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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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2016 夏の涼やか庭園

[サム] 2016年8月 5日 12:00

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 ファンケル銀座スクエア(銀座5)では、8月4日~8月7日の4日間、10Fのテラス付サロンスペース "ロイヤルルーム" を「夏の涼やか庭園」として一般開放しています。

(11:30~18:30)

現在、年7回開催されている「季節のガーデンイベント」のひとつで、銀座の街をあげての催事「ゆかたで銀ぶら」に前後しての企画。

アサガオをはじめ、マンデビラ、ニチニチソウ、ユリ、ギボウシなどが展示され、葦簀張り・風鈴が配われ、季節感と共に涼やかさも演出されています。

室内には、のどを潤す冷たいドリンクも用意され、ひとときの涼を楽しむことが出来ます。

 

左から、アサガオ、マンデビラ、ニチニチソウ、ユリ、ギボウシ

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築地本願寺 盆踊り2016 8月3日から6日まで開催中です

[銀造] 2016年8月 5日 09:00

築地本願寺の盆踊りが始まり、8月6日まで盛大に開催中です。

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会場を盛り上げ、私たちの楽しみは、何と言っても、「築地の名店」の出店、屋台です。美味しい物がてんこ盛りです。

出店なさっているのは、鳥藤、きつねや、

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松露、味の浜藤、

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美味しいお肉の近江屋、紀文、魚河岸 京富、築地ボン・マルシェなどです。

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踊ってにこやかな方々、来場された皆様の笑顔、これが本願寺様が取り持つ「ご縁」ですね。

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2016.8.02 スタバ20周年 銀座松屋通り店

[滅紫] 2016年8月 4日 09:00

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昨年の「スタバはないけどスナバはある」という鳥取県知事のコピーライター顔負けのコメントで話題になったとおり(2店舗になったそうです)、すっかり日本の街の顔になった「スタバ」―スターバックスコーヒーが日本に進出して本日8月2日20周年を迎えます。一号店はご存じの方も多いかも知れませんが銀座松屋の一筋裏にあります。カウンターの横に「一号店」というプレートがあるのに以前気が付いて「20周年になるのね」という話をスタッフの人たちと交わしていました。「特別メニューやイベントもやりますので来てくださいね」

 

ワクワクして早速やってきました。

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地下鉄コンコースから盛り上がっています。壁面ずらりとギャラリーとなり「スタバのある風景」写真展。8月2日当日の1号店の風景!

入るのはあきらめました。記念のマグカップなどのグッズは松屋さんでも販売しているということなのでそちらをのぞいてみることに。

スタバが進出してから同じシアトル系のタリーズやエクセルシオールカフェなどの新しい形態も増えて街の喫茶風景もまた喫茶文化もすっかり変わりました。初めての海外の街でもスタバを見つけるとちょっと安心な感じがするのは私だけではないような気がします。コーヒー中毒気味なのでこだわりの珈琲店にも、気軽なスタバやタリーズにもよく入ります。一時コーヒーチェーンに押されて少なくなっていた喫茶店が店独自のウリでまた少しずつ増えているのも嬉しいことです。

 

鳥取県進出で47都道府県すべてに出店、現在1178店だそうです。都市住民のライフスタイルに合わせ、新しいスタイルを創ってきたスタバが今後どんな展開を見せるのか楽しみです。おめでとう 20周年!

 

 

2016 ゆかたで銀ぶら

[サム] 2016年8月 3日 18:00

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DSC_0582SQRSG (2).jpg 浴衣や和装で真夏の銀座来街者の方々に、和のおもてなしの数々で涼をとっていただくイベント「ゆかたで銀ブラ2016」が、7月31日、銀座通り1丁目から8丁目の歩行者天国を利用して開催されました。

今回は、15:00~17:00に時間を変更しての実施。

1870年8月に銀座通りで日本初の歩行者天国が開催されて以来、歩行者天国開催の記念と、銀座来街者の方々に楽しく夏の一日を過ごしていただこうとの趣旨で開催されているイベント「ホリデープロムナード」の一環として、10年前からスタートしたもので、今年は「たくさんの笑顔を銀座に」をテーマに、和で彩られた銀座の街を浴衣姿で楽しめるよう、様々な催し物が組まれています。

なかでも人気は打ち水イベント「銀座涼風計画」。来街者や街の人たちが大きな掛け声とともに一斉に打ち水を行うと、通りのアスファルトが冷やされて歩行者天国に冷風が吹き抜けます。

銀座通りに設営された、氷像展示の「氷まつり」も涼感を誘います。

今年は、3丁目会場は「氷の動物園」、6丁目会場は「氷の夏祭り」がモチーフ。

この日も、外国人を含め、歩行者天国をそぞろ歩きをしながら、ひとときの涼を楽しむ、大勢の浴衣姿の来街者で賑わいました。

 

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八朔 江戸の街づくり

[あすなろ] 2016年8月 3日 16:00

八朔、8月1日。


 

 江戸は、天正18年(1590)8月1日、徳川家康が
拠点を構えてから、大都市へと発展を遂げること
になります。

 

 当時、江戸城のある台地の東側は広大な湿地でした。

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<天守台 ※千代田区>

 

 家康は、江戸入り直後から街の造成に着手しました。
神田山を切り崩して日比谷入江を埋め立て、大名屋敷を
整備。さらには、東側の低湿地も埋め立て、市街地を造成。

 

