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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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SAKURA GATE ILLUMINATION

[サム] 2015年11月30日 14:00

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R0036399 (4)RS'.jpg 日本橋さくら通りは、春は「さくらまつり」、冬は「TOKYO ILLUMILIA」で賑わいを増します。

11月27日、年末恒例のイルミネーション「TOKYO ILLUMILIA 2015-2016」が点灯。

会期:11月27日~2016年2月14日 16:30~23:00

テーマ:過去と現在、未来を繋ぐ「光のゲート」

東京駅八重洲口から日本橋へ続くさくら通りを門に見立て、過去と現在・未来を繋ぐ「光のゲート」<八重洲・日本橋>を演出します。

さくら通りの交差点に面する桜の木には枝先まで白色のLEDを使い装飾することで、大きく伸びた枝先が重なり合い "光の門" を表現。

交差点間の桜の木には金色のLEDを使い、"光の門" を繋ぐように優美な光が連なります。

300mの桜並木約70本に飾られたLED電球は合計約16万球。

27日18:00から日本橋プラザ南広場に於いて、主催者の「日本橋八重洲仲通り商店会」「日本橋二丁目通町会商店会」「日本橋三丁目西町会・商店会連合会」「八重洲一丁目商店会」「八重洲一丁目中商店会」の関係者、矢田中央区長臨席のもと、点灯式が執り行なわれました。

 

 

小網神社の「どぶろく祭」

[クラさん] 2015年11月30日 12:00

「どぶろく祭」は、新穀豊作に感謝する新嘗祭に由来する行事で、日本橋小網町の小網神社では、今年は11月27日(金)に行われました。

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新穀と共に神前に御供えされるどぶろく(神饌田でその年にとれた新米から作られたにごり酒)を、参拝者に振舞うところから、この祭りを特に「どぶろく祭」として親しまれています。

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当日は、朝9時から社殿で祭礼が行われ、お神酒の一合瓶と強運厄除のみみずくが限定配布(有料)されるため長い列ができていました。

小網神社は、室町時代に建立の小網万福寺に祀らてい稲荷社に起源と伝わり強運・商売繁盛の福の神として信仰を集めてきました。参拝を済ませると巫女さんが、どぶろくを勧めてくれました。

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強運厄除の「みみずく」の由来は、昔、親孝行の娘が病身の母親に与える薬代に困っていた時、「すすきで作ったみみずくで母を救え」という神さまからのお告げがあり、娘は母に孝行を尽くした、という話に由ると伝えられています。「みみずく」は、、11月のどぶろく祭に因み、秋の七草を代表する「すすき」を素材にし、強運厄除・商売繁盛のご利益が自らの「み」(身)に「つく」と云うことから授与されているそうです。

また、正午過ぎから、国指定無形文化財の「里神楽舞」が神前で奉納されました。

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関東二大どぶろく祭の一つに数えられる小網神社の来年(2016年)の「どぶろく祭」は、11月28日(月)です。

 

 

 

NIHONBASHI ILLUMINATIONS collaborated with FLOWERS

[サム] 2015年11月25日 12:00

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 11月20日、日本橋地区に於いて、一足早いお花見が楽しめる「NIHONBASHI ILLUMINATIONS collaborated with FLOWERS」(日本橋イルミネーション)が初開幕。

テーマは "春"。

日本橋地域の各所で、段階的に春の花をモチーフにしたイルミネーションが点灯・開花。徐々に街中で花が綻び続け、新年には華やかに満開となり、風情豊かに冬の日本橋を春の光で包み込もうという企画。

R0036319RRSG (2).jpgコレド室町1、コレド室町2、コレド室町3、コレド日本橋の4施設では、11月20日~2月11日(予定)の期間、ボックス型のイルミネーションが登場。点灯時には障子の裏で開花を待つ花々の模様が映し出され、クリスマス前にはボックス一面に色鮮やかな花々が咲き誇ります。

12月11日~2月11日の期間は、三井本館の外壁を春の花をイメージした幻想的なイルミネーションが染め上げます。

桜色を基調としたイルミネーションの光の色が風の動きに連動しライトアップ模様が変化する仕掛けで、イルミネーションは時の流れと共に徐々に色や艶やかさを増し、新年には壁面が春の光で満開になるようです。

コレド室町1とコレド室町2の間の室町仲通りでは、12月11日~2月11日の期間中、100個の提灯が花柄に染まる「お花見提灯」が、 12月22日~12月25日のクリスマスシーズンには、「インタラクティブ型ライティングショー」が、組まれています。

2016年1月8日~2月11日の期間は、日本橋三井ホールにて「FLOWERS BY NAKED」の開催が予定されています。

核となる作品には、いけばな草月流家元勅使河原茜氏とのコラボ作品を据え、リアルな花がもつ "儚い美しさ" や "生命力" を先進的なデジタルアートで昇華させた、新たな「花」の楽しみ方を表現するイベントと聞きます。

