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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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たいめいけん 凧の博物館 まるごとミュージアム2015

[銀造] 2015年11月10日 17:00

  日本橋の「たいめいけん」さんは、タンポポライスやボルシチなど美味しい洋食で有名ですが、

凧の博物館を設置されており、年初めには晴海埠頭や浜町公園などで、お子さん向けに凧について教えてくれたり、凧の楽しさも教えてくれています。

私も何度か訪れ、またドイツからいらした観光客の方を道案内したこともあります。

そんな楽しい「凧の博物館」を訪問したので、ご報告します。 

 入館して沢山の凧に圧倒されそうです。

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 凧の揚がる原理や風の条件などについても説明がありました。

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 微笑ましい凧を見つけました。 「家内安全」

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 ドイツ連邦共和国との相互理解に寄与されたので、当時の外務大臣,三塚 博さんからの感謝状もありました。

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 ブルネイの凧揚げ協会の会長さんから贈られた凧。

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 コロンビアより愛を込めて

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 「食在味格  凧在風格」 良いお言葉です。

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やっぱり、凧は実物を見て、実際に揚げないと、その楽しさは分かりませんよ。

 「たいめいけん」さんと「凧の博物館」のHPはこちらです。 日本橋で、美味しい洋食と凧の博物館をお楽しみ下さい。

https://www.taimeiken.co.jp/

あなたの運気も凧の様に高く揚がることを祈念しています。 銀造

 

 

"築地場外の波除稲荷神社"(街めぐり その10)

[お江戸のマーシャ・堀内] 2015年11月 9日 16:00

11/1の中央区まるごとミュージアム、午後からのバスガイドの前に少しばかり町散歩をしました。

 

1)COREDO室町の福徳神社で、中央区コミュニティーサイクル(自転車)を借りて、神社巡りです。
電動自転車で、平地を走るにはもってこいなのかもしれません、返却PORTも日本橋、京橋、そして
銀座や月島にも少しあり、PASMOなどでの決済のようで、新たな街の面持ちがします。
→中央通りを先ずは日本橋、京橋を経て銀座まで、11/3までイベントの「銀座八丁めぐり」です。
一丁目の幸稲荷神社、銀座稲荷神社(ビルの屋上)、龍光不動尊(ビルの屋上)、朝日稲荷神社と
半分ほど周りました。来年は時間を取って全部回ってみようと思います。

 

2)お昼を兼ねて、築地場外の奥に佇む"築地 波除稲荷神社"です。江戸開府の時から、埋め立て造成地
をたくさん作らねばならなかった中、ここ築地海面は、いくら堤防を築いても波にさらわれ一番苦労した所だったそうです。
ある日、海に漂う光るものを拾い上げたところ、稲荷大神のご神体ということで
社殿を造りお参りしたところ、波風がピタリと止んで埋立て工事が完成したという事です(1659年)。
毎年6月の"つきじ獅子祭り"でお出ましの獅子頭一対は境内にあり、圧巻です。

 

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「琳派 中央区を彩る」@京橋、築地&八重洲

[月島菜々子] 2015年11月 7日 12:00

京都では「琳派 京(みやこ)を彩る」展が開催中です。    IMG_5392.JPG

先日、来場者数が10万人に達したと大盛況の様子。

11月8日までは、俵屋宗達、尾形光琳、酒井抱一の
風神雷神図屏風3作品を同時に見ることができるとのこと。

きっとものすごい迫力なのでしょう。

 
 さて、中央区に縁のある「江戸琳派」の創始者、酒井抱一に思いを馳せてみましょう。

 
 抱一は江戸後期の1761年、姫路藩主の次男として生まれました。武家の次男の悲哀もあり、若い頃から俳諧や絵画に親しみました。

 
 絵画は中橋狩野家の手解きを受け、その世界を広げていきました。

この中橋狩野家は、江戸幕府の奥絵師であった狩野四家の1つであり、

歌川広重住居の隣にあったと、京橋1丁目の「歌川広重住居跡」の説明版に記載があります。

 37歳で出家。さらに尾形光琳に私淑して独自の画風を確立。
 京都の華麗な装飾画法である琳派を、江戸ならではの粋で瀟洒な江戸琳派として完成させました。68歳で亡くなりましたが、お墓は築地本願寺にあり境内の史跡となっています。
 

 ところで、京都の展覧会は時間的に難しいと言う方には八重洲の「京都館」がお勧めです。

琳派グッズも販売していますよ。一度立ち寄られてはいかがでしょう。
ここは、まさに八重洲で出会える「ほんものの京都」です。
 

 

・「歌川広重住居跡」説明版:京橋1-9-7

・「京都館」:八重洲2-1-1 ヤンマー東京ビル1F
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「にちぎん体験2015」 in まるごとミュージアム2015

[銀造] 2015年11月 6日 20:00

 まるごとミュージアム2015のイベントの一つである、「にちぎん体験2015」に行ってきましたので、ご報告します。
日本銀行の建物は、国の重要文化財に指定されており、設計は辰野金吾博士。
にちぎん体験は、大変人気が高い「ミニ見学付き市民講座」の他に、予約不要の特別展示があります。

