いよいよ始まりました。
写真は17:00前のものです。
それにしても暑い!
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築地本願寺 納涼盆踊り大会 8月1日まで
築地本願寺の納涼盆踊り大会が7月29日から始まりました。 低頭して、会場へ向かいます。 築地場外のお店も沢山出店して、美味しい物を買い求める人の列が出来ていました。 皆さん、大変楽しそうでした。楽しそうなシーンの写真は、別の特派員の報告をご覧下さい。 今日は、お勉強があったので、やむなく闇に消えた銀造です。 取り急ぎ、ご案内申し上げます。 佃島散歩
まもなく住吉神社の例大祭がある佃島あたりを散歩しました。
今回はご存知の方も多いでしょうが、佃天台地蔵尊を紹介します。
入り口は狭い路地で、うっかりすると通り過ぎてしまいそうなところに
あります。屋根を貫くイチョウの木で有名です。
地元のみなさんの信心に守られて、掃除が行き届いていました。 近くには、御神輿を飾った資料館もあり、佃島の歴史の勉強になります。
ちなみに例大祭は7月31日から始まり、8月1日に獅子頭の宮出し、8月2日に船渡御 が行われます。 佃・住吉神社の大祭が近づいてきました
夏真っ盛りですね。 中央区各地では、夏祭りや盆踊り大会が開催され、暑さの中にも季節感や風情があふれています。 今週末は、区内でも屈指の伝統行事である「住吉神社大祭」が催されます。3年に一度の大祭ということもあって、地元の皆さんは手ぐすねを引いて当日を待ち構えています。 今回は特に「徳川家康公四百年祭記念(ご薨去四百年の節目を記念する顕彰事業)」と銘打って、江戸時代から続くこの地の平和を感謝し、また住吉神社を摂津の国・佃(現・大阪市)から招く礎となった家康公への敬意を表して、大々的に開催される予定です。 中でも注目されるのは、近年新製された宮神輿の巡行はもとより、保存状態である前の宮神輿(天保八角神輿)も町なかを回ることになりました。二基の大神輿が揃って巡行するのはもしかしたら今回が最初で最後かもしれません。是非お見逃しなく! 日程は中央区観光協会のイベント情報(http://www.chuo-kanko.or.jp/event/monthly.php?year=2015&month=08#event1)にもあるように、7月31日(金)から始まります。この日に式典が催されたあと、夕刻からは月島地区の各町内の祭事関係者が揃いの浴衣に身を整えて神社に歩列を組み、おごそかに祭礼の無事を祈るという「参拝式」が執り行われます。 8月1日(土)は、各町内の連合渡御です。何基もの神輿が各町内から繰り出し、神社前に勢ぞろいします。神輿を担ぐ男たちの威勢の良い声が佃島に充満します。 2日(日)は朝のうちに海上祭、船渡御が催されます。かつては神輿を担いで隅田川に入ったということですが、現在は舟に神輿を載せて水上から地区の安寧を祈ります。そして日中は宮神輿の巡行です。住吉神社を出た宮神輿は各町内を回って勝どきにある「お旅所」に到着、一夜を過ごされます。 3日(月)は宮神輿が今度は勝どきを出て各町内受け渡しの形で佃の本社へと戻っていきます。祭りのフィナーレを飾る「宮入り」まで、熱狂は続きます。 これらの大筋のスケジュールのほかに、各町内で独自の神輿や山車の巡行、囃子や太鼓のお披露目もあって、4日間、一帯はお祭りモード一色になります。神輿の巡行がない時間帯は、各町内に仮設された「お仮屋」と呼ばれる安置所に神輿が飾られています。よく見ると一つひとつ特徴がありますので、順番に観て周られるのも興味深いと思われます。 水かけ祭りともいわれ、真夏の路地に神輿のリズムと掛け声が響き、虹を帯びて水しぶきが舞いたち、人々の笑顔があふれるこのお祭りをどうぞ楽しみにして下さい。 ◆ 佃島・住吉神社 の大幟柱掘り起こし
今年、三年に一度の本祭が行われる住吉神社のある佃島。
佃小橋の上から佃掘を眺めると、下記注意書きが目に入ります。 『此の場所には、江戸時代後期寛政拾年(1798年)徳川幕府より建立を許された大幟の柱・抱が埋設されておりますので立ち入ったり掘り起こしたりしないでください。佃住吉講』
