せともの市(今年は終了しました)
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せともの市
思い起こせばちょうど一年前のこの季節。当時住んでいたマンションの更新時期が近づいていたので、新しい土地に引っ越そうと部屋探しをしていました。
学生時代に銀座と築地でアルバイトをしていて「将来は中央区に住みたい」と思いを馳せて以来、かれこれウン十年。「そうだ、中央区に引っ越そう」と、どこかで聞いたようなフレーズの如く、昨年のこの時期に勤務先の表参道から半蔵門線に乗り、水天宮前駅で下車。
目的の不動産屋のある人形町交差点近くまでの道のり、人形町通り沿いの歩道上は蒸し返す中、たくさんの人で賑わっていました。せともの市が開催されていたのです。「この空気、やっぱりいいな」と感じながら不動産屋に到着。他の地域も探す予定ではいましたが、まず人形町界隈でいくつか物件を紹介してもらいました。やはり直感を信じてよかった・・・他の地域で探すことはありませんでした。間違いではなかった、中央区に引っ越してきたことは。毎日が楽しいです
と、前置きが長くなりスミマセン。今年も「せともの市」の時期がやって参りました。毎年8月第一月〜水曜日に催され、今年は5日〜7日の3日間。残業と重なってしまい、6日(火)のみですが覗くことができました。
水天宮前交差点から人形町交差点にかけて、人形町通りの両側は販売店のテントがずらっと並びます。ワクワクしますと、せともの市を紹介しておきながら言うのもなんですが、私は週末の趣味として陶芸教室に通っているので、新規に陶磁器を購入することはそうそうありません。しかし、このように産地の違う商品を一度に見られるのは勉強になり、自分の作品作りのヒントにもなります。でも、せっかくなので何か記念に購入しようと物色していると、気になるお店を発見。お店の名前は分かりませんが、どうやら古い器を扱っているようです。ドキドキしますなぜなら、時代を経てきた食器類だけは時々購入することがあるからです。
江戸時代に使われていた蕎麦猪口や小皿。少しくすんだ染付けは、味があり美しいです。明治〜大正期に作られたというガラス類など、素朴な姿につい見入ってしまいました。蕎麦猪口も手頃な値段でいいなと思ったのですが、今回はガラス製品を購入。
陶磁器に限らず、ガラス製品、木製品も販売されていました。季節ごとに食器を使い分けるのも趣があっていいものです。大観音寺の前では、電動ろくろを体験できるようでした。来年のせともの市で、皆さんもお気に入りを見つけてください。壽堂の氷羊羹もおいしですよ。
せともの市(今年は終了しました) 毎年8月第一月〜水曜日に開催
東京メトロ日比谷線人形町駅または半蔵門線水天宮前駅下車
「八月納涼歌舞伎」幕開け
8月2日「納涼歌舞伎』初日の幕が開きました。4月の新開場以来盛況が続いている歌舞伎座は今日初日も「大入り」の文字が積物のまんまん中に。
歌舞伎座の「八月 納涼歌舞伎」は平成2年(1990)にスタート。低料金,その後3部制ともなり勘九郎さん時代の18代目の勘三郎さん、三津五郎さんたち花形役者の奮闘で若い歌舞伎ファンを増やしてきました。それ以前の8月公演は歌舞伎以外の公演が行われていたのを覚えていらっしゃる方も多いことでしょう。この年から歌舞伎座は年間通して歌舞伎公演が行われるようになりました。 「初日」に見るのは久しぶりで何だかワクワク、ドキドキします。受付付近に役者さんの奥様方もずらり。やはり初日ですね。今日観るのは第3部「狐狸狐狸ばなし」と「棒しばり」。「狐狸狐狸ばなし」は北條秀司作の喜劇を歌舞伎化したものです。騙されたり騙したりのドンデン返しで「え!」「あ!」と客席から笑いが絶えません。「牛娘」と呼ばれる亀蔵さん演じる「おそめ」に迫られた生臭坊主の橋之助さんが迫ってくる亀蔵さんのすさまじい表情にこみ上げる笑いを必死に我慢している様子がまたおかしくて客席も一緒に吹き出しています。若手陣の中に中村歌江さん(81歳)の元気な姿が登場すると「成駒屋!」の声がかかります。「棒しばり」は三津五郎さんと亡くなった勘三郎さんのコンビで何回も演じてきたユーモラスな人気舞踊ですが、今回は三津五郎さんと勘九郎さんが演じます。 「狐狸狐狸ばなし」も17代目、18代目の勘三郎さんが演じてきた演目です。お盆も近づきました。お二人が息子や孫の活躍ぶりをそっとのぞいて「まだまだだな」とダメ出ししたり、「なかなかやるな!」と話しているかも知れないなーと思うと笑いながら少しウルウルしてきました。 暑さを吹き飛ばす若手花形役者さんたちの活躍ぶりを観に是非お運びください。
