[ジミニー☆クリケット]
2016年10月21日 09:00
[中央小太郎]
2016年10月20日 09:00
「築地ワンダーランド」という
(中央区大好き人間にとっては見逃せない?)
映画を見てきたので、レポートしたいと思います。
今回は、ポスターの写真以外、
文章ばっかりです。
10/1から東劇で先行公開されてましたが、10/15からは全国で公開です。
また、海外の映画祭(複数)にも
出品されるそうです。
○概要
東京都中央卸売市場築地市場自体は青果部と水産物部からなりますが、映画は水産物部に焦点をあてたドキュメンタリーです。
ただ、映像はとても美しく、出てくる人が日々の生活を自然体で営む姿は、
迫力のあるドラマのようでもありました。
映画を通して、「築地ブランド」、あるいは世界の「TSUKIIJI」が何を意味するのか、なぜブランドになるのかが実感できました。
○映画の見どころ
・あえて主人公を挙げるならば、「仲卸しの人々」でしょうか。
目利きとしてのプロの姿が生き生きと描かれています。築地には世界中から魚(魚介類)が毎日、大量に集まってきます。同じ魚でも、日々違う顔をもっています。
そんな魚たちを、卸売りからセリを通して仕入れ、適切に処理をしてプロの料理人をはじめ、築地に買い出しに来る人々に売るという「橋渡し」が彼らの役目です。
そこには、瞬時に魚の良し悪しを見極める高度な目利きの力と、品質を落とさずに処理する、これまた高度な技が介在します。
築地に食材を買い出しにくる人々にとって、仲卸はなくてはならない存在で、
映画の中ではそんな仲卸と卸売り(築地に食材を持ち込む側)、あるいは仲卸と買い出し人の人間的な付き合いがしっかりと描かれています。
例えば、料理の鉄人の道場六三郎さんや、名だたるミシュラン掲載店や老舗料理店の料理人・職人といった料理のプロも、築地を訪れて仲卸さんに食材の相談をします。
ここで、料理のプロは仲卸を信頼し、仲卸はその信頼に答えようとし、そこに築地のユニークな信頼に基づくビジネスが出来上がっています。
この信頼ビジネスが80年の築地の歴史で培われた伝統であり、築地をTSUKIJIたらしめる最大の要因であり、魅力として描かれています。
・食文化、建築的価値、歴史といった観点でも、解説があったり、
著名な方々のコメントもあり、築地市場をいろんな観点から理解できます。
・それから、料理のプロが仲卸に相談する話を書きましたが、
仕入れた食材をどのように料理するかという「買った後」も美しい映像で楽しむことができます。
登場するお店も、「ああ、あの店だ」という感じで見ることができます。
中央区の店に限って名前を挙げると、ろくさん亭(銀座)、小十(銀座)、
ESQUISSE(エスキス:銀座)、すきやばし次郎(銀座)、
㐂寿司(きずし:人形町)が出てきます(どこも有名店ですね)。
(中央区以外の有名店ももちろんでてますよ。因みに。)
○特派員視点ではこうなる?
・この映画は、築地という文化を記録するという意味でとても重要だと思いますが、
美味しいものが集まる東京(特に中央区)でグルメを楽しみたいという方にはお勧めではないでしょうか。
レストランで食事をするときに、産地やブランドが気になるとおもいますが、そこに、「築地ブランド」というワードをより強く意識するようになり、食事がさらに楽しくなる気がします。
・「姉妹編」とか移転後の「その後の築地ワンダーランド」みたいな感じで、
場外と築地3丁目/6丁目/7丁目/明石町(裏築地なんて言われてますかね)を取り上げたものがあると、個人的には絶対見ますけどね。
このあたりも、市場と関係の深い生活や文化があるし、建築物、歴史という点でもすごく貴重なものが多いので、特派員にとっては築地ワンダーランド=場内+場外+(築地3丁目/6丁目/7丁目/明石町)
[滅紫]
2016年10月19日 16:00
やりました! 昨日最後となった28店めの「青森県特産品センター」にお邪魔して、達成しました。売り場の方にその話をすると「おめでとうございます。」と言って頂き益々嬉しくなってきました。「スタンプラリー・ガイド」を手にした時、結構伺ったことのないショップがあるのに気が付き、「これはまずい」と思い、いいチャンスなので「全店舗」目標に。全店舗回ると発見もあって、新規出店のお店は目抜き通りの新築ビルの一階にあるというのが多く、物販だけではなく、お洒落なカフェやレストラン併設というのが今の傾向のようですが、22年目の熊本館や23年目のわしたショップ、27年目の青森県など老舗クラスには「固定客」がいらっしゃる様子が店員さんとの会話から伺えます。すっかり中央区の「顔」です。初めて見つけた商品も多く、ついつい買い込んでしまい、28店舗達成の結果、拙宅は時ならぬ「全国お土産市」の様相を呈しております。その中の数点をご紹介します。
