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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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中央区観光協会加盟店紹介12 花蝶 Kacyo

[銀造] 2011年7月30日 08:30

 銀座7丁目16-7にある「花蝶」は新橋演舞場の直ぐ近くにあるので、以前から行って見たいお店でした。 今日は、ちょっと優雅で上質の昼食をと、やってきました。 すてきな玄関ですね。


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 玄関から入って右の階段脇には、山口小夜子さんが描いたという、妖しい女人の眼差しが!

虜になりそうです。


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 一度、応接室の様なところで、準備が出来るまで待った後、通されたのが、この素敵なレストラン。駝鳥の絵の襖があり、欄干には凝った意匠が。生け花の、紫色のトルコ桔梗も素敵です。


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 注文したのは、本日のランチ。ランチコースは4種あります。お膳のものが1種、それぞれをお持ちいただく上等なコースメニュー3種で構成されています。
注文の際に、「アレルギーの有無、食べられない物はありますか?」と尋ねられ、shineこのお店のお客様への心遣いが感じられました。

初めにでてきたのは、トマトをすりつぶし、ワインビネガーを加えた少々酸味もあるが、元気になりそうな冷たいサラダです。


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 次に供されたのが、築地市場より仕入れた本日の魚料理の前菜。イサキ、メバチ鮪と青柳のお刺身。 うーん、日本酒が欲しくなってきたな。 ハウスワインも手ごろな価格で頂けます。


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 次の魚料理は、鱸のソテー。ソースが2種類あり、手前がバジルのソース。奥はトマトソース。


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 本日の肉料理。牛肉と地鶏のステーキ。 ご飯、お味噌汁、香の物も程よく、タイミングよく供されて、本当に素敵な昼食を頂きました。 


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 これで終りではありません。 素敵なフルーツとアイスクリームのデザートも出てきました。


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このデザートの後に、イタリアン ロースト・コーヒーがついて、¥3,500は大変お値打ちです。

ぜひ、上質なお食事をお楽しみ下さい。 花蝶の詳細は、http://kacyo.com/


 食事中に伺った話では、このレストランの前身は、料亭として昭和2年からあったとか。

現在のレストランは、宮本亜門さんのプロデュースによるものであることなど、親切に応対して頂きました。 


接客とおもてなしの心を研修中だという、中国からの素敵な方heart04も挨拶に来てくれました。


 

 

函館屋 ~元祖アイスクリーム屋

[与太朗] 2011年7月29日 08:30

IMG_0493.JPG 今年も暑い夏がやってきました。暑い最中に出歩くと、ついついかき氷やらアイスクリームに手がのびてしまいますね。

 氷は江戸時代、六月一日(陰暦)の加賀藩の氷献上の話で知られるように、高貴の人しか口にできなかったようです。維新後は横浜に後れ、東京では明治5年(1872)、函館の天然氷が新富町の氷室に送られ、市民に売り出されました。人造氷は明治16年(1883)、これも京橋区の新栄町に製氷会社ができたのが始まりだそうです。(『中央区史下』)

 アイスクリームは幕末に外国人から伝わり、明治2年に町田房造という人が横浜馬車道通りに氷水店を開き、「あいすくりん」という幟を立てて売り出しました。(『牛乳と日本人』) ただ、外国人がまれに立ち寄るのみで大損をしたようです。アイスクリームを一般市民に売り出したのは明治12、13年(1879、80)ごろ、銀座の函館屋で、『中央区史下』では、おそらく日本で最初の店だと言っています。

 函館屋の主人、信(しん)大蔵(1831-?)は、旧尾張藩士といわれ、榎本武揚に従って戦った函館五稜郭の残党で、明治9年(1876)京橋区尾張町二丁目九番地(現・銀座六丁目9-7あたりか)に富士山の形をした屋根看板をつけた氷屋を開業して大成功、函館の天然氷や牛乳を商い、後にはアイスクリームやその頃珍しい洋酒の一杯売りをしてバーの元祖ともいわれます。(内田魯庵『銀座繁昌記』、山本笑月『明治世相百話』など) 彼はビール樽のような太鼓腹、洋服に下駄履きといういでたち、客を客とも思わぬ豪語で銀座の奇人・名物男といわれました。内田魯庵は、函館屋の親爺の存在は銀座の誇り、店が無くなったのは銀座の損失とまで言っています。

