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気持ちまであったかに! グラタン&シチューフェア  ~ 資生堂パーラー 銀座本店 ~

[rosemary sea] 2019年1月18日 12:00

『ギフト、そして自分も楽しむ』をシリーズで取材します、rosemary seaです。

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資生堂パーラー 銀座本店レストランさん、『グラタン&シチューフェア』を1月31日(木)まで開催されます。

 

高知の温暖な気候と、豊かな自然が育んだ銘柄鶏"四万十鶏"。

それと野菜のうま味を組み合わせた、今年初登場のグラタン。

このグラタンをはじめ、「国産牛タンのシチュー」など、この時期ならではのメニューをご用意されています。

また、毎年人気の「海の幸のコキーユグラタン」は、低糖質版もお楽しみいただけます。

 

今回も株式会社資生堂パーラー 広報担当 小番(こつがい)さんにお世話になりました。

それではお料理のご紹介です。

 

<資生堂パーラー 銀座本店 レストラン 『グラタン&シチューフェア』>

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「四万十鶏と冬野菜のトマト煮込み エメンタールチーズグラタン」  2,900円(税込)

ほんのりと甘みを感じる豊かな味わいの四万十鶏のもも肉と冬野菜をふんだんに使い、爽やかな酸味のトマトソースで煮込んであります。

加熱料理でコクとうま味の増すエメンタールチーズでグラタンに仕上げられた逸品です。

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「海の幸のコキーユグラタン」  2,900円(税込)

帆立貝、海老、ズワイガニ、白身魚をメインにホワイトソースで仕立てられた、シーフードのうま味が堪能できるグラタンです。

レースのようにあしらったマッシュポテトと一緒に焼き上げられています。

 海の幸のコキーユグラタンは、ホワイトソースに大豆粉を、マッシュポテトに絹ごし豆腐を用いてアレンジした低糖質版もご用意されています。(糖質量 16.6g)

 糖質量は「食・楽・健康協会」算出値です。(七訂食品標準成分表利用可能炭水化物をもとに計算されています。)

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「牡蠣のフローレンス風グラタン」  2,900円(税込)

今が旬の牡蠣を楽しむグラタンです。

ホウレン草とホワイトソースが牡蠣の美味しさを引き立てます。

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「国産牛タンのシチュー ポテトピューレ添え」  3,500円(税込)

デミグラスソース、トマトソースと赤ワインで長時間じっくりと煮込んであります。

まるでステーキのような牛タンの程よい食感と深い味わいのソースが楽しめます。

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「ビーフシチュー 資生堂パーラースタイル」  3,500円(税込)

コク深いながらもあっさりとした味わい。

資生堂パーラーさん、レストラン開業当時から続く自慢のシチューです。

香味野菜とワインに一晩漬けた和牛バラ肉を柔らかく煮込んだ後に、あえて脂身をそぎ落とし、デミグラスソースで仕上げられています。

このお料理はお客様のテーブルまで、熱々の状態で運ばれてまいります。

 

 以上5品はプラス1,540円で、本日のスープ、サラダ、コーヒーのセットが付きます。

 お値段に別途サービス料10%がかかります。

 画像は全てイメージです。

 メニュー内容が変更になる場合がございます。

 

・・・寒さが深まるこの季節、お買い物やご挨拶回りで冷えた体を、熱々メニューであたためませんか?

   気持ちまであったかになりますよ。

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【4Fレストラン内観】

資生堂パーラー 銀座本店 レストラン

銀座8-8-3 東京銀座資生堂ビル4/5階

03-5537-6241

営業時間  11:30~21:30(ラストオーダー20:30)

定休日  月曜日(祝日の場合は営業します。)

資生堂パーラーさんのホームページはこちら

⇒ https://parlour.shiseido.co.jp/

 

 

 

江戸太神楽、やげん堀納めの歳の市にて 中編  ~ 江戸太神楽 丸一仙翁社中 ~

[rosemary sea] 2019年1月16日 18:00

『ギフト、そして自分も楽しむ』をエスカレーションして取材します、rosemary sea です。

 

去る12月26日(水)から28日(金)の3日間、東日本橋の薬研堀不動院界隈で行われました毎年恒例の「やげん堀納めの歳の市・大出庫市」、ごく当たり前のように多くの人手で賑わいました。

江戸太神楽 丸一仙翁社中(えどだいかぐら まるいちせんおうしゃちゅう)、こちらで公演です。

 

