冬の早朝、新亀島橋付近にはアオサギなどが集います。
新亀島橋は明治15年(1882年)3月、長さ十五間(約27m)、幅三間(約5.4m)の木橋から始まりました。
大正15年(1926年)3月に関東大震災(1923年)の復興事業により鋼桁の近代橋として架け替えられ、幅も15mと3倍近くに広がりました。
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仲がよさそうで、ほほえましいです。
昼近くになるといなくなっています。いったいどこに行ってしまうのでしょうか。
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亀島川の鳥たち
冬の早朝、新亀島橋付近にはアオサギなどが集います。 新亀島橋は明治15年(1882年)3月、長さ十五間(約27m)、幅三間(約5.4m)の木橋から始まりました。 大正15年(1926年)3月に関東大震災(1923年)の復興事業により鋼桁の近代橋として架け替えられ、幅も15mと3倍近くに広がりました。 . 仲がよさそうで、ほほえましいです。 昼近くになるといなくなっています。いったいどこに行ってしまうのでしょうか。 葦が生い茂る地 (家康が江戸を建てた頃)
<家康、江戸を建てる> 2019年1月2日、NHK正月時代劇「家康、江戸を建てる(前編:水を制す)」が放送されました。(原作者:門井慶喜) https://www.nhk.or.jp/jidaigeki/ieyasu/index.html この時代劇の主人公は、家康の命で上水(じょうすい)を整備した、大久保藤五郎(俳優:佐々木蔵之助)です。 江戸に上水を整備する任に就いた藤五郎は、神田明神辺りの湧水を探し当て、 まずは小石川上水を整備します。そして、江戸の人口増加に伴い、井の頭池から江戸の町に神田川上水を通す大仕事に取り組むこととなります。その辺の苦労や人間模様が描かれています。 首都東京も、ほんの400年程前は、過酷な自然に覆われた荒野でした。 中央区関連では、遊郭が葭原と名づけられる、など、その一帯は葦が生い茂るエリアだったようです。 では、見渡す限りの葦が生い茂る地は、どのような風景だったでしょうか。 <こんなイメージ> -見渡す限り、葦の原- 葦の原は、こんなイメージです。釧路湿原で撮影しました。 1つめの写真は、葦が茂った一角。ネイチャーガイドさんが、この場所を教えてくださいました。 2つめの写真は、足元を撮影したものです。この辺りが湿地であることを示しています。 葦が生い茂っていた頃の江戸の地をイメージするため、以前釧路湿原で撮影した写真を、今回引っ張り出しました。 <シーン> -旦那様、ここが江戸でございます- 最後に、時代劇「家康、江戸を建てる」の中で、印象的なシーンがあったので、紹介します。※これより一部、『ネタバレ』でございます。ご留意ください。 (家康が江戸に入府した1590年。家康の命で、江戸の上水工事の任に就いたのが、大久保藤五郎。上水に適した湧水を探すため、藤五郎は安兵衛を伴い、駿府から江戸に向かっていた。藤五郎にとっては初めての江戸。道なき道を、草をかき分けながら進んでいたが、見渡す限り広がるのは、葦の原。そこで藤五郎が問うた。) 大久保藤五郎:『安兵衛、江戸まであとどれくらいだ?』 安兵衛:『何を言っているんですか、旦那様。ここが江戸でございます。』 不思議なマーク「不」を探して三千里
中央区の本
こんにちは、湊っ子ちゃんです。 今回は、中央区より刊行されている図書を、ご紹介したいと思います。 中央区立京橋図書館、日本橋図書館、月島図書館の、すべての図書館に所蔵されていますので、ご利用いただけます。 ♪ 中央区の文化財 江戸開府以来、経済・文化の中心として発展してきた中央区に、数多く残る文化遺産を紹介しています。全7集。 (中央区教育委員会・たて21cm・80ページ前後)
(二)中央区の文化財 美術・工芸・古文書 昭和51年刊 (三)中央区の文化財 橋梁 昭和52年刊 (四)中央区の文化財 有形民俗文化財-信仰- 昭和56年刊 (五)中央区の文化財 有形民俗文化財-道具類- 昭和59年刊 (六)中央区の文化財 有形民俗文化財-道具類二- 昭和62年刊 (七)中央区の文化財 建造物 昭和63年刊 ♪ 中央区の昔を語る 昭和59年から、毎年区内各地にて行ってきた文化財懇談会「昔を語る会」の収録内容をとりまとめたものです。おもに、大正初期からの町の様子、関東大震災、戦争の記憶、小学校での生活を中心に、中央区で生まれ育った方たちが、昔の暮らしや町の移り変わりなどを、今に語り継ぎます。全17集。 (中央区教育委員会・たて21cm・80ページ前後)
