[ジミニー☆クリケット]
2014年6月22日 14:00
中央区立のとある公園で、可憐に咲いているネジバナを発見別名、モジズリ(綟摺)。
ネジバナ(捩花)は、ラン科()ネジバナ属の小型の多年草。花色は通常桃色で、その花が螺旋状に咲くのが名前の由来です。「ネジレバナ」、「ネジリバナ」、「ねじり草(そう)」とも呼ばれます
ラン科ではめずらしく、芝生や土手、都市公園()等の人間の生活圏に近い所で普通に見ることができるそうで、事実、こうして公園に自生して、さりげなく咲いていました
花期は、6月から7月とのことで、まだしばらく楽しめそうです。皆さんも、この可憐な花を見つけてあげてください
みちのくの しのぶもぢずり 誰ゆゑに 乱れそめにし 我ならなくに (古今集)
河原左大臣 源融(かわらのさだいじん みなもとのとおる)
(紫式部『源氏物語』の主人公光源氏の実在モデル()だとか)
[さとけん]
2014年6月18日 14:00
梅雨の晴れ間に、いつもの通り街歩きしました。
今日ご紹介するのは、有馬小学校です。
旧久留米藩主の有馬頼威の寄付によるものが、校名の由来だそうです。
区内の小学校は歴史が古いですが、開校140年にもなるそうです。幼稚園は蠣殻公園もあって、広い運動場も
あります。
学校の入り口には白壁の塀や、趣きのある校名の書かれた柱もあります。
区内には特徴のある学校が多くあるのでしばらく学校巡りをしてみようと思いました。
[橘]
2014年6月15日 14:00
江戸三大祭の一つである"山王祭"が斎行されていますが、京橋から日本橋迄の中央通りを日本橋、京橋、八丁堀等の神輿12基が巡幸する下町連合渡御が15日に行われました。
私は日本橋橘町(東日本橋3丁目)の育ちなので地元は神田祭なのですが、子供神輿を担げる様になる前から町会の山車に乗って太鼓を敲いていた位祭りには馴染んでいるので、山王祭の下町連合渡御を見に行ってきました。
各町の立派な神輿が次々にやってきます。神輿は休みなく担ぎ続けられるので、1台の神輿に大人数が控えていて、全体では大変な人数です。
そして、ハイライトは日本橋の真ん中の「日本国道路原標」付近で提灯を掲げて迎える神田明神の氏子(日本橋より北側は神田明神の氏子で、南側が今年本祭の日枝神社の氏子となる)の前で行われる"差し"(神様を差し上げる意味で、神輿を高々を差し上げる)です。
見物人も3重4重の取り巻いていて、神輿のリズムに合わせて2拍子の拍手を送っていました。
日本橋の神輿には付近にある有名な会社の法被を着た人達-三井不動産、高島屋、榮太郎、国分、野村証券、東京建物等-が沢山いました。さすがに江戸東京の中でも中心の祭りですね。
[サム]
2014年6月11日 09:00
今年は5月31日、平年より7日早く、東京地方に、「紫陽花(アジサイ)の "真の花" の開花」宣言が出されました。
そして6月5日、梅雨入り。
「花のテラス」「緑のテラス」「水のテラス」の3つのテラスと「ノーストリトンパーク」「サウストリトンパーク」の2つの緑地から構成され、600種10万株以上の植物で彩られる、晴海トリトンスクエアにも、「ヤマアジサイ」「ガクアジサイ」「ツルアジサイ」の他、所謂「西洋アジサイ」(流通名ハイドランジア)、北米産系の「カシワバアジサイ」等、多くのアジサイが植栽されています。
アジサイは交配され改良された品種も多く、
①花冠の形状 (中心部の"真の花<両性花>"を覆って花弁状の萼片の"装飾花<単性花/中性花>"が球形の花序を形成している"手毬り咲き"、装飾花が両性花を取り囲む"ガク咲き")
②装飾花の咲き方 ("一重咲き" 、"八重咲き" )
③花弁<萼>の形状(丸弁、剣弁、細弁、キザミ弁、ヘラ弁・・・)
④変化に富む花色
等々、その多様性を楽しむことができます。
