中央区観光協会オフィシャルブログ

中央区観光協会特派員ブログ

中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

執筆者一覧

>>このブログについて

最近のブログ記事

レバーフライを食べたことがありますか?

[ようちゃん] 2018年8月 8日 18:00

1 はじめに

   月島と言えば「もんじゃ焼き」が有名ですが、月島で独自に考案され、月島の住民によってのみ愛好されている食べ物として、レバーフライ(またはレバカツ昔は肉フライ)があります。戦後の物資が不足していた食糧難の時代、安価で栄養価の高い食べ物として、牛や豚のレバーを薄くスライスしてパン粉を付けフライにし、秘伝のタレにくぐらせたものです。2010年7月のテレビ東京の「アド街ック天国」佃編では「ひさご屋阿部」が15位、2012年1月放送の月島編ではレバーフライとして4位にランクされています。持ち帰り用として200円以内というリーズナブルな価格です。10年くらい前だと4~5軒あったのですが、今は「ひさご屋阿部」と「持ち帰りの王道」の2軒だけになってしまいました。この2軒のお店を紹介します。

2 お店の紹介

 (1) ひさごや阿部

   中央区佃3丁目1-12の相生橋のたもとにある、昭和24年創業の元祖レバーフライです。四角く5cm四方ほどにスライスした豚レバーの片側に竹串をさして油で揚げ、秘伝のタレにくぐらせていただきます。1本150円、営業時間は11時~13時/15時~18時30分、定休日は:日曜、祝日、第1月曜日

p-ひさご屋阿部3 (2).jpgp-ひさご家阿部1.jpgp-レバーフライ.jpg

 「ひさご屋阿部」店舗           レバーフライ

(2) 味の王道

   中央区月島1丁目16-5の王道流の新レバーフライです。豚レバーをペースト状にしてパン粉を付け、串に刺さないで、揚げソースに浸していただきます。持ち帰りは一枚180円(店内で注文すると220円)、営業時間は平日は18時~/土日祝日は15時~

p-味の王道.jpg   p-味の王道レバーフライ.jpg

 「味の王道」店舗      レバーフライ

3 その他

月島近辺の居酒屋等でもレバーフライを出す店があります。月島の裏名物レバーフライ。月島に立ち寄った際には是非ともご賞味ください。

  

  

 

 

月島のもんじゃ焼き

[ようちゃん] 2018年7月27日 18:00

1 もんじゃ焼きの歴史

  下町の食文化を代表する「もんじゃ焼き」は、月島独創の食べ物ではなく、その歴史は江戸時代にさかのぼります。「誹風柳多留」に「杓子程 筆では書けぬ 文字焼屋」の川柳に見られるように、子供たちが出汁で溶いた生地で鉄板に文字を書いて覚えながら食べていたのが始まりで、文字焼と呼ばれたのがルーツだそうです。東京の下町で戦前戦後を通じ、子供たちが、茶碗一杯の小麦粉を水に溶いただけのものを鉄板の上にぶちまけ、味付けは、備え付けのソースと青海苔で、小さなヘラで少しずつ口に運ぶ駄菓子屋で供された子供のおやつです。これが大人の嗜好に合う味と量になったのは戦後で1954年開業の「好美家」が始まりです。1955年「いろは」、1956年「かぶき」、1965年「上州屋」、1966年「秀」が開業します。この時は具材もキャベツに豚、イカ、蕎麦、海老等の5~6種類でした。1970年代半ばごろはもんじゃ焼きやは5軒前後で、1980年代後半は10軒になりました。1988年に地下鉄有楽町線が開通、2000年に地下鉄大江戸線が開通するとともに、複数の店舗が、アイデアとオリジナリティで新メニューを考案し、創作的な味覚に工夫をこらすようになりました。またメディアやグルメの関心も加わり、月島は「もんじゃ」のメッカとして、西仲通商店街の半径の約500mの通称「もんじゃストリート」に80軒以上の店舗展開しています。また2002年9月「月島もんじゃ振興会協同組合」が結成され、月島もんじゃブランドの対外的な信用力向上のため努力されています。

 

2 月島もんじゃ振興会協同組合

 (1) 場所:東京メトロ有楽町線の月島駅の7番出入口から上がってすぐの西仲通

   商店街の入り口にあります。

 (2) 営業時間:昼12:00~20:00 ☎03-3532-1990

 (3) 特典

  ア 「月島周辺もんじゃ屋さんのご案内」組合加盟店53軒の案内パンフレットが

    あります。ここは案内所ではなく、協同組合ですので、もんじゃ屋さんの

    案内はしていません。パンフレットを片手にお好きなお店をお選びください。

  イ 1000円で1100円分のもんじゃ焼きを注文できるクーポン券を販売

    しています。

 p-もんじゃ協同組合.jpgp-もんじゃストリート.jpgp-もんじゃ食事券.jpg                    

 もんじゃストリート  ・  月島もんじゃ振興会協同組合  ・  クーポン券

 

3 その他

  8月3日(金)~6日(月)住吉神社例祭(本祭)が開催されます。  

  特に今年は3年に一度の本祭ですので是非お出かけください。

 

 

オリンピック選手村・晴海の現在と未来

[ようちゃん] 2018年6月21日 18:00

2020年7月24日から8月9日までの17日間オリンピック、8月25日から9月6日までの13日間パラリンピックが開催されます。東京のいたるところでオリンピック関連の工事が進行中ですが、晴海四丁目・五丁目では選手村の工事が急ピッチで進んでいます。この工事の状況は晴海五丁目の「ほっとプラザはるみ」の屋上から見ることができます。

p-ほっとプラザはるみ1 (2).jpg

(2018年5月の工事状況)

