[ミル]
2014年10月 7日 16:00
銀座百店会が発行している小冊子、「銀座百点」。
ファンの方も多いのではないでしょうか。
印象的な、あたたかくモダンな表紙絵を描いていらっしゃるのは、洋画家の小杉小二郎先生。
いつも楽しみにしています。
その小杉小二郎先生の作品展が、日本橋高島屋で開催されます。
「窓辺の物がたり 小杉小二郎展」
会期:2014年10月8日(水)~14日(火)
午前10時~午後8時(※最終日は午後4時閉場)
会場:日本橋高島屋 6階美術画廊(中央区日本橋2-4-1)
高島屋での大規模で本格的な個展は今回が初めてでいらっしゃるのだそうで、油彩画の大作から立体作品、お茶碗など多彩な作品が展覧されるそうなので、楽しみにしています。
小杉小二郎先生は、以前「3分クッキング」の料理テキストの表紙絵を描いていらっしゃり、表紙の裏にも先生のエッセイが掲載されていました。
祖母がテキストを購読していたので、小学生だったわたしは、毎号先生の絵とエッセイを楽しみにしていました。
今も1980から90年にかけての36冊がわたしの手元にあり、時折り眺めては祖母の思い出とともに楽しんでいます。
当時パリ在住でいらっしゃった小杉先生の描く世界は、子供のわたしにとって大きな憧れでした。
ブリオッシュやビスキュイといった美味しそうなお菓子、家主のピエール、お隣の猫好きな婦人、たくましいパン屋のマダム、アトリエの庭にやってくる動物たち、リラやさくらんぼなど四季折々の花や果物・・・
手の届かない外国に住んでいる方の、物語の世界のような生活を垣間見られるのが、いつも楽しみでした。
3年前に中央区に越してきてから、「銀座百点」の表紙に懐かしい先生の絵のタッチをみつけ、本当に嬉しかったです。
これからもどうぞお元気で、素敵な作品を楽しみにしています。
[巻渕彰/写楽さい]
2014年10月 7日 09:00
中央区立郷土天文館(タイムドーム明石)で、同館サポーターが企画制作した第2回パネル展「岸田劉生と銀座 ~生まれ育った銀座の思い出~」が10月4日からはじまった。画家・岸田劉生が『東京日日新聞』に連載した明治期からの銀座の思い出随筆に、自画や参考写真を添えたパネルで紹介している。会期は11月30日まで、月曜休館、観覧無料。詳しくは「区のおしらせ中央」(2014/10/1号)HP こちら>>
岸田劉生(きしだ・りゅうせい)は明治24年(1891)、銀座に生まれた。父の岸田吟香(1833-1905)はジャーナリストとして東京日日新聞主筆を務める。明治8年(1875)銀座二丁目に薬舗「楽善堂」を開業し、日本初の液体目薬「精錡水(せいきすい)」を製造販売した。
劉生は画家として愛娘をモデルに「麗子像」を制作するなど、独創的な絵画表現を追求した。
関東大震災(大正12年(1923)9月)の壊滅から立ち上がり、帝都復興を目指しているそのころ、昭和2年(1927)3月から『東京日日新聞』(夕刊)で、連載「大東京繁昌記」がはじまった。
劉生は、この連載で「新古細句銀座通(しんこざいくれんがのみちすじ)」と題して、同年5月に筆を執る。本展示はその第1回をパネルで紹介している。銀座に生まれ育った劉生は、震災前の懐かしき銀座情景を文章と挿絵の鋭い感性で描いている。
展示では明治35年(1902)の銀座通り住宅地図が掲出されているのでパネル文と対比して見ることができるし、110年ほど前の銀座と今日の街並み変遷を知ることも面白い。
劉生はこの執筆の2年後、昭和4年(1929)に38歳の若さで亡くなった。@巻渕彰
[滅紫]
2014年10月 5日 15:00
十七世勘三郎27回忌、十八世勘三郎3回忌追善の歌舞伎興行が幕を開けた。勘九郎さんのインターヴュー記事によると「「歌舞伎座で親の追善興行ができる役者になってくれ」と」祖父が父に言っていたというがまさかその父までが追善の対象に加わるとは思ってもみなかった」とあった。
昼夜ともにゆかりの演目揃いで楽しみにしていた。すっきり晴れた2日目にまずは昼の部を観にやってきました。「勘三郎命」だった友人と一緒です。
ロビーの両面に17代目と18代目の遺影が飾られて18代目の勘三郎さんの手のレプリカも。
「触ってもOK」との許可をいただき友人はもはやウルウル。
満員の客席で友人は勘九郎さんや七之助さんの姿に勘三郎さんを重ね合わせてしまうらしくずっとウルウルしっぱなし。周りにも同じような方が見受けられ本当にお客に愛されて役者さんだったのだなと認識を新たにしました。七之助さんが「野崎村」のお光を、お祖父さまに当たる芝翫さんも得意にされていたお役です。「伊勢音頭」は勘九郎さんの福岡貢です。仲居の千野に人気者の小山三さんが登場するや大拍手。仲居万野を玉三郎さん、料理人喜助を仁左衛門さんが付き合っている豪華版です。
夜は「寺子屋」「吉野山」「鰯賣」先代や先々代の得意とされていた演目が次世代に確かに受け継がれていく脈々とした歌舞伎の歴史を感じさせられます。
