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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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春の日本橋老舗コラボワークショップ

[サム] 2016年4月12日 12:00

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R0037267RS (2).jpg3月18日~4月10日に亘り開催中の「日本橋桜フェスティバル」と連動して、日本橋案内所では、春の風物詩 "桜" をテーマにした作品づくりやテーブルコーディネート体験、春のパーティやお花見におすすめのお菓子やおつまみづくりが体験できる講座など、日本橋ならではの、老舗とタイアップした体験型ワークショップが開催されています。

今回は、4月9日に開催された、鰹節・乾物の老舗「八木長本店」とのコラボ企画、『旬の桜えびを使った 春のおつまみガレットづくり体験』の様子をご紹介します。

「八木長本店」は、創業270年余(元和2年創業)の、鰹節・椎茸・昆布など日本料理の基礎となる各種だしの材料をはじめ、豆・乾麺等の乾物を商う老舗。

まずは、日本橋魚河岸、お店の沿革、永年の経験と技術により素材のもつ味を生かした体に優しい厳選された伝統食材の良さ等々のレクチャー。

次いで、早速、調理のデモンストレーション並びに実習。

桜えびは、季節感と見た目の美しさを尊ぶ日本の食文化にあって出色の存在。

日本国内の水揚げ量の100%は駿河湾産で、漁期は春と秋の2期との由。

同店で取り扱う静岡県由比産の「桜えび」は、4月の1週目に解禁。水揚げされ、敷き詰め天日干しされ、浜辺一杯ピンク色に染まる景観は、春を告げる風物詩としても有名です。

生、釜揚げ、素干しと各々味わいを異にしますが、素干しは独特の食感と香ばしさが特徴。

当日のレシピはその素干しの桜えびを使った

 ☆桜えびとチーズのそば粉ガレット

 ☆お手軽3種類*のソース味を楽しむバーニャカウダ

  *黄色ソース かつお花粉(粉の鰹節)+マヨネーズ+ニンニク+オリーブオイル

  *赤ソース (刻み)桜えび+マヨネーズ+ニンニク+オリーブオイル

  *緑ソース (水に戻した)あおさのり+マヨネーズ+ニンニク+オリーブオイル

天日干しで太陽と潮風を浴びた旬の駿河湾産桜えび。

冷えたビールと共にいただく、手作りの季節の味は格別です。

 

 

イチョウ発芽

[サム] 2016年4月10日 12:00

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R0037246RSG.jpg 「イチョウ発芽」は気象庁生物季節観測情報のひとつ。

4月6日、「東京でイチョウの発芽が観測された」旨、東京管区気象台から発表されました。

全体の20%位の葉っぱが出てくると「発芽日」とされ、今年は平年より1日早く、昨年より2日遅いとの由。

因みに東京のイチョウの標準木は、皇居の北東端の大手濠緑地(通称清麻呂公園)にある、関東大震災による火災から焼失を免れた所謂 "震災イチョウ" です。 

イチョウ科の植物は中生代から新生代にかけて世界的に繁殖し、化石も出土し、多くの種があったとされますが、イチョウは唯一現存する中国原産の種。

他に類を持たない特徴を有し、一属一種でイチョウ科を形成。

黄葉時も一段と美しい上に、病虫害・剪定に強く、火熱にも耐えることができ、長命とされ、街路樹として重用されています。             

浜町公園入口緑道のイチョウも芽生えシーズンを迎えました。

薄茶色の茎から生えた若緑色の新芽の清々しさ。

発芽したばかりでも一丁前にちゃんと扇形をしています。

イチョウは成長が早いので、種子からも比較的短年月で成木になり、ひこばえや枝の挿し木でも繁殖させることができると云われています。

(冒頭右は新緑シーズンの画像)

                                              

                                                                                                                                            

 

 

満開のソメイヨシノ <浜離宮恩賜庭園>

[サム] 2016年4月 7日 14:00

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R0037219RSG.jpg 浜離宮恩賜庭園は、江戸時代は将軍家の別邸として、明治時代は皇室の離宮として多くの賓客を迎え、観桜会も開かれた歴史ある桜の名所。

今年は花が咲いた後に気温が下がる花冷え現象もあってか、3月31日に満開宣言が出された後も花が長く持ち、久し振りに晴天に恵まれた今日4月6日でも十分に艶やかな花姿を見せてくれています。

園内には計約100本の桜が植栽されていると聞きますが、内ソメイヨシノは約10本。

主に「中の御門」付近と「中の橋」脇で楽しめます。

今月中旬以降には、今度は、主として「潮入りの池」の「御伝い橋」から「海手御伝い橋」までの湖畔に植栽されている、所謂「八重桜」が見頃を迎えます。

花弁が幾重にも折り重なって、鈴なりにボリューム豊かに咲き誇る様は豪華で、ソメイヨシノとはまた違った趣です。

背後の汐留シオサイトの高層ビル群と一体化された都心ならではのシュールな緑の空間。

この時期は淡いピンクがアクセントとなり、華やかな景観をつくり出しています。

花木園のピンク系の花木の花色のグラデーションも見逃せません。

 

 

2016龍神社例祭

[サム] 2016年4月 5日 14:00

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R0037184LSG.jpg 住吉神社(佃1)境内社中、最も規模が大きく、「龍神様」「弁天様」として親しまれている「龍神社」。

文政5年(1822)、境内に、水を司る神、龍姫大神(豊玉姫神)が、龍神社として創建。その後佃島に白蛇が現れ、島民は龍神(於迦美大神)と崇め、町内に祠を建て奉祀。その祠が漁師の網を渋釜で煮る作業場の近くにあり火熱の害を受け易く、祭神のお告げもあり、天保9年(1838)、龍神社に合祀したとされます。さらに、天保10年(1839)、日本橋老舗白木屋の守護神である大弁財天を併せて合祀。

今日では龍神社と大弁財天を合わせて「龍王弁財天」と呼ばれ、開運出世・金運上昇・商売繁盛・学業成就・芸能達者・病気平癒のご神徳を持つ神として崇敬を集めているようです。

毎年4月上旬の巳の日に近い日曜日に、例祭が挙行され、境内に桜が咲く季節と重なることから「さくら祭り」も同時に開催。

今年は4月3日(日)に「龍神社例祭」、4月2・3日に「さくら祭り」が斎行されました。

4月3日11:00からは大祭式が厳かに執行。

境内には、ソメイヨシノに加え、源平咲き(咲き分け)のボケ、カイドウ(ハナカイドウ)が華やかに咲き誇っています。

ソメイヨシノの淡ピンクとボケの紅色のコントラストは見事です。

境内では、甘酒と汁粉が振る舞われています。

4月2日11:30からは三井住友建設㈱の三建太鼓が、4月3日13:30からは佃中学太鼓部の演奏が各々披露されました。