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中央区の区民健康村『ヴィラ本栖』に行ってきました!

[快晴] 2013年8月12日 09:00

 6月末、富士山が世界文化遺産に登録されました。世界文化遺産の中には、もちろん本栖湖も含む富士五湖が含まれています。

 その本栖湖のほとりにある"中央区民健康村「ヴィラ本栖」"に、知人たち数名と共に行ってきました。以前から、素晴らしい施設、そして静かな本栖湖をはじめ周りに多くの見学場所があると言っていましたが、今回初夏に訪れる機会を得ることができました。


ck1308_20130808 (1).jpg 「ヴィラ本栖」は、平成25年3月24日にリニューアルオープンしました。

 運営やサービスは、135年の歴史を誇る富士屋ホテルが担当しています。私たちはレストランで、和食・洋食ともに味わってみましたが、一泊二日における食事でも、とにかく素晴らしい味だったことが印象でした。(右写真はパンフレットから)


都内からの交通機関は

・車ですと、中央高速の河口湖インターチェンジで降り、国道139号線を走り東京からホテルまで約2時間15分ほどです。 

・電車の場合は、JR中央線の大月駅で富士急線に乗り換え河口湖駅で下車、路線バスに乗り「本栖入口」で下車後徒歩20分。東京から約3時間ほどです。

・中央区からは、直通バスの便があります。乗車場所は、区内の日本橋、月島、京橋を回り、東京駅八重洲南口に近い八重洲富士屋ホテル前からの出発ですので大変便利です。


料金は

区民、区内在勤に比べ、区外の方は少々高くなりますが、私たちの泊まった時は、他区の方もいらしていました。


部屋は

ck1308_20130808 (2).jpg和室(10畳)、和洋室(6畳+2ベッド)、洋室(2ベッド)、和室「本栖」(10畳+8畳)、洋室「富士」(2ベッド+居間)、和洋室「さくら」(8畳+2ベッド) など様々なタイプがあり、広くてゆっくりと休むことができました。

また森の中には、素敵なコテージが2棟建っていて、1棟の定員は10名で、バス、トイレ、キッチン、テラス付きで、バーベキューの設備も整っているそうです。

 

 

レストランの周囲は大きな全面大型透明ガラスで、とにかく新緑の樹林が美しく映え、本当に爽快で、すがすがしい気分を味わうことが出来ました。

館内を回ってみると、テニスコートや駐車場、トレーニングルーム、ラウンジやオーディオルーム、大広間や研修室、大浴場、家族風呂の他、サイクリング用自転車も用意されていました。

大浴場は天然温泉ではありませんが、広い浴場の全面大型ガラスの窓からも美しい新緑の樹林が映え、早朝にすがすがしい気分を再度味わいました。

中庭からは、西洋風のホテルが美しく芝生に映えていました。

早朝、本栖湖の散策にでました。全国でも屈指の水深138メートルの深度、透明度と相まって素晴らしい湖水でした。千円札の裏面の富士山はここ本栖湖北岸からの景観ということがうなずけました。

 

また、事前予約が必要ですが、有料でネイチャーガイドのツアーがあるそうです。ガイドの内容は、本栖湖周辺や青木ヶ原の樹海、風林火山の武田信玄ゆかりの史跡めぐり等があり、具体的な場所の指定もできるそうです。

私たちは、ホテルで専用のマイクロバスを出してもらい、到着当日は、富士山の西麓 富士宮市朝霧高原にある『富士花鳥園』を見学しました。ベゴニア1300株のほか、多くの花々の見事な大温室、世界中のフクロウ・ミミズク39種類が歓迎してくれました。見どころが多く、運転手さんの言われた見学時間ではとても時間が足りませんでした。

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翌日は『西湖いやしの里』を見学。「日本のふるさと」ともいうべき農村風景を再現した体験型の施設でした。

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まだまだホテルの周辺には見どころが多くあるようです。皆さんもこの中央区の素晴らしい区民健康村を利用されてはいかがでしょうか。

 

施設のご利用についての詳細は、

中央区役所 地域振興課区民施設係(TEL:03-3546-5623)

または 

中央区立区民健康村「ヴィラ本栖」

山梨県南都留郡富士河口湖町本栖字上野原218-119

TEL:0555-87-2711  申込専用フリーダイヤル:0120-162312

 
料金や詳しい情報はこちらから

 ホームページ http://www.chuo-villamotosu.jp/ 

 