 

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築地市場最後の年の瀬

[下町トム] 2015年11月25日 09:00

皆さん、晩秋の季節の色を楽しんでいらっしゃいますでしょうか。間もなく本格的な冬がやってきます。東京の町もいよいよ一年の掉尾を飾り始めます。

P1130127_R.jpg中央区は商業の町でもありますから、あちらこちらで歳末商戦が始まります。ジングルベルのBGMや福引の鈴の音を聞くと、いよいよ一年も終わりかなと思います。

  

築地は明治維新の後に外国人居留地が置かれたところであり、一説によると、日本ではじめてクリスマスパーティーが催されたのも築地だという話です。

昔から新しいものを取り入れることに積極的だったのではないでしょうか。今でもこの町には旧弊にとらわれない自由で先進的な気風があふれているように思えます。

 

さて、築地市場は来年11月に移転することになっています。残り1年というカウントダウンを刻み始めました。場外市場は残りますが、それでも中央卸売市場ともども年の瀬をにぎやかに過ごすのも今年が最後になりました。12月に入ると、買い物客が日に日に増えて、いつも以上に名残を惜しむ人々が押し掛けるのではないでしょうか。

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ぼくも時々、中央区観光協会のお手伝いで築地の観光案内を務めさせていただいていますが、これからは移転の話をするたびに少し感傷的になるかもしれません。

 

幸いというか、中央区の先行整備施設の建設も進んでおり、新しい築地の姿がいずれ見えてくることでしょう。きっと新世代の築地マーケットの未来もまた魅力的だと思います。

 

最後の年の瀬を迎えた築地市場界隈の賑わいを皆さんもしっかりと記憶に残しておいて下さいね。

 

 

水天宮・小網神社

[皐月の鯉の吹き流し] 2015年11月24日 09:00

安産祈願でおなじみの水天宮。平成25年3月から立て替え工事のため浜町明治座近くに遷座しています。

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・平成27年11月


今工事中のこちらは、足場の一部が撤去され綺麗な姿が見えました。

この写真は10月に撮りましたが足場は9月には撤去されていたと思います。11月現在もこのようです。

新社殿竣工は平成28年春ということでなのでもう少しです。

 

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現在(平成27年11月20日)の水天宮から甘酒横丁を通り過ぎ日本橋川方面へ行くと小網神社があります。
「日本橋七福神」の1つで強運厄除と金運アップのご利益があります。ここも今修復工事中です。

 

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工事期間中も通常通り御参拝でき、写真を撮ったときも御参りに来ている人がいらしゃいました。
11月完了予定とのことなので、このブログがアップされるときは完了しているかもしれません。

 

 

"聖ルカ礼拝堂ライトアップ" と "十月桜"

[サム] 2015年11月21日 09:00

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R0030771RSG.jpg 「聖路加国際大学(旧聖路加国際病院) 聖ルカ礼拝堂」は、明治35(1902)年、米国聖公会宣教医師トイスラーにより創設された聖路加病院の礼拝堂として発足。

現在の礼拝堂は、大正12年の関東大震災や2年後の火災を経て昭和11年に建造されたネオゴシック様式。(装飾はアールデコ調)

当時はどの病室からも病院の屋上にある十字架を見ることができ、患者さんの精神的支えになっていたと云われています。

現在、病院旧館2Fの "チャペル(礼拝堂)" と、新館2Fにトイスラー記念ホール(平成4年完成<小礼拝堂>)の、2つの "祈りの場" があります。

"心を鎮め祈りながら、病をはじめさまざまな悩みに対応できる力を見出す場" として、聖路加国際病院/国際大学に於いて行われる医療・教育の精神的支柱の啓示の場としての役割を担い続けています。

2つの "祈りの場" は渡り廊下で繋がっています。

近年の病院敷地全体の再開発事業(聖ルカ ライフサイエンスセンター構想)に際しても、旧病院棟のチャペルを含む中央部分は保存修復されています。

("チャペル及び付属する旧病棟" は都選定歴史的建造物)

旧館の塔上からは、毎日8時半、12時、18時に聖歌のメロディーが流れます。

夕刻、十字架が立つ尖塔がオレンジ色にライトアップされ、夜空にくっきりと浮かび上がります。

中庭に植栽されている「十月桜」。

エドヒガンとマメザクラの交雑種のコヒガンの亜種とされ、10月から春先にかけ断続的に小さい八重咲きの花を咲かせます。

花色は白色~淡い桃色で、3~5輪が疎らに開花。

華やかさはありませんが、ライトアップされた礼拝堂をバックに、この時季ならではの凛とした風情を醸し出しています。

清々しい厳かな空気が漂います。

 

 
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