 これが、現在の銀座や京橋あたりで、幕府はこれらの地に
駿河や大阪、伊勢などから商人や職人を移住させました。

 

 掘割の整備や日本橋を南北に横切る通町筋の町割によって
成立した町人地は、交通、経済、文化の中心地となって
発展していきます。

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<「熈代勝覧」絵巻>

 

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<日本橋>

 

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<繁栄を表す「麒麟像」> <銀座>

 

 明治に入り江戸は名称を東京と改め、文明開花の波は
社会を変えていきました。

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<永代橋と屋形船>

 

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<三百年の松>

 

 そして、現在の中央区があります。

 

現代の流行の最先端と、400年の歴史の重みが、
ごく自然な形で溶け合っている。
そんなところにもこの街が人を惹きつける秘密が
あるのかもしれません。

 

 

 

ブラン亭:古き良き銀座のバーでカレーと電気ブラン

[中央小太郎] 2016年8月 2日 16:00

銀座コリドー街の一角に古めのビルがあり、これまた暗めの階段を下っていくと
「ブラン亭」というお店があります。

 
地上階の看板は目立ちにくいので、狙って行かないと見逃す感じですね。

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 よくカレーのおいしい店として雑誌等でも紹介されており、「マイルドでスパイシー」
なカレーは、個人的にも絶品だと思っています。

もし近くに努めていたら昼ごはんとして毎週食べたいぐらいです。

 
ただ、この店、金曜日の夜だけは、バーとしても営業しています。
今回はこの「夜のブラン亭」にスポット当ててみたいと思います。

 

 夜のメニューは、メインはやはり名物のカレーと、お店の名前にもなっている
電気ブランになります。電気ブランは30度と40度があり、ストレートでもいいですが、
まずは30度のハイボールから入って、40度のハイボール、ストレートという具合に
強さを徐々に上げていくのがいい感じでしょうか。

 

この他、バーカウンターの後ろの棚にカレーの材料と一緒にインドから取引先が送って
くるというインドのウイスキーやウオッカがおいてあり、頼めば出してもらえます。
小生はまだ試したことはないですが、今度「インド産」も試してみようかと。。。

 

料理は基本的にカレーですが、お酒が進むとつまみとして「ちえこママ」手製の
ちょっとした小鉢も出してくれます。あとはカレー用のらっきょうや干しブドウ、
福神漬けがつまみになります。

 

それから、この店の外せない魅力は、自然と他のお客さんと会話が進むざっくばらん
な雰囲気でしょうか。席は8席のカウンターのみというシチュエーションやママの
人柄がそうさせるものと思いますが、会話を楽しもうというお客さんが多い気が
します。
例えば、昨日の夕方5時半頃に行った時は、「俺のXX」のライブで歌っているという
ジャスシンガーの女性が出勤前に来ていて、他愛もない話ですが、小食が羨ましいとか
いや最近は食べたいものを食べるという考え方が主流だとかの話題で話が盛り上がり
した(今度是非ジャズのライブも見させて下さい)。

この方、毎週金曜日にここに来るのを楽しみにしているとのことでした。
その後、2人づれのなじみのお客さん(明らかに銀座が地元のおしゃれな方々)が
男女でこられて、小生が特派員をやっていると話をしたら海外からの観光客の話で
盛り上がりました。

 

カウンターの後ろの棚にちょっと変わったボトルが置いてあるので紹介しておき
たいと思います。
やはり、隣あわせた女性で、以前、ぶらん亭近くのワイン・ショップに勤務してた
ことがあり「わたしは、バッカス(ギリシャ神話・酒の神様)に愛された女」
と豪語する方が、このボトルを感慨深げに眺めていました。
ボトル自体はもう空なんですが、ちえこママとその女性の会話から、酒好きには
たまらない奇跡の取り合わせボトルらしいことが伝わって来ます。
何でも、銀座の伝説のバーテンダーのひとりで、スコッチのロールスロイスと
称される「ザ・マッカラン」を日本に広めたBar・ダルトンの石澤實氏が他界
されたときに、日本を代表するサントリーとニッカの、ウイスキー2社それぞれが、
業界への貢献と、尊崇から、ラベルにも凝って、オリジナルミニボトルを製造、
追悼の会で限定配布されたものだったそうです。

 
銀座ならではの粋な計らいが感じられるだけでなく、

ちえこママの人脈と人徳を伺い知ることが出来たエピソードでした。
ボトルの写真も撮ったのですが、ここはあえてブログにはのせず、

ブラン亭に行かれたときに是非鑑賞してみてください。

 

銀座には有名なバーや超A級のグルメなお店がわんさかありますが、

「ブラン亭」を分類するなら、「古き良き銀座のバー」としての歴史を持ち、

銀座の地元の人がくつろぎに来るB級グルメ&バーといった所でしょうか。
金曜だけ夜も営業しているという希少性も興味をそそりますね。
尚、金曜の夜だけなのは、次の日が休みで、朝からカレーの仕込みをしなくてもよい
からという理由だそうです。昔は毎日(平日)やってたそうです

 

ここで腹ごしらえをして、銀座の夜遊びに出かける。

これも銀座の粋の一つかなと想像します。

(是非やってみたいものです)