※中央区役所、区民センター、区民館等に、パンフレットが置いてありますのでご活用ください。

 

 

この夏一番人気 "甘酒" ~双葉~

[織衣舞] 2013年8月11日 14:00

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  この夏、話題の "甘酒"。  ここ人形町 甘酒横丁の老舗のお豆腐屋さん 

 

"双葉" での売れ行き商品に 店先でいただける "甘酒" があります。

 

猛暑のこの夏 夏バテ対策として 愛飲される方も多いとか。 

 

一杯¥200 でおいしいです。

 

  でも夏の今 なぜ甘酒? 甘酒って冬のものでは?と思われる方も

 

多いのではないでしょうか。

 

甘酒には ①「飲む点滴」といわれる・・・天然のビタミン・ミネラルが豊富

 

       ②お腹の元気・お肌を整える 「ジャパニーズ・ヨーグルト」

 

       ③ダイエットにうれしい                     効果があるようです。

 

これだけ暑いと 元気な人でも熱中症になりかねない ですからね。

 

対策の一つに見直されては いかがでしょうか。

 

(双葉   中央区日本橋人形町2-4-9)

 

 

セミの羽化ウォッチング<佃公園>

[サム] 2013年8月11日 09:00

R0021275LS.JPGR0021269RSG.JPG 梅雨明けを告げるニイニイゼミ、夏の盛りのミンミンゼミとアブラゼミの "蝉時雨"、晩夏のツクツクボウシとセミの鳴き声は季節の移ろいを体感させてくれる。

不完全変態のセミには蛹の時代がない。終齢幼虫が土の中から出て、成虫へと脱皮・変態する様<羽化>は、ここ佃公園でも夏の日没後から夜半にかけ身近で見ることが出来る。

背の中央が割れ、体をぐっと反らしながら次々に部位を引き抜き、最後に青白い翅を徐々に伸ばしていく様は美しくダイナミックでかつ神秘的である。(下の写真参照)

アブラゼミの場合、一般に卵から足かけ約4‐7年、羽化した成虫は数週間で一生を終えるとされている。

羽化後数日で成熟し、♂は鳴いて♀を呼び、♀は交尾後枯れ枝や生木(幹)に産卵管を差し込み産卵する。ジグザグ状の産卵痕が特徴と云う。

孵化した幼虫は空中を落下して土中に潜っていくと聞く。

     R0021224RS.JPGR0021283RS.JPGR0021285RS.JPG  

 

✎セミの抜け殻

左からニイニイゼミ、ヒグラシ、ツクツクボウシ、ミンミンゼミ、アブラゼミ、クマゼミ

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◆中央区 ここに歴史あり(55) 煙草王・村井吉兵衛~日本橋に旧村井銀行の遺構

[巻渕彰/写楽さい] 2013年8月10日 09:00

日本橋の南側に三菱東京UFJ銀行日本橋中央支店が入る日本橋御幸ビルがある。その北東側、野村證券ビルに向かって古い出入り口が残されている。これはこの場所にあった旧村井銀行の出入り口跡である(写真上)

                                                   

0913_55_130808muraibank.jpg村井銀行は京都出身の村井吉兵衛〔文久4年(1864)-大正15年(1926)〕が設立した。明治期に村井は煙草民営化で「東洋の煙草王」と称され、わが国初の両切り煙草「サンライズ」を製造販売して巨富を築いた。東京銀座・岩谷松平の「天狗煙草」と宣伝を競ったという。

 

煙草が専売制になった明治37年(1904)に莫大な賠償金を得て、村井銀行を創設し、京都を中心に東京にも進出した。当初の支店は大伝馬町一丁目だったが大正2年(1913)、ここ日本橋の三角地にルネサンス様式で日本最初の鉄筋コンクリート構造の新社屋に移転した。金融恐慌で昭和2年(1927)破綻・倒産した。ほかにも村井汽船、村井鉱業、帝国製紙などを設立した。

 

村井吉兵衛の邸宅は現在の千代田区永田町、日枝神社近くの都立日比谷高校敷地にあった。大正元年(1912)約5千坪のこの地に移り、大正8年(1919)竣工の建物は「輪奐〔りんかん=建物の広大、壮麗なこと〕の美を極めた純日本式の屋宇」で「山王荘」と呼ばれたそうだ。倒産後は延暦寺の書院として移築された。