考えてみれば、江戸時代も中央区は全国の物産の集積地でした。中央区に全国のアンテナショップの出店が最多なのも「宣なるかな!」ですね。来年が楽しみです。プレゼントも当たるといいのですが。
[ジミニー☆クリケット]
2016年10月17日 12:00
銀座三越の9階、銀座テラス/テラスコートで、「『スーパー歌舞伎Ⅱ ワンピース』の世界展」が開催されています
開催期間は10月18 日(火)までで、開催時間は、10時30分から20時(最終日は18時閉場)までです
これは、10月22日(土)から全国ロードショーとなる「スーパー歌舞伎Ⅱ ワンピース」のシネマ歌舞伎公開に先がけて、その魅力や世界観を伝えるものです
会場には、シネマ歌舞伎のダイジェスト特別映像、ルフィの舞台衣装(舞台で四代目市川猿之助さんが着用したもの)や、一緒に写真撮影ができるスタンディ、特大パネルなどが展示されています
お昼時にうかがいましたが、熱心なファンと思われる方々が写真撮影などされており、マンガの人気とスーパー歌舞伎Ⅱの人気を改めて確認しました
「スーパー歌舞伎Ⅱ ワンピース」は、ご承知の通り、マンガ「ONE PIECE」の世界を市川猿之助さんが「スーパー歌舞伎Ⅱ」にして、昨年10月に新橋演舞場で上演したものです
その舞台がシネマ歌舞伎となって映画館に登場します。乞うご期待
銀座三越のHPはこちら ⇒
http://mitsukoshi.mistore.jp/store/ginza/index.html
[コットン]
2016年10月16日 14:00
「美珍香(BEE CHRNG HIANG)」はシンガポールで人気のポークジャーキーを販売するお店です。9月22日銀座5丁目すずらん通りにOPENしました。
シンガポールの他、東南アジアを中心にすでに9か国に出店をしていますが、日本で店舗を構えるのはここ 銀座 だけだそうです。
美珍香で販売する、BAKKWA(バックァ:福建語で「干し肉」の意味)というバーベキュー味のジャーキーはこれまでの干し肉のイメージを変えるものです。
豚のモモ肉を燻製にした後、炭火焼にしているとのこと。甘くしっとりとしたその食感と味付けは、ジャーキーというよりは炭火で炙った味醂干しのようなジューシーさと懐かしい味わいがあり、後を引く味付けとなっています。
味は甘みのあるバーベキューとピリッと辛いチリ味の2種類。その他、柔らかな食感のミンチ。食べやすく丸くカットされたゴールデンコイン。バラ肉を使用したグルメ・バクワなど計5種類が並びます。
防腐剤、人工添加物、人工着色料などが無添加なので安心して召し上がっていただけます。
気になるお値段は100g ¥640~¥940(100gで1枚~2枚)
プレゼントには小分けにされた物や日本限定パッケージの物がお勧めです。
美珍香(BEE CHRNG HIANG)
中央区銀座5-6-9
営業時間 A.M.10:00~P.M.20:30 年内は無休
[滅紫]
2016年10月15日 18:00
橋之助さんと3人のご子息揃って4名の襲名披露公演が2日から始まっている歌舞伎座。
久々の秋晴れのお天気とあって晴れ着姿の多い客席です。襲名祝いの引幕もすっきり。佐藤可士和さんのデザインだそうで芝翫さんのインタビュー記事によると月替わりでデザインも替わるとか。贅沢ですが「襲名公演」ですから。夜の部は松緑さんの「外郎売」が終わると幹部役者勢ぞろいの「口上」です。口上の舞台美術は日本画の朝倉隆文先生、こちらも月替わり。藤十郎、吉右衛門、東蔵、玉三郎、菊五郎と人間国宝もずらりと顔を揃えた豪華な口上の席、初日にユーモアたっぷりの口上で客席を沸かせたという菊五郎さんが「奥様に怒られながら・・・」というと客席大爆笑。珍しい「芝翫型」で演じられるという「熊谷陣屋」いつもは出家姿になった直実が幕外、花道を去っていく姿が印象的な場面ですが、今回はその演出はなし。今回の襲名公演ではこの型で演じられるとのこと。最後は何と玉三郎さんの〈「藤娘」です。照明を落としたまま幕が開き、ぱっと場内が明るくなるという演出はいつみても華やかさに驚かされます。襲名公演ならではの豪華配役による舞台、ぜひご覧ください。昼の部は先代芝翫さんの孫にあたる七之助さんの「女暫」「浮塒鷗」「幡隨長兵衛」です
幕間に襲名グッズを見るのも楽しみですが今回は「襲名記念飴」中身は榮太楼総本鋪の黒飴です。
千穐楽は26日 お問い合わせはチケットホン松竹0570-000-489(10時~18時)