三年に一度の本祭で立てられる、広重が描いたような大幟の「柱」とそれを支える「抱木(だき)」が、水中にタイムカプセルのように埋められているという。
ここ佃島に来てこの注意書きを見る度に 「水中に埋めてしまって木は腐らないのか?」 とか 「今までは大丈夫だったけど今年は腐ってしまって無くなっていた、ということはないのか?」 とか思ってしまいます。
ということで三年に一回しかないこの柱と抱木の掘出しの作業。ちょっと興味があったので見てきました(7月5日(日))。
当日はあいにくの雨模様となりました。 この掘り起こし、まずは埋められている木が見えてくるまで泥を掘る作業からとなりますが、泥に足を取られたりと見ているだけでもかなりハードな作業とわかります。 木の取り出しはクレーンを使います。いったん堀の水で泥を落としたあと、橋上に吊り上げます。 それが何度も繰り返されます。
一方、柱を立てる穴堀の作業が別で行われます。大幟は六本あり、六ヶ所で立てられますが、一か所につき三つの穴があけられる場所があらかじめ用意されています。 その穴をひたすら掘り進めます。
抱木のパーツとなる木が取り出された後、6本の柱の取り出し作業となりました。長さは20m近くあるといいます。
若い衆がその柱を運んでいきます。 この伝統的作業、引き継いでいくためには三年に一回という間隔はちょうどよいのかもしれません。
そして最後に、大幟を立てるための抱木が組み立てられました。 とうことで今回も無事、埋められた木が掘出され、大幟を立てる準備が整いました。
いろいろ調べてみると、木が腐るためには酸素が必要で、水の中に木を埋めるのは酸素に触れさせないという理屈らしい。 昔の人はこんな理屈は知らなかったと思いますが、経験からごく当たり前の知識だったのかもしれません。
月島の西仲通り(もんじゃ通り)を勝どきの方にずっと歩いていくと「西仲橋」という橋があるのですが、この橋は昨年架け替えられました。 先代の橋の下には何十本もの松杭が埋め込まれ、地盤を強固にし橋を支えていたそうです。 架け替えの際にその松杭が腐ることなく掘出され、今はこの橋の脇に展示されていたり、木のベンチとして再利用されています。 おとなり千代田区丸の内の、先代の「丸ビル」の下には何千本、「東京駅」の駅舎の下にも1万本以上の松杭が基礎固めとして使用されていたという話はご存知の方もいらっしゃるかもしれません。あの厳島神社の鳥居の下にも木杭が打たれているのだとか。
この松杭の話といい、住吉神社の大幟の柱の話といい、「木の力」そして「先人の知恵」には頭が下がります。
最近、東日本大震災で液状化が問題になりましたが、「木の力」を見直し、使用使途の無い「間伐材」を使用して杭として地中に埋め込み、液状化対策として使われはじめているのだそうです。
さて、住吉神社の本祭ですが、このあと26日にいよいよ大幟が立てられお祭りムードが高まってくると思います。 私自身、まだ大幟を見たことがないので非常に楽しみにしてます。
2015 ミンミンゼミ初鳴き
関東地方が梅雨明けした7月19日、気象庁生物季節観測情報のひとつ「東京地方 ミンミンゼミ初鳴き」発表。 平年より2日、昨年より3日早いとの由。 名前通り「ミーンミンミンミンミンミー・・・」という鳴き声で知られ、TV映像等でも "夏の日中の効果音" としてよく耳にします。 日本に生息する代表的セミのひとつ。 翅は透明で一連の暗色紋、黒い体色に青緑色の斑紋が特徴。 鳴くのは専ら雄ですが、鳴いていない個体の雌雄の識別ポイントは腹部の構造の違い。 雌は腹面先端に産卵管になる突起があること、雄は腹弁が発達していることで識別されます。 佃公園でもミンミンゼミの "蝉時雨" が真夏本番を告げています。 体のサイズの割に鳴き声の大きさには驚かされます。 腹部の発音膜を振動させ、空洞部(共鳴室)で増幅し、大きな音を出して鳴くと聞きます。 腹弁は音の強弱や音調を整える役割を担っているようです。 しばしば一回鳴き終わると数秒後に飛び立ち、他の木に移ります(鳴き移り)。 涼やかで優雅な響きのあるヒグラシの音(ね)に比べ、炎天下に暑苦しさ倍増の印象は拭えませんが、これもまた夏にしか味わえない環境音、風物詩です。 |
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