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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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佃祭 8月6・7日

[ゆりかもめ] 2009年8月11日 09:00

2009_0807 0099 住吉神社 本殿.JPG

写真は住吉神社の本殿です。

住吉神社の例祭は毎年8月6・7日に行われました。

今年は3年に1度の本祭りではなく陰祭りでしたが6日には大祭式が本殿で行われました。 

7日は神楽殿で午後2時半・4時半・7時より江戸里神楽として3つの物語が若山胤雄社中により

奉納されました。※陰祭(かげまつり)の時のみ奉納)

江戸里神楽とは御能、歌舞伎、狂言の要素を取り入れて古くから神社に奉納する音楽と舞です。

物語は遠い昔の神話に基づいています。

台詞もなく伴奏は情景描写、心理描写です。

大太鼓、大拍子(鼓に似た大きな物)、能管、竹笛に合わせて御面をつけて舞います。

高い芸術性を持ち江戸文化の神社芸能として伝承されています。

江戸里神楽の若山胤雄社中は国指定重要無形民族文化財に指定されています。

 

住吉神社の御祭神 

伊邪那岐大神(いざなぎのみこと)の御子である底筒之男命(そこつつのおのみこと)中筒之男命(なかつつのおのみこと)表筒之男命(うわつつのおのみこと)の3柱の神は海路守護の神様です。

それに この3神を遥拝なさった 息長足姫命(神功皇后) 東照御親命(徳川家康)の御神霊も

奉還祭祀されています。

佃島は江戸湊の入口でもあり海運業、各問屋組合はじめ多くの人々の海上安全の守護神として

信仰され その後は月島、勝鬨、豊海、晴海も加わり産土神(氏神)としても信仰を集めています。

 

 8月7日、住吉神社の神楽殿で江戸里神楽が若山胤雄社中(国指定重要無形民族文化財)

 の方々により奉納された時の写真です。

2009_0807 0063 若山胤雄社中.JPG 

 

 

             伊邪那岐大神(いざなぎのみこと)

2009_0807 0053  ニニギノミコト.JPG 

 

             表筒之男命(うわつつのおのみこと)

2009_0807 0066  表筒之男命.JPG 

 

 

             中筒之男命(なかつつのおのみこと)

2009_0807 0075  中筒之男命.JPG 

 

             底筒之男命(そこつつのおのみこと)  

2009_0807 0079 底筒之男命.JPG 

 

住吉神社の龍虎と黒駒(区民有形民族文化財)が1対づつ展示され 御神酒が供えられている。

本祭りの時は獅子頭の鼻先を掴むと縁起が良いとされる事から、宮出しは区民無形民族文化財に指定されている。

平素は一般には公開されていない。

2009_0807 0103 住吉神社 龍虎と黒駒.JPG 

 

 神輿(区民有形民族文化財)天保9年(1838年)に奉納された。

天皇の即位に用いられる高御座を模して八角形にしたと云う伝承から八角神輿とも呼ばれる。

ガラス張りの外から撮ったので外光が反射して良く撮れなかった。

平素は一般公開していない。

 

2009_0807 0104 八角神輿.JPG   

 

8月8日(土)東京湾大華火祭

[ゆりかもめ] 2009年8月11日 09:00

8月8日(土)東京湾大華火祭が行われました。(19時~20時20分)

晴海埠頭の特別席(晴海埠頭公園の北側)には2日前より観覧席用のブルーシートが整然と敷かれ、前日には花火打ち上げ用の作業船も並びました。

当日は曇っていましたが適度の風で 絶好のコンディションでした。18時頃には屋形船が数多く集まり 花火の打ち上げ前の水面を美しく彩っていました。

7年後のオリンピックを意識してか??・・・・・五輪マークの花火も登場し未来に夢を託しました。

そして今年も例年通り 12000発の花火が打ち上げられ夏の夜空を飾りました。

 

2009_0808 0143 花火 3.JPG

 

 

2009_0808 0139  花火 4.JPG

 

 

2009_0808 0137 花火 5.JPG

 

 

2009_0808 0121 花火 6.JPG

 

2009_0808 0148 五輪花火.JPG

  

2009_0808 0126  花火 13.JPG

 

2009_0808 0088 花火 9.JPG

江戸の納涼花火の起源

第八代将軍 吉宗の時に御浜御殿(現 浜離宮)で幕府の鉄砲方が狼煙(のろし)を上げるのを

鍵屋弥兵衛が見て 玩具の花火を工夫したと云われています。

1717年に悪病退治と死者の慰霊を祈願する水神祭の夜、 余興として献上花火を隅田川で

打ち上げたのが 後に納涼花火の起源となりました。

両国川開きの際は 橋より下流で花火を打ち上げていたそうです。

 

       花火が終わった後の余韻を楽しんで居る屋形船群 

2009_0808 0169 屋形船 終.JPG  

 

中央区役所1階奥のレストラン

[銀造] 2009年8月11日 09:00

  中央区役所に御用のある方、御用がなくても、ここのレストランは一度お試しあれ!

