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「東銀座駅」開業50周年記念スタンプラリー

[杏葉牡丹] 2013年4月18日 09:00

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1963年(昭和38年)に開業した「東銀座駅」。
今年でなんと50周年を迎えました!
それを記念して、東京メトロと築地共栄会のコラボで、スタンプラリーが行われています。

期間は3月23日(土)~5月6日(月)。
スタンプ設置場所は、八丁堀駅(改札内の事務室前)・築地駅(本願寺方面改札の外)・築地よりみち館(新大橋通りと晴海通りの交差点角にある築地KYビル2階)・東銀座駅コンコース・東銀座駅(改札内の事務室前)の5箇所です。

順番は、どこから廻ってもOKです。
全て押し終わったら、八丁堀駅か東銀座駅の改札の中にある投函口に、チラシの下にある「応募用紙」となっている部分を切り取り、氏名等の必要事項を記入して投函すれば、抽選で50名様に東京メトログッズ、25組50名様にカフェレストラン「築地ボン・マルシェ」の特製まぐろステーキランチが当たります!

そして同時開催その①として、築地KYビル(新大橋通りと晴海通りの交差点の角)2階の「築地よりみち館」では、【築地、東銀座『明治・大正・昭和なつかしの写真展』】を開催。
京橋図書館所蔵の貴重な写真を見ることができます。
今歩いて来たばかりの場所が、昔はあんな風になっていたなんて、と驚かれること間違いありません。
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同じ場所には、鉄道ファンに大人気だった車両「3000系」と一緒に写真が撮れる、特製パネルも展示されています。

さらに同時主催のその②は、スタンプ台の設置場所で、この写真展を開催している築地KYビルの中の28店舗による「特別協賛セール」!
「築地よりみち館」とその他の場所で、合計2箇所所以上のスタンプが押してあるチラシを提示すれば、各々のお店で割引になったり、プレゼントが貰えたり。
(特典はお店によって違います。また数に限りがある場合もあるとのことなので、チラシ等でご確認下さい)

これからゴールデンウィークにかけて、どこへ行こうかと考えていらっしゃる方、新しくなった歌舞伎座と、そこからちょっと足を延ばして築地に行き、お食事や買い物を楽しんで、ついでにこのスタンプラリーに参加するというのはいかがでしょうか?

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(八丁堀駅と東銀座駅の事務室前のスタンプ台は改札内になりますので、入出場には乗車券が必要です。またスタンプ設置時間は9時~20時、「築地よりみち館」だけは9時~16時迄です。)

 

 

能面展〔ギャラリー銀座〕

[ジミニー☆クリケット] 2013年4月17日 14:00

銀座マロニエ通りに面したギャラリー銀座で、15日(月)から21日(日)までの予定で、能面展が開催されています。

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展示されているのは、般若、翁、小面、姥等の能面で、京都にお住まいの中野芳春さんはじめ能面師の方々によるものです。能面は、「彫る」のではなく、「打つ」のだそうです。能面師が心を面に「打ち」込むからだそうです。

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戯曲「修善寺物語」(岡本綺堂作)で、主人公の面作師、夜叉王の「打つ」源頼家の面に、なぜか死相が現れるという話が思い出されました。面に現れた死相は頼家の運命を暗示したかのごとく、その後彼は暗殺されます。

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材質は、すべて檜だそうです。能面の表情の柔らかさからは、とても木でできているとは思えません。土、日には、希望者は面打ちの体験もできるそうですよ!

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ギャラリー銀座の場所はこちらです。

 

 

 

「新」歌舞伎座 あれこれ

[滅紫] 2013年4月15日 18:12

「もう行きました?」というのが2日初日以来の仲間内の挨拶に。かくいう私は同行者のスケジュール調整に手間取り、やれやれの後は今度は「何を着るか?」。これも芝居見物の楽しみのひとつとはいうものの・・・。というわけで漸く本日、先ずは第3部、3人連れで2列目のまん真ん中に収まりました。

正面玄関を入ると眼を惹くのは鳳凰をデザインした新しい絨毯。階段が減ったせいかロビーが広々と見えます。流石に杮葺落興行の最初の月、和服姿の方が一際多い。

100_1038.JPG開場を見ずに亡くなった芝居好きの丸谷才一氏が「新しい歌舞伎座には要望がいくつかあるがその一つは是非ロビーを広くしてご婦人方の着物姿が映える様にしてほしい。幕間に着飾ったご婦人方をみるのも芝居の楽しみのひとつ」と書いていらっしゃたのを思い出しました。

松竹さんの案内によると座席の幅が3cm、前後のピッチが6cm広くなったとのこと。早速感じを確かめてみることに。

100_1032.JPG確かに。確かに広いでしょう!これだと他の方の移動の際、立ち上がらなくてもよさそうです。隣の方の侵食する腕に悩まされることも少なくなるかも。・・・

次に今までのイアホンガイドの他に「字幕ガイド」が出来たというので、試してみることに。4月中は特別料金でレンタル料500円、「解説チャンネル」と「台本チャンネル」があり

「台本チャンネル」の方は役者さんのせりふと義太夫さんの語りの部分も表示されます。お馴染みの演目でも「え!こんな詞章だったのか!」と実は今日吃驚しました。(無知だった!だけです)そのうち英語バージョンも出来るとのこと。100_1037.JPG

