[ジミニー☆クリケット]
2014年1月14日 09:00
中央区の社会教育会館では、「区民が学びあうための講座」として、中央区在住・在勤者に講座を開く機会を与えてくれており、昨年、「ゆめ講座」として公募が募られました
観光特派員の滅紫さんと私(ジミニー)は、漢字教育士の資格を生かして、「歴史と漢字の教養講座」の企画で応募したところ、みごと選ばれ、1回目が1月11日の土曜日に築地の社会教育会館で開催されました。
内容は、中央区で起こった歴史的事件と、その事件にまつわるエピソード等を説明し、それらに関わりのある漢字をいくつかピックアップして、その成り立ち、もともとの意味、同じ仲間の漢字等を紹介するものです。
第1回の講座には、22名の方々が参加され、前向きな皆さんの姿勢に、講義する私たちも気合が入りました。講座は3回シリーズで、来週、再来週と続きます。(なお、講座は予約制で、昨年の12月25日に締め切られています。)
講義では、補助教材として、観光協会発行の「粋活中央区観光ガイドマップ」、「中央区はじめて物語マップ」なども使わせてもらっています
[銀造]
2014年1月10日 09:00
12月に中央区文化・国際交流振興協会の催しが、築地社会教育会館で開催されました。
今回は、スポーツを通して国際交流を図ろう、浸透しようというものでした。
私も若い人たちに交じって、ソフト・バレーボール、ピンポンに汗を流しました。
何と、バレーボールは16年ぶり、ピンポンは30年ぶりです。
バレーボールでボールをレシーブした時には、何て声をかけたら良いのか分からずに、
me, you なんてボール をつないでいましたが、プレイが連続してくると、チームワークが芽生えたような感じがしました。
今後もこういう活動に参加したいと、強く感じました。
翌日、築地6丁目を歩いていると、外国の方がスマートフォンで、何やら探しているようで、
May I help you ? と声をかけると、築地5丁目の寿司屋さんを探しているとのこと。
歩きながら会話をしていると、ブラジルのサンタカタリナ州から観光で来られたとのことでした。
国際交流は身近な一言から始まるのかなと思いました。 想い出に写真を撮影させてもらいました、
とても素敵なご夫婦でした。
東京オリンピック2020の開催が決定しました。NHKの語学番組でお手軽に外国語が
学べる環境が整っています。 さあ、あなたも2020年に向けて、おもてなしの準備をしませんか?
中央区文化・国際交流振興協会のお知らせは、こちら。 1月も楽しいイベントを考えてくれています。
http://www.chuo-ci.jp/salon/
Ginzo
[杏葉牡丹]
2014年1月 8日 14:00
「松露」と言えば、築地に数ある卵焼き屋さんの中でも老舗として有名なお店。
お店の名前そのままのプレーンな「松露」、梅干し入りの「紀州」、一味唐辛子入りの「辛党」、桜海老入りの「釜あげ」等、様々な種類があることでも有名ですが、中でも注目なのが、限定品の「松露サンド」。
なんとパンの間に卵焼きを挟んだサンドイッチです。
その昔お店が忙しかった時に、お子さんが、おやつがわりにパンに卵焼きを挟んで食べていたのが始まりだったとかで、言って見れば『賄いおやつ』。
当初は、築地場外市場の七日市と、市場の春秋のお祭りや本願寺の盆踊り等の特別なイベントの時だけ、本店とイベント会場だけで販売していたもの。
現在ではグランスタ東京でも販売しているそうですが、それ以外では、やはり七日市とイベントだけでしか販売しない、限定品です。
数に限りがあるので、12月の七日市では午前中に売り切れてしまっていました。
『賄いおやつ』だった時代と違って、使われているパンは三越に入っているジョアンのモーニングブレッド。
松露もジョアンも、同じく三越に入っているというご縁だからだそうで、ジョアンの何種類かある食パンの中で、モーニングブレッドが卵焼きと一番相性が良かったのだそうです。
このパンに薄くマヨネーズを塗って卵焼きを挟めば「松露サンド」の出来上がり。
シンプルだからこそ、かえって素材の味が引き立ちます。
本来なら寿司や上品な和食として供される卵焼きですが、パンに挟まれることで、なぜか懐かしい味わいに感じられます。
パンは6枚切りくらいの厚さが2枚分になるので、結構お腹いっぱいになります。
あちこち遊び回ってお腹がすいた子供には、本当にぴったりの『賄いおやつ』だっのだろうと思うと、ほのぼのとした気分になります。
毎月恒例になった、築地場外市場の七日市ですが、いらっしゃるようでしたら、是非この「松露サンド」をお買い逃しのないように。
[銀造]
2014年1月 8日 09:00
1月2日午前、浜離宮庭園では、恒例の諏訪流放鷹術が披露されました。何と、今年で20回目になるそうです。
先ずは、術を演じる術師の皆様のご挨拶と、爪を隠した鷹を操る術師の光景をお届けします。
頂いた資料によれば、「諏訪流放鷹術とは、
江戸時代将軍家お抱えの鷹匠の集団が二つあり、「吉田流」、「諏訪流」と名乗っていました。
「諏訪流の語源は、信州諏訪大社で行われていた,
鷹が捕えた鳥を神前にお供えする神事に由来します。」
とのことです。 実演内容は、
①「据え」・・・水平に保った拳の上に、鷹を安定して止まらせること。
②「振替」・・・鷹匠の拳から別の鷹匠の拳へ鷹を飛び移らせ、他人に馴らせること。
③「渡り」・・・樹上にいる鷹を拳に呼び戻すこと。
④「据え替え」・・・鷹匠以外の人の拳に鷹を止まらせること。
今年は、沢山の観光客、見物人の中から、体験希望の方3名(うち、お一人は大阪からの観光客)が挑戦されました。
さて、いよいよ待ちに待った、電通ビルから放たれる鷹が庭園で待つ鷹匠の「振り鳩」を狙って直滑降するシーンです。
電通ビルの屋上では、風が強い、庭園の上では、6、8羽のトンビが舞っているという、実演するには非常に困難な状況です。
20分ほどして、鷹が放たれましたが、敵対するトンビに交じって、高飛びしました。
お正月気分を味わえただけでも、感激でした。 今年は、外国からのお客様、近県のバスツアー客が増えていると感じました。
頂いたチラシで、「天に鷹 ぬくめどり~鷹匠の世界~」を読んでみると、
「ぬくめどり」とは、ある冬の寒い夜、鷹が小鳥をとらえて掴み、一晩中、鷹は足を温めます。
翌朝、鷹はその小鳥を放します。
しかし、鷹は、その小鳥が飛び去った方向へ、その日は決して狩りに行かないといいます。・・・
動物の世界にも、恩義を感じる話があるのですね。 さて、
そんな鷹匠の世界を紹介するドキュメンタリー映画が4月10日に日比谷コンベンションホールにて上映されるそうです。詳しくは、こちらです。
電話:03-5574-7183
http://nukumedori.blogspot.jp/p/blog-page_29.html