[柴犬]
2017年2月27日 09:00
最近、東京駅を中心とした「超都心」部に、気軽に利用できるおしゃれなホステルのオープンが相次いでいます。これらのホステルの特徴は、朝から晩、或いは晩から朝まで街を体感したい人向けに機動力重視で作られていること。求めるのは高級感ではなく居心地の良さと情報の新鮮さ!というツーリストの皆様に大好評です。
こうした流れの先駆けは、なんと問屋街・馬喰町にありました!2015年の暮れにオープンした「IRORI」さん。
築40年のビルをリノベーションして作られた、70名ほどが宿泊できる大型のゲストハウスです。一泊なんと2800円から!運営母体は、日本各地の魅力を再発見する企画をいくつも打ち出している株式会社R.Project。取締役にはメダリストの為末大さんも名を連ねます。
一階には受付とカフェがあります。入り口のスペースには本物の囲炉裏がどーんと!ここで朝晩、お魚を焼いたりするそうです。家具や内装は、各地の郷土品などを揃え、季節感もたっぷりです。
このカフェ兼ラウンジは泊まりでない一般のお客様も利用できます。日々、各地の人気店が出張して美味しい飲食物を提供してくれます。お値段も手頃!コーヒーも一杯ごとに時間をかけて丁寧に淹れてくれ、とても美味しいです。
そしてIRORIさんのカフェを一般利用するのに大変オススメな理由が、フリーペーパーや観光マップが大量に置かれていることです!
観光客の方はもちろん、ご近所の方にも有用な内容が網羅されたが情報誌がたくさんあります。囲炉裏端でコーヒーを飲みながらそれらを読んでいるだけでも楽しさを味わえます。中央区のマニアックな情報、生の情報をこれだけ発信している人たちがいるのだな...ということにも驚きます。
旅行者も、地元民も。
発信基地、起動拠点、東京以外のローカルな文化を感じられる場所としても。
年齢性別国籍を問わずたくさんの「東京を味わいたい人」が行き交う「IRORI」さんに、ぜひ遊びに行ってみて下さい。当日のカフェメニュー、また宿泊の情報などはこちらのHPからどうぞ!
[ジミニー☆クリケット]
2017年2月23日 16:00
[お江戸のマーシャ・堀内]
2017年2月23日 14:00
春の訪れを告げる「三井家のおひなさま」の展示が、日本橋の三井記念美術館で4月2日まで開かれています。
"雛遊び"とは、、文献によれば承平年間(約1070年前)ごろから存在していたと言われている。雛人形が
出来た当初は、単に男と女の姿を紙で作ったもので、遊びとしても必ずしも女子のみの遊びではなく
男子も遊んだことが「御産部類記」にあります。(奈良県工芸協会のカタログより)
辞書を紐解けば、"ひな祭り"とは、3月3日に行われるひな人形の祭、一家の女子の成長を祝い、
その子たちが平安貴族のように優雅で美しくなるよう願いを込めて、
平安時代の美しい衣装を着せた、天皇、皇后、そして宮廷に仕える人々を表す人形が飾られるとあります。
美術館に一歩踏み入れると、時代物の茶碗が勢ぞろい、お茶を嗜む方には垂涎のまとではないでしょうか。
そして、おひなさま、明治時代のものが多く、その造りの繊細なる技巧には驚かされます。
殊に、写真2のひな段飾りは、幅3メートル、高さ5段のもので、豪華絢爛の中に落ち着きがあるとは
こういうものだろうと思いました。
写真4のひな人形は、日本橋十軒店の名工、5,6の雛人形は京都の名工の作品です。
写真8は、北三井家が明治中頃から昭和初期にかけて神奈川県大磯の小磯地区に営んだ別荘です、侘びの心を感じます。
1 「内裏雛」 三世大木平藏製 明治28年(1895) 三井記念美術館蔵
--------------------------------------------------------------------------
2 「銀製ひな道具」 江戸~明治時代・19世紀 三井記念美術館蔵
--------------------------------------------------------------------------
3 「立雛」 江戸時代・文化12年(1815) 三井記念美術館蔵
--------------------------------------------------------------------------
4 「次郎左衛門雛」 二代永德齋製 明治~大正時代・20世紀 三井記念美術館蔵
--------------------------------------------------------------------------
5 「内裏雛(女雛)」 五世大木平藏製 昭和9 年(1934) 三井記念美術館蔵
--------------------------------------------------------------------------
6 「内裏雛」 五世大木平藏製 昭和9 年(1934) 三井記念美術館蔵
--------------------------------------------------------------------------
7 「内裏雛」 四世大木平藏製 明治33年(1900) 三井記念美術館蔵
--------------------------------------------------------------------------
8 「城山莊本館」
三井記念美術館→最寄駅は地下鉄銀座線の三越前駅
詳細はこちら URL http://www.mitsui-museum.jp/
各画像は三井記念美術館様の所有となります。二次利用は固くお断り申し上げます。
[滅紫]
2017年2月23日 09:00
昨秋の中央区アンテナショップスタンプラリーで何と商品が当たり、「夢よもう一度」と日本橋版に挑戦。早速やってきました。スタートは13時。まずは日本橋のたもとの「とやま館」へ。
入り口に飾ってあった五箇山の和紙で出来た干支の酉750円、ミニひなあられ300円、流行りの甘酒343円を購入。次に向かったのは「奈良まほろば館」
こちらできなこクリーム大福226円x2、おから160円。
3番目にお邪魔したのは、「にほんばし島根館」
「三重テラス」の前では「今日2月22日はニンニンニンジャ、忍者の日」という御姐さんに誘われ「伊賀ほうじ茶」を試飲し美味しいのでこれも購入300円。
隣のレストランで遅めのランチを摂ることにしました。前から一度のぞいてみたいと思っていたのですがなかなかチャンスがなく初めて。旬の地元の牡蠣のグラタン、リゾット、生ガキと魅力的。迷って結果「松阪イタリアン」にすることに。これは「松坂牛を使ったミートソース」セットでスープ、サラダ、小鉢付きで1800円。
中央通りに面しているので通行の方々がメニューと店内をちらり。どんどん入ってみえて2組だったテーブルはほぼ満席に。14:30からはカフェタイムで「ドルチェと飲み物」の他に何と「伊勢うどん」がありました。お昼を食べそびれた人には嬉しいですね。
休憩後は「日本橋ふくしま館」へ。「6個入り500円のサンふじ」が魅力的だったのですがかさばるし、重いしであきらめました。スタンプだけいただいてすみません。
最後は「日本橋長崎館」。
「理由あり丸ぼうろ」378円見つけてすぐゲット。長崎館は3月で出店1周年で3月1日から10日まで連日イベントがあります。是非のぞいてみてください。終了15時。あっコーヒーを忘れた!
