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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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文明堂 日本橋本店 ~美味しさに真心を添えて~

[rosemary sea] 2016年9月29日 09:00

『ギフト、そして自分も楽しむ』をアプローチとして取材します、rosemary sea です。

 

DSC01422a.jpg本年2月4日リニューアルオープンの文明堂日本橋本店さんをご紹介します。

老舗文明堂さんの歴史・背景につきましては既にこのブログで何度か書き込まれておりますので、ここでは割愛させていただきます。

 

文明堂さんについて、ロズマリのエピソード

◎ かなり前のことですが、勤務先の経費でのお客様への進物として、当時都下清瀬駅構内にあった文明堂さんのカステラをよく利用していました。

◎ 近年は自宅近くの文明堂さん武蔵村山工場、併設の子会社『壹番館』さんに行き、「釜出しカステラ(焼きたてほかほか・ふわふわのカステラ切り出し)」やクッキー、ケーキを買い求めています。

 

ここからは星野本店支配人にお話をお伺いします。

DSC01416a.jpgカステラ『希翔(きしょう)』

烏骨鶏卵、和三盆糖など選りすぐった原材料と練達した技術によりつくられた、カステラを愛するひとのための逸品です。

文明堂さんのなかでもここ日本橋本店と新宿本店のみでの販売となっています。

 

DSC01415a.jpg日本橋カステラ

取材のこの日は隣接するCOREDO日本橋室町アクアリウムの柄・金魚柄でした。そろそろ秋のもみじ柄となります。

 

DSC01417a.jpg特別仕立て

文字や絵柄を入れた特別なカステラ・三笠山・紅白饅頭はお客様のご支持をいただいているとのこと。既定デザインの他、オリジナルデザインも入れることができます。

カステラは1日冷まし、チョコで文字や絵を描いたり、三笠山は焼印を施したり。

工場で仕上げます。注文から商品渡しまで約1週間必要です。

ご注文・ご相談は日本橋本店03-3241-0002まで。

 

DSC01414a.jpgギャラリー

日本橋本店・カフェには小さいながらギャラリーがあります。

代表的なものとして美人画で有名な日本画家、伊東深水(いとうしんすい:明治31年ー昭和47年)画伯の『月の出』(雪月花三部作の<月>)【上の絵】が通年掲出されています。伊東深水展に貸出されていることもあるようですが。他の作品は月によって替わることがあります。

 

BUNMEIDO CAFE

日本橋本店さんの店舗は喫茶・お食事をお楽しみいただける『BUNMUIDO CAFE』を併設しています。

ランチでもご利用いかがですか?

03-3245-0002

通常営業時間は9:30~23:00ですが、営業時間、定休日は季節により変更される場合がありますので、店舗またはホームページでご確認ください。

 

DSC01418a.jpg看板

店舗内に掲げられています額入りの看板も伊東深水画伯の直筆です。

本年2月のリニューアルオープン時より掲出されました。

それまでは倉庫内に眠っていたそうです。

 

DSC01427a.jpg暖簾他の『文明堂』の書

歴史ある文明堂のロゴは彫刻家、朝倉文夫氏(明治16年ー昭和39年)の書が元となっています。

「東洋のロダン」と呼ばれた氏の作品は数多く有名ですが、皆さんご存知のところですと早稲田大学キャンパスにある大隈重信像、文京区・鳩山会館の鳩山和夫・春子像といったところでしょうか。

ちなみに暖簾左下の人物が星野支配人です。

 

お知らせその1

雑誌『江戸楽(えどがく)』10月号に株式会社にんべん・髙津社長と株式会社文明堂東京・大野社長の対談が掲載されています。

「ランチ特集」にも文明堂ハヤシライスが載っています。

 

お知らせその2

中央区観光協会主催『わくわくツアー』~中央区観光協会特派員と歩く日本橋~(10月18日・11月15日)では文明堂さん、お伺い先です。

残念ながらロズマリは参加しません。

日本橋室町1-13-7

03-3241-0002  不定休

営業時間  平日 9:30~19:00

      土・日・祝日 10:00~19:00

文明堂さんのホームページはこちら ⇒ http://www.bunmeido.co.jp

 

 