百貨店の松屋さんのグループ、 ㈱アターブル松屋さんという会社が運営。

 Kuyakusho1.jpg

沢山のメニューの中から、拡大。 お値段は、周囲のお店の営業妨害にならないの?

Kuyakusho2.jpg

 白基調で、落ち着いた雰囲気。写真は午後一時過ぎの店内。壁掛けのお皿もお洒落。

Kuyakusho3.jpg

 一番高価なメニュー、手造りハンバーグセット。これで、何と680円。

コーヒー、コーラ250円、サンドイッチが350円。 おいらは、サンドイッチマン?

 Kuyakusho4.jpg

 帰りには、区役所でお役に立つ情報誌を頂いて帰りましょう。

京橋図書館で涼しく読書して、お食事とかも良いと思います。

Kuyakusho5.jpg

 

 

8月10日 まち歩き「産業コース」日本橋・京橋コース

[三日月] 2009年8月11日 09:00

 本日はあいにくのお天気でしたが、はじめてコースガイドをさせていただきました。

参加をいただきましたみなさま、ご協力をいただきましたお店のみなさまに御礼申し上げますconfident

日本橋と京橋の老舗4店を歩いて異動する約2時間のコースなのですが、お店や町の歴史から人気商品についてお店の方々が上手に説明をしてくださり、参加費は無料ですが試食やお土産をたくさんいただけて、本当に楽しいコースでした。

1店目は日本橋三越の向いにあります「山本海苔店」さんにいきました。うにやわさびが海苔についているおつまみ海苔や味付け海苔、焼きたての海苔、自分では買えないかなり高級な海苔などを試食させていただき、船をイメージした広い店内には昔海苔を保管していた大きな囲い甕があり今回のコースに参加をしなければ知らなかったことが多くありました。老舗なので高級なイメージで店内に入りづらい雰囲気なのかと思っていましたが、500円代のお手ごろな海苔もありますので、日本橋散策の際お立ち寄りいただくことをおすすめします。

2店目は同じく日本橋三越向いの「八木長本店」さんへいきました。8代目の社長自ら日本橋の昔の写真を説明してくださり、写真には「50銭丼、1円定食」と看板が写っていて、「50銭で普通の食事が、1円あればかなりよいものが食べれたこと」や、かつおぶしはチーズと実は似ていて、栄養価が高い食品であること等興味深いお話をしていただきました。上質のかつおぶしやこんぶ、ごま等など体にやさしい乾物が揃っていますので、ご年配の方に特にお勧めします。

3店目は京橋の「千疋屋」さんへいきました。店頭で果物のおいしい部分やお店や町の歴史の説明をしていただき、店内に移動をしておいしいミックスジュースをいただきながら「桃」「梨」など一文字の果物は全て中国から来ていることや、吉原や新橋など女性にさしいれるために果物屋さんが多くあったという説明がおもしろかったです。フルーツはもちろんランチやケーキやアイスなども沢山ありますので、女性の方に特にお勧めします。

4店目は京橋の「モリイチ」さんへいきました。大きな文房具やさんですが、明治5年に畳屋さんが発祥で、明治39年から京橋で文房具やさんをはじめられたこと、いろんな企業とコラボ商品を開発されたり、モリイチさんが考えてつくられた商品や便利な商品などを丁寧に説明をしていただきました。外国の方のお土産に最適な和風なボールペンや筆ペンなど他の文房具やさんではあまりない文房具もあります。文房具好きな方は、はす向いのパイロットペンステイションとあわせてお立ち寄りいただくことをお勧めします。

老舗は良いものを提供し、人をひきつける魅力があるので長い年月、人気を保ち続けることができることがあらためてよくわかりました。まち歩きコースは8月~10月まで開催しており、コースや日にちは中央区観光協会のHPで確認いただけますので、ぜひ参加されることをお勧めしますhappy02

 

↓うれしいいただきものです

 

 

Happy Run in Harumi #1

[Happy Talk] 2009年8月 7日 09:30

一度梅雨明け宣言があったと思いきや、日本では46年ぶりの皆既日食当日も雨雲に覆われた空に遮光版を用意して楽しみにしていた子供たちもがっかり!

さて、今回は東京湾にレインボーブリッジが目の前に広がる月島4号埋立地(現在の中央区晴海)の歴史を紐解いて見よう!

江戸時代に徳川家康によって始められた天下普請と呼ばれる埋立て工事により日本橋、銀座、新橋へと350年前には築地までの埋立てが完了。明治後半には佃島、石川島をベースに月島1号地(現月島1~4丁目)、2号地(現勝どき1-4丁目)、3号地(現勝どき5~6丁目)と続き昭和6(1931)年にこの月島4号地の埋立工事が完了、昭和15(1940)年にはアジア初の万博『紀元二千六百年記念 日本万国博覧会』のメイン会場となるはずであった。

このプロジェクトに向け、建築・橋梁デザインなどのコンペもあり、当時の有望建築家がこぞって参加するが、World War Ⅱへと向かって行く過程で、結果的に"幻の日本万国博覧会"となった。

そのメインゲートとなった勝鬨橋は昭和15(1940)年に完成、国重要文化財に指定され今もその姿を留める。(但し、本来の双葉跳開橋は昭和45(1970)年に閉じられたまま!)

