[みど]
2011年9月30日 09:00
腰痛でお悩みの方も多いと思いますが、今回のお薦め情報は日本橋界隈では
"ゴッドハンドじいちゃん"の異名も持つ「王診療所」をご紹介します。
往々にして病院の悪いうわさ・やぶ医者情報は口コミなどであっという間に
広がるわけですが、評判の良い病院はかえって珍しいと思います。
「王診療所」は以前から有名でその名前は知っていましたが、実際に受診し
てみたら、あら不思議~、、嘘のように痛みがなくなりました。
王医師は中国人なので日本語はたどたどしいのですが、その技に中国4千年
の歴史を垣間見るようです(笑)
大きな診療所ではないことと人気なこともあってかいつ行っても長蛇の列で
受診するまで1時間以上待つ覚悟が必要かも知れません。
ちなみにネットでも好評らしく「神田 ゴッドハンド」で検索すると王診療
所がヒットしました。真実は定かではないが、王貞治前監督の実兄とか従兄
弟ではないかとの書き込みもある・・・?(恐らくガセネタでしょうけど)
もちろん病気との相性や個人差はあると思いますが、慢性腰痛の方は試して
みてはいかがでしょうか?
▼ 王診療所
東京都中央区日本橋室町4-3-9 華山ビル Tel 03-3270-3835
詳細は・・ http://www.qlife.jp/hospital_detail_563747_1
[小江戸板橋]
2011年9月30日 08:30
日本橋川が江戸城外堀と分かれるあたり、一石橋の南詰西側に比較的大きな石標があります。
正面に「満よい子の志るべ」と彫られており、石標の左側が「たづぬる方」、右側が「志らす方」とあり、文字の上部に長方形のくぼみがあります。
尋ね人がいる場合、左のくぼみに人物の特徴を書いた紙を貼ります。知っている人は右のくぼみに紙を貼って、情報を交換するのだそうです。
尋ね人というと、遥か昔の、隅田川のほとりに残る梅若伝説を、ふっと思い起こします。
人買いにさらわれた梅若が、京を遠く離れた東(あづま)の地で、病のために命を落とします。
それを追って、我が子を捜し求める母の姿。
能や浄瑠璃、絵画の題材など、多様な芸能、芸術の中に表現されてきた、人の強い思い。
離れ離れになった人を捜し求める、狂おしい思いは、時を越えて生きています。
現在は、ほとんどの人が携帯電話を持ち、パソコンを使いこなす、高度な情報社会です。
そうした時代であっても、つい半年前の震災の折、繋がらない電話に家族の安否を確かめるすべも無く、ひたすらに自宅へ向かって歩き続ける人の流れ。暗く、寒い中を、ひたすら足を進める人々の姿がありました。
この石標は、江戸時代後期、迷い子が出れば町内で責任を持って保護しなければならないという仕切りから、近在の有力者が建てたものといわれます。
湯島天神や浅草寺境内にも、「まよい子のしるべ」石やレプリカが残っているのは、そこが諸国から集まる尋ね人が多い、江戸の繁華街だったからなのでしょう。
「まよい子のしるべ」には、人を捜すという切ない思いが、ぎっしり込められているのですね。
[坂の上のねこ]
2011年9月20日 08:30
残暑の厳しい週末でしたが、秋の文化祭シーズンということで、中央区唯一の私立女子中高一貫校「日本橋女学館」の学園祭、「女学館祭」に行ってきました。
2009年に新築されたきれいな校舎(左) 入り口に置かれた手作りの看板(右)
教頭の藤井由紀子先生にお話を伺いました(以下は藤井先生のお話をもとに、いただいた資料を参考にしてまとめたものです)。
Q: 日本橋女学館の歴史を教えて下さい
A: 明治38年(1905年)、当時の日本橋区教育会が設立した、日本橋女学校が母体です。設立に関わった有名老舗店はその後も理事会メンバーとして学校運営を支えています。
Q: 初期の学校はどんな様子だったのでしょうか
A: 地元の老舗商家のお嬢様が多く、人力車で通学したり、お昼時になると自宅からお使いの人がお弁当を届けにきたりしていたそうです。絹の着物を着た女学生たちの華やかな下校時の姿は、「午後三時、浅草橋に花が咲き」と当時の人気ラジオ番組で語られたこともありました。
