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新作歌舞伎「陰陽師」主題曲奉納演奏〔築地本願寺〕

[ジミニー☆クリケット] 2013年8月17日 09:00

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8月15日(木)、築地本願寺にて、歌舞伎座新開場杮落「九月花形歌舞伎」で上演される新作歌舞伎「陰陽師」の主題曲奉納演奏が行われました。

 

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奉納演奏を行ったのは、尺八奏者のき乃はち氏です。

当日は、「竜馬がゆく」の主題曲として使用された「宙へ」が奉納され、その後、「陰陽師」の主題曲とエンディングテーマの2曲が奉納されました。

 

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奉納演奏の後は、作者の夢枕獏氏と主演の市川染五郎丈が加わり、主題曲を聞いた感想や、新作歌舞伎への意気込みを熱く語っておられました。

ちなみに、新作歌舞伎「陰陽師」は、即日完売だそうです。

 

新作歌舞伎 「陰陽師」については ⇒

 http://www.kabuki-bito.jp/theaters/kabukiza/2013/09/post_64-Highlight.html

 

 

 

 

 

歌舞伎座界隈でランチ巡り

[下町トム] 2013年8月16日 14:00

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「歌舞伎座」が新装オープンして5ヶ月が経とうとしてしています。

今でも連日のように、観劇だけではなく、記念写真を撮ろうとか、ちょっと立ち寄ってみようとかいう人々で劇場前は賑わっています。これまで歌舞伎に関心が無かった人までこの場所に引き寄せた効果は大きいと思います。

 

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芝居見物といえば、幕間の弁当や観劇前後の食事も楽しみの一つですね。お昼や夕方、周辺の有名飲食店はどこも行列ができています。

中でも、お蕎麦の『宮城野』『砂場』『歌舞伎そば』あたりは人気が高いですね。ほかにも、カフェの『文明堂』、洋食の『早川』、カレーの『蜂の家』、シチューの『銀の塔』もリピーターの多いお店です。

ランチのときには悩んでいるうちに時間を費やしてしまうなんてこともありそうです。そこで、今日はぼくの好きな行きつけのお店を紹介します。既にご存知の方も多いとは思いますが、未体験の方は是非一度お試しあれ。

 

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1軒めは、カジュアルフレンチのお店『ぺるしぃ』。こじんまりしたお店なので直ぐに満席になります。しかし味は保証つき。ランチで満足したら改めて夜に再訪したくなるお店です。お店のスタッフも明るくて元気。気持ちいい雰囲気が広がっています。

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2軒めは、ハンバーグ専門店『ぐーばーぐ』。多彩な種類のハンバーグがメニューに並んでいて迷いますが、直感で選ぶのが最もいいでしょう。カウンター形式の席もあるので、一人でも気軽に入れます。比較的回転がいいので、ねらい目かも・・・。

 

ラヌイユ.JPG3軒めは、ラーメンの『ラ・ヌイユ』。店名も見た目もちょっとラーメン屋ぽくないんですが、提供されるのは自慢のあっさりスープの東京ラーメンです。店内には音楽関係のアイテムが壁にいくつも掲示されています。洋風酒場のような雰囲気ですが、常連さんの多い人気店です。

 

P1120391_R.JPGもう1軒。区内の素敵な人シリーズでも紹介しましたが、店長が元気で店内も活気のあるお店『Yagura』。焼肉が自慢ですが、ランチのときには、すき焼き定食もあってなかなか味わい深くおすすめです。座席もゆったりとしており、落ち着いて食事するのにはバッチリです。

 

ほかにもまだまだ紹介したいお店がありますが、今日はこの辺りで・・・。いずれにしても興味深いお店がいっぱいの歌舞伎座界隈。ランチタイムにお気に入りのお店を探して路地を歩いてみて下さい。きっと新たな発見があると思いますよ。

 

 

 

♪人が輪にな~る(ソレ)輪が花になる~♪

[小江戸板橋] 2013年8月16日 09:00

夏の夜がしだいに深まるころ、そびえ立つビル群の明かりが輝きを増してきます。

その谷間から、盆踊りの楽曲と笛・太鼓のお囃子が流れてきます。

バルコニーから身を乗り出しても、ビルの陰で会場は見えません。

きっと、小学校の校庭や、寺院の広場で、地域の人たちが踊りの輪を作っているのでしょう。

お囃子を聞いていると、自然に歌が口をついてきます。

「ひぃとが輪になる、輪が花になる」

ああ、この歌詞って、いいな。

人が集まって、踊りの輪を作って、花のように広がっていく。

ちょうど花火が、夜空に大輪の花を開かせる姿に重なります。

滝田常晴さんの作詞に、藤田まさとさんが補作詞してできたものと聞きます。

 

