先日の「まんまん祭り」で、あたくしの江戸「 ブラ歩き」がご好評だったのか、観光協会の方から別の日本橋ガイドのオファーをまた頂きました。ありがとうございます。
今回のお客様は、横浜から貸し切りバスでやって来る団体様ご一行です!
食品衛生協会という大きな組織のテクニカル・ヴィジット(視察旅行)のような、だけどカジュアルな面もある慰安旅行でもあるような、しかも添乗員が同行してくる、ものスゴ〜く「まっとうな」ツアーで、これは責任重大です。
「や、やれるのか?」 (← アムロ・レイ風)
大きな、重たいプレッシャーをヒシヒシと感じる・・・
というのはウソで、前回の「まんまん」と同じノリで、ネタもコンテンツも仕込み済みですから楽勝でした。
日本橋エリアを30分ほどご見学して頂き、山本海苔と木屋さんに立ち寄る王道のガイド&老舗・ツアー。
木屋さんに入る前、道路をはさんで反対側の三井本館(外観だけ)をご案内するのですが、そのついでに、お隣の三井記念美術館で明日の14日から始まる「三井家伝世の至宝」展をご紹介しました。
「ものしり百科」でもお馴染みの、観光検定試験にもよく出る円山応挙の「雪松図」屏風が一般公開されます。
国宝でもあるこの作品は例年、三井記念美術館でお正月だけ期間限定で公開されていたものです。今年は開館10周年記念ということで、会期を長くした特別展になっているとのこと。このようなタイムリーなトピックはお客様に喜ばれますね。
タイムリーと言えばこの三井本館、今、何かと世間をお騒がせしている三井不動産もこの建物の5階に入っており、三井グループの総本山のようなビルですが...
現在の三井本館は昭和4年(1924年)に建てられましたが、この時の設計・施工を担当したのは米国の企業です。
旧三井本館はご承知のように関東大震災で壊れてしまい、三井財閥の総力を結集して、関東大震災の2倍の規模の地震でも倒れない設計でよろしく頼むと、当時の世界最高水準の技術を持つ米国に発注したのです。
なるほど、外壁に取り付けられたコリント式のオーダー列柱は、耐震性が高そう。
さて、それはおいておいて、明日は特派員交流オフ会も銀座で開催されます。
なにしろ、あたくしは 内気でシャイなので、
当初は参加をためらっていました。
しかし観光協会から「特派員総活躍大臣」とも呼ばれる美人担当者がお忍びで登場するかもという噂を知り、急遽、行くことにしました。(←どこがシャイなのよ)
いったいどれだけディープで、オタッキーな中央区マニアが集まるのでしょうか...
もう、ドキドキです(>_<)
【内気なあたくしが書いた過去記事のリスト】
「まんまん祭り」で、ぶらブラセンタ君?(2015年 110月5日)
べったら市に行ってきました!(2015年 10月23日)
都市景観のフォトギャラリー in 銀座(2015年 9月30日)
観光検定クイズ大会 in 浜町公園(2015年 8月24日)
街歩きを快適に歩くために(2015年 7月22日)
引率者ガイド講習について(参加報告)(2015年 6月17日)
新時代のおもてなし施設「延遼館」(2015年 5月6日)