リバーサイド オータムフェスタ 2016 10月4日(火)に開催です

[銀造] 2016年9月28日 18:00

 「リバーサイド オータムフェスタ 2016」は、10月4日(火)に開催されます。

場所は、勝鬨橋西詰、ニチレイビルから聖路加タワーにかけての、隅田川テラスで開催されます。

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  私は、特派員になってから、8年間、このイベントを毎年楽しみにしています。

隅田川テラスで、ビール、築地の皆さんが用意してくれる美味しい酒の肴とともに、夏の名残りをお楽しみください。銀造

 

 

築地川公園 キンモクセイの 香り漂い

[銀造] 2016年9月28日 18:00

 築地川公園の南側には、金木犀の木が三本あり、蕾が膨らみつつあり、芳香を放っています。 

ついつい惹かれて、鼻を寄せてしまいます。

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この清々しい香りを楽しめるのは、10月1日ぐらいまででしょうか?

先日ご案内したフルーツの成長の観察とともに、お楽しみ下さい。

明石町、聖路加看護大学、築地市場への行きかえりに、お立ち寄り下さい。

写真は、9月27日朝の状態です。 Have a nice day !

 

 

まち歩き、江戸和菓子と出会う(歌舞伎座ゆかり編)

[達磨] 2016年9月28日 14:00

銀座4丁目交差点「信号が変わります~4丁目交番の女性警察官の声」晴海通りを少し歩くと、平成25年(2013)2月、第4期の外観をそのままに、文化施設、高層オフィスタワーが併設されて建替えられた"歌舞伎の殿堂"が見えます。明治22年(1889)第1期「歌舞伎座」から日本の芸能・文化をリードする銀座の顔です。

http://www.kabuki-za.co.jp/siryo/ ... 歌舞伎座資料館/江戸食文化紀行

 

「歌舞伎座」にゆかりのある和菓子屋さんの紹介です。

 

銀座4丁目『柏屋菓子店』 歌舞伎座が開場した翌年の明治23年に創業。歌舞伎座の裏手にあって、昔ながらの和菓子屋さんの佇まい。愛されて...気楽に立ち寄れる老舗です。ご高齢の4代目ご主人と女将さんのお二人で、江戸前の味を守られています。季節折々の美味しい和菓子も揃っていますが、評判の高い「豆大福」は絶品絶賛の味です。お赤飯握りも人気、わくわくとお彼岸のおはぎを買いに行きました。11月には「だいふく...」名店紹介本に登場します。

柏屋菓子店.JPG

 

銀座6丁目『空也』 江戸城出入りの畳屋から榮太樓の職人の紹介を得て、明治17年に上野池之端で創業。初代が踊り念仏の流れを汲む関東空也衆の信徒だったことから、店名と最中の形に由来。初代は親交のあった九代目団十郎の話しからヒントを得て、焦がし皮の最中を売り出したという。季節の和菓子も用意されていて、「空也餅」は夏目漱石の吾輩は猫にも登場する。4期歌舞伎座が再建された昭和26年に先立つ、昭和24年銀座並木通りに移って、銀座の「空也もなか」として予約(電話もOk)、引取りでひっきりなしのお店。香ばしい焦がし皮に艶やかなつぶ餡...がたっぷり入っていて、ビニール袋に包んで一週間は日持ちするとのこと。(参考:竹書房/江戸東京幕末維新グルメ&同店志ほ里)男が惚れて、女性が憧れる「空也最中」です。

空也.JPG

以上。

 

 

紅白のヒガンバナ

[サム] 2016年9月28日 12:00

DSC02436LS (2).jpg DSC02439'LS (2).jpg 

 

 9月25日、秋彼岸も明け、「一雨一度」の喩えにもあるように、最近の長雨の影響も重なり、日に日に涼しさが感じられるようになりました。

この時期を象徴する花が「ヒガンバナ」。

その多くは3倍体の染色体をもち、花は咲くけれど実は結ばず、球根が分かれ栄養繁殖し、秋の彼岸の頃、葉のない花茎を伸ばし先端に真っ赤な花を咲かせます。

中国南部原産で、古い時代に中国から渡来した史前帰化植物と云われています。

「曼珠沙華」「花見ず葉見ず」「死人花」「幽霊花」など地域によっていろいろな呼称があり、古来より人間の生活に関わり深い花だったことがうかがえます。

石川島公園では、赤色の「ヒガンバナ」に加え、白色の「シロバナマンジュシャゲ」(2倍体のヒガンバナと黄色のショウキズイセンの交雑種とされています)が相生橋を背に開花中です。