今回は3部構成の、2回目です。

初日の26日は間に大護摩(おおごま)が焚かれるので、13時と17時の2回。

27日と28日は13時・15時・17時の3回公演、1回は45分ほど。

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初日26日の初回の催しを取材させていただきました。

江戸太神楽 丸一仙翁社中、丸一仙翁・第13代家元にお世話になりました。

画像は「江戸太神楽」の幟(のぼり)を示す家元です。以下の『』は家元のお言葉です。

『(こちら薬研堀で演じるのは)もう15年、毎年です。』

 

それでは当日の演目のご紹介、後編です。

 

(家元、マイクを使っています。)

『まもなく薬研堀不動院、階段下におきまして、江戸太神楽の公演があります。

今日から3日間、歳の市ではたくさんのいろいろなものを販売しておりますので、どうかお買い物をしながら、400年の伝統を持つ江戸太神楽、お楽しみいただきましょう。』

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左の笛は仙若さん、太鼓は花仙(かせん)さん、締太鼓左が仙吉さん、右が仙虎(せんこ)さん、一番右がマイクを持った家元です。

『恒例となりました江戸太神楽、江戸の祭り囃子から聞いていただきましょう。

まずは打込屋台と言いまして、段階的にたたく屋台囃子。

この祭り囃子、打込屋台聖天(しょうでん)鎌倉四丁目(しちょうめ)、と続きまして、また上げ屋台と入っていきます。』

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『祭り囃子は打込屋台から、静かな曲、聖天という曲目に変わります。・・・』

『お囃子は聖天から、もうひとつ静かな曲、鎌倉という曲目です。』

『鎌倉から、祭り囃子のテンポのある曲、四丁目に変わっていきます。

この四丁目という曲は、締太鼓(しめだいこ)同士でジョイントがあります。

ここからお互いの締太鼓、たたき方が変わっております。』

『お楽しみいただいております祭り囃子、いよいよ最後の曲、上げ屋台です。・・・』

☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆

『はい、ありがとうございました。

歳の市、本日から始まりまして応援に駆けつけました、江戸太神楽。まずは祭り囃子を聞いていただきました。

今度は皆様の厄を落とすために、獅子舞を観ていただいて、今年の悪い運勢を全部捨てていただきましょう。

寿獅子舞(ことぶきししまい)が始まります。

三味線が入りまして、誰が何をやるか決めてませんので、誰が太鼓をたたくのか、誰が笛を吹くんだか、どうするんですか?』

(家元と、演者の方々との遣り取り、掛け合いが面白いです。)

(家元が指名されて)おじいさん、手が動かないんでやりません。もうちょっとお客さんが増えたらやります。(嘘です。本当は何でもできます。家元ですから。)

『・・・江戸時代は将軍様、大名屋敷しかやらなかった獅子舞、そしていまだに日本橋というところ、門付(かどづけ)をお正月はやっております。

その獅子舞をまず観ていただきましょう。・・・寿獅子舞です。』

(ここで仙虎さん、木頭【きがしら:拍子木の最初に打つ音】のたたきが弱く、もう一度「キン」とたたきます。ロズマリは、「演出」と受け取りました。仙虎さん、曲芸でも失敗をします。漫才で言う「ボケ」のようで、とてもお上手です。)

『へたくそ。ほんと笑っちゃう。・・・もう15年もいて、あれですよ。・・・』

『ご祝儀~三番~、よーいとなー。』

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獅子は仙馬(せんま)さん、三味線は先ほど締太鼓をたたいていた仙吉さんです。

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左から右にご覧ください。なお、画像は全てクリックして拡大できます。

☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆

『・・・ここで曲芸の方をちょっと観ていただきましょう。

日本にもすばらしい曲芸が残っております。その曲芸を今日は誰がやるのかな?3匹、あー3人でね。

・・・憶えていますか?20世紀の終わりに、この曲芸で家(うち)が2軒建ったかたがいるんですよ。

テレビの中で、「おめでとうございま~す、って。すごいでしょ、あの人たち、一番ギャラが高い時200万です。20分で、ええ。家も建ちますよね。でも安心してください。今日はね、薬研堀不動尊歳の市保存会さんからね、2000万もらってますからね。(嘘でーす、と仙虎さん)さあ行ってみよう、お馴染みの曲芸。どうして目出度いかっていうと、傘自体が末広がりで目出度い。そして傘の上でいろいろ回します。・・・まずは毬(まり)を回して、家庭が丸く収まります。・・・』