歌舞伎グッズやお土産の売り場は凄い混雑。幕間が1回しかないので仕方ないかも知れません。新しい商品がたくさん増えているようなので次回の楽しみに。そうそう嬉しいことにトイレの数も飛躍的に増えましたよ。

さて、肝心のお芝居ですが、「盛綱陣屋」の子役、金太郎くんと大河くんがとても可愛く、かつしっかり演じていて、「初お目見え」の時からあっという間の成長振りです。「勧進帳」の四天王は2人のお父さんである染五郎さんと松緑さん、それに左団次さんと勘九郎さんという豪華版。杮葺落公演ならではの贅沢さです。4月公演のチケットは完売のようです。6月までは3部制、「見逃せない」演目ばかりでお小遣いを松竹さんに貢ぐ日々が続くことに。期せずして自然なダイエットが出来るという効果もあるかもですが。・・舞台との距離が以前より近くなったような気がしたのですが「寸法はすっかり建替前と同じ」ということなので新・舞台にかける役者さん方の熱気が伝わってきたのかも知れません。1年続く杮葺落公演是非ご覧ください。

 

 

「書」の美術館〔銀座金澤翔子美術館〕

[ジミニー☆クリケット] 2013年4月15日 08:25

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銀座マロニエ通りを、昭和通りから築地警察署に向かって歩くと、左手にナチュラルローソンのお店があり、そのビルの地下1階に「銀座金澤翔子美術館」はあります。今年2月にオープンした新しい美術館です。常設で、今後数ヶ月毎に展示物の入れ替えを行うそうです。

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テレビでは何度か金澤さんが揮毫されるのを見たことがありましたが、実際に書かれたものを見ると圧倒されます。墨痕淋漓というのか、筆を運んだその勢いが、とても生き生きとしてみずみずしく、その漢字自体が持っている意味と相まって迫ってきます。

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当初、「美術館」という名称に、いまいち違和感があったのですが、金澤さんの書を拝見し、それが力強く見る者に訴えかけてくる、美しい芸術作品であるとわかりました。元気がもらえます!

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「銀座金澤翔子美術館」のHPは ⇒ http://www.shokokanazawa.net/

 

 

 

花祭りは嵐のはてに・・・

[下町トム] 2013年4月 9日 17:00

4月8日は「花祭り」です。お釈迦様の誕生日をお祝いする日です。仏教徒にとっての重要な記念日であるというだけではなく、昔から春の民間行事として親しまれてきました。

潅仏会.jpgそもそも「花祭り」というのは俗称であって、正式には「潅仏会」(かんぶつえ)とか「降誕会」(こうたんえ)とか称するものです。詳しくは知らないのですが、この4月8日という日付にも諸説があるようです。ただ、中華圏ではこの日が古来より仏陀の降誕の日と定められており、日本にも仏教伝来とともに広がったようです。

もともとは旧暦での行事ですから、もっと夏に近い時季のはずですが、日本では新暦移行とともにそのまま4月8日が踏襲されました。ちょうど桜の季節と重なることから「花祭り」と呼ばれるようになったようです。

 

花祭り.jpg〔築地本願寺〕では毎年4月8日に近い日曜日に、盛大にフェスティバルとして開催されています。今年は7日(日)の予定でしたが、あいにくの雨と強風に備えて早々に中止が決まりました。本来なら稚児行列やミニ動物園なども実施されていたところで、楽しみにしていた皆さんにとっては残念でした。また来年を楽しみにしましょう。

A2ポスター.ai_-225x300.jpg浄土真宗系の寺院では、昨年から今年にかけて「親鸞聖人750回遠忌法要」が営まれています。〔築地本願寺〕でも4月27日~30日に催されます。また、これにあわせて、4月27日~5月3日には「築地春まつり」として場外市場での特売の企画などが予定されています。大型連休の時期でもありますので、是非一度築地に足をお運び下さい。http://www.tokyochuo.net/news/latest/images/130318/pdf01.pdf

 

春盛んな築地の町の賑わいを感じながらのご報告でした。

 

 

 

桜は散れど・・・<人形町大観音寺花まつり>

[whatever] 2013年4月 8日 10:00

hanamatsuri2.JPG仏教行事の一つ「花まつり」。毎年4月8日はお釈迦様の生誕をお祝いする日ですが、6日(土)に人形町商店街協同組合主催の「人形町大観音寺花まつり」が開催されました。

薄曇りの中、11:00に始まりましたが間もなく参拝者の長蛇の列が。階段上が本堂です。

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お釈迦様の誕生仏に、柄杓で甘茶をかけてお祝いします。甘茶をかけるのは、お釈迦様誕生の際に天に9頭の龍が現れ、甘い露を注いだことに由来するそうです。仏教系の高校に通っていたので、当時も同じように甘茶をかけ歌を歌いお祝いしたことを思い出します。
参拝後に寺報と「人形町 大観音」と焼印の入った重盛永信堂さんのお菓子を受け取りました。また、一人1枚スピードくじを引きましたが、そちらは残念ながらはずれてしまいました。当たると、草加屋さんのお煎餅など人形町名物のお菓子をいただけるそうです。hanamatsuri6.JPG


参拝者には、小さなお盆に載せられたお菓子と供に甘茶が振る舞われます。階段下に腰をかける場所が設けられており、皆さんしばし閑談してお寺を後にしていました。

最近TVでも紹介された人形町のキャラクター「下町KING 人之助(にんのすけ)」も元気に花まつりを盛り上げていました♪

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