選手村の敷地面積は、44haでオリンピック時は18,000ベッドがパラリンピック時は8,000ベッドが計画されています。完成予定は2019年12月31日(予定)です。

p-選手村2020.jpg

(2020年の選手村完成予想図)

東京オリンピック終了後は、市街地再開発事業として、大会時に一時使用されていた宿泊施設を本整備のうえ分譲または賃貸する計画になっていて約5,650戸が作られる予定です。事業の完了は2024年度になる見込みです。

p-その後の選手村.jpg

(大会終了後2024年度のイメージ)

晴海地区は、昭和6年に造成され、紀元二千六百年(昭和15年)を記念する日本万国博覧会の予定地として準備が進められましたが、戦争のため中止され、戦後は昭和35年5月に第一回東京国際見本市が開催され、また国際モーターショウが開かれましたが、平成8年に40年にわたる開催地としての幕が閉じられました。また昭和30年に外国貿易埠頭として晴海埠頭が建設されました。晴海埠頭は南極観測船の出航地としても有名です。そして今度はオリンピックの選手村としての工事が進んでいます。こんな歴史のある晴海地区においでになりませんか。なお掲載した図は東京都のホームページから抜粋させていただきました。

 

 

中央区のバイク駐車事情

[ようちゃん] 2018年5月17日 18:00

中央区では、よく駐車違反を取り締まる民間委託の駐車監視員の方が放置車両の確認事務をされているのを見かけます。バイクの場合、駐停車禁止場所で7000円(2点)、駐車禁止場所で6000円(1点)の反則金が徴収されます。更に長時間駐車すると放置車両になり、それぞれ10000円(3点)、9000円(2点)にパワーアップしますので注意が必要です。それでは中央区のバイクの駐車場事情はどうなっているのでしょうか。まず区営の有料駐車場を見てみましょう。区営の駐車場は3か所(定期貸のみを除く)あります。①銀座地下駐車場(銀座七丁目17番12号先・中央市場通地下)②京橋プラザ駐車場(銀座一丁目25番3号・京橋プラザ地下)③浜町公園地下駐車場(日本橋浜町二丁目59番4号・浜町運動場地下)の3か所です。駐車料金は、100円/1時間、9時間を超える場合は1000円で定額、300~400円/1泊となります。

s-銀座地下駐車場.jpg s-京橋プラザ駐車場2.jpg s-浜町公園地下駐車場1.jpg

 ①銀座地下駐車場     ②京橋プラザ駐車場     ③浜町公園地下駐車場

 

またバイクも、路上駐車できるパーキングメーター・パーキングチケットを利用することもできます。では無料で利用できる駐車場はあるでしょうか。日本橋・銀座・築地・人形町各地区ではほとんどありません。同地区の多くが自転車の放置禁止地区に指定されていますし、公園でも区立の自転車の駐輪場に指定され、利用許可をもらい自転車が駐輪している状態なので、公園等でのバイクの駐車はできないと言えるでしょう。しかし同地区で施設を利用する目的なら駐車できるところがあります。中央区役所または京橋図書館利用者のためのバイクの駐車場、また浜町公園のスポーツセンター利用者のためのバイクの駐車場です。利用時間内の駐車になりますので、注意が必要です。

s-中央区役所駐車場1.jpg s-中央区役所駐車場2.jpg  

       中央区役所バイク用駐車場 

 

佃・月島地区は上記と比べて、駐車場状況はかなり緩くなっています。黎明橋公園は自転車の駐輪場はありますが、バイク駐輪禁止の表示があります。晴海臨海公園では、ふるさと晴海資料展示館の入り口に駐輪場があります。新月島公園では無料駐車場がありますが、利用者以外駐車禁止の表示があります。ほっとプラザはるみには利用者用の無料駐車場があります。さらにトリトンスクエアでは晴月橋の近くにバイクが駐車できるところがあります。以上のように中央区でのバイクの駐車には色々な制限があり難しいところがあります。反則キップを切られないように、目的に応じた駐車場の利用に心がけましょう。新緑の中、風を切って走るバイクには最高の季節になりました。バイクで巡る中央区も楽しいものと思います。安全運転に注意してイベントや季節を楽しみましょう。

                                                   

 

 

「がんこ銀座一丁目店」の紹介

[ようちゃん] 2018年4月29日 09:00

中学校の同窓会で利用している「がんこ銀座一丁目店」を紹介します。私の母校の中学校は、九州の片田舎の学校ですが、所謂団塊の世代の末期で、クラスの数が16組もあり、一学年の同期が700人を超えるというマンモス校でした。卒業して40数年が経過し、関東在住の者が花の東京のど真ん中である中央区の銀座で同窓会を開いています。今回は17名が集まり、楽しく懐かしい時間を過ごすことができました。会場は20名位が入れる個室でした。座席は掘り炬燵形式でゆったりと足が伸ばせ足首の弱っているシニアには優しいものです。正面には床の間があり、チョットリッチな雰囲気です。今回は「春の特別御膳」飲み放題付きで5,500円をお願いしました。

これが会場です。

会場.jpg最初に各個人の膳には次のような料理が並べられていました。初めの料理.jpgそして宴が進むにつれて、てんぷらやお寿司、水炊きやデザートが配膳されました。

追加・てんぷら.jpg 追加・鍋.jpg追加・寿司.jpg

生ビールは飲み放題のメニューに入っていないのですが、最初の乾杯の一杯だけ、全員にサービスで付けてくれました。午後3時から始まり、6時までの3時間十分楽しむことができました。銀座で適度な価格で宴会場を探すとなると、チョット骨が折れますが、参考にしてください。場所は銀座通りの「銀座一丁目」交差点のところです。