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季節折々の生菓子 <春> 一文字桜餅・道明寺桜餅  ~ 榮太樓總本鋪 ~

[rosemary sea] 2018年2月15日 18:00

『ギフト、そして自分も楽しむ』をエスプリとして取材します、rosemary seaです。

  

日本橋本店を中心とした榮太樓總本鋪さんでは、生菓子は季節を感じさせる代表格のお品です。

ロズマリ食リポ隊の中で、最も甘味に精通するスイーツ男子・T山さん3号のお気に入りの榮太樓總本鋪さんの商品を、今回はご紹介させていただきます。

それは、一文字桜餅道明寺桜餅、です。

  

今回も株式会社榮太樓總本鋪 広報室 石倉室長にお世話になりました。

 

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   左:一文字桜餅 白

   右:一文字桜餅 紅

      各250円(税抜)

      販売期間:2/15~3/3

江戸の桜餅は小麦生地に餡を包んだ一文字。

白は小豆こし餡、紅は半小豆こし餡です。

 

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   右:道明寺桜餅 白

   左:道明寺桜餅 紅

   中:道明寺桜餅 草

      各220円(税抜)

      販売期間:2/15~3/14

関西風の道明寺桜餅は、白と草は小豆こし餡、紅は小豆潰し餡です。

 

季節折々の生菓子 <春> として、榮太樓總本鋪さんでは、関東風の一文字も、関西風の道明寺もどちらも販売されております。

 

・・・春の訪れとともに、桜葉の香りをどうぞご堪能ください。

 

eitaro 003b.jpg 

榮太樓總本鋪 日本橋本店

日本橋1-2-5

03-3271-7785

営業時間 9:30~18:00(月~土)

定休日 日曜・祝日

榮太樓總本鋪さんのホームページはこちら

⇒ http://www.eitaro.com/

 

 

 

【お知らせ】 2月16日(金)、再オープンです。  ~ にほんばし島根館 ~

[rosemary sea] 2018年2月14日 09:00

『ギフト、そして自分も楽しむ』をメイクアウトして取材します、 rosemary sea です。

 

島根県のアンテナショップ、にほんばし島根館さん、入居ビルの耐震補強工事に伴い、昨年9月19日より一時休館されておりました。

いよいよ2月16日(金)に再オープンの運びとなりました。

再オープンイベントの数々、ご紹介させていただきます。

ぜひぜひご来店ください。

お待ち申し上げております。

P2040345a外観.jpg

                 ※ 画像はイメージです。

にほんばし島根館 島根県東京事務所の栗之館長、安井課長にお世話になりました。

それではご紹介です。

 

 2月16日、500名様にノンアルコールの甘酒の振る舞いがあります。

 

 2月16・17・18日、ポイント5倍です。

  また、2,000円以上お買い上げの方、各日150名様限定にて、石見地方のお菓子の進呈があります。

 

 キッチンステージでは2/19~22、奥出雲町の簸上清酒(ひかみせいしゅ)の「新酒」の試飲販売。

 

 2/23~25、八百万(やおよろず)マーケットによる出雲地方の厳選商品の販売。

 

 工芸イベントコーナーでは2/16~3/4、「春待つ手しごと 島根の若手匠展」。

  (シマネRプロダクト + SHIMANE ARTISAN)

  シマネRプロダクトを中心とした職人の方々が、お待ちしております。

  シマネRプロダクトの出雲鍛造、石州和紙等、それからSHIMANE ARTISANの石見神楽の面、藍染めが予定されています。

  なお、シマネRプロダクトさんのホームページはこちら

  ⇒ http://shimane-r-product.com/

 

 観光コーナーでは2/19~25、「ご縁の国しまね」PR特設コーナーとして「ハートの絵馬体験」、「おみくじ風チラシで運だめし」。

 

 しまね料理とさばしゃぶの店「主水(もんど)日本橋三越前店」では2/16~26、「さばしゃぶ」ご注文のお客様に日本酒1杯サービス。

180129主水三越前店チラシ粗.jpg

 

 

・・・にほんばし島根館さんの再オープン当日の様子も、後にご紹介させていただきます。

   乞うご期待、です。

 

にほんばし島根館

日本橋室町1-5-3 福島ビル1階

東京メトロ銀座線・半蔵門線 三越前駅、A4出口

三越日本橋本店の向かいです。

 