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左から、仙馬さん、花仙さん、仙虎さんが並びます。

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『じゃ、今日はお客様とコミュニケーション、どうするかっていうと、今回しました毬をお客様の手許に持っていきますので、その子の傘めがけて放ってください。そうするとうまくキャッチしますのでね。・・・せーの。』

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『はい、ナイスコントロール。おめでとうございま~す。・・・』

 

『さあ、傘の上のキャッチボール。・・・』一人が傘の上の毬を放り、別の演者が傘でその毬を受けます。

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『じゃもう1個(毬を)増やそうか。・・・じゃ、3個行ってみよう。(無理~、と演者)無理でもやる。(無理~)じゃ行きますよ、タイミング良く行きます。』

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『はいできた。(できたー)(大成功ー)・・・はい、だんだん速く、まだまだ(無理~)無理じゃない。やめちゃったよ。はい、ありがとうございまーす。』

『はい、今度はね、。仙虎が回します。』

『はい、はな輪、まわす。』(「なんて日だ!」と仙虎さん)

『うまく回ると皆さんのご家庭、金回りがよくなります。はい、行ってみよう。』

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『金回りが悪いのがやるとこういうふうになります。おー、珍しい、行きました。もういいよ、やめる?はい。続きを仙馬がやります。(仙虎さん、)15年もやってあれだけですからね。仙馬は6年目でこれだけできます。はい、行ってみよう。・・・』

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『・・・横を向いて傘をつぼめていきますと、これが「月にさざなむ時雨傘(しぐれがさ)ー」お月さまにさざ波が立っているように見えたところで元に戻して輪を空中へ。よいしょ!ジャンプ!今日は天井がないので、一番高いの、挑戦してみようか。さあ、傘の周りをゆっくり回っております。ゆっくり回っている輪が途中で小さく1回転、小さく1回転、「唐草は"の"の字のかきわけー」。大回り小回りがうまくいったところで、輪がだんだん寝ていきます。まーだまだ寝ます。はい、これが松戸の競輪ー。』

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『はい、だんだん起き上がって真ん中の黒いところにうまく入ると輪抜け、入らないと間抜け。今日は輪抜けか間抜けかー。よいしょ、大成功。うまい、さすが。』

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・・・ご紹介は後編に続きます。

 

大本山川崎大師東京別院 薬研堀不動院

東日本橋2-6-8

都営浅草線 東日本橋駅 B3・B4出口 徒歩3分

 

江戸太神楽 丸一仙翁社中

ホームページはこちら

⇒ http://edo-daikagura.com/japanese/

 

 

 

手描友禅作家・眞鍋 沙智さんインタビュー  ~ 日本橋木屋本店 izutuki ~

[rosemary sea] 2019年1月14日 14:00

『ギフト、そして自分も楽しむ』をサブスタンスを決めて取材します、rosemary seaです。

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老舗刃物店の日本橋木屋本店さん、併設されたギャラリー izutuki では1月8日(火)から1月31日(木)まで、「手描友禅 眞鍋 沙智 作品展」を開催中です。

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(眞鍋さん、イヤリングも自身の作品シリーズのものです。)

眞鍋 沙智(まなべ さち)さんは手描友禅作家。愛知県生まれ。

2007年立命館大学文学部卒業後、友禅作家で日本工芸会正会員の吉田喜八郎氏に師事、手描友禅を学びました。

ファッションとビジュアルアートの融合を志し、"観る・着る・飾る"の機能を兼ね備えた作品作りをされています。

今回、作品展中央に飾られております男物洒落着"ケモノデ"で、2011年日本工芸新人奨励賞を受賞されています。

作品展当日、会場にてご本人・眞鍋 沙智さんにお目にかかることができました。

12日に作品展の様子をご紹介させていただきましたが、その際、インタビューもさせていただきました。

今回はそのインタビュー記事です。貴重なお言葉の数々、早速ご披露させていただきます。

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「風呂敷もタイルも全部、中央に飾ってあります着物をもとに作ったものです。」

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ー 以前、作風で悩まれたことがおありとか?

「師事を辞めた後に、続けていくかどうか迷った時期があって、でもやっぱり友禅を続けたいな、と。

主軸は着物や帯というような呉服なのですけど、そこからちょっといろいろな挑戦をしていかないと。工芸の世界というのも斜陽産業になってきているので、例えば「三次コラボ」をしようということとかで。

私は京都の伝統工芸をやっていますし、多治見のタイル、愛知県出身なので地元に近いところの技術とコラボレーションしたい、と。

それでこういうタイルとか、刺繍のレースでは群馬県の伊勢崎、桐生の、刺繍ができるっていう機械を持っているところがあまりなくてですね、小ロットでやりたいです、というのを引き受けてくれる事業者さんを探して。昨年11月に群馬までお邪魔してきて。(京都在住で)思いのほか遠かったのですけど。東京から新幹線に乗っても1時間半かかったので。それで1日終わりました。」

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ー お師匠さん(吉田喜八郎氏)とは作風が変わっていらっしゃるのですか?

