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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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日本橋のデパートは化石の宝庫

[みど] 2017年8月17日 16:00

日本橋の老舗デパート(三越本店・高島屋)の壁材に使用されている 大理石の中には、数億年前のアンモナイトやベレムナイトなど恐竜時代 の化石がたくさん含まれているということをご存知でしょうか。 日本橋三越だけでも約13,000個のアンモナイトの化石があるようです。 とりわけ本館1階中央ホールの2階へとつながる階段の壁には、はっきり とアンモナイトの姿が見てとれる化石があります。

 これらのデパートの大理石はイタリア産で、アンモナイトが生きていた 当時のアルプス山脈やその地域は深い海になっていて、そこに石灰質 の泥がたまり、アンモナイトの遺骸が紛れ込んだと考えられているそうです。

 ちなみに 「化石」の定義は次の通り(必ずしも「石」でなくとも良い)

 1.自然に地中に埋没したもので人が埋めたものではないこと

 2.地中に埋まって 1 万年以上経っている

 

 店内の壁材を注意深く探してまわる、いわば『化石ウォッチング』を 楽しんでみてはいかがでしょうか。また子どもたちには夏休みの自由研究 になろうかと思います。 もし探せなくてもデパートの案内所で尋ねてみると、親切にその場所を 教えていただくことができます。

 

 

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日本橋にオープンした"家具職人のカフェ"

[みど] 2017年7月13日 14:00

今年5月に日本橋本町にオープンした"家具職人のカフェ"、The 1/3rd Kichen&Furniture (ザ・ワンサード キッチン アンド ファーニチャー) 。 落ち着いたウッディな雰囲気が漂う木製家具のショールームでコーヒーや ソフトドリンクを飲みながらリラックスできるスペースです。

 

場所はJR「新日本橋駅」2分、「神田駅」4分、銀座線「三越前駅」4分と アクセスはとても便利な立地にあります。

店内は「CAFEテリアスペース」と「木(MOKU)SPACE」があります。 「CAFEテリアスペース」はCAFEとインテリアが融合したスペースで、存在感の ある大きな一枚板が特徴的です。 ドリップコーヒー450円、オーガニックティー500円  軽食は今のところ用意していないようです。

「木(MOKU)SPACE」は 多目的に使える自由なスペースになっています。 このイベントスペースでは、例えば 会議、研修、勉強会、パーティー、 ワークショップ、料理教室、個展などに使えるとのことです。値段は1時間、3700円~

 

木のあたたかさを感じつつ、のんびりとコーヒーで日頃のストレスを解消。 温もりのある木の香りがする居心地の良い空間だと思います。

 

The 1/3rd Kichen&Furniture

https://www.facebook.com/onethirdkafe/

電話:03-6262-7861

東京都中央区日本橋本町4-3-4

 

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コワーキングスペース『31VENTURES Clipニホンバシ』

[みど] 2017年6月15日 18:00

「31VENTURES Clipニホンバシ」が今年4月17日に日本橋本町3丁目 に新装オープンしました。 この施設は大企業とベンチャー企業の出会いによる共創やビジネス創出 に注力した"コワーキングスペース"として、起業家や大企業の新規事業 担当者、クリエイターなどの方が利用できるビジネス空間です。

 

 日本橋エリアの賑わいの拠点"仲通り"につながる江戸通りに面したロケ ーションで、アクセスの良さが特徴と言えます。 ビジネス支援プログラムも充実しているようで、人との出会いで生まれる オープンイベーションを促進していくとのことです。 セミナースペースの収容人数は100名、ワークスペースの席数90席で ゆったりとワークスペースを利用できることもウリのひとつだとか。 カフェ「EJ JUICE & COFFEE 日本橋店」も併設しており、ドリンク を飲みながらの雑談もできるようです。

 

 また、ここではベンチャー企業の成長に不可欠な資金面においても、 ファンドを通じた出資によりベンチャー企業の成長を支援できるようです。 施設の利用料は月額6000円~。詳細はホームページをご覧ください。

 

【31VENTURES Clipニホンバシ】

  http://www.31ventures.jp/ventureoffice/clip-nihonabashi/

 東京都中央区日本橋本町3丁目3-3 Clipニホンバシビル1階

 TEL:03-6316-3130(平日のみ)

 営業時間9:00~23:00

 銀座線 三越前駅 徒歩3分/JR 総武本線 新日本橋駅 / 徒歩1分 JR 神田駅 / 徒歩7分

 

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人形町『下町おもしろ工芸館』

[みど] 2017年5月13日 14:00

『下町おもしろ工芸館』は人形町通りの東側の細い路地にある

 手作り工芸品とリサイクル着物のお店です。

 博物館の類かと思い、中に入ったところ、工芸品等を販売して

 いる お店で下町らしい遊び心と粋な精神を感じ取ることができました。

  

