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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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◆ もんじゃ通りで東根芋煮

[隅田の花火] 2016年12月 2日 18:00

 

27日の日曜日、築地に程近い明石町の隅田川河畔を歩きました。先日、東京にはまだ11月だというのに雪がぱらつき、一気に寒くなって参りました。

今日も寒空。寒いので、あの佃大橋で月島に渡り、山形の芋煮を食べて暖まろう、ということに。

 

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今日は、月島のもんじゃストリートで「山形県東根市・河北町観光物産フェア」が開催されるその日。毎年恒例となってきました。美味しい芋煮が食べられる、楽しみにしているイベントです。

 

明石町から佃大橋を渡ります。ここから見える明石町河岸の晩秋。とても色鮮やかで綺麗でした。

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橋を渡って月島の西仲通り商店街にたどり着きました。「もんじゃストリート」として有名な商店街です。

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お~ぅ。やってるやってる。今は、りんごやラフランスの季節。

「りんご積みチャレンジ」。4個積み重ねて割引券をもらっちゃいました。

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山形県の東根市は中央区の友好都市の町で、今年は友好都市となって25周年という記念すべき年だそうです。

6月頃はさくらんぼが実る季節で、とても魅力的になる町ですが、それだけでなく「おいしいもの」が一年中満ち溢れている、美味しいもの好きにはとてもたまらない町なのであります。

 

わぁ~~。山形名物の「玉こんにゃく」だぁ。

s_hanabi41-5.jpg懐かしいです。私の両親は山形県出身なので、玉こんにゃくはおふくろが作ってくれた「懐かしの味」。なんだかとても「温まり」ました。

 


そして今日のお目当ての「芋煮」。

山形の芋煮は、「芋煮会」というイベントで河原などに大勢の人が集まって大きな鍋で作られます。

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「サトイモ」を使う鍋料理なのですが、ただのサトイモ汁だと思ってはいけません。

醤油ベースの味つけでゴボウやキノコ、こんにゃくも入るのですが、肉は必ず牛肉が使われる、意外とゴージャスな郷土料理です。

家で作るとなかなかいい味が出なかったりするので、大きい鍋で作る芋煮はやっぱり美味しいです。

 

しかも今日の東根の芋煮は、東根特産の「麩(ふ)」入り。味がしみ出てとてもおいしく、「おかわり」してしまいました。

 

月島にお住まいの何人かの方が、自分の家の鍋を持ってきて慣れた感じで買われていたのがとても印象的でした。月島の方はもうこの美味しさをわかっていらっしゃいます。

 

東根の「六田地区」の麩が美味しいことは地元山形でも有名。東根の名産品となっています。

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山形は豆菓子も美味しいところ。全国的には「でん六」さんが一番有名でしょうか。

これは「富貴(ふうき)まめ」という、青えんどう豆を柔らかく煮たお菓子。ほっくりとした食感がたまらない一品です。

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ということで、何だかいっぱい買いすぎてしまいました。 

 

 

来年は、酉年なんですねぇ。。

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これは、東根の隣町の「河北(かほく)町」のブースで売られていた工芸品。河北町名産の「紅花」で手間をかけて染められた布を使った、色鮮やかで贅沢な作品です。 

 

河北町は江戸時代に最上川の舟運で京や大坂に「紅花」を送り出した町。今は「紅花資料館」がこの町にあって、昨年6月には天皇皇后両陛下が東根でさくらんぼ狩りをされたあと、この紅花資料館にも立ち寄られたということです。

 

ということで、芋煮とか、玉こんにゃくとか、何となく月島の町に似合っているイベントでしたが、これからもこういう交流が続いてほしいと思いました。

 

 

 

るかなびミニコンサート2016 12月15日 12時から

[銀造] 2016年12月 2日 16:00

 今年も聖路加国際大学の学生さんによる「聖歌隊」と手話部の皆さんが、清らかな声で、クリスマスソングをプレゼントしてくれます。12月15日12時からです。

場所は、今春オープンした、「大村進・美枝子記念聖路加臨床学術センター」1階です。

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私は、毎年楽しみにしていて、とても澄んだ声で歌っていただいて、心が洗われます。

 聖歌隊の歌の後には、ためになる「手話って何?」というお話も聞けます。

では、皆様、会場でお会いしましょう。

 

 

イロハカエデ紅葉

[サム] 2016年12月 2日 14:00

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DSC_0013RSQRSG.jpg 11月30日、東京管区気象台より気象庁生物季節観測情報のひとつ「イロハカエデ紅葉」が報じられました。

平年より3日遅く、昨年より4日早い由。

"もみじ" と云えば本種を指す程、紅葉の代表格。

いよいよ紅葉の真打ち登場です。

錦秋の世界を愛でる「紅葉狩り」は、「観楓(かんぷう)」「紅葉見(もみじみ)」とも称され、花見と並んで昔から日本人が親しんでいる季節のイベント。

浜離宮恩賜庭園内の約6,000本の樹木の内、イロハカエデは25本を数えると聞きます。

細かく分かれた枝にびっしりと付く、掌状に5~7裂した小さく繊細な葉の形状と、芽吹きから初夏・紅葉シーズンにかけ、黄緑~緑~黄~赤と多彩に移ろう色味の鮮やかさが大きな魅力。

紅葉した葉の裏側から太陽の光を透かして見ると、鮮やかさが一層際立ちます。

中島の御茶屋、松の御茶屋、燕の御茶屋を背景に、柔らかな陽光に映え、この時期ならではの大名庭園の風情を醸し出しています。

 

植物分類に関して、従来は、花や葉を基準に、類縁関係をベースにしたマクロ形態的な分類体系が採用され、カエデの仲間(カエデ属)はカエデ科とされていましたが、ミクロなゲノム解析から実証的に分類体系を構築する新しい分類方法APGではムクロジ科に統合されています。

 

 

築地本願寺で結婚式

[銀造] 2016年12月 1日 12:00

いつもの様に、築地本願寺へお参りに行ったのですが、月曜日なのに、パイプオルガンの荘厳な音色が聞こえて来ました。

ご本堂に手を合わせようとすると、右手に新郎新婦がお椅子に座っていらっしゃいました。 Wow!

仏前結婚式です。

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その後、寺院の前での集合写真を遠目から撮影させて頂きました。

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阿弥陀様のお導きで、愛が実を結んだのでしょう。 ご家族に囲まれて、幸せ一杯に見えました。

お二人が末永く幸せに暮らせるよう、もう一度、ご本堂に向かって手を合わせました。

  追伸:参拝記念に頂いた物に、こう説明がありました。

 仏教賛歌の普及を更に進めるため、1970(昭和45)年、仏教伝道協会からパイプオルガンが寄進されました。

製造はドイツのヴァルカー社で、オルガンのパイプは全部で約2,000本あり、独特の6つの山のデザインは「南・無・阿・弥・陀・仏」を表した築地本願寺オリジナルです。

現在、毎月最終金曜日に開催の(変更の場合あり)、「ランチタイムコンサート」や、「仏前結婚式」等で参拝者へその音色をお届けしています。