「そうですね。やっぱり辞めた後で、この作品(ケモノデの着物)が転機なのですけれども、逆に振って、それによって自分がどんどん作りたいのかっていう考える期間。そうじゃないといつまで経っても師匠の二番煎じになってしまう、劣化した感じになってしまう、というのがあったので。自分の作風を見つけないといけないなっていうので、でも今でも(師匠とは)仲良くしていて、わからないことがあったりとか(教えていただいたり)、「がんばっとるやないか」(と、声をかけていただいたり)とか(笑)。」

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ー 大学生の時に最初、お友達の工房で働いていたことにして友禅の講習会に出られた、とか。

「行政でやっている手描友禅の講習会がありました。3か月くらいの講習で2万円くらいだったんですけど、それがどうしても取りたくて。

私が受けたかった時っていうのは全然門戸が開いてなくて、協会に入っている人じゃないとだめっていうことだったんです。

友禅以外の呉服関係の人だったりとか、いろいろな職人さんは来てもいいけど、普通の大学生で行きたいといったらだめって言われて。

 とにかく何か手はないかなってことで、友達のところ(の工房)でバイトしていることにして、そこで3か月間、講習を受けました。

(講習の)最後の方になったら「何かこいつ、おかしいな」ってことでばれてきてて、そこで「実は」って、言ったんです。今もそのグループ(のお付き合い)も続いています。展示会もしたりとか。

でもその講習は今では誰でも取れるようになったんですよ。」

ー パイオニアですね。

「いえいえ、完全に猪突猛進です。もうちょっと戦略的に生きれれば、と、思いますけれどね。本当に。

去年、(木屋さんの)ミッドタウンのお店で(作品展を)やらせていただいて、タイルって珍しいね、どうかなって言ったんですけれど、ちょこちょこ売れましたので。

だったら、(木屋さん日本橋の)本店なら調理器具とかもあるし、いいんじゃないかっていうことで。」

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IMG_20190108_111013 (2)a.jpgー タイルの色合いの感覚は、焼く前と後では変わりませんか?

「実は着物も全然違うんです。結構変わるんですけど。

色の定着の中に「蒸す」という工程があって、そこで色が変わるんです。変わることがあるんです。

このタイルに関しましては、限りなく近い風合いになるように釉薬(ゆうやく)シールを作って、それで再現してるので。

陶器としては良い色におさめようっていうのがあるので。

あとは質感ですね。1色に1つの版(はん)が必要な技法で作っているので、釉薬シールを作るんですけど、赤の版、青の版、グラデーションで1版要るので。版を重ねて、このシールを作るんですね。それをタイル生地に張り付けて焼く、っていうかたちなので。

なのでタイルの側面まで柄があるんです。普通、タイルは上だけの絵なんですけれど。

インクジェットとかと比べると、柔らかい質感が出る、ツルツルし過ぎていません。」

職人さんがシールを貼って焼いてくださっています。

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ー このケモノデの着物の鳥などの柄が印象的ですね。

「これは"更紗(さらさ:インド起源の文様染め)"から来てるんです。

ちょうどシルクロードを渡って、そういう吉祥文様(きっしょうもんよう:縁起が良いとされる動植物などを描いた図柄)の動物たちが海を越えて日本に入ってきた、というイメージを、物語性を持たせて描いているので。

この作品自体は非売品なのです。」

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ー 婚礼衣裳も作られておられましたね。

打掛を作ったこともあります。あとは振袖も。

「最近ですと、タカラジェンヌさんのブロマイド用とか(の衣装)をさせていただいたりとか。」

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IMG_20190108_112328 (2)a.jpgー 小品ですと、どのくらい作成にお時間はかかりますか?

