[銀造]
2010年11月27日 18:37
11月24日、NPO法人地域交流センターが主催する「Eボート キャンドル・クルーズ」に
行ってきました。 でも、 「Eボートって、何だろう」と思っていました。
ご案内のチラシには、
Eボートは10人乗りの大きな手漕ぎカヌー。誰でも簡単に安全に水辺を楽しむことのできる交流ツールとして全国各地でEボートの活用が進められています。 |
Eボートに乗って川の中から見るまちは、まさに非日常の景色です。人は無意識のうちに水辺を求め、やすらぎを感じるものです。自分の力で漕ぐボートに乗って水辺を身近に感じることのできる体験はごく一部の人の世界のように思われますが、こんなに手軽に非日常を味わえるのはEボートだけでしょう。
何はともあれ、八丁堀駅近くの乗り場から乗船。亀島川を霊岸橋まで、レッツ・ゴー!
掘割の多い日本橋地区。 オランダやベニスのゴンドラを思い浮かべました。
小学生の娘さんと参加したお母さんもいらっしゃいましたよ。
約10分間、初めての挑戦で、 緊張の連続でしたが、無事霊岸橋で下船。
皆さんの笑顔が素敵ですね。 アー、楽しかったなぁ!又、開催して欲しいなぁ!
さて、次は、チラシに紹介されたレストランに。
De Ichiba というイタリア・レストラン。亀島橋のすぐ下流右側にあります。
なかなか感じの良い店長さんらしき人の応対。
炙りベーコンが分厚くて、美味しい。生ビールをサービスされ、ハウス・ワインに挑戦。
ふむ、 中々じゃ。 値段も手ごろで、ここも教えたくない店になりそう。
さて、お次は、八丁堀駅近くの海鮮・沖縄料理の店、「うみかぜ」
入って直ぐの、カウンターの奥の棚には、焼酎と泡盛が所狭しと並べられています。
ご婦人方のお客の方が多かったようです。
心地よい酔いに、すっかりリラックスして、泡盛をロックで2杯。
お土産に貰った「琉球グラス」。 帰宅して、早速使い、又又、幸せになりました。
おっと、Eボートのご紹介を忘れるところでした。 夜の開催は今回が初めてとの事。
日本橋周辺での開催も計画されているとの事。詳しくは、下のURLでご確認下さい。
http://www.jrec.or.jp/
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[O傘]
2010年11月22日 12:49
江戸時代の天下祭「山王祭」に参列していた「静御前」(しずかごぜん)の山車(だし)はじめ、10数台の人形山車の絢爛豪華な巡行が、栃木市の中心街「蔵の街大通り」で行われました。「とちぎ秋まつり」です。
祭りは隔年で開催されているそうですが、今年(2010年)は開催の年にあたっていて、11月13日(土)、14日(日)の2日間行われました。
ガイドのサポーターも兼ねて「絢爛とちぎ山車祭見物」のイベントに参加することになり、
日本橋の町内が所有していた「静御前」などの人形山車【参考1】の巡行を、初日(11/13)に見てきましたのでご紹介します。
東武浅草駅を10時30分発の特急に乗り、約1時間10分で栃木駅に到着です。
祭りは14:30の開始なので、それまで街の散策をしました。
【街の紹介】
街には、いたるところに古い蔵(土蔵)が現存し、出桁(だしげた)造りの家も多く目にします。明治、大正の昔に返ったようです。
これらの多くは文化庁の登録有形文化財や県の文化財に指定されています。
街の中心には、流れの穏やかな清流「巴波川」(うずまがわ)が流れ、
祭りに来たお客を川舟にのせ、船頭が土地の民謡や蔵の話を披露しながら竿を操っていました。
川床には藻が揺らぎ、たくさんの鯉が泳いでいます。見ているとゆったりした時の流れを感じます。
栃木市の街の歴史については【参考2】をご覧下さい。