今回は「カシワバアジサイ」3種(一重咲き-①、八重咲き-②、八重"玉咲き"-③)、「ツルアジサイ」-⑥、「ハイドランジア」-⑦~⑩、「アメリカノリノキ」の園芸種 "アナベル"(白-④、ピンク-⑤) を取り上げてみました。
ツルアジサイがツタと共に壁面を這う様はユニークな情景です。
尚冒頭の画像は花のテラスの ハイドランジア"エンドレスサマー"。
通常のアジサイと違い、その年に伸びた枝に花をつけるので、秋まで長く楽しめる由。
① ② ③ ④ ⑤
⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩
[ジミニー☆クリケット]
2014年6月10日 17:00
銀座並木通りとマロニエ通りの角に建つ、バーバリーの入っているビルを見上げると
ビルの窓ガラスを清掃する人たちの姿がありました
ただ今午前7時、梅雨の合間の、銀座の朝の風景です
お仕事、ご苦労様です m(_ _)m
[隅田の花火]
2014年6月 9日 09:00
「首都高ウォッチング」というイベントに参加してきました(5/29)。
これは首都高速が実施している施設安全に関する取り組みのひとつで、首都高速道路に沿って高架下を歩き道路施設全般をモニターに観察してもらい、日頃の保全業務を理解してもらうと同時に安全面やサービスなどについての意見を集める、というものです。
日本橋箱崎町にある首都高管理局ビルに集合、箱崎ジャンクション(JCT)から首都高9号深川線の下の道を歩き、江東区木場までの約2キロのコース。
高架下の道から上を見上げて構造物を見て歩くのですが、今までこういった構造物をまじまじと真剣に見ることはなかったので、ある意味新鮮な体験でした。
出発地点の「箱崎JCT」は6号向島線・9号深川線が接続する車の分岐点、さらにJCT直後の「隅田川大橋」はJCTと直結していることもあり、かなり複雑な構造物であることがわかります。
隅田川を渡ると江東区の深川エリアに入り、深川不動堂や富岡八幡宮の裏を通り木場でゴール。
途中、鳥の巣や落下しそうなものがあるか確認したり、橋の構造や素材などのお話を聞いたり......貴重な時間でした。
首都高は江戸・明治時代から水運として利用されてきた川や水路の場所を多く利用し作られました。
今回の歩いた首都高コースも中央区側では箱崎川、江東区側では油堀川だったところに作られたことが古地図と比較するとわかります。
こういった事情もあり高架となっているところが多く、その下を通行する車・人・船の安全をより配慮する必要があるわけです。
作ったエンジニアも大変だったと思いますが、これを保全維持していくのも大変な作業であることが実感できました。
ウォッチング後、そのまま帰るのももったいないので元の道を戻り散策。
富岡八幡宮の東にある「八幡橋」。
この橋はかつて中央区にあった「三ツ橋」のひとつ「弾正橋」が移設されたもので、明治11年に作られました。鉄を原料としたものでは日本で一番古い橋、国の重要文化財です。大震災後にここに移設されましたが今も現役で使用されています。
橋の一部に菊の紋章があしらわれていたりして、趣のある橋です。
最後に「隅田川大橋」。
この橋は下段が一般道・上段が首都高の二層構造の橋で、景観的には今後の知恵や工夫がほしいところ。しかしこの橋から眺める景色は見ごたえがあります。
上流の清洲橋方面はスカイツリーが隅田川の真ん中に見える数少ないスポット、下流の永代橋方面は後方のマンション群が橋の景色とよく合います。
個人的に気に入っている景色としては
清洲橋方面は、特に年に数回あるスカイツリーがピンク色になった時。たまたま当日はピンク色でした。清洲橋のピンク色のライトアップと調和します。
永代橋方面は日没後に空がやや青みがかった時でしょうか。永代橋の水色の光がより綺麗に感じられます。
清州橋や永代橋のライトアップは夕方から21時まで。隅田川大橋の最寄り駅は水天宮前駅で、人形町駅も徒歩圏です。