「アクセサリーでも、染めて乾かして定着させてプレスして、また組み立てていって、糊付けして、また乾燥させて、とかなので。

まとめてだいたい1週間。乾かす工程で時間がかかっているので。

色も乾かないと。濡れてる時の色って結構違うんですね。ちょっともう1回染め直そうかな、と。

そういう調整もありますし。」

 

「"color of YUZEN"のシリーズはシルクの生地を使っているシリーズで、一番最初に始めたアクセサリーです。」

 

"tint(ティント:「淡いほのかな色合い」、または「染める」)シリーズ"は、より軽やかにその色を『観せ』たいという。それでモチーフの部分は外注で、そのレースを使ってみよう、と。

それでtintっていうシリーズに変わっていきました。

シルクの光沢を宝石に見立てて作っています。」

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・・・眞鍋 沙智さん、ありがとうございました。

眞鍋 沙智さんのホームページはこちら

⇒  http://www.manabesachi.com/

 

なお、木屋日本橋本店さんでは併せまして1月12日(土)より2月3日(日)まで、「期末感謝セール」を開催中です。

包丁・まな板・輸入鍋などの調理道具はもちろん、鉄びんなどもお買い得となっております。

眞鍋 沙智さんの作品展とともに、ぜひご来店のほど、よろしくお願いいたします。

 

IMG_20190108_105738 (2)a.jpg日本橋 木屋

日本橋2-2-1 COREDO室町1 1階

東京メトロ半蔵門線・銀座線 三越前駅 A6出口すぐ

03-3241-0110

営業時間  10:00~20:00

元日を除き休まず営業です。

木屋さんのホームページはこちら

⇒ http://www.kiya-hamono.co.jp/

 

 

 

手描友禅 眞鍋 沙智 作品展  ~ 日本橋木屋本店 izutuki ~

[rosemary sea] 2019年1月12日 14:00

『ギフト、そして自分も楽しむ』をシーニュとして取材します、rosemary seaです。

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老舗刃物店の日本橋木屋本店さん、併設されたギャラリー izutuki では1月8日(火)から1月31日(木)まで、「手描友禅 眞鍋 沙智 作品展」を開催中です。

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眞鍋 沙智(まなべ さち)さんは手描友禅作家。愛知県生まれ。

2007年立命館大学文学部卒業後、友禅作家で日本工芸会正会員の吉田喜八郎氏に師事、手描友禅を学びました。

ファッションとビジュアルアートの融合を志し、"観る・着る・飾る"の機能を兼ね備えた作品作りをされています。

今回、作品展中央に飾られております男物洒落着"ケモノデ"で、2011年日本工芸新人奨励賞を受賞されています。

 

作品展当日、会場にてご本人・眞鍋 沙智さんにお目にかかることができました。

併せて株式会社木屋 日本橋本店 金子店長にお世話になりました。

それでは早速、ご紹介です。

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上:名古屋帯 うさぎ 9寸  183,600円 

夏の花、それと張り子のようなうさぎを楽しく描いてあります。

下左:名古屋帯 アラビアン・ナイト 9寸 21,600円

賢く、美しいシェヘラザード姫が、悪王シャハリヤールに夜な夜な機知あふれたお話をし、千夜を超えて王を改心させる、アラビアンナイトの物語。そのクライマックスシーンを帯に閉じ込めました。

星降る夜をイメージし、ブルーの地色に蝋(ろう)たたきの加工が施されています。

下右:名古屋帯 クジャク 絹地 9寸 19,440円

アールデコをイメージし、金属工芸のような優美な装飾のクジャクを、染織で帯に表現されています。

クラシカルでもありつつモダンな帯は、様々な装いに活躍しそうです。

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左:ケモノデザイン風呂敷 緑 700mm×700mm 5,400円

着物作品「ケモノデ」の一部を、使いやすい風呂敷に。

高品質な国産ポリエステルにプリントした、鮮やかな色彩と実用性を兼ね備えた風呂敷となっております。

しわになりにくく、汚れにも強いお品です。

右:ケモノデザイン風呂敷 白 小 500mm×500mm  4,320円

             白 大 700mm×700mm  4,860円

「小」は少し小さい50cm角でのお品。

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陶器 友禅デザインタイル 約140mm×140mm  7,020円(桐箱【別売】 324円)

「ケモノデ」の一部を岐阜県多治見市の長江陶業さんの技術によって陶板タイルにされています。

インテリア、エクステリア、または食器として幅広い用途でお使いいただけます。

鉄瓶などを乗せることもよろしいかと。

 