Q: 現在の生徒数は何名ですか。やはり地元の生徒さんが多いのでしょうか。
A: 中高あわせて約400名です。設立当初は地元の生徒が多かったのですが、今は近隣の江戸川区、葛飾区からの通学者も増えています。
Q: 特色のあるカリキュラムはありますか
A: 高校には、難関大学進学コース、進学コース、芸術進学コース(演劇、美術・デザイン、音楽)の3つのコースがあります。難関大学進学コース、進学コースは授業時間以外にも、チューター制、ナイトスタディを通じて個々の勉強に取り組むことができますし、芸術進学コースでは早くから専門知識を学ぶと同時に、各分野で現役として活躍している専門家の指導を直接受けながら、芸術系大学・学部への進学に備えます。
Q: 課外活動はいかがですか
A:アジア大会銀メダルの今井遥さんが所属するフィギュアスケート部、全国大会で銀賞のバトン部、東京都コンクールで金賞を受賞した吹奏楽部など、文化系・運動系ともに活躍しています。
Q: 日本橋という土地柄を生かした取り組みはありますか
A: にほんばし学というキャリア教育を実施しています。参加企業・団体の協力を得ながら、中学生の間に、日本橋マップの作成や、職業人のインタビュー、企業の商品開発への参加、中央区長への提案を体験することにより、社会との接点を持ち、高校生になった時点でしっかりと自分の進路を考えられるようにします。
この他にも様々な教育プログラム・学生生活についてお話していただきましたが、残念ながら全てをご紹介しきれません。詳細は日本橋女学館のウェブサイトをご覧下さい。
*ウェブサイトに掲載されている、各教科の先生方による「今週の問題」というコーナーも楽しくておすすめですよ。
藤井先生には、女学館祭初日の朝というお忙しい時間にもかかわらず、様々なお話をお聞かせいただき、ありがとうございました。
その後、校内の展示を見学しました。
フォッサマグナについての発表(左) 生徒の絵画作品(右)
多目的ホールでは演劇が上演されていました。学校とは思えない立派な設備のホールを写真でお見せできないのが残念です。
中央区観光協会も展示に参加、ミニ中央区観光検定に挑戦してもらいました
同窓会「櫻悠会」のお部屋にもお邪魔したところ、同窓会会長の樋口さん、副会長の宮田さんのおふたりからお話を伺うことができました。おふたりの女学生時代はちょうど戦争中。防空壕に逃げ込みながら勉強に励んだ当時の貴重な様子をお聴きしました。
樋口さん(左)と宮田さん(右)
櫻悠会という名前は創立100周年を迎えた平成17年につけられたもので、「櫻」は隅田川の桜、「悠」は悠久の悠を表しているそうです。
毎年、同窓生の皆さんが集まる機会があるとのこと。卒業後何十年経っても帰れる母校があるのは本当に素晴らしいことですね。
櫻悠会の方々の作品もたくさん展示されていました(左)
創立90年(青)、100年周年(赤)記念誌(右)。かつての女学生さんたちの作文や短歌、当時の思い出を語る座談会など、卒業生ではない私にもとても興味深い内容で、家に帰ってから読みふけってしまいました。
日本橋女学館には母娘2代、3代に渡る卒業生もいるそうです。長い歴史を持つ中央区では学校も老舗なんですね。
10月には学校説明会や体験会などが予定されているそうです。日程はウェブサイトをご覧下さい。
カラー写真満載の学校案内
[柳 さつき]
2011年9月16日 09:15
《スイーツ界の巨匠》 《スイーツ界のピカソ》などと称されているフランスのパティシエ:ピエール・エルメさん
日本橋三越 B1 の『ピエール・エルメ・パリ 日本橋三越』さんでは
9/7~9/20 期間限定で『エモーション デクヴェルト=発見・探検』という名のグラスデザートを販売しています。
下から・・・ハチミツ風味のクレームブリュレ、ピーチ・キウイ・イチゴ、ハイビスカスティーのゼリー、上に乗っているのは砂糖のクリスタリゼ。
おすすめの食べ方は「上のクリスタリゼを割り入れて、スプーンを底まで入れてすべての層を一度に・・・」とのことです。
ハイビスカスとハチミツって、フレーバーティーでいただくときに大好きな組み合わせです!