レストラン併設のショップも多いので散歩+ランチで日本橋ぶらり見物もおススメですよ。
日本橋地区もアンテナショップの出店が続き、銀座地区に次ぐお店の数になりました。
6店舗のスタンプを集めて応募すると豪華賞品が当たります。
1等賞6県特産品セット 12,000円相当 6名
2等賞 6県特産品セット 6,000円相当 12名
3等賞 各県特産品セット 1,000円相当 30名
です。応募の締め切りは2月28日。お急ぎ下さい。
[ジミニー☆クリケット]
2017年2月22日 14:00
2月18日(土)に、日本橋室町1丁目にある奈良県のアンテナショップ、奈良まほろば館で開催された「さわって体感考古学」に関する講演会に参加しました
奈良県の博物館で現在行われている「特別陳列『ヤマトの戦士-古墳時代の武器・武具-』&『さわって体感考古学』」の連携講演です
会場は、奈良まほろば館の2階で、講師は、奈良県立橿原考古学研究所附属博物館の主任学芸員をしておられる北井 利幸氏でした
これは、奈良県立橿原考古学研究所附属博物館で開催されている特別陳列「さわって体感考古学!」、「ヤマトの戦士-古墳時代の武器・武具-」にあわせて、奈良まほろば館でもこの展覧会を紹介するパネル展示を行っており、この特別陳列の企画を担当された北井氏から本展の見どころ解説や、企画から開催に向けての裏話等を話していただくものです
約1時間半ほどの時間でしたが、展示品や展示品のレプリカをさわれる展覧会を行うための苦労や工夫、「さわれる展覧会」を体感した目の不自由な方の感想など、さまざまな話を聞かせていただき、感銘を受けました
健常者にとっても、博物館で展示品にさわれる機会は貴重で、すばらしい試みだと思いました
ちなみに、奈良まほろば館の1階では、「大和地蔵十福霊場巡り」のパネル展示が行われています
「大和地蔵十福」とは、奈良県内の魅力ある地蔵菩薩を安置する十ヵ寺の地蔵尊を巡拝することで福徳が授かるというものです
こちらのパネル展示は、2月28日(火)までです。
奈良まほろば館のHPはこちら ⇒
http://www.mahoroba-kan.jp/
[月島菜々子]
2017年2月21日 14:00
2月18日(土)は第九回中央区観光検定でした。結果が楽しみですね。
さて、今回は、観光検定合格者の特典「中央区オリジナル千社札風呂敷」から。
ご存知の通り、この風呂敷には「中央区三十七町全ての町名とその場所にちなんだ図柄を描いた千社札」がちりばめられています。色は、赤、黒、江戸紫の3色あります。
風呂敷は今や、一枚の布で多機能な「Cool JAPAN」の重要なアイテムとして大人気で、使い方もいろいろ。なので戴けるととても嬉しいです。
私はこの千社札風呂敷を手に入れた後、「包む」ために使う派から「眺める」派に変わりました。
月島の「もんじゃ焼き屋さんの暖簾」のように一目瞭然の札もありますが、団扇問屋さんに因んだ「団扇」を描いた日本橋小舟町の札などはとても味があります。日本橋横山町のYシャツとネクタイも面白い。
そんな千社札風呂敷は我が家の「壁掛け」となって、川瀬巴水の木版画額と一緒に並んで和室を彩っています。
すっかり千社札ファンになった私ですが、先日、京橋エドグランの中央区観光情報センターで新しい千社札ふろしきグッズを見つけ、ますますときめいてしまいました。
ブックカバー、文庫カバー、スマホカバーなど、どれも風呂敷同様に赤、黒、江戸紫の3色あります。
今回は写真にある「勝どき」の「江戸まちグリーティングカード」を購入しました。
皆様もお気に入りの千社札ふろしきグッズを探して、中央区の町名にときめいてみてはいかがでしょうか。