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左:アジサイピンバッチ(ラベルピン)  4,536円

「色を纏う(まとう)」をコンセプトにしたアクセサリーシリーズ。

お洋服にも、ストールにも、または男性のラベルピンとしてもお使いいただけます。

右:tint アジサイネックレス  9,180円

胸元で可愛らしく咲きます。

高級感のある淡水パール付きのデザインもございます。

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左:tint アジサイブローチ 3連  4,536円

                7,020円

              L(真珠付き)  9,720円

華やかに飾ります。

こちらも高級感のある淡水パール付きのデザインもございます。

右:tint 星雲ピアス  5,400円

手描友禅で磨いた色彩感覚を活かし、繊細なモチーフレースを一つ一つ染めています。

星雲をイメージした不思議なかたちが耳元で揺れます。

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左:tint アジサイピアス L  7,020円  XL  8,100円

小さく繊細なアジサイの花が3つ連なったピアスです。

淡水パール付きのデザインもございます。

右:tint パンジーチョーカー L  18,360円

大ぶりなパンジーもオーガンジー(平織で軽く透けている生地)素材に刺繍しているため、実際着用すると軽やか感があります。

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左:tint 花輪イヤリング  5,400円

鮮やかに染められたお花のモチーフに、気持ちも華やぎます。

右:tint パンジーピアス  4,536円

  tint パンジーイヤリング  4,536円

コーディネートの差し色としても活躍します。

大ぶりなパンジーにきらりと光る石付きのピアスもございます。

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左:tint パンジーネックレス S (花1枚)  7,020円

              M (花3枚)  9,720円

              L (花5~6枚)  12,960円

右:tint アジサイピアス 1粒真珠付き ペア  10,584円

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左:tint アジサイピアス 3連  4,536円

右:tint アジサイピアス 1粒バラ売り  2,160円

アクセントにぴったりな片耳用です。

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左:tint てふてふ帯留め  4,320円

右:tint てふてふブローチ  4,320円

丸みのある可愛らしい蝶々のモチーフと、1つ1つ染められた鮮やかなお色が楽しいブローチです。

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tint 桔梗ブローチ 3連  4,536円

          花芯スワロ付き  4,860円

綺麗なかたちの桔梗モチーフのブローチ。

きらりと光る石付きのタイプもございます。

IMG_20190108_111752 (2)a.jpg IMG_20190108_112522 (2)a.jpg

tint 花影チョーカー  9,936円   7,020円

切り絵のような個性的なお花のモチーフをチョーカーに。

着用すると軽やか、アクセントにとても活躍します。

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カードケース シルク  8,640円

友禅の色合いと絹の質感を日常に、をコンセプトにしたシリーズです。

カードケースは薄く軽く、そして柔らかく。

着物に合わせてもぴったりです。

 

 

 

 

IMG_20190109_131327 (2)a.jpgのサムネイル画像 IMG_20190109_131336 (2).jpgのサムネイル画像

coror of YUZEN ネックレス  5,400円    9,720円  

coror of YUZEN スクエアペアピアス  8,640円

友禅の色合いと絹の質感を日常に、をコンセプトにしたシリーズ。

刺繍の絹地を染めた輝きを宝石に見立てたピアスです。

 

・・・別途14日に、眞鍋 沙智さんインタビューを掲載させていただきます。そちらもぜひご覧ください。

眞鍋 沙智さんのホームページはこちら

⇒  http://www.manabesachi.com/

 

なお、木屋日本橋本店さんでは併せまして1月12日(土)より2月3日(日)まで、「期末感謝セール」を開催中です。

包丁・まな板・輸入鍋などの調理道具はもちろん、鉄びんなどもお買い得となっております。

眞鍋 沙智さんの作品展とともに、ぜひご来店のほど、よろしくお願いいたします。

 

IMG_20190108_105738 (2)a.jpg日本橋 木屋

日本橋2-2-1 COREDO室町1 1階

東京メトロ半蔵門線・銀座線 三越前駅 A6出口すぐ

03-3241-0110

営業時間  10:00~20:00

元日を除き休まず営業です。

木屋さんのホームページはこちら

⇒ http://www.kiya-hamono.co.jp/

 

 

 

1月15日"いちごの日"、10種のストロベリーパフェが共演です  ~ 資生堂パーラー 銀座本店 サロン・ド・カフェ ~

[rosemary sea] 2019年1月10日 12:00

『ギフト、そして自分も楽しむ』をインフィニティに取材します、rosemary seaです。

昨年も申し上げましたが、ご存知ですよね? 毎月22日は「いちごショートの日」。

カレンダーをご覧ください。どの月もどんな曜日になっても22日の上には必ず15の日。

つまり"いちご"が乗っています。だから22日は「いちごショートの日」。粋ですね。

2007年(平成17年)に仙台のケーキ屋さんが制定されたそうです。

そして1月15日は「いちごの日」。こちらは純粋にいちごを楽しむ日。

全国いちご消費拡大協議会さんが制定し、1988年(昭和63年)より始まりました。

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資生堂パーラー 銀座本店 サロン・ド・カフェさん、この1月15日(火)に1日限定の『スペシャルストロベリーデー2019』を開催されます。

