[ジミニー☆クリケット]
2015年12月31日 12:00
JR新日本橋駅から徒歩1分の、中央通りに面した福島県のアンテナショップ、「日本橋ふくしま館MIDETTE」で、「あんぽ柿」を発見
お正月用に購入しました
「あんぽ柿」は、干しただけの柿とはちょっと違います
「あんぽ柿」の名前の由来は、柿を天日で乾燥させているものを「天干し(あまぼし)柿」と呼んでいたのが変化して、「あんぽ柿」と呼ばれるようになったそうです
生産工程で「硫黄薫蒸」をすることで、中身が半生に仕上がるそうです
本当に柔らかく、果肉がジューシーで甘いです
渋柿がなんでこう甘くなるのかわかりませんが、とにかくおいしいですよ
健康にもよいそうで、お勧めです
日本橋ふくしま館MIDETTEのHPは ⇒
http://midette.com/
[之乎者也]
2015年12月30日 14:00
この時期、ヨーロッパはクリスマスや新年を祝う飾付けできれいな季節。普段であれば年末にパリを訪れる方も少なくないかと思いますが、今年はちょっとテロも心配です。そんな方に今回は中央区のフランス探しのお話です。中央区にはプランタン銀座をはじめとして、フランスにゆかりのあるお店や施設なども少く無いですが、本日はその一つ、銀座にあるMMM(Maison des Musées du Monde(メゾン・デ・ミュゼ・デュ・モンド))を訪ねてみました。
こちらはDNP(大日本印刷)が文化活動として2003年から行っている、フランスのミュージアム(美術館・博物館)の情報提供や公式ミュージアム・グッズの展示・販売を行う文化施設です。2013年からは「世界のアートとデザインを暮らしに」をコンセプトに、フランスに限らず欧州・世界へ対象を拡充して活動を続けています。
場所は中央通りの1本西側のスズラン通りと交詢社通りの交わる辺りです。近くには慶應義塾創設者の福澤諭吉が、1880年に日本最古の社交倶楽部として設立した交詢社があり、また食事処も多いおしゃれな雰囲気のエリアです。特派員のCAMさんが12月26日付「細雪シリーズ(7)(/archive/2015/12/post-2972.html)」で紹介している関西割烹の「浜作」も隣にあります。
【交詢ビル】⇒交詢社のファサードが建物の一部として残されています。
ガラス張りの建物の入口には赤地にMMMの3文字が白抜きされたサインが映えるおしゃれなデザインです。中に入ります。1階と2階はミュージアムショップで、ルーヴル他フランスを中心とした欧州のミュージアムの情報提供と、ミュージアムグッズの展示・販売がされています。あまり大きなスペースではありませんが、ルーヴル(パリ)、オルセー(パリ)、ベルサイユ(パリ)、リュクサンブール美術館(パリ)、カルヴェ美術館(アヴィニョン)などのフランスのミュージアムのみならず、クレーセンター(ベルン)、大英博物館(ロンドン)、テート・ギャラリー(ロンドン)、ウィーン美術史美術館(ウィーン)、ゴッホ美術館(アムステルダム)などが紹介されておりプチ欧州旅行の気分を味わえます。
エレベーターで3階に昇ると、アートスペースということで美術館とは離れて、グラフィックアートやデザインをテーマとした企画展が行われています。ちょうど「クリスマステーブルグッズ特集」を開催中(12月25日まで)でした。こちらは写真撮影不可でしたので、ブログ読者の皆さんに様子をお伝えすることができないのは残念ですが、季節の雰囲気を反映したほっこりとする展示でした。
続いて地下1階のMMMライブラリに行ってみます。
【MMM ライブラリー(地下1階)】⇒こちらの撮影はMMMから許可を頂いています。
ほかのスペースが展示・販売であるのに対して、こちらは世界各国のミュージアムの展覧会カタログ、MMMの収蔵するアート関連の資料が閲覧できるスペースとなっています。テーブルで資料をゆっくり見たり、パソコンを使ってマルチメディアソフトの閲覧など、実際にパリや欧州へでかける前に現地のアート情報を調べるのに役に立ちそうですね。
隣接する交詢社通り沿いにはギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)がありますが、現在改装のため休館中で4月15日にオープンの予定だそうです。こちらはフランスなどの欧州に限らず、グラフィックデザインを発信する場ですが、再開の際にはMMMとも連携した活動も行われるようです。
【MMM(Maison des Musées du Monde)】
所在地:〒104-0061 中央区銀座7‐7‐4(DNP銀座アネックス)
電話:03-3574-2380
営業時間:11:00~19:00(日祝休)
入場料:無料
[ジミニー☆クリケット]
2015年12月28日 14:00
銀座3丁目、松屋銀座が面する中央通りから一つ入った通りにある「野の花司」は、野草・茶花の専門店です
場所は、下の地図、赤○のところです
こちらのお店は、以前このブログでも紹介しましたが、畑や温室で栽培された花ではない、野や山に咲いている花を揃えて販売しています
この時期、お正月に向けてどんな花が売れるのかをお聞きして、お店の入り口に置かれていた多種類の松や、「もち花」であることを教えてもらいました
「もち花」は、ヤナギの枝に小さく切った紅白の餅をさした(くっつけた?)ものです