学生生活を送るために上京した年に、何を血迷ったか、盆踊り講習会に参加した事があります。

その時のレッスン曲の一つが、この『大東京音頭』でした。

相当本格的な講習会で、参加者はベテランの方々、浴衣をキリリと着こなしています。

学生は私だけ。

「スジがいいですね。お若いですから、このまま続ければ、名取も・・・」

社交辞令であることは分かっています。

 

でも思えば、盆踊りって、私の身近にありました。

福島県会津若松市の盆踊りの中心曲は、エンヤーで歌が始まる「会津磐梯山」

遥かに仰ぐ磐梯山は、会津の地を潤す「宝の山」

家族や、子供会の仲間と連れ立って、街の目抜き通りにしつらえられた櫓を囲みます。

通りの端から端まで輪が広がり、時間が経つにつれて二重にも三重にも増えていきます。

振付はシンプルですから、初めての人でも、半周も回れば、十分サマになります。

「おはら庄助さん!なんで身上つぶした!」

このお囃子のところは、近くで踊っている子と張り合って、怒鳴るように叫んでいました。

櫓の周囲や商店の軒ごとに下がる提灯が、今思うと、とても明るく感じたものでした。

 

さて、ここ中央区も夏祭りや花火大会のシーズンは、盆踊りの季節でもあります。

「チュチュッとチュ~チュッと中央区 ♪」

いよっ、出ました。中央区音頭。

「これがお江戸の盆ダンス」

ダンスと言い切っちゃうんだから、ハイカラだね。

チュチュッとのリズムが、かわいいですね。

そして、これから行われる盆踊りは・・と。

8月23日(金)から24日(土)に行われる、浜町公園がねらい目です。

その名も「大江戸まつり盆おどり大会」

23日には、17時からオープニングパレードもあるんですよ。

チュチュッとの振りを、かっこよく決めるチャンスです。

 

 浴衣着ていきましょう!!

 

 

 

 

豪快なシェフの料理「エル マタドール」

[杏葉牡丹] 2013年8月14日 09:00

銀座5丁目、歌舞伎座の正面が一番よく見える路地に、スペイン料理の「エル マタドール」がオープンしました。

 

オープンエア風の1階は、カウンター席と、ちょっと高めのイス・テーブル席で、気軽なバールという感じですが、地下に降りてみれば40人は入りそうな広さで、スペイン貴族の邸の食堂のような、重厚で落ち着いた雰囲気です。

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平日のランチのメインは6種類。

「メロッソ」というバレンシアを代表するお米料理、カネロニ、本日のお肉料理が、それぞれ2種類ずつあって、その中から選びます。

それに前菜とパン・飲み物がついて、1000円です。

(左写真をクリックすると大きな画像がご覧いただけます)

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前菜は

グリーンサラダにクリーミーなマッシュポテト、

モルタデッラハムにスペイン風オムレツと

盛りだくさん。

スペイン風オムレツは、これだけをメインでいただきたいほどの美味しさでした。

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この日は、国産豚肩肉のローストや大きなミートボールのスペイン風煮込み等があったのですが、私が選んだのは「大アサリと小柱とトマトのメロッソ」。

ちょっとリゾットみたいな感じで、アサリも小柱もたっぷり入っていましたが、サッパリしていて、あっという間に食べてしまいました。

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スタッフはキビキビと明るくて気持ちよく、中でも、

とても可愛いけれどしっかりしている「キョンちゃん」から、

「メニューに『豪快なシェフの料理』と書いてあるんですよ」と言われ、

「豪快なのは『料理』?それとも『シェフ』?」と聞いたら、「両方ですよ~」とのお答え。

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この日がちょうど誕生日だったシェフは、一見チャーミングなイケメンなのですが、『豪快』という一面もあったのね~と思いつつ、次回は是非『豪快なシェフの豪快な肉料理』をいただこうと、思ったのでした。

 

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 エル マタドール

銀座5-14-17

電話03(6278)8518

ランチ11:55~14:00(ラストオーダー)