砂糖のフタがシャリシャリしていて、とても美味しかったです。
また「ピエール・エルメ・パリ 日本橋三越」さんの店頭で見かけるアイスクリーム類がとても気になっていたのですが。
(配送用でしか購入できないものと思っておりました)
ひとつからでもテイクアウト出来るそうです(嬉しい~)!!
ご自宅へお持ち帰りもできますし、すぐにデパート屋上(持ち込みが許されていれば・・・)などでいただくことも可能ですね。
もちろん、スプーンや保冷剤もつけてくださいます。
アイスクリームは通年販売されていて、ときどき新フレーバーが登場したりします。
アイスクリーム好きには目が離せない隠れた名店です!!
[ゆりかもめ]
2011年9月15日 11:15
村田眼鏡舗は大坂夏の陣の年(1615年)元和元年に江戸に出て来ました。
江戸に来る前は京都で御所の御用を勤めている鏡師でした。
江戸に来てからも御用鏡師として将軍家に使えて居りましたが皇女和の宮様の御降嫁に際し鏡を上納したのを最後に鏡師を廃業し眼鏡と本格的に取り組みます。
日本で眼鏡が本格的につくられる様になったのは明治からで11代目長兵衛は眼鏡の技術を習得します。 明治5年日本橋室町に眼鏡専門店を開業しました。
伊藤博文 夏目漱石 島崎藤村も御客様でした。
皇室の御用も承っていらっしゃいます。
眼鏡のオーダーメイドが頼める店が少なくなった現在も村田眼鏡舗は職人さんを抱え既製品の他にも皆様の要望に応えて下さいます。
上の写真は江戸時代の眼鏡です。 横に小さな穴を開け紐を通して耳に掛けたそうです。
1800年代の西洋の眼鏡と拡大鏡です。
1800年代の西洋の鉄製眼鏡です。
豪華な 双眼鏡です。
豪華なビーズの眼鏡ケースです。
眼鏡は良く見える事と共に爽やかに自分の身体にフィットしている事だと思います。
少し贅沢かも知れませんが御自分の身体にフィットした眼鏡を注文して御自分だけの眼鏡ケースを注文してその眼鏡を長く愛用できるとしたら楽しいですね・・・・
ショーウインドウの中には眼鏡の宣伝を伝えているらしい古文書も飾られています。
東京都中央区日本橋室町 3-3-3 C・Mビル
電話 03-3241-1913(代) FAX 03-3241-4627
村 田 眼 鏡 鏡 舗
[銀造]
2011年9月 8日 08:30
9月3日、日本橋三越で、「第30回中央区観光大使・ミス中央選考会」が行われました。
壇上に揃った美しいお嬢さん方、外国からの留学生、元キャビン・アテンダント、元宝塚の男役を勤めた方など多彩な顔ぶれでした。 (集合写真は肖像権尊重の為、解像度を落としました)
各出場者の自己アピールは、審査員の方々との鋭い質問攻めにも動じることなく立派でした。
そして、選考の間には、Uさんのミニコンサート。甘い歌声にうっとりしました。
そして、見事勝ち残った第30代中央区観光大使・ミス中央が発表されました。
横顔だけでごめんなさい。 詳しくは、彼女達のブログで、後日お楽しみ下さい。
29代観光大使・ミス中央の方々、お疲れ様でした。 本当に楽しい一日でした。