IMG_0473.JPG 信大蔵の孫が俳優の信欣三(1910-1988)です。長く名脇役として活躍、多くの映画・TVに出演しました。(彼は泰明小の卒業生です。) 彼の書いた文章『元祖アイスクリーム函館屋』には、「おじいちゃんは榎本武揚からお金を借りて函館屋を開いた」、「アイスクリームの作り方は、函館戦争時に幕府顧問のフランス人から教えてもらった」とあります。ところで、函館屋のアイスクリームのお味はどうだったのでしょうか。こう書いています。

「私の不幸は、アイスクリームは家のが一番おいしいと思って育ったものだから、未だに何処のお店のアイスクリームにも手が出ない、食べる気になれないことだ。」

 なお、函館屋一族と信欣三の墓は谷中霊園にあります。

 

[写真上] 旧尾張町二丁目九番地あたり

[写真下] 谷中の「函館屋」(右)と「信欣三」(左)墓碑

 

 

東銀座で秋田の郷土料理を★秋田藩

[まぴ★] 2011年7月28日 08:30

秋田の郷土料理のお店、歌舞伎座のすぐ横にあります。

はたはた、名前は聞いたことありますが、魚だということも知らず、
生まれて初めて食べましたが、ししゃものようで美味しかったです。
頭から食べてみてくださいって言われたけど、頭は無理でした(>_<)
頭に近いところでも骨がいっぱいでした。

 

 

 

とんぶり(畑のキャビア)はつぶつぶが苦手なので食べなかったのですが
主人は美味しそうに食べていました。魚卵が好きなので(笑)

右は比内地鶏の焼いたの。

 

 


あと山菜の天ぷらとかほたるいかの酢みそとか。

 

 

 

そしてきりたんぽ鍋。
きりたんぽはあきたこまちを使ってるらしく美味しかった。
鍋に入ってる野菜はあまり見たことない野菜でした。量は少なめです。
最後のシメに稲庭うどん。これ美味しかった~★

 

 

 

これでもかこれでもかというくらい秋田名物づくしです!

主人の父が大阪から出張で来たときにご馳走してもらったので
値段ははっきり覚えてないのですが、銀座価格だったように思います。

 

大阪には秋田の郷土料理のお店なんてあまり見かけないので、
珍しいお店ということで探したのですが、喜んでもらえました(*^^*)

 

店舗情報はこちらのページで

 

 

 

洋菓子舗ウエストのティールーム

[まぴ★] 2011年7月27日 08:30

ウエストは西銀座通りの6丁目にある洋菓子屋さん。
銀座の三越にも入っています。

ティールームの本店は銀座ですが、三越の新館にも出来たみたいです。
今日は本店に言ってみました。


ケーキのサンプル以外に、「モンブランとショートケーキとシュークリームがあります」
ということだったので、モンブランとハーフ&ハーフシューに。

 

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モンブランは、ロールケーキの上にマロンペースト。
昔ながらのモンブランという感じで、少し小さめ。
かなり甘めなのでこの大きさでよかったかもしれません♪
なんか懐かしい味のモンブランでした。

シュークリームも美味しいですが、甘めです(笑)
こちらは主人と半分こ・・・甘いのが苦手な人には半分くらいがいいかもですね!

 

 

ちょっと昔にタイムスリップした感じの雰囲気のある店内で、
ゆっくり時間が流れてる感じです。

 

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かなり前にリーフパイとチーズバトンを買いましたが、パイ生地のお菓子も美味しいです。 

ちなみに山梨の石和町に工場直営店もあります★

 

洋菓子舗ウエストのホームページ

 

 

7月25日は「かき氷の日」 ー銀座松﨑煎餅お茶席ー

[滅紫] 2011年7月26日 08:30

台風一過、又暑さが戻ってきました。ところで7月25日は「かき氷の日」ってご存知でしたか?