 観光のご案内、各種お問い合わせ

⇒ インフォメーションカウンター 03-5201-3310

 物産品のお問い合わせ・ご注文

⇒ 島根県物産協会東京支部 03-3548-9511

 定住相談

⇒ ふるさと雇用情報センター 0120-60-2357

 

営業時間  10:30~19:00

年中無休(年末年始を除きます。)

にほんばし島根館さんのホームページはこちら

⇒ http://www.shimanekan.jp/

 

 

銀座スイーツツアー

[中央小太郎] 2018年2月12日 09:00

 「祈りの幕が下りる時」を見てきました。特派員としては見逃せない映画ですね。
日本橋と人形町が、(お店もスポットも)これでもかというくらい出てくるので、それだけでもわくわくしますが、ストーリーも感動ものです。同じシリーズのドラマ「新参者」の内容も時々出てくるので併せてご覧になるとより楽しめます。
※新参者を見てなくても全然大丈夫です。念のため。

 

 さて、久しぶりのブログになります。去年(2017年)銀座のスイーツツアーという同一企画のガイドを3回もやったので、今回はそのことについて触れたいと思います。

 

【概要】
 このツアーは、7月と9月と11月にそれぞれ1回ずつご案内しました。全部で4回(7月が2回)でしたが、そのうちの3回でガイドを引き受けたことになります。参加者が多い回はガイド2名で、2班に分かれます。9月の回のみ私一人で対応しました。
木村屋でアンパン作りを体験した後、歌舞伎座の寿月堂でスイーツを楽しみます。両店舗間を移動する際に、1時間強、銀座の街を案内するというのがガイドの役目です。
 好評だったらしく、当初、夏の2回だけだった企画が、秋にも追加されました。
ツアーの参加者の方々は情報に敏感な女性が多く、街歩きの中でも、積極的に質問やコメントを頂きツアーを盛り上げて下さいました。コースを考えるときも、特派員ならではのトリビアを提供できるように頭を悩ませました。

 

【コース】
 参加者の方には関係ありませんが、自分の中でマンネリにならないよう、コースは3回とも違うものにしました。

 

(1回目)
 木村屋スタートで、1丁目~4丁目を東銀座も含め網羅的に寿月堂まで案内しました。

 ck1509_20180209course1.JPG(←クリックすると大きくなります)

  

(2回目)
 木村屋スタートで、5丁目~8丁目の中央通りから西側を案内後、三原小路を経て寿月堂まで案内しました。

ck1509_20180209course2.JPG(←クリックすると大きくなります)

 

(3回目)
 歌舞伎座スタートで、新橋演舞場を回った後、三原小路を経て中央通の西側を5丁目~3丁目を通り、木村屋まで案内しました。

ck1509_20180209course3.JPG(←クリックすると大きくなります)

 

【見所】
 スイーツネタは必ず入れるようにとの要望があったので、それは盛り込むとして、
その他のトリビアも積極的に混ぜるようにしました。個人的には以下の話題が好みです。

・銀座とはどこから何処までか?
・銀座は路地を歩くと"通"っぽい
・三十間掘がもともとの海岸線
・歴史を押さえて歌舞伎をもっと楽しむ
・銀座のクラブは金春屋敷が源流といっても差し支えないと思う
・銀座のグルメを場所とともに確認する
・銀座にもたくさんの神社がある
・銀座の歴史は4つに分けて理解する(江戸時代⇒煉瓦街⇒震災後⇒戦後)
・などなど。。。

 

【所感】
 銀座は伝えたい内容が多く、また変化も激しいので案内しがいがあります。

ご紹介した情報量が多すぎて参加者の方々がオーバーフローしていないことを祈るばかりです。。。
ただ、何人かの方からは面白かったですとのコメントを頂けたので、なんとか楽しんで頂けたものと信じたいです。

 

 また機会を頂けたら全力でやりますよ~。

 

 