全国のおいしい苺の中から飲料長選りすぐりの10品種を一堂に集め、10種のストロベリーパフェをご提供します。

3年目を迎えます今年は、新たに"山口県産ゆめのか"、"愛媛県産レッドパール"、"福岡県産レディア"の3品種が仲間入りします。

大切に育てられた個性豊かな苺と、伝統のバニラアイスクリームが織りなす愛らしい王道パフェは、デコレーションだけでなくパフェの中の苺ソースもそれぞれ同じ品種仕立てとなります。

一年に一度のこの機会、個性豊かな美味しいストロベリーパフェをご堪能ください。

今回も株式会社資生堂パーラー 広報担当 小番さん、橋本さんにお世話になりました。

それではお品のご紹介です。

<「スペシャルストロベリーデー2018」ラインナップ ※数量限定>

1月15日(火) 営業時間/11:30オープン~20:00受付終了

〇 Premium Strawberry Parfait

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1.岐阜県産"美濃娘"のプレミアムストロベリーパフェ  3,240円(税込)

関東ではめったにお目にかかれない大粒の苺が、アイスクリームまで使われています。

果肉が白く、旨味と風味がとても良い苺です。

〇 Special Strawberry Parfait

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2.福島県産"ふくはる香"のスペシャルストロベリーパフェ  2,380円(税込)

福島県内でも生産農家が少なく貴重です。

華やかな香りと甘さが特長で、余韻が楽しめる、栽培方法にもこだわった大粒の苺。

3.和歌山県産"まりひめ"のスペシャルストロベリーパフェ  2,380円(税込)

和歌山県外ではなかなか味わえない希少な大粒の甘い苺が登場です。

心地よい香りが口いっぱいに広がります。

4.栃木県産"スカイベリー"のスペシャルストロベリーパフェ  2,180円(税込)

大きさ、美しさ、おいしさが大空に届くような素晴らしい苺、という意味が込められています。

5.静岡県産"きらび香"のスペシャルストロベリーパフェ  2,180円(税込)

宝石のような「輝き」、味が濃く、品の良い「甘み」とフルーティーな「香り」が特長の苺。

静岡県農林技術研究所で開発された新品種です。

〇 Strawberry Parfait

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6.岐阜県産"濃姫"のストロベリーパフェ  1,890円(税込)

岐阜県のオリジナル品種。

高貴な香りが放たれる果肉は柔らかく、濃厚な甘さが広がります。

7.愛知県産"ゆめのか"のストロベリーパフェ  1,890円(税込)

名前に"皆の夢が叶うように"という想いが込められた苺。

身は柔らかく、甘みと酸味のバランスが抜群です。

8.愛媛県産"レッドパール"のストロベリーパフェ  1,890円(税込)

愛媛県のオリジナル品種。

深紅の真珠という名前通り、濃い果皮が特徴で程よい酸味と華やかな香りが広がります。

9.福岡県産"レディア"のストロベリーパフェ  1,890円(税込)

ダイヤモンドのような形とつやのある赤色が美しい苺。

程よい甘さとジューシーさが魅力です。

〇 Low-Carb Strawberry Parfait

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10.低糖質版 山口県産"四星(よつぼし)"のストロベリーパフェ  1,890円(税込)

甘味、酸味、風味、美味が揃って四ツ星級であることからのネーミングだそうです。

アイスクリームやソースなどの仕立てを工夫し、糖質量を10gに抑えた低糖質版でのご用意です。

・・・1月15日、小正月。資生堂パーラー 銀座本店 サロン・ド・カフェさんの特別なストロベリーパフェで癒されたいですね。

 画像はイメージです。

 当日は10種のストロベリーパフェのみのメニューとなります。

  各種数に限りがございますので、ご来店1回につきお一人さま1種のご注文となります。

 パフェに使用されているフレッシュフルーツとソースに、産地指定の苺を使用されています。

  プレミアムストロベリーパフェは、アイスクリームにも産地指定の苺を使用されています。

 フルーツの入荷状況により、メニュー内容や数量が変更となる場合がございます。

 糖質量は「食・楽・健康協会」算出値です。(七訂食品標準成分表利用可能炭水化物をもとに計算されています。)

