中央区銀座5‐4‐1のエルメス・ジャポン本社「メゾンエルメス」の10階には予約制のミニシアター「ル・ステュディオ」があります。
40席のプライベートシネマで、2016年は「自然 ― 軽やかなギャロップ」をテーマにした作品ということで、8月はバーベット・シュローダー監督による1978年カンヌ国際映画祭上映作品『ココ、言葉を話すゴリラ』Koko, le gorille qui parle by Barbet Schroederが上映されました。
で内容は・・・。
スタンフォード大学で心理学を専攻するペニー・パターソンが生後3か月のゴリラ「ココ」の言語教育を手話を道具として行い、7歳になった今では350の単語を正確に使い、500以上の単語を理解し、ココは、自分の欲しいものを言語化し、自分の気持ちの大部分を手話で伝えることができるようになる...。 というようなドキュメンタリー作品でした。
シアターはシンプルな造りですが観客席は階段状に配置されており非常に視やすいです。 もちろん車椅子にも対応しており、美人揃いのスタッフが細かく気を使ってくれます。
入場は正面でなくソニー通りに面した専用エレベーターから入館します。
なんと入場料は無料で先着順の完全予約制で誰でも予約できます。
上映日時は土日祝日で1日3回上映されます。
予約開始は鑑賞ご希望の上映日の3週間前の11:00からでエルメスのホームページから行います。(登録が必要)
◎満席の場合にはもちろん予約は出来ませんが、当日キャンセルのあった場合は、上映時間5分前に会場に直接行けば先着順で入場することができます。
9月の上映作品は
自然――軽やかなギャロップ:海への誘い
嵐の海で揺れる男女の運命を描いた『渦巻』です。
『渦巻』I Know Where I'm Going 1945年/イギリス/91分/モノクロ/ブルーレイ
監督・脚本・製作:マイケル・パウエル、エメリック・プレスバーガー 撮影:アーウィン・ヒリアー 編集:ジョン・シーボーン 美術:アルフレート・ユンゲ 出演:ウェンディ・ヒラー、ロジャー・リヴシー、パメラ・ブラウン、フィンレイ・カリー、ジョージ・カーニー、ナンシー・プライス、キャサリン・レイシー、ジーン・キャデル、ジョン・ローリー
野心家のジョーン・ウェブスターは、少女の頃から自分の目的に向かいまっしぐらに突き進んで生きてきた。25歳になった時、親ほど年の離れた男性との結婚を決めたのも、彼がイギリス屈指の大富豪だったから。富こそが幸せをもたらすと信じるジョーンはフィアンセの待つ島へ旅立つが、悪天候に足止めされる間、富の本当の意味を見出し、真実の愛に迷いが生じて......。彼岸と此岸の間で揺れる運命。イギリス映画界の至宝コンビが、スコットランドの大自然や伝統文化を鮮やかに織り交ぜながら綴るロマンティック・コメディ。
上映スケジュール
上映日:9月3日(土)、9月4日(日)、9月10日(土)、9月11日(日)、9月17日(土)、9月18日(日)、9月19日(月・祝)、9月22日(木・祝)、9月24日(土)、9月25日(日)
上映時間
11:00/14:00/17:00
予約開始:8月13日(土)11:00
となっています。