(二)中央区の昔を語る 東日本橋・馬喰町・横山町 平成元年刊 (三)中央区の昔を語る 入船・湊・月島 平成2年刊 (四)中央区の昔を語る 京橋八重洲(二)・京橋大根河岸 平成3年刊 (五)中央区の昔を語る 浜町・小網町 平成3年刊 (六)中央区の昔を語る 室町・本町・新川 平成4年刊 (七)中央区の昔を語る 明石町・富沢町 平成5年刊 (八)中央区の昔を語る 小舟町・新富 平成6年刊 (九)中央区の昔を語る 箱崎町・築地 平成7年刊 (十)中央区の昔を語る 本石町・久松町 平成8年刊 (十一)中央区の昔を語る 人形町・堀留町 平成9年刊 (十二)中央区の昔を語る 大伝馬町・蛎殻町 平成10年刊 (十三)中央区の昔を語る 茅場町・小伝馬町 平成11年刊 (十四)中央区の昔を語る 兜町・日本橋 平成12年刊 (十五)中央区の昔を語る 八重洲一丁目・中州 平成13年刊 (十六)中央区の昔を語る 勝どき・豊海町・晴海 平成14年刊 (十七)中央区の昔を語る 銀座 平成16年刊 ♪ 中央区文化財調査報告書 中央区の文化遺産において、それぞれのテーマごとに、深く掘り下げて行われた調査による、記録と報告書です。全5集。(中央区教育委員会) 中央区文化財調査報告書第1集 築地の外国人住宅 -聖路加国際病院の付属外国人住宅 「ポラバ・バンガロー」に関する調査報告- 平成4年刊(たて26cm・118ページ) 中央区文化財調査報告書第2集 中央区の木造建造物 平成5年刊(たて30cm・154ページ) 中央区文化財調査報告書第3集 中央区旧家所蔵文書-小津商店・佐々木印店・中村家文書- 平成7年刊(たて26cm・195ページ) 中央区文化財調査報告書第4集 椙森神社所蔵文書 平成8年刊(たて30cm・208ページ) 中央区文化財調査報告書第5集 中央区の橋・橋詰広場-中央区近代橋梁調査- 平成10年刊(たて30cm・354ページ) ♪ 中央区区内散歩 -史跡と歴史を訪ねて- 一年の暮らし、街並、文明開化、文学、などの視点から中央区をみつめ、区内の文化遺産と中央区の足跡を紹介した本です。全9集。 (中央区企画部広報課・たて18cm・200ページ前後)
第2集 中央区区内散歩 -史跡と歴史を訪ねて- 平成4年刊 第3集 中央区区内散歩 -史跡と歴史を訪ねて- 平成7年刊 第4集 中央区区内散歩 -史跡と歴史を訪ねて- 平成10年刊 第5集 中央区区内散歩 -史跡と歴史を訪ねて- 平成13年刊 第6集 中央区区内散歩 -史跡と歴史を訪ねて- 平成16年刊 第7集 中央区区内散歩 -史跡と歴史を訪ねて- 平成19年刊 第8集 中央区区内散歩 -史跡と歴史を訪ねて- 平成22年刊 第9集 中央区区内散歩 -史跡と歴史を訪ねて- 平成25年刊 ※ 中央区立京橋図書館 地域資料室に申請のうえ、本の撮影を行いました。 今、私たちの知っている中央区が、時代の移り変わりとともにどう変化し、そして中央区だからこそ変わらないものがあることを、実感できる本たちです。 街歩きや地域研究に、ぜひ活用したいですね。 中央区観光協会特派員 湊っ子ちゃん
冬の夜の亀島川緑道散歩
以前、このブログでも紹介したことのある亀島川緑道を、寒さも厳しい冬の夜、散歩しました 亀島川緑道は、鉄砲洲通り沿いに平成28年に整備された、亀島川の水辺を活かした親水性の高い緑道です 亀島川に架かる高橋から南高橋にかけて、川に面して作られていて、高橋や南高橋、佃の高層マンション群等を眺めながら歩くことができます 夜は、ご覧のとおり、橋梁のライトアップが楽しめます 緑道の施設としては、スロープや見晴らしデッキ、ベンチ、簡易船着場等が設けられていて、短い距離ですが、変化に富んでいます 風が無ければ、冬の夜の散歩もなかなかよいものです 昨年の夏、亀島川緑道を散歩した時のブログ記事はこちら ⇒ 冬の朝のハト〔区立桜川公園〕
寒い日が続く中、区立桜川公園の朝の様子です この公園は、八丁堀を代表する休憩スポットで、名前の通り、春には多くのお花見客でにぎわいます。残念ながら、今は冬、サクラの木は葉をすべて落としてお休み状態です ここで、たくさんのハトが首をすくめ、羽毛を立て丸まって、じっと寒さをしのいでいます 一昨年の12月の朝、同じ光景を築地川銀座公園で見かけて、ブログで紹介したことがあります その時のブログのタイトルは「ふくらスズメ」の印象から「ふくらハト」としましたが、まったく同じ情景を目の当たりにすると、毎年、この時期、こうして寒さに耐えているんだなと思われ、目を閉じて動かないハトたちがいじらしくなりました 一昨年の12月、築地川銀座公園でのハトを紹介したブログ記事はこちら ⇒ |
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