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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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「シンデレラ」エキシビション〔日本橋三越本店〕

[ジミニー☆クリケット] 2015年4月24日 09:00

4月25日()にディズニー映画最新作「シンデレラ」が公開されます

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これを記念して、日本橋三越本館1階中央ホールに、22日から、金色に輝く魔法のかぼちゃの馬車が展示されました

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同時に、実際に映画で使用された豪華衣装も展示されています

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また、"階段を上がると王子さまに出会うことができる"記念写真スポットもあります

この王子さまとならんで写真が撮れますよ

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ちなみに、ディズニーによるアニメ映画「シンデレラ姫」が、日本で公開されたのは、1952年(昭和27年)。今回は、ディズニーが、その「シンデレラ」を実写版として映画化しました。中央区での上映館は、TOHOシネマズ日本橋(コレド室町2内)です

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さらに、追加情報として、ディズニーでは、この後も続けて、「ピーターパン」、「美女と野獣」、「ピノキオ」等々も実写化するようで、個人的には、「ピノキオ」のジミニー・クリケットをどう実写化してくれるのかが、とても気がかりです(リアルなこおろぎをしゃべらせるのだけはやめてほしい)。

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Disneyシンデレラエキシビションの展示期間は、4月22日(水)〜5月5日(火・です。GW中の日本橋立ち寄りスポットに加えてください

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また、銀座三越でも、実際に映画の撮影で使用されたガラスの靴、変身したシンデレラが着用したドレス、王子や継母の舞踏会の衣装や舞台のセットも展示されているそうです

 

 

"三井の文化と歴史"

[お江戸のマーシャ・堀内] 2015年4月23日 14:00

三井文庫50周年・三井記念美術館会館10周年を記念する特別展覧会が、開館10周年を迎えた三井記念美術館で開かれています。

 

内容は、前期(4月11日~5月6日)の"茶の湯の名品"、そして
後期(5月14日~6月10日)の日本屈指の"経営史料が語る三井の350年"です。

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三井記念美術館 展示室1  

(Copyright © 2015 Mithui Memorial Museum All Rights Reserved.)

 

 

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三井記念美術館 展示室3「如庵」写

(Copyright © 2015 Mithui Memorial Museum All Rights Reserved.)

 

 

三井本館7階までエレベーター、落ち着いた佇まいと薄明るい照明でデザインされたこの美術館に入ると
世間の喧騒から解き放たれる感覚があります。戦争に明け暮れた鎌倉、室町時代に発達した茶の湯は、
このようなところで精神の安らぎを求めた武士の一時を提供したのだろう、茶室「如庵」が再現されている。

 

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重要文化財 黒楽茶碗 銘俊寛 長次郎作 桃山時代・16世紀
三井記念美術館蔵 展示期間 4月11日~5月6日

(Copyright © 2015 Mithui Memorial Museum All Rights Reserved.)

 

 

多くの茶碗が有る中で、一番印象に残るのはこの黒茶碗、数百年前から多くの人が手に触れたと思われる優しい型、このあたりが日本人独特の感性であるような気もします。

 

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駿河町越後屋正月風景図 江戸時代19世紀 三井文庫所蔵 展示期間 5月14日~6月10日

(Copyright © 2015 Mithui Memorial Museum All Rights Reserved.)

 

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三井両替店の大福帳 江戸~明治時代・18~19 世紀 三井文庫所蔵 展示期間 5月14日~6月10日

(Copyright © 2015 Mithui Memorial Museum All Rights Reserved.) 

 

三井の歴史は、伊勢・松坂に遡ること約350年、江戸時代は
呉服・木綿の呉服店部門(三井越後屋)と金融部門(三井両替店)で多くの苦難の歴史を乗り越えて
今に至っています。富士山の見える室町二丁目の浮世絵は今でもその面影があります。
日本には創業100年以上の企業が2万社以上あるといわれ、世界に類を見ない長寿企業大国のようです、
多くは中小の老舗ですが、この三井は大店(おおだな)を代表するグローバルな日本企業です。

 

三井記念美術館→最寄駅は地下鉄銀座線の三越前駅

詳細はこちら URL http://www.mitsui-museum.jp/

※各画像は三井記念美術館様の所有となります。二次利用は固くお断り申し上げます。

 

 

 

江戸歌舞伎発祥の地とブラザー

[ジミニー☆クリケット] 2015年4月20日 09:00

京橋3丁目、銀座と京橋を分ける高速道路の脇に、「江戸歌舞伎発祥の地」の碑が建っています

これは、江戸初期の寛永元年(1624年)に、中村座の始祖、猿若(中村)勘三郎が中橋南地(現在の京橋1丁目付近)で、歌舞伎興行の櫓(やぐら)を揚げたことに因むものです。これが江戸歌舞伎の発祥となりました

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碑の中央上部、櫓を模して、中村屋の定紋、角切銀杏(すみきりいちょう)が見えます

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その碑の建っている隣に、ブラザーの東京ショールームがあります

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ブラザー工業株式会社は、ミシン製造でスタートし、現在は、ファクシミリ、コピー機(複合機)等において、強力なブランド力を誇る一部上場企業(本社は名古屋)です。1908年(明治41年)に安井兼吉氏が創業、「ブラザー」の商号の由来は、1925年に安井正義氏が事業を継承し、社名を「安井ミシン兄弟商会」と改めたことによるものだそうです

