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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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2016 オータム ローズガーデン

[サム] 2016年10月31日 18:00

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 ファンケル銀座スクエア(銀座5)では、10月28日~11月4日の8日間、10Fテラス付サロンスペース「ロイヤルルーム」を一般開放して、「オータム ローズガーデン」が開かれています。

(11:30~18:30)

現在年7回開催されている「季節のガーデンイベント」のなかでも、春・秋のローズガーデンは一番人気の恒例イベント。

DSC02673RS (2)G'.jpgシャンデリアが煌めく部屋から続く銀座の空中庭園に、ベルサイユのばらシリーズを始め、優雅な秋のバラが気品あふれる香りとともに咲き誇っています。

併せてローズガーデン期間中は、バラをテーマに達人たちによるいろいろなイベントも組まれています。

*10月28日(金)13:30~14:00

 池田理代子×村上敏(京成バラ園ヘッドガーデナー)

 スペシャルトークショー「ベルサイユのばらと香り」

*10月29日(土)13:30~、15:00~

 村上敏トークショー

 「素敵なフラワーライフ~誇り高きバラたち~」

*10月30日(日)13:30~、15:00~

 江辺雄亮フラワーアレンジデモンストレーション

*11月3日(木・祝)13:30~、15:00~

 バラのピアニスト 水藤晶ミニコンサート

フリードリンクコーナーでは、ジャスミンティーや、"まるごと緑茶 薫り玄米" などが振る舞われています。

 

左からイブピアッチェ、オールドポート、ジュビレ デュ プリンス ドゥ モナコ、センチメンタル、王妃アントワネット 

イブピアッチェRRS.jpg オールドポートRRS.jpg ジュビレ デュ プリンス ドゥ モナコRRS.jpg センチメンタルRRS.jpg マリーアントワネットRRS.jpg

左からオスカル フランソワ、アンドレ グランディエ、ブルーバユー、ロザリーラ モリエール、フリージア

オスカル フランソワ'RRS.jpg アンドレ グランディエRRS.jpg ブルーバユーRRS.jpg ロザリーラ モリエールRRS.jpg フリージアRRS.jpg

 

 

信州 秋のフルーツフェスタ

[サム] 2016年10月31日 18:00

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DSC02713SQRSG (2).jpg 2014年10月26日にオープンした銀座NAGANOが2周年を迎え、10月29、30日両日「銀座NAGANO大感謝祭」が開かれています。

銀座すずらん通りハロウィンまつり連動企画(両日共通)として

 *NAGANO WINEの振る舞い

 *信州松代 真田氏ゆかりの甲冑や太鼓の展示 

 *アルクマ記念撮影会

 *お楽しみ大抽選会

 *秋の収穫祭マルシェ

に加えて、10月29日には、スペシャルプログラムとして、「信州 秋のフルーツフェスタ」が開催されました。

協賛のJA全農長野職員の、長野県生まれの品種のセールスポイントの紹介、美味しいフルーツの見分け方、食べ方等のレクチャーを聴きながら、秋の旬のフルーツ(ぶどう:巨峰/シャインマスカット、りんご:シナノスイート/シナノゴールド/秋映(あきばえ)、なし:南水)の味覚を満喫させていただきました。

長野県観光PRキャラクター「アルクマ」に加え、川上村の「レタ助」も登場、賑わいに一役買っています。

           

 

 

2日遅れの十三夜

[サム] 2016年10月18日 09:00

DSC_0717LS (2).jpg 今年は9月15日が旧暦の8月15日に当たり所謂「中秋の名月」「十五夜」、10月13日が旧暦の9月13日に当たり「十三夜」でしたが、何れの日も東京地方は晴天に恵まれず、残念ながら、秋の風物詩、和の情趣に浸ることは叶いませんでした。

「十三夜」2日遅れの15日、一転して爽やかな青空が広がり、夕刻からライトアップされた佃公園の石川島灯台モニュメントの脇に、 "真ん丸の月" が輝いています。

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十三夜は月齢としては、満月の一歩手前。

因みに今年は10月16日が満月。

何れにせよ今宵の月は、澄み渡った夜空に一段と美しく映えている印象です。

尚「秋の空は "澄み渡って" 見える」理由として、

① 空気中に含まれる水蒸気が多いと太陽光を乱反射して空が白っぽく見えがちなのに対し、秋の大陸からの移動性高気圧がもたらす空気は乾燥している為、空の青さが濃く澄んで見える傾向にあること

② 夏の間に草が生い茂り、砂埃が生じにくく、黄砂の飛来も少ないこと

等が挙げられています。

 

 

アキアカネ飛来

[サム] 2016年10月16日 12:00

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428aRSG.jpg  9月30日、東京管区気象台から気象庁生物季節観測情報のひとつ「アキアカネ初見」が報じられて以降、佃公園でも、晴天に恵まれた日に、気をつけて見ると、アキアカネが秋空に舞う姿を目にします。