【とちぎ秋まつり】
オープニング・セレモニー(出発式)で、栃木市の鈴木俊美(としみ)市長の挨拶があり、
「今回の秋つりは、3月に近隣3町を合併し人口も倍近い14万人になった新生栃木市の最初のとちぎ秋まつりで、大変意義深い。
また小江戸と呼ばれる川越市、旧佐原市や、中央区、墨田区とも幅広くお付き合いをしている。」
などの挨拶があり、
来賓として香取市、春日部市などに並んで、
中央区から区長代理の中央区文化・生涯学習課長の鈴木 浩(ひろし)氏が紹介されました。
大勢の見物客が両側の歩道をうずめる中、絢爛豪華な人形山車の巡行が始まりました。
お目当ての「静御前」の山車には、太鼓席の横に「元江戸山王祭 九番山車」【参考3】の札が立ててありました。
多数の山車が連なり巡行する様子を見ていると、江戸時代の山王祭を見たような気がします。
歌川広重の「名所江戸百景」に「糀町(こうじまち)一丁目山王祭ねり込(こみ)」の絵があり、山車が連なり、
桜田濠越しに半蔵門から江戸城に練り込む様子が描いてあります。
この「とちぎ秋まつり」を見て、当時の天下祭りで使用された高さ7mもある人形山車45基の行列がいかに絢爛豪華で壮大だったかを思わずにはいられませんでした。
そして日本橋で所有していた「静御前」の山車に会えたのも嬉しく、感慨深いものがありました。
中央区と交流のある「小江戸」栃木市を是非一度訪れてみてはいかがでしょうか。
【参考1】栃木の山車
「とちぎ秋まつり」に、江戸時代の天下祭「山王祭」に出御(しゅつぎょ)した「静御前」(注)の山車は、日本橋の町内が所有していたもので、明治初期に栃木の倭(やまと)町3丁目が購入したものだそうです。
(注)静御前:京の白拍子(しらびょうし)(平安時代から鎌倉時代にかけて、歌舞を行う遊女)で源義経の寵女(おもいもの)。頼朝に捕らえられ、鎌倉「鶴ケ岡八幡宮」の舞台で直垂(ひたたれ)、立烏帽子(たちえぼし)に刀を差し「しづやしづ、賤(しづ)のをだまき、くり返し、むかしを今に、なすよしもがな」と頼朝の前で臆せず歌ったといわれます。
静御前の人形は嘉永元年(1848年)、「松雲斎 徳山」の作といわれ、栃木にある山車で最も古い人形です。
このほか三国志の「劉備」(りゅうび)、「関羽」(かんう)、「張飛」(ちょうひ)の山車もあり、これらは明治26年(1893年)、県の祝典のために日本橋本石町の人形師「三代目 原 月舟」に依頼して製作したものだそうです。
そして、「天照大神」(あまてらすおおみかみ)、「日本武尊」(やまとたけるのみこと)、
「素盞鳴尊」(すさのおのみこと)、「神武天皇」、「太閤秀吉」(たいこうひでよし)、「桃太郎」の山車もあり、「静御前」および三国志の3体と合わせて県指定有形民俗文化財です。
左の写真は、「天照大神」の山車
さらに「諌鼓鶏」(かんこどり)、「弁慶」、「仁徳天皇」の山車もあり、これらは市指定有形文化財に登録されています。
これらの山車は県や市が保有しているのではなく、各町会が保有・維持しているそうです。
栃木の山車は「江戸型人形山車」(えどがたにんぎょうだし)と呼ばれ、山車を覆う幕が金糸、銀糸で、山車ごとに特徴のある絢爛豪華な刺繍がなされています。そして高さ7mほどもある山車が江戸城の御門をくぐるために上げ下げ可能な2重構造になっています。
大通りにある「とちぎ山車会館」で本物の山車や「とちぎ秋まつり」の映像などをいつでも見ることができます。
【参考2】 栃木の街の歴史 ~例幣使街道と巴波川の海運~
栃木市は、埼玉県の川越市や千葉県の旧佐原市(現 香取市)にならんで「小江戸」と呼ばれ、
明治4年(1871年)の廃藩置県で、江戸時代の下野国(しもつけのくに)が、栃木県と宇都宮県に分割されましたが、明治6年に2つの県が合併して栃木県になり、この栃木市に県庁が置かれて政治・経済・文化の中心地として栄えたそうです。