ご接待、ご会食も"魚久"さんで!  ~ 魚久 本店 ~

[rosemary sea] 2018年2月11日 16:00

『ギフト、そして自分も楽しむ』をリスペクトして取材します、rosemary seaです。

京粕漬の名店、魚久さん、以前は本店京粕漬売店さんと人形町店さんをご紹介させていただきました。

⇒ /archive/2016/11/post-3807.html

⇒ /archive/2016/11/post-3809.html

今回は姪のM代さんオファー第一弾として、魚久本店さんの日本料理とランチ(あじみせ)をご紹介します。

M代さん、ランチを好んでいただいた、とのこと。

②料理屋外観a.jpg

株式会社魚久 営業部 営業販売2課 増井課長にお世話になりました。

 価格や内容は2018年2月現在のものです。

☆ それではまずランチから・・・

ランチは京粕漬定食です。

ご注文をいただいてから板前さんが丁寧に焼き上げる粕漬け、まさに絶品です。

①ランチb.jpg

〇 ぎんだら京粕漬定食(画像のお品です)  1,566円(税込)

〇 さけ京粕漬定食             1,188円(税込)

〇 魚久おすすめ定食             972円(税込)

おすすめは月替わりで「本さわら酒粕白味噌漬定食」か「かれい味噌漬定食」となっています。

あじみせ(定食ランチ)

営業時間  月~金 11:00~14:00(ラストオーダー 13:30)

      土曜、日曜、祝日はお休みです。年末年始・夏期休業があります。

 お席のご予約は不可です。

03-3666-3848

☆ 17:00からは本格的な会席料理をご堪能ください。

鮮度が自慢の刺身や魚料理に加え、人気の粕漬も焼き物として楽しめます。

③201802月コース.jpg

〇 会席コース(月)  8,640円(税込)

 画像は2月の献立です。

月ごとに内容をかえ、季節を取り入れた魚久の会席料理。

接待や記念日、ご家族、ご友人との会食に是非ご利用ください。

なお、画像以外に刺身、京粕漬二種盛り、鮪づけ丼などが付きます。

④しゃぶしゃぶ肉.jpg

〇 板前さんが厳選した素材のしゃぶしゃぶコースの他、お寿司もお楽しみいただけます。

しゃぶしゃぶには和肉と海鮮の二種から選べる他、冬期限定コースなどもあります。

くわしくはこちらでご確認ください。

⇒ http://www.uokyu.co.jp/jpn/index.html

魚久本店 日本料理

営業時間 月~金 17:00~22:00

ラストオーダー 会席料理20:30 しゃぶしゃぶ・寿司21:00

土曜、日曜、祝日はお休みです。年末年始・夏期休業があります。

03-3666-3848

☆ ご接待、ご会食の手土産に、京粕漬詰合せをどうぞ。

⑤K3 2015年a.jpg

京粕漬 詰合せ K3   3,402円(税込)

ぎんだら京粕漬、さけ京粕漬、本さわら酒白味噌漬、ぶり酒粕白味噌漬

各1切れ

本店正面a.jpg魚久本店 京粕漬売店

日本橋人形町1-1-20

人形町駅からは日本橋小学校手前角になります。 

03-5695-4121

営業時間 月~金 9:00~19:00 

      土 9:00~18:00

     日曜、祝日、正月三が日はお休みです。

魚久さんのホームページはこちら

⇒ http://www.uokyu.co.jp/

 

 

新富町の老舗洋食屋さん〔洋食新富 煉瓦亭〕

[ジミニー☆クリケット] 2018年2月 9日 09:00

新富1丁目にある老舗本格洋食屋さんです

お店を開いたのは前回の東京オリンピックが開催された前の年昭和38年)だそうで、銀座の名店煉瓦亭」さんから暖簾分けされたお店です

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お店の雰囲気は、レトロな喫茶店風で顧客応対も気持ちよく、落ち着けます

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ランチメニューポークカツカニコロッケ2個ついたBセットを注文

こちらのランチメニューは充実しており、全品スープとライスが付きます

スープは、ポタージュです。

カニコロッケは、なめらかで、まろやか

ポークカツは、カリッとしたポーク自体のおいしさを実感できます。かかっているデミグラスソースもおいしい

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こちらのお店は、ポークジンジャーオムライスハヤシライスもとてもおいしいですよ

昔ながらの洋食屋さんの良さをしっかりと残してくれているお店です

開店は11時30分ですが、あっという間にいっぱいになりますので、開店直後かお昼のピークを越した時間帯での入店をお勧めします

 

 

