[ジミニー☆クリケット]
2017年5月18日 14:00
銀座エリアと築地エリアの間には、いくつかの「橋」があります
祝橋は、もともと築地川に架かっていた橋で、築地川は埋め立てられ、現在は、そこを首都高速都心環状線が通っています
築地川祝橋公園は、この祝橋に隣接して作られた公園で、公園の下は高速道路です
この公園は、春のサクラ、この時季のバラが大変美しいです
中央区の橋に隣接して作られた公園の中でも、この公園にはたくさんのバラが植えられていて、現在、開花し始めています
植えられている品種名は、アンジェラ、ホワイトメイディランド、レッドメイディランド、スカーレットメイディランド、スワニー、ブルグンド'81、ウルメールムンスター、ジョン・エフ・ケネディ等です
この公園は、朝と昼、周辺のサラリーマンにとっての憩いの場となっており、写真撮影日の平日の朝も、出勤途上と思われるサラリーマン数名が、喫煙スペースで一服していました
バラは、来月上旬あたりまで楽しめますよ
昨年春の同公園「バラが見ごろ」の記事は こちら⇒
/archive/2016/05/post-3333.html
昨年秋の同公園「バラの果実、ローズヒップ」の記事は こちら⇒
/archive/2016/10/post-3744.html
[サム]
2017年5月16日 14:00
明日から大相撲夏場所(14日初日・両国国技館)。
「触れ太鼓」は、大相撲が東京で開催される、年に3回、国技館での土俵祭り(立行司が祭主となり、祝詞を奉上し、供物を捧げて場所中の安全と興行の成功、さらには国家の安泰、五穀豊穣を祈念)が終わった後に、太鼓を打ち鳴らし、ご贔屓さんの所を廻って、興行開催を触れ歩く恒例行事。
呼び出しの人たちが6人で、相撲好きの旦那衆が多い築地市場界隈を練り歩いています。
ご贔屓の店の前に行くと、夏場所開催と、初日の好取り組みの口上を、独特の節回しで述べ、祝儀を頂いて、次の店へと移っていきます。
小気味がいいリズムと甲高い声が街中に響き渡る、本場所前日の風物詩です。
[株式会社 彦晴]
2017年5月16日 12:00
ゴールデンウィーク明けの平日に浜離宮恩賜庭園へ行ってきました。考えてみると初めての浜離宮恩賜庭園デビューの日となっていた。庭園内に水上バスの発着場があるためか、外国人の観光客が目立っていた。それからカラスが多いのにはびっくりした。カラスも人間慣れしているのか、私がすぐ近くを通っても逃げないカラスも見受けられた。
大手門の石垣と庭園内からの大手門の写真です。とても立派な石垣です。江戸時代には江戸城の「出城」としての機能を果たしていた徳川将軍の庭園です。
海水を引き入れた汐入の池と二つの鴨場があることは有名です。当日、大潮で私が来園した時間帯が干潮時であったため横堀水門より池の水が東京湾へと大量に流れ出ており、汐入の池ということを実感できました。
こちらの写真は鴨場です。大覗より鴨場池を観察し鴨が池に飛来すると、今度は小覗から引堀に飼い馴らしたアヒルを餌おびき寄せ、アヒルについてきた鴨を機を見て小土手より鷹や網で捕獲したそうです。
この写真は「将軍お上がり場」です。そうです、徳川慶喜が鳥羽伏見の戦いで敗れ,大坂城より江戸に逃げ帰りこの浜離宮から上陸したと言われています。しかし案内板には何の記載もなく少し調べてみることにしました。
『翌朝「第七時過」、まず板倉が慶喜に先行して浜庭に上陸したのは、慶喜の出迎え準備などの手配だろう。慶喜は、品川沖で快速小舟、押送舟に乗り換え、「第八時半過」浜庭に上陸する。その後松之茶屋でしばらく休息するが、朝食もまだというので、木村は近くにある新銭座の自宅から、ビスケットの大型缶を取り寄せ、朝食代わりに提供した(「木村略歴」)。将軍の庭 浜離宮と幕末政治の風景 水谷三公著より』
※板倉:板倉勝静 木村:木村兵庫頭善毅(芥舟)「木村略歴」:「木村芥舟翁履歴略記」
また「将軍お上がり場」は徳川家茂が無言の江戸帰還をした場所でもある。私、個人的にはもう少し案内板等を充実させたほうが良いのではないかと思った。それから私が来園した時間帯が干潮時であったため1949年のキティ台風で崩れた階段らしきものも確認できました。この「将軍お上がり場」の写真には水上バスが見えて、その後ろには2014年に架橋された「築地大橋」が見えます。(それにしても築地大橋はいつ開通するのであろうか?)徳川慶喜も現在の「将軍お上がり場」から見る景色までは想像できなかったでしょうね。しかしこの浜離宮恩賜庭園が残ったのも、江戸にもだった慶喜が"恭順の意"を示し江戸城が無血開城されたからでしょう。・・・ それにしても今日は暑い!
[サム]
2017年5月12日 12:00
東京タワーの、2種類に大別されるライトアップのひとつ、「ダイヤモンドヴェール」。
ダイヤモンドヴェールは、土曜及びその他特別な日の20:00~22:00の2時間限定で点灯する、塔体から外に向かって輝くライティングで、季節・行事毎に、種々目を楽しませてくれます。
今月の土曜のダイヤモンドヴェールは、新緑のシーズンに因み、宝石のように煌めく緑一色の「ピュアグリーン」。
「自然・環境」というメッセージも込められていると聞きます。
勝どきの隅田川テラスから築地市場越しに、夜空にくっきりとユニークな "ピュアグリーン" の塔体が輝いています。
[TAKK...]
2017年5月11日 18:00
楓川新富橋公園近く、新富橋のたもとにひっそりと建てられています。
新しいように見えますが、以前は数メートル北側にあり、小さいながら鳥居もありました。
昭和7〜11年の火保図にはそれらしき神社があることからも、関東大震災の復興に伴って建てられたのではないでしょうか。
和装雑貨の老舗「大野屋總本店」さんも近くにあります。
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[saru]
2017年5月 9日 12:00
5日に毎年GWの時期に行われる湊一丁目の鐵砲洲稲荷神社のお祭りに行きました。鐵砲洲稲荷神社の起源は平安時代初期に遡るということで何度かの遷座ののち、明治初年から今の地にあります。江戸時代、この辺りは江戸湊として各地から廻船が着き栄えたところで船乗りの信仰も集めていました。また境内には区内で唯一の富士塚があります。富士山を信仰対象とする富士講というのが江戸時代に流行り江戸を中心に各地で築かれました。昨年から続いていた社務所の建て替え工事が終わり、富士塚のまわりもきれいに整理されました。子供の頃は自由に登れた記憶があるのですが、今は普段は登れないようで残念です。因みに7月1日富士山の山開きの日は登れるようです。
境内には神楽殿があり、剣舞の披露や北海道函館から来られた「松前神楽」の奉納をやっていました。普段は接する機会がないだけに新鮮な気分となりました。前日前々日には神輿が氏子の町会のある新橋演舞場や歌舞伎座のほうまで巡行しました。
さて、例年だと神楽殿で行う新富座こども歌舞伎が、10周年ということで隣接の鉄砲洲公園で新たな演目を加えて公演が行われ、たくさんの方が観に来られていました。天気がよく30度近い気温の中、着物を着て暑いだろうなぁと思いつつ、子ども達は大きな声で元気よく熱演していました。中央区は江戸歌舞伎ゆかりの地なので、これからも続けていってほしいと思います。