1933年のこの日山形市で当時の日本最高記録40.8度Cを記録したことに因み、かき氷を食べるのにふさわしい日として、「日本かき氷協会」が設定したものだそうです。またかき氷は「夏氷」(なつごおり)とも言われるので「7」「25」との語呂合わせもしているとのこと。その後2007年8月16日に熊谷市、多治見市で40.9度Cとなり74年ぶりに記録が破られたのは皆様まだご記憶に新しいところでしょう。


というわけで今日は「かき氷」を目指して松崎煎餅さんへ。松崎煎餅さんはお店のご案内によれば3代目が慶應元年(1865年)銀座に魚らん坂から店を移転して以来200年を超す老舗です。並木通り沿いの1Fはお馴染みのお煎餅が勢ぞろい。「お茶席」はこの2Fにあり、ショッピング帰りの奥様たちご愛用の場所。入ったのは平日の16時過ぎですがほぼ満席の盛況ぶり。隣の方の葛餅セットを横目でにらみながら今日は迷わず「宇治金時」(1050円)を。白玉とミルクをトッピング(各+100円)することもできます。


来ました。来ました。100_0145.JPGこちらのかき氷は薄く薄く削った跡が目でも分かるほどのさらさらとした氷が陶器のお皿にのって供されます。さらっと口の中で溶けていく感触が何とも「夏」を感じさせてくれます。先週大阪のとあるお店でいただいたのはところどころ氷の塊があってかき氷好きの私としては情けなくなりました。


頭の芯にキーンと来てこれぞかき氷!



キャッシャー手前に眼を惹くものが。白い小さなほら貝とビー玉がグラスの中に。ちょっと洒落た涼を呼ぶ演出がステキです。写真を撮らせていただいて9月末まで有効の割引券まで頂戴してしまいました。

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銀座松崎煎餅 中央区銀座4-3-11松崎ビル

1F松崎煎餅 TEL3561-9811 10:00~20:00

                  11:00~19:00(日祭)

2Fお茶席 TEL3561-9815  11:00~19:00(日~木)

                  11:00~20:00(金土)

http://matsuzaki-senbei.com



歳時記でこの時期ピッタリの一句を見つけました。

「青春のいつかは過ぎて氷水」(上田五千石)



 

 

竹葉亭銀座店ー老舗のランチー

[滅紫] 2011年7月20日 10:00

7月21日は土用の丑の日です。「土用の丑の日と鰻」の定着に平賀源内が一役買ったというのは有名な話ですが、「土用の丑の日」というのはどのように決まっているのかご存知ですか?


土用とは立春・立夏・立秋・立冬の前の18日間のことで、その期間中の丑の日を「土用の丑の日」というそうです。(夏だけではないのですね)従って年によっては土用の間に丑の日が2回くることもあり、今年も土用の入りが7月20日なので「二の丑」は8月2日になります。


"「丑の日」に竹葉亭を採り上げて鰻の話ではないってドウヨ!"とツッコミが入りそうですが、竹葉亭さんといえば江戸末期創業の老舗中の老舗のひとつ。「鰻」は余りに有名なので今さら申し上げるまでもないと思い、今日ご紹介するのは「鯛茶漬け」です。


こちらも鰻と並んで結構人気メニュー。私も勤め人時代時々お昼にいただきました。お店の案内によればこの「鯛茶漬け」は古くから文人墨客に親しまれていたとか。永井荷風の「断腸亭日乗」にも度々登場するそうです。


いつもは長い列が出来ているランチタイムも雨のせいかすんなり入れ、早速鯛茶漬けを。ゴマタレのかかった刺身大の鯛と薬味のわさびと葱、お櫃に入った炊き立てのご飯、すり鉢に入ったゴマにあつあつのお茶が運ばれてきます。私は1,2切れゴマダレのかかったお刺身をいただきましたが、お隣の方はすぐにお茶漬け製造に取り掛かりました。負けじと私も。・・・というわけで結果2膳もいただくことに。


デザートはお気に入りの「豆腐アイス」(420円)。写真がないのはデジカメの電池がなくなったためです。悪しからず。食欲の落ちる暑い時期に特にオススメです。


www.unagi-chikuyoutei.co.jp

鯛茶漬け:1890円、鮪茶漬け1575円、うなぎ丼1890円~うな重3045円、コース料理4725円~


竹葉亭銀座店 中央区銀座5-8-3 TEL35711-0677 地下鉄銀座駅A5出口1分


営業時間:11:30~14:30 16:30~20:00(土日祝は休憩なし)


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