その後、明治17年に県庁は宇都宮市に遷りましたが、県名は栃木県として残りました。
「県庁堀」に県庁の名を残しています。
江戸時代には、家康を祀る日光東照宮に、江戸時代には朝廷から勅使(ちょくし)「例幣使」(れいへいし)が毎年参向し、栃木は、その「例幣使街道」の宿場町(栃木宿:第13番目)として発展し、
さらに巴波川(うずまがわ)を利用して、江戸との間を舟運(ふなうん)により物資輸送を行ったことで、幕末期には栃木商人は隆盛を極めたといわれます。
栃木の「蔵」はやはり土蔵が多いのですが、石蔵、板蔵もあるそうです。用途は倉庫のほか、店舗としての「見世蔵」(みせぐら、店蔵)があります。この栃木には日本最古級の見世蔵があるそうです。
栃木は江戸時代に浮世絵師「喜多川歌麿」と交流があり、最近発見された「鐘馗(しょうき)図」、「三福神の相撲」および「女達磨(おんなだるま)図」の3点の肉筆画を保有しています。
【参考3】 江戸時代の山王祭の山車行列
山王祭は、神田祭とともに将軍の上覧が許され江戸城内に入ることができたため「天下祭」(てんかまつり)と言われ、2つの祭りは交互に隔年で開催されました。
当時の山王祭の行列は大榊を先頭に、各町の山車(45基)、神輿(3基)が続き、このほか付祭(つけまつり)と称し、長唄や常磐津節などの音曲を伴った踊り屋台(移動式舞台)なども参加したそうです。
山王祭の山車は、1番の諌鼓鶏(かんこどり)から45番猩々(しょうじょう)の山車まであります(文久2年)が、大多数の山車は現在の中央区の日本橋地区、銀座地区、新川地区の町が出したものでした。
山王祭も天保の改革の倹約令の対象となって以後次第に衰えますが、文久2年(1862年)の祭が、将軍上覧の最後の天下祭といわれます。
そして明治22年(1889年)を最後に、山車が山王祭に引き出されることは無くなりましたが、
これは市街電車の架線敷設により背の高い山車の巡行が出来なくなったとか、維持と巡行に費用がかさむなどの理由だと言われています。
そして人形山車は、次第に関東各地に分散していったようです。
[ゆりかもめ]
2010年11月21日 21:55
友人から贈られた「るれっと」と云う御菓子が美味しくて店を訪ねました。
るれっと Roulette・・・・・フランス語で「可愛いくるま」
パリッとした食感と噛むほどに広がるバターの風味とカラメルの香ばしさが特徴のパイ菓子です。
1960年、先代が考案し、受け継がれ50年余り、手間と時間をかけたこだわりの一品で御客様に大好評のお菓子です。
下記写真 中央の「るれっと」の他にも いろいろな種類があります。
左端は葉巻を連想しての作品だそうです。
訪問したのが丁度、お昼前だったので美味しいパンの焼きたてが沢山あり御店は御客様でいっぱいでした。
下記のメニューの通り、まぐろ、きのこ、めんたい、えび、ちくわ、いちご、くるみ がパンの中に入って焼かれています。
私は くるみとカレーのパンを買いましたがパンの香りと温かさが嬉しくて・・・・・感激・・・・・
私の家の近くの焼きたてパン屋さんよりず^っと美味しかったです。
もちろん「るれっと}も買いました。
このような御店が近くにあればよいなあ・・・思いました。
下記の写真は御店の先代と二代目です。
白の帽子と洋服が良く似合っていらっしゃる事と親子で御店をやっていらっしゃる事は「羨ましいなあ」と思いました。
先代は終戦の頃も現在の場所に住んでいらしたので、あの頃は東京が焼け野原であった為に八丁堀に居て東京駅のマイクが聞えたそうです。
同じ場所で永代橋も見えたそうです。
終戦の時は「小学校の5年生だった」と話して下さいました。