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この東京ショールームの入り口に、イメージキャラクターを務める中村勘太郎七之助兄弟ブラザーズ)の写真が大きく貼られています。勘太郎七之助兄弟は、言うまでもなく、3年前に亡くなられた十八世中村勘三郎丈のご子息たちで中村屋であり、以前から、この隣の碑との関係が気になっていました

で、「疑問は解決すべし」と、ブラザー東京ショールームの受付で、その点うかがってみたところ、江戸歌舞伎発祥の地中村屋ブラザーズの起用は特に関係無いとのこと。ただ、お客様から同様の質問はあるとのことでした。ですよね

下の写真は、江戸東京博物館(墨田区)に再現された中村座です。

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椙森神社 三年ぶりの大祭

[四方の風] 2015年4月17日 09:00

 新しい年度が始まり、中央区で行われる恒例のイベントが次々と実施されています。

そのひとつである第22回春の名橋「日本橋」まつりに先日足を運んで来ました。生憎の雨降りにもかかわらず、満開は過ぎたとはいえ桜の花はやはり気持ちを和やかにさせてくれました。とくに、35台の往年の名車が、日本銀行本店本館前庭から日本橋橋上及び江戸桜通りに華麗に揃った姿は新旧の景観と相まって素晴らしいものでした。

 

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日本橋の上を行き交う人もいつも以上に華やかさを感じとったことだと思います。

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 とはいえ橋の上の高速道路、この日ばかりは名車たちを雨から守る傘替わりになってはいても、やはり橋の上は空が似合う。「日本橋に青空を、日本橋川に光を」と橋のたもとで「日本橋景観復興運動」に署名させてもらいました。「今は他県に住んでいますが、本籍は中央区日本橋ですから」と係りの人に答えたところ、署名してくださりありがとう以上の笑顔で応じていただいたのが印象に残りました。

 この後、按針通り=今や有名店である天丼の'金子半之助'の長い行列を見て、昭和通りを渡り小網神社、人形町と歩き帰途につきました。

 

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その途中、人形町「芳人町会祭」の掲示を発見!

椙森神社で大祭があると書かれていました。

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椙森神社は皆様もよくご存じのように、江戸時代富くじ興行が行われたところ。境内にはそれを記念して「冨塚の碑」もあります。

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三年ぶりに大祭だそうですので是非お出かけ下さい。

 

 申し遅れましたが、今月からの新参者、四方の風です。思い入れ深い中央区のことを折に触れてお伝えしていきたいと考えております。

よろしくお願い致します。

 

 

「新緑」を味わう〔京都館〕

[ジミニー☆クリケット] 2015年4月16日 09:00

ソメイヨシノの花びらが散り、葉桜になり始めたこの時季は、まさに新緑の季節ですね

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東京駅八重洲口正面すぐの京都館も、現在、目でも舌でも新緑を味わえる一押しのお菓子を、「4月のおすすめお菓子」として紹介してくれています

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このうち、私は、七條甘春堂の「お茶々餅」と、京銘茶茶游堂の「京わらびもち」を購入しました

祗園辻利の「抹茶カステラ」は、以前買ったことがあるので、今回は我慢、我慢と

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京わらびもち」は、わらび餅に石臼挽き宇治抹茶が加えられ、お茶の香りがさわやかでした

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慶応元年創業の七條甘春堂は、和菓子で季節を感じさせる四季のお菓子を創作していますが、この「お茶々餅」は、こし餡と求肥と抹茶きな粉という王道の顔合わせで、おいしくないはずがありません

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京都館には、これもまた季節を目と耳で楽しめる艶やかな「都をどり」のポスターが貼ってありました。期間は、4月1日から4月30日まで。場所は、京都東山区の祗園甲部歌舞練場です

*なお、館内の写真撮影については、ご了解をいただきました。ご協力ありがとうございましたm(_ _)m

京都館のHPはこちら ⇒ http://www.kyotokan.jp/

 

 

Tokyo Art Antique 2015 & Cherry blossom at Ginza Sakura Doori

[銀造] 2015年4月15日 09:00

 私が毎年楽しみにしているイベントのひとつが、「東京アートアンティーク」です。

この催しは、日本橋、京橋、銀座の画廊や骨とう品を取り扱うお店がご自慢の美術品を展示販売するものです。

今年は、4月16日(木)から18日(土)の3日間です。

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銀座1-9-1の長谷宝満堂さんで、イベントの案内のフリーパンフレットと地図を頂きました。

皆様も参加のお店で案内のパンフレットをお求め下さい。

楽しく美しい美術品を見て歩く、「東京アートアンティーク」の詳細は、こちらをご覧下さい。

   http://www.tokyoartantiques.com/index.php

そして、現在、銀座桜通りの八重桜が満開です。4月19日までは見事に花を咲かせた状態で皆様をお迎えしてくれるものと思っています。

P1001077.JPG 写真は4月14日、雨中の夕方の写真です。

こちらも是非、お楽しみ下さい。 (浜離宮恩賜庭園の八重桜も、ちょうど満開と聞きました。)

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付近には、三越、松屋、高島屋さんなどの百貨店、各県のアンテナショップも沢山ありますので、お買い物、国際色、地域色豊かなお食事もお楽しみ下さい。