[滅紫]
2011年4月26日 09:00
築地市場ドットコムが運営している通販サイトで「産地応援特別企画」として「今回被災した地域の一部商品に出荷停止措置がとられているが出荷停止となっていない品目までが風評被害ともいえる影響で行き場を失い廃棄への道を辿っている。市場において食品流通にかかわる者としてこの事態を何とかしたい。お世話になっている産地の応援をするために東北・関東産の商品を中心に特別セットを販売」というのを見つけ、趣旨に賛同して早速申し込んでみました。4月10日に届いたセットの内容は以下の通りです。
新玉ねぎ、ミニトマト、レタス、キャベツ、かぶ、ピーマン、生しいたけ、片栗、小松菜、ズッキーニの10品におまけとしてうるい、こごみ
商品毎の産地表示もあり、何よりも新鮮そのものでした。原発事故の収束までの工程表は発表されましたがまだまだ時間がかかりそうです。「産地直売」も各地で行われているようですが、「今自分に出来る」手軽なこんな形での応援も如何でしょうか。
http://www/tsukijiichiba.com
「産地応援お買い得野菜セット」1,780円(送料別途)
[銀造]
2011年4月26日 08:30
今、築地市場側、新大橋通りに面した朝日新聞の築地本社の庭園の花が綺麗です。
公園に入っていくと、八重桜とつつじが、
ちょっと奥に行くとつつじの緋毛氈の上に、真紅の石楠花が妍を競うように咲き乱れています。
八重桜は4月26日ぐらいまででしょうか?
つつじとシャクナゲは、30日ぐらいまでは賞味期限内と思います。
築地市場、浜離宮庭園の前後にでも、お出かけ下さい。
[銀造]
2011年4月22日 08:30
東銀座の東劇で、映画版で「シネマ歌舞伎」を上映しています。
坂東玉三郎、中村勘三郎主演の「ふるあめりかに袖はぬらさじ」を見てきました。
平成19年12月の演し物で、見逃していましたので、題名から、江戸幕末のお堅いお芝居かなと思っていたのですが、何と「松竹新喜劇」みたいに面白い歌舞伎でした。 !
一日4本別々の演目で入替制ですが、入場券さえ必要枚数を買えば、一日お楽しみ可能。
3階のロビーには、マッサージ機が6台もあり、映画の前後に肩こりをほぐす事も出来、
ゆったりと楽しむ奥様方がいらっしゃいました。 私も、腰の凝りがとれました。
帰宅してからも、「玉三郎さんの演技がよかったわねェ」と感激した妻の声が明るかったです。
平日が、空いていて、お勧めです。
詳細は、観光協会のブログでも紹介しています。
公式URLは、↓
http://www.shochiku.co.jp/cinemakabuki/
[銀造]
2011年4月22日 08:30
読者の方からお便りをいただきましたのでご紹介します。
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銀造様、 お便り ありがとうございます。
本当に3月11日は 自然の猛威を感じました。
震災の後、帰宅に際して、銀造さんは、「江戸バス」
を利用されたのですね。
私はバスをほとんど利用しないので、江戸バスそのものを知りませんでした。
確かに、地下鉄やJRが動かない時は、バスの路線を知っているのと
知らないとでは大違いですね。
私は外出する頻度が少ないためか、知っている地点と別の地点が
頭の中で道で繋がらないんです。
でも、余震の続く今日この頃は歩いて家まで帰れるかは、明
暗を分けますよね。
地図だけは一緒に持って出るようにしてます。
中央区中央区観光協会のサイト拝見させていただきましたが、本当にオシャレな場所で美味しいものが、リーゾナブルな価格であるものなんですね。
これも江戸バス同様、知らないと損してしまいますね。
しっかりお気に入り
に登録しました。
日本橋の千疋屋総本店さんで700円でカレーが食べられるとは・・・・ 今度、行ってみます』
直子
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[サム]
2011年4月22日 08:30
浜離宮恩賜庭園は、江戸時代は将軍家の別邸として、明治時代は皇室の離宮として多くの賓客を迎え観桜会も実施された由緒ある庭園。
園内には110本のサクラが植栽され、4月上旬の染井吉野、4月中旬の八重桜と、2期にわたり楽しめますが、いよいよ今年も名残です。
平成14年から始まった"桜のライトアップ"も今年は東日本大震災による計画停電の動きに伴い中止となりましたが、五色の八重桜の「一葉」(白)・「普賢象」(薄紅)・「関山」(紅)・「鬱金」(黄)・「御衣黄」(緑)の他、「白妙」、「白雪」、「駿河台匂」、「薄毛山桜」等々今年もまた十分に目を楽しませてくれました。
<一葉> <普賢象> <関山>
<鬱金> <御衣黄> <白妙>
<白雪> <駿河台匂> <薄毛山桜>
[あうん(阿吽)]
2011年4月19日 09:00
外国から中央区を訪れる場合,ビジネスが主目的の方も多いと思います。世界の都会で似かよいがちな現代風景ならば見慣れているビジネスパーソン,多忙なはずの彼らに,限られた短時間で「日本らしさ」を楽しんで貰うことが私の狙いであります。
もし台東区を案内するならば合羽橋の道具屋街から浅草六区・浅草寺・仲見世・雷門へ,さらに地下鉄移動で浅草橋の日本人形店へ,と案内箇所を思い浮かべるのですが,さて中央区ならば?
改めて地図を見返し,日本庭園と魚食文化と伝統芸能と日本仏教が近い場所に在るのだな,と思います。固有名詞で具体的に説明すると,浜離宮庭園と築地場外市場と(閉場中ですが)歌舞伎座と,そして築地本願寺を組み合わせて案内してみようかな。
2013年春に歌舞伎座が新開場(きっと見学コースも備えてくれるよね!)する頃には,地震と放射能懸念に起因する日本来訪敬遠気運も薄れているのでは,と期待しています。
上述をふまえて,4月15日(金)に築地本願寺へ行ってみました。9月末まで本堂工事中ですが,参拝は朝9時から夕5時まで毎日可能です。古代インド様式の石造りの外観だけでも感動できますが,(客人側に宗教上等の制約が無ければ)参拝することで,より非日常感を味わっていただけるでしょう。また日本のお墓も彼らの異国情緒を刺激するはずで,忠臣蔵を知る歌舞伎ファンの客人なら,ハラキリで最期を遂げた四十七士の一人,間新六のお墓に抱きついた記念写真を欲するかもしれません。でも並んで写真を撮るなら,土生玄碩の墓碑(上の写真)の方が写り映えがすると思います。(こう言う私は不謹慎でしょうか)
他にも石造りの碑が境内に在る中で,「台湾物故者の霊」と銘打たれた,広い曲面台座上の球体が現代美術風で異彩を放っています(下の写真)。碑の裏側に回って由来を読むと,当初は『台湾各地に散在する日本人(中略)一万三千余人の遺骨が納められた』のですが,その後,『戦後故国(※台湾)へ引き揚げて亡くなった方あるいは台湾縁故者で戦前故国へ帰還して亡くなった方の遺骨も(※分骨して)昭和六十年九月以降ここに納めることにした』とあります。ので,台湾からの客人にはご案内したい碑です。但し,台湾語とまでは言わずとも,せめて中国語の説明看板があると良いのにな,と思います。