木下杢太郎とカフェー

[yaz] 2018年2月 8日 09:00

木下杢太郎シリーズ第一回「木下杢太郎と八重洲橋」で、鎧橋の脇に開かれた「メゾン 鴻ノ巣」にパンの会メンバーと共に足しげく通っていたことを書きました。

/archive/2017/12/post-4762.html

 

パンの会は明治末期の耽美主義文芸運動の拠点となった談話会です。 1908年 12月(明治41年)に発足、メンバーとしては』系の木下杢太郎、北原白秋、吉井勇らの詩歌人,美術雑誌『方寸』出身の木村荘八などの美術家,自由劇場の小山内薫,市川左団次らから構成されます。永井荷風なども出席し,東京をパリに,隅田川をセーヌ川になぞらえた青春放埒の宴を続けました。日本橋川をセーヌ川になぞったという説もあり、「メゾン 鴻ノ巣」も重宝がられました。(日本橋小網町には「メゾン鴻ノ巣」について説明する看板が設置されています)

パンの会.jpg 

この絵は木下杢太郎記念館(伊東市)に飾られているものを撮影したものです。絵は杢太郎の作です。

 

「鴻之巣」の名は、「メゾン 鴻ノ巣」のオーナー奥田駒蔵のふるさと"久世郡寺田村(京都府城陽市)近くの丘「鴻ノ巣山」"(埼玉県の鴻ノ巣市は無関係)に因んでいます。「メゾン 鴻ノ巣」開店時の駒蔵は若干三十六歳でした。

大正四年ごろ、「メイゾン鴻之巣」は日本橋木原店(きわらだな・かつての白木屋の横町、いまも「木原店跡」の札がかかっている)に移転します。
一階は庇のような狭いバア。煉瓦のあらわに出た壁が地下室を思わせる感じでした。二階の食堂はかなり広く、さまざまな文芸団体の集会場として、小網町時代よりも一層利用されるようになりました。芥川龍之介の『羅生門』の出版記念会の写真が残されていて、鴻之巣の店内の様子が判ります。

芥川龍之介_羅生門_出版記念会(日本橋の鴻ノ巣).jpg 

 大正九年の末ごろになると、店は再度移転します。こんどはフランス料理「鴻乃巣」として、本格的なレストランを名乗ります。場所は京橋の南伝馬町二丁目12、現在地下鉄京橋駅上の明治屋の位置です。もと田村帽子店のあった四階建てのビルとのこと。
一階は天井の高いホールのような造りで、曲木細工の椅子に円いテーブルが数組。冬にはだるまストーヴが赤々と燃え、カウンター背後の棚には洋酒の瓶がズラッと並び、鼻をくすぐるコーヒーの香りが店先にまで漂い、客を誘います。二・三階には大小の宴会場が数間あり、四階は従業員の休憩所や家族の住居になっていたようです。
大正十二年九月一日、関東大震災で店は倒壊してしまいますが、駒蔵一家は無事でした。
 

メゾン鴻ノ巣(京橋).jpg 田村帽子店(京橋).jpg

レストラン_鴻ノ巣(京橋).jpg 

しかし、震災からわずか二年後の大正十四年十月一日、駒蔵は四十三歳の若さで急死します。

 

パンの会はいろいろの店を使って集会を続けますが、「メゾン 鴻ノ巣」以外で馴染みにしたカフェーが銀座のプランタンです。東京美術学校(現 東京芸術大学美術学部)出身の松山省三が、パリのカフェーのような、文人や画家達が集い芸術談義をできる場所を作りたいと、1911年3月にカフェープランタンを開業しました。所在地は京橋区日吉町20番地(現銀座8丁目6番24号、銀座会館付近)で銀座レンガ街の一角。煉瓦の建物を改装し、小山内薫が「プランタン」と命名しました。類似の店は存在していましたが、プランタンの登場によって、洋行帰りの人たちが口にしていたような意味での(サロン形式の店としての)カフェーが登場した訳です。

 

プランタンなのか鴻ノ巣なのかは特定できませんが、木下杢太郎から聞き取って木村荘八が絵筆をとった絵が残っています。楽しそう!

パンの会の様子(木村荘八作).png

銀座のカフェーはその後いろいろの変遷を経て、一つの形として「バー」という形式を生み出し、銀座全体(1丁目から8丁目)で約350軒に上っています。木下杢太郎や太宰治などのカフェー体験の一部でも、銀座のバーを訪ねて感じてみませんか?