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2016年12月 6日 16:00
12月1日~2017年1月9日の期間、日本橋三井タワーアトリウムのヒストリカルウォールに、「星と街のコラボレーション」をテーマにした、光の作品「STAR LIGHT FANTASIA by NAKED」の映像投影が開催されています。
投影時間:
18:00、18:30、19:00、19:30、20:00 各5分間投影。但しアトリウムコンサートがある12月5日と19日は休止。
プロジェクションマッピングの先駆者NAKEDが手掛ける作品で、環境省認定「日本一星が輝いて見える場所」長野県阿智村のブランディングディレクター村松亮太郎氏が総合監修と聞きます。
「自分自身が星の一部となるような星空の中に包まれる体験」をコンセプトに、星々が織りなす幻想的な物語と夜景が融合した世界を演出。
11月25日より「福徳の森」にて開催中の「NIHONBASHIー願いの森」と併せ、煌めく世界を体感することができます。
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2016年12月 5日 18:00
12月1日、東京管区気象台から気象庁生物季節観測情報のひとつ「イチョウ落葉」が報じられました。
平年より2日遅く、昨年より10日早いとの由。
イチョウの落葉日とは、標準木全体を眺めたとき、木の葉が80%ほど落葉した日とされます。
浜町公園入口緑道のイチョウもかなりの部分、落葉しています。
今年は、11月21日が「イチョウ黄葉」日でしたから、黄葉から11日目で落葉ということになります。(平年値で10日)
足元には・・・落ち葉の絨毯。
陽光が射すと黄金色に輝きます。
散り残る黄葉に侘しさを覚えつつ、晩秋の風情です。
いよいよ "紅葉" シーズンも終焉間近。
あとは「イロハカエデ落葉」の報を残すのみです。
これから先はそれぞれの木々が来春に向けて、エネルギーを蓄える時間です。
春になり、また一斉に、たくさんの "若緑色の新芽" を見せてくれるのが楽しみです。
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2016年12月 5日 16:00
四季を通じて様々にパターンを変える東京タワーライトアップは人気がありますが、12月1日~12月25日の間、"恋の伝説" をモチーフにした "光と音のライティングショー" 「東京タワー クリスマス・ライトダウンストーリー」が開催されています。
19:30~20:00の間、「ランドマークライト」(暖かみのあるオレンジを基調とした冬バージョンの定番ライトアップ)が一旦消灯し、BGMに合わせ、大展望台の南面(品川方面、一面のみ)にピンクのハートマークが点灯し、大展望台と地上を結ぶ8本のフラッシュライトが徐々に輝き、光のショーを展開します。
『午前0時、東京タワーのライトアップが消える瞬間を一緒に見つめたカップルは永遠の幸せを手に入れる・・・』と云う、東京タワーの "都市伝説"。
通常午前0時に消灯しますが、現在、高さ250mの特別展望台のリニューアル工事に伴い(2017年夏頃までの予定)、基本的に日没から明け方まで継続して点灯している為、工事期間中、全てのライトが消える瞬間を目にすることができるのは貴重なチャンスとされます。
遠望故、細部までの視認は難しいものの、勝どきの隅田川テラスから築地市場越しに、ユニークな特別ライティングが楽しめます。
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2016年12月 5日 12:00
あかつき公園に植栽されているメタセコイアが紅葉し、見頃を迎えています。
メタセコイアはスギ科の落葉高木。
和名はアケボノスギ。
当初化石として発見された為、絶滅種扱いされていましたが、昭和20(1945)年、中国四川省で現存することが確認され、一躍世界の注目を浴び、「生きている化石」とも称されているようです。1属1種。
化石発見当初、セコイアに似ていたので、「変化した、異なった、後の」という意味の接頭語「メタ」を付け、「メタセコイア」と名付けられたと聞きます。
幹は通直。密に分枝し、円錐形の樹形をなし、小枝と葉は対生し、落葉の際は小枝ごと落下。
新緑の柔らかい緑色、秋の紅葉と季節毎に各々美しさを楽しめます。
イロハカエデに代表される所謂 "モミジ" が和の紅葉だとすれば、メタセコイヤは洋の趣のある紅葉。
光の射しこみ方や角度により色合いが微妙に変化します。
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2016年12月 5日 12:00
晴海トリトンプラザ2F「i green ポケットプラザ 花・水・樹」の専属ガーデナーの案内で園内を散策する、毎月恒例のミニガーデンガイドツアー。
今月は12月1日開催されました。
朝潮運河沿いのスロープガーデン内のブルーベリー・ウッタードが赤く色鮮やかに色づいています。
落葉樹は冬の間は一斉に葉を落とし休眠に
入りますが、枝先には「冬芽」が膨らみ、来るべき春に備えています。
「花のテラス」のタムシバの、ふわふわした綿毛に覆われた冬芽(花芽)に温もりを感じます。
この時期目につく、赤い実を付ける植物の内、ヒイラギモチ(シナヒイラギ)はモチノキ科。クリスマス装飾用としてホーリーとしても流通していますが、本来のホーリーは近縁のセイヨウヒイラギ。尚日本在来のヒイラギはモクセイ科で別種。葉の形は似ていますが、実は黒紫色に熟します。
園内には、本来は2月頃開花期を迎えるマンサク、スノードロップや、5月頃開花期を迎えるキングサリが咲き始め、今年はちょっとした異変。
この他、小柄ながら凛とした印象を与える、白と薄紫の花弁の色対比をパンダに見立てたパンダスミレ、落葉後に赤いヒトデのような形の背中合わせの2輪の花を付けるマルバノキ、白色の萼と赤色の花の対比を源氏と平家に見立てたクレロデンドロン(源平カズラ)等々が楽しめます。
左から、ヒイラギモチ、マンリョウ、センリョウ、ミヤマシキミ、マルバノキ
左から、マンサク、キングサリ、スノードロップ、パンダスミレ、クレロデンドロン
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2016年12月 2日 14:00
11月30日、東京管区気象台より気象庁生物季節観測情報のひとつ「イロハカエデ紅葉」が報じられました。
平年より3日遅く、昨年より4日早い由。
"もみじ" と云えば本種を指す程、紅葉の代表格。
いよいよ紅葉の真打ち登場です。
錦秋の世界を愛でる「紅葉狩り」は、「観楓(かんぷう)」「紅葉見(もみじみ)」とも称され、花見と並んで昔から日本人が親しんでいる季節のイベント。
浜離宮恩賜庭園内の約6,000本の樹木の内、イロハカエデは25本を数えると聞きます。
細かく分かれた枝にびっしりと付く、掌状に5~7裂した小さく繊細な葉の形状と、芽吹きから初夏・紅葉シーズンにかけ、黄緑~緑~黄~赤と多彩に移ろう色味の鮮やかさが大きな魅力。
紅葉した葉の裏側から太陽の光を透かして見ると、鮮やかさが一層際立ちます。
中島の御茶屋、松の御茶屋、燕の御茶屋を背景に、柔らかな陽光に映え、この時期ならではの大名庭園の風情を醸し出しています。
植物分類に関して、従来は、花や葉を基準に、類縁関係をベースにしたマクロ形態的な分類体系が採用され、カエデの仲間(カエデ属)はカエデ科とされていましたが、ミクロなゲノム解析から実証的に分類体系を構築する新しい分類方法APGではムクロジ科に統合されています。