郡代屋敷正.jpg

ここには初音の馬場があり、浅草橋のふもとに「郡代屋敷跡」「初音森神社」。浅草橋から蔵前を抜けて浅草へ、「両国広小路」「両国橋」も近くです。

初音森神社sei.jpg両国広小路sei.jpg

 

 

この馬喰町には、郡代の役所に行くものとか、興行に行く!参拝!遊郭!買物!に都合のいい投宿場所だったようです。落語のネタでは馬喰町を舞台にたくさんの登場人物が行き来します。 以下、名作落語3席のあらましです。

 

落語『江戸の夢』では。静岡丸子宿の庄屋の下男・籐七、素性を言わなかったが、品性もあって、娘の婿にする。両親が江戸見物を計画。【馬喰町の宿】に入った。婿から「浅草の並木にある奈良屋に寄って、自分が育てた茶の出来栄えを鑑定してもらってほしい」。奈良屋宗味に会った「よい男でしたが、酒癖が悪く人に手をかけて、遠いところに行ってしまった」「よくぞ、この秘法を会得なされたと宗味が喜んでいたと、婿殿にお伝え下さい」...「あの人が藤七の親御さんだったんだね」、「氏(宇治)は争えないものだ」。・・・・歌舞伎作者宇野信夫が6代目円生のため落語化した噺です。

 

古典落語はいいです!江戸時代の「世情・文化・人情味・くらし」など・・・想像が広がります。

 

落語『文七元結』では。本所達磨横丁に住む左官の長兵衛、娘お久が吉原に身を沈めて作ってくれた50両を懐にして、大川の吾妻橋へ。「欄干から手を離せ!」、私は【横山町の鼈甲問屋】の手代です。「待て!待て!飛び込むな!...50両ここにあるから持っていけ!」、・・・お久は問屋主人から身請けされて、文七と夫婦になった。文七があみ出した元結は後々まで持て囃されたという。・・・圓朝の創作落語で人情噺の名作です。

 

落語『御神酒徳利』では【馬喰町一丁目の大店・旅籠】で働く番頭の善六さん、ソロバン占いで成功した。一回目は善六さん自身がしまい忘れた家宝の御神酒徳利を見つけたことにして礼金をせしめた。・・・3回目は、苦しい時には神頼みで、水垢離を続けた。大阪鴻池主人の娘の病気も治って、金を出してもらい【馬喰町に立派な旅籠屋】を建てた。ソロバン占いで、生活が桁違いに良くなった!のだという。(笑い)・・・大阪から入った噺です。

 

おわり!

 

 

人形町ナイトウォーク

[下町トム] 2017年11月24日 12:00

今回もまた人形町の魅力をご紹介します。


ご存じのとおり、この界隈は江戸時代初期から江戸府内屈指の繁華街として栄えたところです。人形浄瑠璃や歌舞伎の小屋や寄席が立ち並び、喧騒を極めました。


人形町_20171117(1)_R.jpg


また、花柳街としても賑わいを見せ、弦楽の調べが絶えることのなかった町です。近代化とともにその面影はほとんど失われましたが、まだところどころに残り香を感じることができます。

IMG_3293_R.jpg


そんな人形町の風情を味わうには夜の散歩も格別です。

人影も絶えた〔水天宮〕を起点にぶらぶらと親しい知人と一緒に歩いてみました。
路地にともる小料理屋の灯りや、どこからか漂ってくる芳香に興味を惹かれながらそぞろ歩きです。


今となっては珍しい居酒(角打ち)を楽しめる〔加島商店〕は貴重な存在です。今夜も多くの常連客で賑わっています。


この一帯には「日本橋七福神」の神社が点在していますが、夜になって小さなともしびを照らす風情もまたなかなかのものです。三の酉を控えた〔松島神社〕や、元葭原総鎮守の〔末廣神社〕などを経巡りながら、徐々に気持ちが高まっていきます。

IMG_3295_R.jpg


葭町の雰囲気が残る路地で味わい深い和食文化に親しんだ後は、おしゃれなバーで名残を惜しむひとときです。

 


皆さんもぜひ、人形町界隈で大人の散歩をお楽しみください。

 

 

小網神社 11月28日は、どぶろく祭

[銀造] 2017年11月24日 09:00

 強運厄除け、銭洗い弁天、日本橋七福神の一社として「弁財天、福禄寿をおまつりしている」ことで良く知られる、小網神社。 友人を誘ってお参りに出かけました。1510908987214.jpg

 そして、11月28日は「どぶろく祭」が開催され、"どぶろく" がふるまわれるとのご案内を拝見しました。 「どぶろく祭」は、新嘗祭の催事の一つで、毎年行われています。 

お祭は9時から18時までですが、無形文化財 郷神楽舞奉納は午後12:30からとのご案内です。 その時に参拝なさった方に、どぶろくが振舞われるのでしょう。

1510909057927.jpg

 お参りなさって、人情あふれる下町風情豊かな、人形町の町を散策なさっては、いかがでしょうか。 詳細については、HPでお確かめ下さい。http://www.koamijinja.or.jp/event.html

 

 

イチョウ黄葉 2017

[サム] 2017年11月23日 18:00

DSC01318ELS''.jpgDSC01314RS'G.jpg 11月17日、東京管区気象台から、気象庁生物季節観測情報のひとつ、「イチョウ黄葉」が報じられました。

