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2017年4月14日 12:00
浜離宮恩賜庭園では、4月上旬見頃を迎えたソメイヨシノがハラハラと散り始めたのと入れ替わるように、主として「潮入りの池(大泉水)」の「御伝い橋」から「横堀」の「海手御伝い橋」までの池畔に植栽されている、多彩な所謂 "サトザクラ" が開花し始めました。
華麗な花を咲かせる品種が多く、八重桜と呼ばれるものの大半はこのグループに属するようです。
純白の八重の大輪の「白妙」に加え、「五色の八重桜」と称せられる、
"花の中心から葉化した1本の雌しべが突き出る様が名の由来とされる" ふわっと柔らかな、白色~淡桃色の「一葉」
"花の中心から葉化した2本の雌しべが突き出て先端が反り返った様を普賢菩薩が乗る象の鼻(牙)に見立てたとされる" 淡紅色の「普賢象」
"塩漬けは桜湯として用いられる" 紅色の「関山」
"ショウガ科のウコンの根茎から得られる着色料の色に似る" 黄色の「鬱金」
"高貴な貴族の衣装の色のイメージから名付けられたとされる" 淡緑色の「御衣黄」
等々花弁が幾重にも折り重なって、枝に鈴なりにボリューム豊かに咲き誇る様は豪華で、ソメイヨシノとはひと味違う趣を醸し出しています。
左から、一葉、普賢象、関山、鬱金、御衣黄
[ジミニー☆クリケット]
2017年4月13日 18:00
[朱房の十手]
2017年4月12日 18:00
勝 鬨 橋 築地と月島を結ぶ架橋計画は当初より開橋する橋を造ることで、シカゴの双葉跳開橋をモデルにしました。日本では初めての形式で、東洋一の規模でした。完成は昭和15年、東京オリンピックや万国博覧会に向けて国の威信をかけた一大イベントの一環として取り組まれました。しかし、日中戦争がはげしくなったため橋のみが完成しました。
中央径間の跳開橋は最大70度まで開き、3000トン級の船舶も航行可能でした。
竣工当時は、一日5回20分ずつ開いていましたが、交通量の増大・橋下を大型船の通行する必要が無くなり、昭和45年に、開かずの橋になりました。開橋したらさぞ迫力満点でしょうねー
築地市場のすぐそばです、買い物ついでに隅田川や勝鬨橋をぜひご覧になってください。素敵な景色ですよ。
橋の中央が開いています(中央区立京橋図書館所蔵資料)
[JRTフェルト]
2017年4月11日 12:00
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2017年4月10日 18:00
4月8日は釈迦の誕生日。別名「降誕会」「灌仏会」。
母親の麻耶夫人の夢に白い象が現れた後懐妊、ルンビニの花園で釈迦は誕生し、生後すぐ7歩あるいた後、右手で天を、左手で地を指し、「天上天下唯我独尊」と唱え、この時、天から竜が現れ、甘露の雨を降らせ、釈迦の誕生を祝福したと伝えられます。
この故事になぞらえて、ルンビニの花園を模した花御堂を設え、中に誕生仏を安置し、甘茶を仏頭より灌いで釈迦の誕生を祝います。
築地本願寺では、4月9日、釈迦の誕生を祝う行事「はなまつり」が開催されました。
この日は生憎の雨模様。
11:30の灌仏会(法要)に先立つ、はなまつり一番の見所の、可愛らしい子供たちのパレード「稚児行列」も、本堂内にて行なわれました。
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2017年4月 8日 14:00
4月2日、気象庁より、全国で最も早く都心で桜満開宣言が出された後、浜離宮恩賜庭園のソメイヨシノも、7日、漸う見頃を迎えました。
浜離宮恩賜庭園は、江戸時代は将軍家の別邸として、明治時代は皇室の離宮として、多くの賓客を迎え、観桜会も開かれた由緒ある桜の名所。
園内には計約100本の桜が植栽されているいると聞きますが、内ソメイヨシノは約10本。
主に「中の御門」「延遼館跡」「中の橋」付近で楽しめます。
淡いピンクの主役が、汐留シオサイトの高層ビル群を背景に、都心ならではの華やかな景観をつくり出しています。