11月は新橋演舞場、新派での追善興行でお二人は初めての新派出演とか。そういえば伯母様に当たる波野久里子さんもこの日客席に姿をみかけました。
千穐楽は25日 お問い合わせはチケットホン松竹 0570-000-489(10:00~18:00)
[みど]
2014年10月 5日 09:00
コンビニの ミニストップから新しいスタイルの「cisca(シスカ)」
1号店が日本橋本町にオープンしました。
「cisca」とは"city small cafe"略で、20~40代女性がターゲット
とのこと。「できたて」「健康感」「つながり」をコンセプトに、
カフェとデリカテッセン、グロッサリー専門店を融合させた業態
といえましょう。
コーヒーや紅茶はもとより、野菜や果物の果汁だけで作ったスム
ージー(300円)、野菜や魚介のうまみを引き出したクラムチャ
ウダー(300円)、発芽玄米を使用したおにぎり、油を使わない
カロリー控えめのドーナツ、そしてサンドイッチやサラダなどを
販売しています。
また輸入菓子や輸入・国産ワイン、チーズ、調味料、カレーなど
も揃えており、その数は約1200アイテムとのことです。
(うち酒類は約200アイテム)
さらに店内には座席17席(うち9席には電源コンセント)があり、
Wi-Fiが使える上に、その場でアツアツの料理も楽しめます。
毎日通っても飽きない、、、そんなお店です。
【店舗情報】
「cisca 日本橋本町店」
東京都中央区日本橋本町3丁目1番8号
JR総武本線新日本橋駅から徒歩2分
営業時間 平日:7時~22時/土曜:7時~17時(日祝休み)
電話:03-3278-1077
[サム]
2014年10月 4日 09:00
10月に入り、朝晩はめっきり涼しくなり、草木の葉も次第に色づき始め、吹き渡る風に秋の気配を感じます。
晴海トリトンスクエアの「緑のテラス」「花のテラス」でも、もうすぐ色とりどりの"秋の彩り" のシーズンを迎えます。
園内では「キンモクセイ」の芳香が漂っています。(右上写真)
今回は、10月2日に開催された月例「ミニガーデンガイドツアー」のテーマ <実物(みもの)と春の花芽> に沿って、色づきつつある実物と、来春の花芽が、時のくるのを待ちながら、少しずつ成長している様をご紹介します。
因みに「プランツ・ウォーク」とは公園や街中(まちなか)を散策しながら、プランツ=植物 を愛でる "緑" を切り口にした "街あるき" とされています。
市街地の意外な魅力の発見と日々の暮らしに彩りを添えます。
ヤマブキ(5弁花、葉は互生)の白色版と思われがちですが、バラ科の別属のシロヤマブキ(4弁花、葉は対生)の実は、光沢のある黒色。
小枝がよく分枝し、小児の掌を立てたように並ぶ様から名付けられたとされる、ヒノキ科のコノデガシワの実は、突起のある独特の形状。
ハナミズキ・ハチジョウキブシ・タムシバ・ロウバイ・・・早くも来春の花芽の準備、着々と進行中です。
シシユズ キンカン ヒメリンゴ シセントキワガキ サンシュユ
シナヤマボウシ ソヨゴ コノテガシワ セイヨウニンジンボク シロヤマブキ
ヒイラギモチ ハナミズキ ハチジョウキブシ(花芽) タムシバ(花芽) ロウバイ(花芽)
[銀造]
2014年10月 3日 14:00
今春、山口県の関門海峡、錦帯橋、広島県への旅行時に中央区にあるアンテナショップで観光案内、地図を入手し、楽しい旅を満喫しました。
関門海峡では、「関門TOPPA!記念証」を入手、無事60才を通過した記念証です。
広島では、世界遺産の厳島神社、広島平和記念公園と資料館を拝見しました。
http://www.pcf.city.hiroshima.jp/
そして、今回は福島県の裏磐梯と大内宿を訪ねるので、
外濠通りの八重洲2丁目6-21にある「福島県八重洲観光交流館」で観光案内と地図を入手しました。
以前、「八重の桜」について、沢山教えてもらいましたが、最近はNHKの大河ドラマが終了したので、しばらく行っていませんでした。
京都館を訪れて、京都の情報を入手、京都検定の受験参考書もここで購入できます。
そうだ! アンテナショップのスタンプラリーが始まるのですね。
中央区観光協会の観光イベント情報では、
「第9回 中央区内アンテナショップ スタンプラリー」が、2014年10月2日から16日まで開催されるとのことです。
詳しくは、こちらをご覧ください。http://www.chuo-kanko.or.jp/
旅行に関しては、お得な情報です!
現在、東京では東京観光財団による「被災地応援ツアーで福島を支援」というキャンペーンを実施中です。
宿泊でも日帰りでも、キャッシュバックを受けられるというこの企画の詳細は、
http://www.tcvb.or.jp/ja/fukushima/
東京のアンテナショップは、こちらでご覧になれます。
http://antenashop.enjoytokyo.jp/list/