『下町おもしろ工芸館』のホームページによると、 日本の伝統工芸技術

 を継承し現代に活かすことを目的に、平成6年 に設立されたリサイクル

 着物と手作り工芸品を扱っているとのこと。 和小物・ 和飾りや小粋な

 江戸の情緒が楽しめて、おもしろ小物や 伝統工芸品を中心に「心温まる」

 商品が中心だそうです。

具体的には 手ぬぐい、風呂敷、七宝焼き、のれん、組紐、木版画 アクセサリー、

 袋物、ピエロ人形、ねこグッズ、和紙細工、古紙細工 など多彩です。

 また 個人のグループの手作り品の発表の場としても 利用可能で、

 手作りの伝統工芸品の販売や、タンスの中で眠ったまま の着物や帯を

 再販売しているようです。

  

さらに興味深いのは独自の講習会を行っている点で、 例えば自分だけの

 オリジナル帯締めが作れる「組紐」講習会。 教材費は3,675円、講習料は2,000円

毎月2回の開催で、現在のところ以下が空いています。 (講習会は予約が必要)

 

 6月13日(火) 午前10時30分~午後0時30分  

        午後1時30分~午後3時30分

 7月1日(土)  午後1時30分~午後3時30分 

 7月18日(火) 午前10時30分~午後0時30分 

         午後1時30分~午後3時30分 

 8月5日(土) 午前10時30分~午後0時30分 

         午後1時30分~午後3時30分 

 

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下町おもしろ工芸館

  http://www.matae.com/

 中央区日本橋人形町2-2-6

 電話 / 03-3664-3780

 営業時間 10:00 ~ 19:00

 定休日 第2、第4木曜日、年末年始、お盆

 

 

 

 

日本橋と東北を橋渡しする「わたす 日本橋」

[みど] 2017年4月13日 16:00

「わたす 日本橋」は東日本大震災復興支援の一環として宮城県南三陸町 をはじめとする東北の被災地を応援する情報発信・交流を目的とした スポットです。

 

「わたす」は「橋渡し」の意味が込められ、東北と日本橋をつなぐ橋渡し、 さらに「和を足す」「輪を足す」の意味も重ねているとのこと。 地元の旬の食材を活用した『カフェ(ダイニング&バル)』と、観光や イベント情報等を発信する交流のフロア『わたすルーム』から構成されています。 場所は東京メトロ銀座線の日本橋駅が最寄り駅で、COREDO日本橋の近く、 路地を入るので少し見つけづらいかも知れませんが、隠れ家のような建物 でオシャレな雰囲気があります。

  

「わたすダイニング&バル」は宮城県や岩手県の食材を使って凝った 料理を提供しています。基本コンセプトは"ヘルシー"のようで塩加減は やや抑え目ですが、ボリュームもあり、その自然の豊かさが感じられて 総じて満足できる内容だと思います。 ランチタイムのおすすめは、三陸の食材をふんだんに使った和・洋8品の お惣菜に炊き込みご飯、スープがセットになった「わたすランチ」1080円。 その他には、新鮮な魚介類たっぷりの「海鮮DONBURI」1380円、肉厚な メカジキのカツにタルタルソースを合わせた「三陸メカジキバーガー」 1080円、薬膳牛すじカレー980円、などがメニューになっています。 お近くにお越しの際には、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

 

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「わたす 日本橋」http://www.watasu.net/

東京都中央区日本橋1-5-8

電話:03-3510-3185

最寄り駅:日本橋駅 B12番出口 徒歩2分

営業時間:月~土 ランチ11:00~15:00、ディナー17:00~23:00

定休日:日曜日、祝日

 

 

さようなら、ソニービル(It's a Sony展)

[みど] 2017年3月10日 14:00

ご存知の方も多いかと思いますが、銀座ソニービルが50年の歴史 に幕を閉じ、2017年4月1日からビルの解体が始まります。 銀座で待ち合わせの時に、ソニービル前にされた経験者もおられる かと思います。ソニーの新商品が出てきたら、ビルに行って色々 と試してみたりしたものです。そういう意味でもこの建物には愛着 があり、寂しい気持ちになります。 跡地は公園やイベントスペースとして使える「銀座ソニーパーク」 になり、新ビルは2022年秋に完成するとのことです。 高さや階数などは今のところ、未定だそうです。

 

現在、ソニービルでは「It's a Sony展」の後半にあたるPart-2の 展示を行っています。Part-1では「歴史」をテーマにソニー創業 (1946年)以来の数々の商品を、当時の広告などとともに展示し ていましたが、Part-2ではでは「未来」をテーマに、ライブや トークショーなどのイベントを行っています。 1Fから4Fのフロアには人工芝を敷き詰め、「銀座ソニーパーク」 のコンセプトである『街に開かれた施設』 "都会の真ん中のパーク" を体感できる空間となっています。

 

とりわけ、印象的だったのは、4階から2階まで連なる約35メートル の"パークの木琴"です。4階から木の玉を転がすとその玉が木琴を 叩いて、ルイ・アームストロングの名曲「What a Wonderful World」 (この素晴らしき世界)を奏でています。 ソニービルに名残りのある方は、3月末まで開催の「It's a Sony展」 に足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

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ソニービル

http://www.sonybuilding.jp/

東京都中央区銀座5-3-1  TEL:03-3573-2371

 

 
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