ディナー17:30~25:00(ラストオーダー)

日曜定休

 

 営業時間等は変更になる場合があるので、お問い合わせ下さい。

 

 

 

第25回東京湾大華火祭観覧記

[TAKK...] 2013年8月13日 14:00

【8月月初】

吉報が届いた。

東京湾大華火祭の晴海主会場の入場整理券が当たった。

 

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東京湾大華火祭は12000発もの花火が海上から打ち上げられる、都内屈指の花火大会である。

晴海主会場は、数ある会場の中でも最も好条件で観覧できる場所のひとつだ。

 

【当日 8:30】

中央区のホームページ上にて、正式に開催が発表された。

天気予報は「晴れ時々曇り」。

とても暑くなりそうだ。この夏一番の暑さになるかも知れない。

最近多発している、ゲリラ豪雨に見舞われないかが心配だ。

 

【16:00頃】

江戸バスに乗り、会場付近の晴海3丁目へ。

すでに人も多く、緊急車両も配置されている。

何だか、物々しい雰囲気だ。

 

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10分ほど歩き、会場の敷地内に入る。

建設中の橋の脇を通り、主会場へと向かう。

 

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この橋が完成する頃、この辺りはどんな風になっているのだろうか。

 

【16:30頃】

主会場の中でも打ち上げ場所に近い、野球場内へと進む。

暑いさなか、すでに多くの人々が花火を待っていた。

 

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持ってきたラジオを中央FMにあわせ、ビールを飲みながら、カウントダウンを待つ。

時折、涼やかな風も吹いてくる。

 

【18:00】

夕焼け空に号砲が轟き、いやがうえにも期待が高まってくる。

 

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遠くには東京タワーが見える。

 

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【18:50】

いよいよカウントダウンが始まる。

「ゼロ!」の声とともに、次々と花火が打ち上げられる。

ラジオからは中央FMの東京湾大華火祭特番が流れてきた。

 

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花火がとても大きく見えて、まるで星が降りそそいでくるみたいだった。

 

【20:10頃】

あっという間に1時間半弱の大華火祭が終了してしまった。

素晴らしい花火を見せてくださった花火師の方や大華火祭運営の方々等に、惜しみない拍手が送られていた。

帰り道、大きな混乱もなく、整然と多くの人々が歩いて行った。

 

 

 

 

第25回東京湾大華火祭

[whatever] 2013年8月13日 09:00

 日本列島各地で記録的な暑さとなり、都心でも6年ぶりに37℃を超えた8月10日、第25回東京湾大華火祭が晴海で開催されました。主催は、東京湾大華火祭実行委員会、中央区、朝日新聞社。

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 事前に申し込みをし、入場整理券を入手。会場は晴海主会場(中央区は他に晴海第2会場)。収容人数は約5万人(晴海第2会場は約4万2,000人)。17:00開場。会場全体にブルーシートが数ブロックに分かれて敷かれており、その上を各自が陣取るようになっていました。私が会場に到着した17:30頃は、どのシートも多くの人で埋っていましたが、前方はまだまだ余裕がある様子でした。私は真ん中のやや前方を確保。

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 打ち上げ開始時間の18:50まで、会場内には観覧場所の空き状況や花火の説明等のアナウンスが流れていました。先ほども述べたように、この会場は入場整理券が必要で、2名までの制限と開場時間が決まっていたこともあるためか、皆さん比較的おとなしく打ち上げ開始までの待ち時間を過ごされていたように思います。

 

 打ち上げ時間が近づき会場全体で10秒前からカウントダウンを行い、色鮮やかな花火が次々と打ち上げられました。都の鳥ゆりかもめをモチーフにしたキャラクター「ゆりーと」の花火も登場しました。

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 日本各地の花火師さんの作品はどれも迫力があり、会場全体から歓声が上がりました。また、尺五寸玉(直径約45cm)が打ち上げられると上空では400mほどに広がるそうで、振動が地面と体に響きわたり、それはそれは息を呑むほどの豪華さです。

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 約1万2,000発の花火が東京湾の夜空を彩りました。今年の観客者総数は、およそ68万人だったそうです。

 

 暦の上では立秋を過ぎましたが、まだまだ暑さは続きそうです。しかしながら、迫力と美しさに暑さを忘れることのできるひと時でした。