尚開花終了後、晩秋に線形の細い葉を伸ばします。

 

 

モウイ(Mowi)サーモンの店(築地場外)

[中央小太郎] 2016年9月28日 09:00

築地でちょっと変わった名前のサーモンを扱うお店に出会ったので紹介したいと
思います。
モウイサーモン(Mowi Salmon)という聞き慣れない名前のサーモンを
専門に取り扱うお店です。


築地4丁目の交差点から勝どき橋の方に歩き、波除け通りに入る少し手前の辺りの
晴海通り沿いにあります。
すし大と角山の間にある、白とオレンジの色どりが目を引く
店構えです。

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日本で鮭といえば白鮭、紅鮭、銀鮭。「サーモン」という呼び名をではキングサーモン、
アトランティックサーモン、トラウトサーモン等が、ググると目に留まります。
いずれも名前は聞いたことがあります。

 

ちなみに、最近、東急プラザ銀座店に入った日本初上陸の、
「キャビアハウス&プルニエ/サンドイッチハウス」で、「バリックサーモン」
という「サーモン」を扱っているのを見ましたが、これは、サーモンの種類
ではなく、ノルウェー産のサーモンをある製法でスモークしたものをこのように
呼ぶみたいです。

 

 

さて、
モウイサーモンというのは、マリンハーベストというノルウェーにある
養殖サーモンでは世界最大の会社が、
50年以上の歳月をかけて開発してきた品種だそうで、
世界最高のノルウェーサーモンの血統をそのまま
受け継ぐ自慢のプレミアムブランドとのことです。

 

お店自体はこのマリンハーベストの直営店(日本初)で、
今年(2016年)の2月にオープンしました。

 

取り扱い商品ですが、フィレ(切っていないもの)や切り落としでも
もちろん購入できますが、惣菜としてマリネを買うこともできます。

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マリネは、生を使ったものが2種類(和風とジェノベーゼ風)、スモークにしたものが
1種類(イタリア風)の
合計3種類で、生は100gあたり700円、スモークは100gあたり
1200円となっています。(スモークはベルギーの製法と言っていたような気がします)

 

マリネを生野菜とセットにしたパック商品もあり、
サーモンの量が決まった1000円パックと、
野菜代500円+サーモン代で、
サーモンの種類/量を自由に選ぶパックがあります。
野菜も築地で仕入れた新鮮野菜で、トレピス、ラディッシュ、セルバチコ、
紅芯大根、ルッコラ、
カステルフランコといったなんとなく高級そうな野菜が使われて
います。手軽に楽しむなら、マリネをグラム単位で買うか、野菜のパックでしょうか。
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3種類のマリネを試食させて貰いましたが、どれもクセがなく滑らかで美味しかった
です。
野菜とのパックを買って、チーズとワインか日本酒に合わせて食べると楽しめそうな
気がします。クラッカーかパンも用意しておいた方がいいですかね。

 

 
それから、もう一つ看板商品として「モウイサーモンサンドイッチ」というスペシャル
なサンドイッチがあります。
2000円と高めの値段設定ですが、フランスパンにトリュフ
とタマゴ、それにスモークモウイサーモンがたっぷり
挟んであり、具の素材と量を考え
ると割安ではないのかな。

 

ちなみにパンは築地界隈にある有名なパン屋さんのものを使っているとのこと。

どこかは教えてくれませんでしたが、居留地中央通りにあるあのパン屋さんですかね?
試しに、モウイサーモンサンドイッチを一つ買ってみました。さすがプレミアム、
美味しかったです。

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築地にできた新しい高級サーモン屋さん、皆さんも是非一度試してみては如何?。

 

住所: 東京都中央区築地6-21-2

営業: 8:00~15:00 (水・日・市場休業日はお休みとのこと)

 

 

 
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