3Fサロン・ド・カフェda.jpg資生堂パーラー 銀座本店 サロン・ド・カフェ

銀座8-8-3 東京銀座資生堂ビル3階

03-5537-6231(予約不可です。)

営業時間  火~土曜日 11:30~21:00(ラストオーダー20:30)

      日曜日・祝日 11:30~20:00(ラストオーダー19:30)

定休日 月曜日(祝日の場合は営業いたします。)

資生堂パーラーさんのホームページはこちら

⇒ https://parlour.shiseido.co.jp/

 

 

江戸太神楽、やげん堀納めの歳の市にて 前編  ~ 江戸太神楽 丸一仙翁社中 ~

[rosemary sea] 2019年1月 8日 12:00

『ギフト、そして自分も楽しむ』をイレブンナインに取材します、rosemary sea です。

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去る12月26日(水)から28日(金)の3日間、東日本橋の薬研堀不動院界隈で行われました毎年恒例の「やげん堀納めの歳の市・大出庫市」、ごく当たり前のように多くの人出で賑わいました。

"歳の市"とは、門松や注連飾り(しめかざり)などのお正月用品を売り出す市のこと。

江戸時代は各地で歳の市が行われておりましたが、その最後を飾ったのがここ薬研堀でした。

ただ、現在も残るのは、このやげん堀納めの歳の市と、浅草の羽子板市だけとなってしまいました。

これに「東日本橋やげん堀商店会」さん主催の"大出庫市(おおでこいち、って言うそうです)"も併催され、衣料品や日用雑貨などがとてもお安く売り出されております。併せて100軒ほどの露店が並びます。

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いらっしゃっていない方々、1年後はぜひお出でください。

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いわゆる「チンドン屋さん」も大出庫市のチラシを配りながら、市のムードを盛り上げていました。

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IMG_20181226_125206a.jpg初日26日の午後1時前、その薬研堀不動院階段下にロズマリは参りました。

目的は・・・

江戸太神楽 丸一仙翁社中(えどだいかぐら まるいちせんおうしゃちゅう)、丸一仙翁・第13代家元(上画像)にお話を伺うため。

そして催される江戸太神楽を取材させていただくため。

初日の26日は間に大護摩(おおごま)が焚かれるので、13時と17時の2回。

27日と28日は13時・15時・17時の3回公演、1回は45分ほど。

約2年前になりますが、日本橋の榮太樓總本鋪さんの「鏡開き」の取材時のこと。

榮太樓さんで、丸一仙翁社中さんによるお正月の門付(かどづけ)が行われており、少しだけご紹介させていただきました。

その際の記事はこちらです。

⇒  /archive/2017/01/post-3951.html

更なるご紹介をお約束しておきながら、2年が経ってしまいました。

しかもダブルでお待たせ致しました、ここから本題、江戸太神楽 丸一仙翁社中さんのご紹介です。

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maruichi11sa.jpg江戸太神楽・・・

太神楽の起源は平安時代、と云われています。江戸時代になり、大流行。

その要因は「お伊勢参り」です。一生に一度は伊勢神宮にお参りに行きたい、というのが庶民の願望。

しかし遠方在住では旅費も高価、日数もかかります。江戸からは片道15日。

そこで伊勢神宮や、同様に信仰を集めていた熱田神宮の神官子弟が獅子頭を持ち各地に出張。

お祓いをして御札を配りました。直接参拝する代わり、すなわち代神楽・・・。

ここから太神楽と、別表記になったと云われています。

maruichi14sa.jpg丸一仙翁社中・・・

江戸時代から続く、太神楽を代表する屋号のひとつ。熱田派に属します。

この派は1664年(寛文4年)、熱田神宮の許可を得て江戸に赴き、大小の屋敷を廻り「悪魔祓い」をしたそうです。

その5年後の寛文9年には江戸城吹上の庭で将軍家の上覧に供しました。

ここから江戸出張が恒例となり、やがて江戸に移り住むことに。

今では各種舞台やイベント、海外公演と、大変ご活躍されています。

また、お正月には日本橋界隈を中心に、昔ながらの町内廻りもされています。

・・・当日の演目のご紹介は中編・後編に続きます。

大本山川崎大師東京別院 薬研堀不動院

東日本橋2-6-8

都営浅草線 東日本橋駅 B3・B4出口 徒歩3分

江戸太神楽 丸一仙翁社中

ホームページはこちら

⇒ http://edo-daikagura.com/japanese/