第一部「野崎村」「春興鏡獅子」11時開演 第2部「髪結新三」「かさね」14:15開演
チケットホン松竹0570-000-489(10:00~18:00) 千穐楽24日
唐招提寺~鑑真和上1250年御諱〔奈良まほろば館〕
今年は、唐招提寺の開祖、鑑真和上の1250年御諱(ぎょき)にあたります。1250年御諱とは、鑑真和上が亡くなられてから1250年ということで、50年に一度の大法要が行われます。
奈良へのご旅行をお考えの方は、奈良まほろば館で、観光情報を入手されてはいかがでしょうか?特産品コーナー、喫茶コーナーも併設されています。
奈良まほろば館のHPは ⇒ http://www.mahoroba-kan.jp/
浜町にある"港屋繪草紙店"
"港屋繪草紙店"--何処かで聞いたことのある名前ですね。
そうです、竹久夢二が大正3年に日本橋呉服町(現在の八重洲一丁目)に開いた店の名前ですね。
何と明治座の向かいの水天宮の仮宮の前の清洲橋通りを挟んだ反対側に"港屋繪草紙店"という店があるのです。 間口は1間位のお店ですが、中は竹久夢二の描いた版画やポストカードを始めして、夢二のサインの入ったうちわ、レターセット等の 和雑貨が所狭しと並んでいます。 このお店は竹久夢二作品を専門に扱っている"GALLERY 港屋"さんが、竹久夢二氏のご遺族の了承を取って20年以上前から "港屋繪草紙店"として、和雑貨を扱っているお店なのです。
女性が入ったら、色々な雑貨があって目移りしてしまいそうな、又、可愛くて何か買わずにはいられなくなりそうなお店です。 明治座や水天宮仮宮にお越しの折には是非覗いてみて下さい。 GALLERY 港屋 URL:www.yumeji-minatoya.co.jp 銀座五~八丁目散策Ⅱ
前回に紹介したブログ『銀座五~八丁目散策Ⅰ』の続きを案内します 。 前回の記事はこちら→/archive/2013/07/post-1716.html
今回は、後半の太文字 で示している場所です。
< 行 程 > 銀座駅・・・数寄屋橋の碑・・・北村透谷&島崎藤村記念碑・・・石川啄木歌碑・・・歩行者天国・・・商法講習所跡・・・金春屋敷跡・・・銀座煉瓦遺構碑・・・銀座柳の碑・・・芝口御門跡・・・三十間堀跡・・・元国鉄踏切信号機・・・検査業務開始地・・・銀座案内所・・・新橋演舞場・・・東京商工会議所の跡・・・佐久間象山塾跡・・・狩野画塾跡
三十間堀跡から出発・・・ 前回の続きだが、三十間堀跡の説明板の横にある三個の大きな石 これらは高速道路出口にあり。わかりにくい。
近代的物品購入検査の始まりの地 明治9年〈1876〉に 工部省電信寮の碍子試験所がここで電信用碍子の電気試験を行う。
明治時代、国内商工業者の意見を集約する代表機関がないため、不平等条約との改正が困難を極めていた。そこで、伊藤博文と大隈重信は渋澤栄一に代表機関の設立を依頼する。 明治11年〈1878〉、 日本初の商工会議所である 「東京商法会議所」が設立される。 この碑は、創立100周年を記念して発祥地に建立。 左手側に新橋演舞場がある。見過ごしやすい。 佐久間象山塾跡 嘉永4年〈1851〉に兵学・砲術・海防方策などの講義をおこなうために兵学塾を開講。
狩野画塾跡 幕府奥絵師。狩野四家。 繁栄したのはこの木挽町の狩野家。
以上、銀座五~八丁目散策でした
「銀座」の盆踊り
夏に欠かせないイベントといえば、なんと言っても、花火大会に盆踊り。
会場には、町会の方たちによる、焼きそばやフランク、飲み物や氷等の屋台が出ていましたが、浴衣姿の人たちに混って、近所のサラリーマンやOLさん達も見受けらるのは、いかにもこの土地ならでは、といった感じです。
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