平年より3日早く、昨年より4日早い由。

浜町公園入口緑道のイチョウもすっかり色づき、見頃を迎えています。

四季折々違った景観を見せてくれますが、やはり秋が一番。

順光の陽射しを浴び、黄金色に映える姿も見事ですが、逆光の、太陽の光を透かして見る黄葉も繊細で趣があります。

遠近感、立体的な奥行を感じさせてくれる、イチョウ並木は圧巻の美しさです。

 

 

手づくり 職人の技  ~ 和雑貨・手づくり工房 日本橋ゆうま ~

[rosemary sea] 2017年11月23日 14:00

『ギフト、そして自分も楽しむ』をハイレベルに取材します、 rosemary sea です。

 

人形町甘酒横丁の和雑貨・手づくり工房 日本橋ゆうま さんに1年半ぶりにお伺いしました。

前回の記事はこちらです。

⇒ /archive/2016/05/post-3331.html

 

前回ご紹介させていただきましたとおり、こちら日本橋ゆうまさんは東野圭吾さんの小説、それから阿部寛さん主役でテレビドラマ化されました「新参者」民芸品店『ほおづき屋』のモデルとなったお店。併せてロケ撮影も行われたお店です。

また、映画「麒麟の翼~ 劇場版・新参者~」やテレビドラマ「相棒」の小道具となった商品もございます。

 

今回も日本橋ゆうま 小田勝則社長にお世話になりました。

お待たせしました。商品のご紹介です。

DSC03072a.jpg

DSC03074a.jpg時代小紋帆布ショルダーバッグ

江戸時代より続く伝統の小紋柄にはひとつひとつ意味があります。

このショルダーバッグですと、とんぼの柄が勝運を上げ、うろこの柄が魔除けとなり、おかめ・ひょっとこが笑顔で福を呼ぶ、とされています。

この品は実は阿部寛さんがこのお店に取材に来られた際、阿部さん自らお買い上げされたショルダーバッグです。

阿部さんが台本入れとして使われていたことがあるお品です。

記事の終わりの【お知らせ2】の賞品とされたのも、阿部さんに気に入ってもらえたことが一因、とのこと。

 

 

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DSC03073a.jpg東京地名Tシャツ

「TOKYO」のロゴの中に東京の地名をはめ込んだTシャツです。

今凄いブームになっているそうです。

オリジナル商品ですが、こちらのお店の他、浅草の問屋さんとかお店店頭に卸しています。

ですから浅草でも人気だそうです。

外国の方も喜んで買っていかれるみたいです。

 

 

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市松モダンの鏡付ファスナー付ポーチ

新作です。

2020東京オリンピックの例の市松柄がちょっと隠れています。

左の画像、左中央部の模様が東京オリンピックの市松柄と同じです。

こちらもオリジナル商品です。

華やかさと奥ゆかしさを併せ持っていますね。

 

 

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左:福あつめ 招きねこの木玉付巾着

右:同じく福あつめ 招きねこの小銭入

日本の方にも、海外の方にも人気が高いお品です。社長のイチオシです。

日本の縁起物グッズとしての招きねこ柄、人や幸運を招いてくれるようです。

このねこ柄、年間を通して売れているとのこと。

もちろん猫派?の方、おすすめです。

 

 

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左:福犬豆柴の竹玉付角平(たけだまつきかくひら)ポーチ

右:同じく福犬豆柴の前ポケットカードポーチ(名刺入れ)

犬の柄、豆柴の柄です。

犬は優しく賢く安産で子孫繁栄をもたらすとされています。

しかも特に可愛い豆柴ですから犬派?の方、垂涎のお品、かと。

 

 

【お知らせ1】

来年1月27日公開予定の東野圭吾さん原作の映画「祈りの幕が下りる時」の撮影ロケが今年6~7月に全国各地で行われました。

原作と同様、中央区日本橋がお話のメインとなっています関係上、当然日本橋においても数々のロケ地が存在します。

ロズマリはこれからこの映画のロケ地めぐりを敢行します。

後日の記事とさせていただきますので乞うご期待、です。

 

【お知らせ2】

映画「祈りの幕が下りる時」新参者参上キャンペーンのご紹介です。

2017年11月3日(金・祝)から2018年3月31日(土)23:59まで、映画館ロビーの阿部寛さん扮する加賀恭一郎の等身大パネルと写真撮影しましょう。

それをTwitterでツイートしますと、日本橋・人形町の特選品と映画「祈りの幕が下りる時」オリジナルグッズプレゼント(抽選で20名様)。

特選品のなかには日本橋ゆうまさんの「時代小紋帆布ショルダーバッグ」が含まれています。

映画「祈りの幕が下りる時」公式サイトはこちら

⇒ http://inorinomaku-movie.jp/

s_祈り_本B全ポスター.jpg

(C)2018映画「祈りの幕が下りる時」製作委員会

 

 

DSC03077a.jpg日本橋ゆうま

日本橋人形町2-32-5

 

人形町通りから甘酒横丁に入り、明治座・浜町公園に向かってください。

甘酒横丁・長さ250mのほぼ中央の右側にお店はあります。

 

03-3808-1780

営業時間 10:30~18:30

不定休

日本橋ゆうまさんを含む株式会社祐馬工芸さんのホームページはこちら

⇒ http://www.yuma-oda.com/