今回は、予約不要の特別展示を拝見しました。 「あなたの街の日本銀行」

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「日本銀行の支店の仕事について」

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「東日本大震災における日本銀行の対応」

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「お札の偽造防止技術」、「お札で1億円を持ち上げる体験」、「金塊を持ち上げる体験」があり、金塊レプリカは重さ約14.7kgもあり、価格は本物だと時価およそ6,600万円もするのだそうです。

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「記念写真のコーナー」もありました。 明治時代には、お金の運搬に馬が使用されていたので、その馬の水飲み場もありました。

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 教わったことで大切なこと:
①日本銀行の株式は政府が55%所有しており、大株主です。残り45%が民間・一般の人たちが所有しているそうです。
②火事で焼損したお札は、灰になっても日銀で換金してもらえることがある。 帯封していても、ピンセットで1枚、1枚数えて換金に備えるそうです。 

 通常の時も、見学を受け付けています。 お申し込みは、日本銀行のHPをご覧ください。

貨幣博物館は、11月21日(土)、リニューアルオープンされます。

詳しくは、こちらでhttp://www.imes.boj.or.jp/cm/

 

 

 

新富座こども歌舞伎 in AUTUMN GINZA 2015

[銀造] 2015年11月 6日 18:00

  「新富座こども歌舞伎 AUTUMN GINZA 2015」が11月3日、泰明小学校の校庭を舞台に盛大かつ豪華に開催されました。

主催は銀座街づくり会議、全銀座会、協賛が松竹㈱、㈱歌舞伎座さんなど、そして銀座部会郵便局(銀座西郵便局、銀座みゆき通郵便局などの10の郵便局)も協賛されていました。

初めに、開演挨拶が全銀座会街づくり委員長の岡本圭祐さんから、そして特別ゲストの大谷友右衛門さんから行われ、歌舞伎を演じる子供たちに激励のエールが贈られました。

そして、立派な口上が述べられ、周囲の方々も感心されていました。

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演目の「三人吉三白波 大川端庚申塚の場」が演じられます。

 頂いた本日のプログラムに記載された解説によると、あらすじは、

節分の夜、おとせは、昨夜のお客が忘れて行った百両を持ち、彼をさがすため大川端へやってきた。

ところが、そこへ現れた振り袖姿の娘に百両を奪われ、川に落ちてしまう。その娘は、女装した盗賊お嬢吉三だった。

お嬢はその現場を目撃した金貸し太郎右衛門からも刀を奪い取り、今夜の首尾の良さに酔いしれる。 

これを陰から見ていたのが、盗賊お坊吉三.百両をめぐり、二人は腕づくの勝負となってしまう。 

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止めに入ったのは、これも盗賊の和尚吉三だった。

やがて二人は和尚の男気に心打たれ、義兄弟になることを願い出る。

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和尚も二人の気持ちに応え、吉三という同じ名前の盗賊三人は、かための血杯をかわすこととなった。

  

演者の三人とも、よく通る声で、見得をきり、本当に格好良かったです。

  

次に演じられたのが、ご存じ「白波五人男 稲瀬川勢揃の場」です。

一人一人が名乗りを上げ、良く通る声で見得をきり、感動しました。

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また、捕手が可愛いお子さん達で、捕われてみたくなりました。

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演技終了後は、特別ゲストの大谷友右衛門さんからお褒めの言葉と励ましが送られていました。子供たちは一層の稽古に励み更に芸を磨いてくれるでしょう。

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歌舞伎の歴史に残る名場面です。 今回見逃がした方、来年はお見逃しなく。

 

 

 

土井宏之展〔パイロットミュージアム〕

[ジミニー☆クリケット] 2015年11月 6日 12:00

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京橋2丁目にあるパイロット ペン・ステーションは、パイロットが蒐集した国内外の貴重な所蔵品・資料を展示する国内随一筆記具ミュージアムですが、現在ここで、海外で活躍している画家、土井宏之氏の作品展「土井宏之展 ペン&アート2015」が開催されています

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土井氏の作品は、和紙ドローイングペンで、小さな丸のみを細かく描いた作品で、平和対話宇宙等を表現しているそうです

ニューヨーク、ロンドン、パリ等海外の美術館ニューヨークタイムズ紙でも高い評価を得ているそうです

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土井氏の作品は、とても緻密で繊細なため、私の文章力や写真では伝えられません

不思議な感覚です

実際に肉眼で見ていただくしかないです

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会期は、11月28日)までで、日・祝日休館、入館は無料です

カフェも併設されています。

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11月1日)は、本来休館日でしたが、「中央区まるごとミュージアム2015」で、特別に開館していました。

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館内は、ストロボ無しの写真撮影は、OKです。

パイロット ペン・ステーションのHPはこちら ⇒

http://www.pilot.co.jp/service/museum/