いかにも、お正月らしい、赤や黄色の「千両」や、福寿草も置かれていました。
年末年始については、年末は12月30日まで営業し、年始は1月4日からになるそうです
なお、お店での写真撮影については、ご了解をいただきました
「野の花司」のHPはこちら ⇒
http://www.nonohana-tsukasa.com/
[ジミニー☆クリケット]
2015年12月24日 16:00
日本橋室町2丁目の「YUITO ANNEX」ビルに入っている三重県のアンテナショップ「三重テラス」に伺いました
店内の飾りつけは、もうすっかりお正月モードです
三重県には、松阪牛を始めとして、名産品がたくさんありますが、お正月を感じさせる商品展示の中心に、イセエビを使った商品がありました
イセエビは、お正月の鏡餅の上に載せたりして、正月飾りとして用いられますもんね
そもそも、イセエビという名の語源からして、伊勢(三重県の中北部と愛知県の一部を含む旧国名)がイセエビの主産地のひとつだったことによるとされています
ちなみに、イセエビは三重県の県の魚に指定されています
長寿せんべいを購入しました
この「長寿」の名の由来は、イセエビの長いヒゲと曲がった腰が老人の姿に似ていることから、縁起物として喜ばれることに由るのでしょう
長寿せんべいは、エビの風味がとても香ばしく、お正月にテレビでも見ながらみんなで食べるのに最適です
[之乎者也]
2015年12月22日 14:00
師走の銀座を衝撃的なニュースが駆け抜けました。。。「プランタン銀座、2016年末閉店!」
プランタン銀座といえば、西銀座通り沿いに聳え立つ銀座の顔で、昨年(2014年)開店30周年を迎えています。プランタン銀座の歴史は1984年に始まります。スーパーのダイエーが百貨店事業への足掛かりとして、フランスの大手百貨店「オ・プランタン(Au Printemps)」の提携店として日本に誘致しました。1981年の神戸・三ノ宮駅前店を皮切りに、最盛期には札幌、大阪にも出店していました。【パリ・オスマン大通り(64 boulevard Haussmann , 75009 Paris)のプランタン本店(出所:wikipedia)】
また、プランタンは、その名(Le Printemps=春)の通り、春の明るさ、フランスの優雅さを象徴するデパートで、フランスの本家は1865年にパリで創業され、今年は創立150周年という記念すべき年でした。プランタン銀座開店直後の80年代半ばには、青春真っ盛りの私も、恥ずかしながら「銀座におしゃれなフランスを見に行こうよ!」などと言ってデートコースの一つとして大変お世話になりました。
【クリスマス前で混雑するプランタン銀座2階のカフェ・アンジェリーナ】
特に、2階にはパリのリヴォリ通り(226 rue de Rivoli, 75001 Paris)にある老舗カフェ「アンジェリーナ(Salon de Thé Angelina)」の銀座店があり、パリのお店と同じレシピで作られたモンブランなどフランスの香りがいっぱいです。【カフェ・アンジェリーナのモンブランメニュー】
正面にはためくフランス国旗とともにおしゃれな「フランス文化」が銀座からひとつ消えてしまうというのは、単にひとつの百貨店が閉店するという意味以上のものでちょっと残念です。しかし、開業150周年を迎えた本家も、百貨店は従来通り存続しているものの、経営については90年代以降グッチの親会社のPPR(現、ケリング)などを経て現在は中東カタールの投資ファンドがオーナーとなり、同様にプランタン銀座も現在のオーナーは読売新聞/三越伊勢丹となっています。テナントにも、近年ではバナナ・リパブリック、ユニクロ、ニトリが入るなど新しい方向の店づくりを模索していたこともあり、12月3日付ブログ記事の「鉄砲洲稲荷神社の社務所(/archive/2015/12/post-2910.html)」同様、変わっていくのは時代の流れなのかもしれません。今後については、2016年10月以降一部売場の閉鎖を開始し、16年末に閉店。17年3月から全店新装し新たな店舗名で再スタートすることのようです。新店舗名については現状未定ですが、今までの「フランス」とは一線を画すカジュアルな店を目指すものと言われています。
【プランタン銀座】
所在地:〒104-0061 中央区銀座3-2-1
営業時間:11:00~20:00(金、土曜日は~21:00)
電話:03-3567-0077
[銀造]
2015年12月13日 09:00
築地場外市場は、12月に入り、お節の用意に美味しい食材を求める方々で賑わっています。
「築地にっぽん漁港市場」は、各地の漁港で水揚げされた新鮮な海産物を普及しようと開設され、場外市場に来る方は、必ずこちらでもお買い物をなさっています。
そんな漁港市場のお店の一つに、JF長崎のお店があります。
現在、12月25日までの間、お買い物で1千円を超過した1千円ごとに300円の値引きをしてくれています。
私は、鯨ベーコン、鯨のおばけ、長崎の刺身用醤油を買い求め、お勘定は4千円以上だったのが、割引されて3千円少しになりました。
築地でお買い物の際には、「築地にっぽん漁港市場」のJF長崎のお店にもお立ち寄りください。
珍しい魚も販売されており、それらは捌いて、刺身用、煮炊き、焼き魚用に捌いてくれます。銀造のお勧めがまた一つ増えました。