[ジミニー☆クリケット]
2016年9月14日 09:00
ギャラリー銀座で、能面師、中野芳春(ほうしゅん)氏による能面展が開催されています
京都在住の中野氏は、このギャラリーで定期的に能面展を開催しており、今回が8回目の開催だそうです
私の取材も2度目となります。
能面は「彫る」とは言わずに、能面を「打つ」というそうですが、それは、能面師が心を面に打ち込むからだとか
会場に展示された能面は、間近で見ると、木でできているとは思えないほどリアルな表情をしており、本当に打つ人の思いが能面の表情に表れるのかと、岡本綺堂の「修善寺物語」のストーリーなどが思い出されました
会場には、般若、翁、小面を始め、さまざまな能面が展示されていました
また、会場のコーナーには、中野氏の海外での活躍や評価がわかる賞状や新聞記事も展示されています
能面は、通常、檜(ひのき)から生まれますが、今回は、樹齢800年()の杉材を使った作品も展示されています。これは、静岡県島田市にある智満寺の、源頼朝公お手植え()と伝わる「頼朝スギ」が倒れ、これを使った作品だそうです
中野氏にお聞きすると、杉材は檜材と違って、堅く、打ちづらいとのこと。ただ、展示された「頼朝スギ」の能面は、木目がとても美しいです
会期中、初日の12日(月)と最終日の18日(日)には、会場にて中野氏ご自身による実演があり、来場者は能面打ちの体験もできます
開催期間は、9月12日(月)から18日(日)までです。
開催時間は、午前11時から午後7時までです。
最終日は、午後4時までとなります。
なお、会場での写真撮影については、中野氏ご本人に了解をいただきました。ありがとうございました
ギャラリー銀座のHPはこちら ⇒
https://www.gallery-ginza.com/
[ジミニー☆クリケット]
2016年9月12日 14:00
[ジミニー☆クリケット]
2016年9月 9日 09:00
銀座7丁目、並木通りに面した株式会社ノエビア銀座本社ビルの1階にあるノエビア銀座ギャラリーで、現在、3名の著名な写真家によるポートレイト展「時代の風貌」が開催されています
3名とは、田沼武能氏、熊切圭介氏、齋藤康一氏です。
田沼氏は、木村伊兵衛氏に師事し、60 年以上文化人を撮り続けているそうです
熊切氏は、週刊誌を中心にグラビアページを40年担当されたそうです
齋藤氏は、秋山庄太郎氏の助手を務め、2000人以上の人物を撮影されたとのこと
本展では、個性豊かな3名の写真家が捉えた、小説家、美術家、映画監督たちの肖像写真が展示されています
志賀直哉、川端康成、三島由紀夫、井上ひさし、宇野千代、池波正太郎、瀬戸内晴美、棟方志功、池田満寿夫、加山又造、片岡球子、小津安二郎、藤子不二雄、永六輔、等々々
実際に、ギャラリーで作品を直に拝見すると、被写体を取り囲む周辺の空気感までが写し取られているようで、写真家の気迫を感じました。これは、作品を間近に見ないと感じ取れないことだと思います
また、各作品の横には、写真家が撮影を行った際の、小説家たちとの思い出などがコメントされており、文豪と呼ばれるような方々の意外な一面を知ることができ、大変興味深かったです。
開催期間は、9月5日(月)から11月4日(金)までで、開催時間は、午前10時から午後6時までです。土・日・祝日は午後5時までとなります
入場は無料です
なお、ギャラリーでの写真撮影については、特別にご了解をいただきました。ありがとうございました
ノエビア銀座ギャラリーのHPはこちら ⇒
http://gallery.noevir.jp/
[ジミニー☆クリケット]
2016年9月 8日 14:00
[ジミニー☆クリケット]
2016年9月 8日 12:00
[ジミニー☆クリケット]
2016年9月 7日 09:00