今年の初見は平年より13日遅いとの由。

トンボの飛翔能力は生物界でもトップクラス。

4枚の翅を巧みに操り、ホバリング(空中停止)、急旋回、高速飛行とその自在な所作は見事です。

アキアカネは所謂 "赤トンボ" の代表種のひとつ。

アキアカネは、初夏に平地で羽化し、夏の間山間部に移動し、暑さが和らぐ頃、成熟した成虫が平地に戻るとされるのに対し、近似のナツアカネは、全体の生息期間自体は差異がないものの、全期間を通じ、平地に出現するとされます。

ナツアカネの成熟♂は頭、胸、腹部の全てが赤くなることでも区別できますが、♂♀成熟未成熟に関わらず最も確実な識別ポイントは、胸部側面の中央黒筋と云われます。

アキアカネは先が尖っているのに対し、ナツアカネは先が角張っています。

澄み切った青空に "赤トンボ"、爽やかな風と共に身近で秋を感じるひとこまです。

 

 

ワイン用ぶどう実食!

[サム] 2016年10月15日 09:00

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DSC02590SQRSG.jpg 10月8日、銀座NAGANO(銀座5)2Fイベントスペースにて、ワイン醸造用に栽培されたぶどうと、それからつくられたワインを併せて味わい、生食用との比較、品種ごとの違いを体感する催し、「ワイン用ぶどうを実食! 塩尻ワインセミナー」が開催されました。

ぶどうが収穫できるこの時期ならではの特別企画です。

小口利幸塩尻市長の乾杯の挨拶、塩尻市の紹介に続き、赤羽誠治塩尻市産業振興事業部長のワインレクチャーの後、早速、ワイン醸造用ぶどうの試食とワインの試飲。

塩尻市内では、伝統を受け継ぐ、コンコード/ナイアガラに加え、世界的に評価の高いメルローの他、シャルドネ、マスカットベーリーA、カベルネソーヴィニヨンなど様々な品種が栽培されていますが、今回の試食は、龍眼、シャルドネ、ブラッククイーン、カベルネソーヴィニオン、メルローの5種。

一般的に、生食用ぶどうは、粒が大きく、隙間なくぎっしり詰まった外観で、みずみずしさと食べやすさが追求され、皮が薄く、種子は小さく、酸味は控え目で、その分甘味を感じやすいとされます。

一方、ワイン醸造用ぶどうは、粒が小さく、風通し(病気予防)と陽当たり(糖度上昇)の観点から、房は隙間が多い外観で、皮は厚く、種子は大きく、高い糖度(20度以上)にも関わらず、酸味も強い為、甘味はマスキングされがちながら、凝縮感のある濃厚な味わいと云われます。

ワインリスト

 ① 林農園「エステート龍眼2015」

 ② サンサンワイナリー「シャルドネ シュールリー2015」

 ③アルプス「Mdv 松本平ブラッククイーン2014」

 ④信濃ワイン「信濃カベルネソーヴィニオン2008」

 ⑤井筒ワイン「シャトーイヅツ2013」

ワインの "あて" は、「カンティーナ・シオジリ」小林厚志シェフが塩尻産食材を活かした一皿。

 ①塩尻特産大豆 "あやみどり" とフォルマッジ

 ②甘海老とスミイカのタルタル イカスミのクロスティーニ

 ③セミドライトマトとリコッタチーズ

 ④馬肉のコンコード煮込みとポレンタ

 ⑤ローストビーフ バルサミコソース

貴重な体験の場となりました。

 

 

装い新た「日本最初の電気街灯の地」

[サム] 2016年10月13日 18:00

DSC_0672ELS' (2).jpg 10月1日、銀座2丁目交差点に、新商業施設「Okura House」(新大倉本館)がオープン。

地下1階~3階はカルティエの旗艦店「カルティエ銀座ブティック」が出店、4階には日本料理「銀座吉兆」、12階にはオールデイカジュアルダイニング「bills」、5~7階にはビューティサロンをはじめとした診療所・美容外科等が入居し、8~11階はオフィスゾーン。 

 

DSC_0669RSG (2).jpg併せて「アーク灯記念灯」が再建され、9月26日から再び点灯されています。

ここは、明治15(1882)年、日本で初めての電気街灯であるアーク灯が、東京電燈会社の発起人のひとりであった大倉喜八郎により、米製の発電機を用い、デモンストレーション用に公開点灯されたと云われる場所。

昭和31(1956)年、「日本最初の電気街灯の地」の記念灯として、関係者の手により、「アーク灯」が復刻され、往時の様子を描いた錦絵「東京銀座通電氣燈建設之圖」を鋳込んだブロンズプレート「電気灯柱記念碑」が側壁に取り付けられました。

2,000燭光と云われるアーク灯の光は、ガス灯や石油ランプに比べると遙かに明るく、「一に天道さま、二にお月さま、三に銀座のアーク灯」と譬えられ、連夜、大勢の見物客が詰めかけたと伝えられています。

昭和47(1972)年に2代目、昭和61(1986)年に3代目と建替えられ、東日本大震災後の平成24(2012)年に一旦撤去されましたが、今回4年ぶりに4代目として復活。

4代目のモニュメントは、設置当時と同じデザイン。高さ約12mで、従前水銀灯だったものをLEDに、ガラス製だった火屋(ほや)は樹脂製に変更と聞きます。