 

村井は大正15年(1926)に急死し、昭和2年(1927)の銀行倒産で邸地は東京府に売却されて、昭和4年(1929)府立一中(現日比谷高校)が西日比谷から移転した。旧邸の門柱が今も校舎正門として使われている(写真中央)。メキシコ大使館側の新坂(遅刻坂との俗称)に面した旧美術品倉庫も資料館として整備され、現存している(写真下)

 

ちなみに、日比谷高校は東京府尋常中学校として明治20年(1887)6月、京橋区築地3-15(現東劇ビル辺り)に移転し、明治32年(1899)東京府中学校と改称したその年の3月まで、12年間ほどは築地に置かれていた。その跡地には明治40年(1907)4月、府立工芸学校(現都立工芸高校)が開校した。@巻渕彰

 

 

あなご専門店『日本橋 玉ゐ』

[築地にゃん子] 2013年8月 9日 14:00

暑い日々が続いております。夏バテ予防の食材と言えば、鰻が有名ですよね。

その栄養素は、 細菌に対する抵抗力をつけるビタミンA(レチノール酸)が豊富で
免疫力を上げる事が夏バテ防止に効くと言われています。

鰻の仲間、『あなご』にも同じ効果がありますが、脂肪分は鰻の半分以下で鰻の
こってり感が苦手という方にもあっさりと食べられるのではないかと思います♫

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知人に勧められ、『日本橋 玉ゐ』本店(日本橋)にお邪魔しました。
天然あなごを使用し、煮上げと焼上げの2通りの穴子の仕上げから選べる
「あなご箱めし」が定番の様ですが、今回は知人に勧められた
「穴子ちらし」をいただきました。

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まず、見た目にも鮮やかで美しく、瑞々しい魚介が豊富に盛りつけられています。

煮穴子はふんわりと柔らかく味付けも良く、ウニ・中トロなど海鮮も全てが新鮮で
上品に下味が付いていて大変美味しく、贅沢な「穴子ちらし」でした。
ミョウガやオクラなど季節の野菜も絶妙にマッチしていました。

本当に美味しい穴子でしたので、次回は、存分に穴子を楽しめる
「あなご箱めし」をいただいてみたいと思っています
 

 

 

2013陰祭り<住吉神社>

[サム] 2013年8月 8日 09:00

R0021179RSG.JPGR0021192LSC.JPG 8月6日7日は佃、月島、勝どき、晴海地区の氏神様「住吉神社」の例祭。

今年は「陰祭り」ということで街の様子も3年に一度の例大祭(本祭り)の喧騒とは趣を異にする。

境内では8月6日11:00より大祭式、8月7日14:30/16:30/19:00には神楽奉納が粛々と執り行われた。

それでも、8月7日14;00からの、平成24年度例大祭 "揃い" を着用した佃住吉講世話人一同参拝等を見るにつけ、地域の祭りに対する独特の思いや仕来り、祭りを通じた強い絆と伝承する心意気が伝わってくる。

(写真左上)

 

✎例大祭に欠かせないものの一つに「揃衣(そろい)」(と呼ばれる浴衣)の新調がある。

宮神輿は揃衣を着て、白足袋を履かなければ佃では担げない。

女性は宮神輿を担げないが、宮元町会<千貫>神輿渡御に限って女性も参加出来るとの仕来りも健在と聞く。

佃島(佃一丁目)には、一部<上町>・ニ部<下町>・三部<東町>からなる男子のみで構成される佃住吉講という組織があり、住吉神社の例祭は勿論、神社で行われる祭祀全般に関わる。

佃住吉講の構員は「若衆」・「大若衆」・「世話人」の三つに序列され、身につける揃衣や役割が異なる。世話人になるにはひと頃若衆20年、大若衆10年の「時」が必要と云われたが、現在は年齢・経験・貢献度等を考慮して昇格が決められると云う。新加入の若衆は「新縁(しんべり)」と呼ばれ、座る席を間違えると「○○年早い」と厳しいお叱りを受ける世界と聞く。

尚平成24年度の例大祭の揃衣のデザインは、

≪若衆≫  白地に紺(写真左)

≪大若衆≫ 薄青地に紺(写真中)

≪世話人≫ 薄青緑地に紺(写真右)  

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