confectionary BROWN
東京都中央区八丁堀2-9 秀和東八重洲ビル1階
Tel & Fax 03-3551-1689
http://www.rouletto.jp
「るれっと」で検索しても大丈夫・・・・ホームページになります。
[小江戸板橋]
2010年11月19日 18:00
「これは何だ。」
目の前にズズズイーッとつながる作品を前に、息をのみます。
今から200年ほど前。1805年(文化2年)の江戸の町並みを活写した絵巻。
『熙代勝覧(きだいしょうらん)』です。
華のお江戸の中心地、神田今川橋から、遠くに富士を望む日本橋までの大通り。
重なり合う町屋、行きかう人々のざわめき、通りの喧騒。
生活の匂いまで、グッと伝わってくるようです。
緻密な大通りの描写が、絵巻物ならではの長大な空間に広がっています。
この絵巻は、ベルリンの国立アジア美術館に収蔵されており、実物の1.4倍に拡大された複製が展示されているのです。
ところは日本橋三越前コンコース。地下鉄銀座線及び半蔵門線「三越前駅」改札口の直ぐそば。地上出入口番号でいうと、A3とA5の間です。
「この迫力は何だ。」
文化2年の、時の将軍は徳川家斉公。
江戸文化の爛熟期といえる、文化・文政の輝けるシーン。
圧倒的な人の流れ。今に残る老舗の数々。
描かれた人々の、その表情や仕草に、つい引き込まれます。
いつしか江戸の町の、華やぎの中を歩いているような気分。
動物も、犬、猫、馬、牛をはじめ、猿が1匹、鷹が2羽描かれています。
絵巻を見る手がかりに、猿と鷹から捜してみてはいかがでしょう。
地上へ戻り、200年後の町並みを眺めてみます。
日本橋からJR神田駅方面に向けて、中央通りを歩きます。
今川橋は、かつての竜閑川が埋め立てられているため、現在は存在しません。
その代わり、HONMA GOLFさんの前に『今川橋由来記』が設けられています。
ここから、日本橋方面を振り返って見ましょう。
絵巻の中を歩いた目には、町の風景がどんな印象に映るでしょうか。
[ゆりかもめ]
2010年11月19日 17:00
皆様にもお馴染みの日本橋弁松総本店さんの「お昼の御弁当」が工場移転の為に11月26日で終わります。
¥500.-と¥600.-の2種類ですが買って帰る途中もずっしりとした重みに中身が目に浮かび帰って蓋を開けた途端に心がはづみます。
私は26日までに1・2回は買いに行く予定です。
「おかず」だけの詰め合わせもあり11時半頃より個数限定販売ですので最近の11時半頃は「弁松弁当ファン」が店頭に集まるようになりました。
このような安いお値段で老舗の御弁当が買えるのは後4・5日です。
「昼のお弁当」は11月26日で終わりますが以前から続いている経木の「御弁当」や「折り詰め」は日本橋三越デパートをはじめ各デパートで買い求める事が出来ます。
日本橋弁松総本店 東京都中央区日本橋本町 2-4-12
03-3279-2361
ホームページはこちら→http://benmatsu.seesaa.net/
[サム]
2010年11月18日 09:15
今年も一年中で一番街中がキラキラと輝くクリスマスシーズンがやってきた。
2010年八重洲・日本橋エリアのイルミネーション。八重洲(さくら通り)⇒日本橋(高島屋・コレド日本橋・三越本店・三井本館・三井タワー・コレド室町・ユイト)に至るぶらぶら歩いて約30分の晩秋の光の街のご紹介。
10月28日に開業したばかりの「コレド室町」と「ユイト」が加わり、より一層賑やかで幻想的な空間が演出されている。
<さくら通り> <高島屋> <コレド日本橋>
<三越本店> <三越本店ショーウィンドウ> <コレド室町>
<三井本館> <三井タワー> <ユイト>