*中央区タイムドーム明石ではこの"幻の万国博覧会"歴史映像ビデオの上映会も時折開催するが、郷土資料の常設展示室に当時の入場券や会報誌等の展示あり。

*併設特別展示室では7月25日~8月30日まで夏休み特別企画『見て!触れて!学べる!恐竜展』開催中!プラネタリュームではギガ迫力の3D!

 この万博と同じく昭和15(1940)年に東京で開催予定だったのが、第12回オリムピック、『アジアの一角に全世界の若者が集まる時、世界は新しい平和の幕開けの時を迎えるであろう!』と、IOC(国際オリンピック委員会)メンバー嘉納治五郎氏の宣言とは反対方向へ、結局こちらも"幻の東京オリムピック"となった。

昭和39(1964)年、戦後日本復興の象徴としてやっとアジア初の第18回オリンピックを東京で開催、それから45年後の今年は2016年予定の第31回オリンピック開催候補地に東京が立候補、今年10月の開催地決定に向けオリンピック・メイン・スタジアム予定地はこの晴海ふ頭の隣接地。

Olympic.JPG歴史の幻がまた夢となって復活し目の前に現れようとしているが、皆の想いが一致すれば、

Our Dreams may come true!

江戸湊に端を発するウオーター・フロント開発のDNAをしかりと受継ぎ新生"昭和"の時代を築こうとする中、昭和12(1937)年、"いつも晴れた海を望む"からこの月島4号埋立地を"晴海"と命名!そんな歴史の幻を心に留めながら晴海アイランドの端から端を、東端の春海(はるみ)橋をスタートして、Let`s run through the Harumi Island!

 

さて、この春海橋と平行して架かる錆付いた鉄橋が早速目に入る!

これは、晴海鉄道橋(現、春海鉄道橋)といって昭和32(1957)年に開通した臨港貨物鉄道、晴海線という晴海ふ頭で水揚げされた貨物を運ぶ専用線として平成元(1989)年に廃止されるまで機関車が走る鉄橋であった。

TekkyoOne.JPG  そのまま晴海通りを西向きにまっすぐ進んで行くと、途中北側に中央区"夜景八選"にもリスト・アップされてた"晴海アイランド・トリトンスクエア"、さらに直進すると、こちらは中央区"おはこ十八景"に選ばれた、"東京港晴海ふ頭"に突き当たる。

*この秋10月12日(体育の日)には第21回『区民スポーツの日』マラソン大会が月島・晴海周辺道路をコースに開催されるので直線練習コースに最適! 

 

 

 

東京港晴海ふ頭は昭和30(1955)年に開業、昭和34(1959)年にはアジア初の国際見本市会場、その後東京モーターショーなども開催され、東京の海の玄関として、また国際イベント会場として多くの人を魅了して来た。

平成2(1990)年、豪華客船クイーン・エリザベス2世号(QE2)を迎えたクルーズ・プロジェクトを最後に、平成3(1991)年、東京港開港50周年を記念して現在の晴海客船ターミナルに生まれ変わった。

正面に広がる東京湾にはレインボーブリッジ、お台場、東京タワーなどスカイブルーとマリンブルーの360°東京ベイ・ビューが楽しめ、ターミナル7階の展望台から据付望遠鏡にてさらにズームアップ!

 

RedPillars.JPGまた、このターミナル1階正面広場には赤い鉄柱オブジェが16本あり、よく見ると1本ずつ風穴の位置と数が微妙に違い、そのコンクリート台座にはそれぞれ異なった文字が日英両語でプレートに刻まれている。

初めに"言葉 WORDS"ありき!

 

 

 

 

 

 

レインボーブリッジに面したウオーターフロント広場ではステンレスのキュービックスクエア・オブジェが海風にゆられて廻っているが、夜になって海風がぴたっと止まると、この水面にレインボーブリッジと周辺のイルミネーションが共に映り込み幻想的なオーロラカラーを作り出す。 CubicSquare.JPG

 その瞬間、プロカメラマンがシャッターチャンスを狙う!

家族連れには停泊中の豪華客船、帆船などが海外からも入港、歓迎セレモニーでの音楽隊演奏や海上艇からの放水ショーもあったりして子供たちも大喜び!

夜になると絶景の夜景はドラマ・映画の撮影にも利用され、デートコースとしても大人気!(もちろん、中央区"夜景八選"のひとつ!)

 

 

 

毎年8月の第2土曜日は中央区主催の東京湾大華火祭(これも中央区"夜景八選"!)会場ともなって1万2000発打上げ花火の宴にはなんと晴海会場招待客だけで約12万人、屋形船など観光船も100隻以上が繰り出し、この晴海アイランドは超ギガ混雑となるのでくれぐれもSafety First!

週末には、隣接する晴海ふ頭公園にてバーベキューエリア、釣りエリア、テニス練習場などの施設も利用可能。

公園内には東京港とニューヨーク・ニュージャージー港の国際姉妹港15周年記念として平成7(1995)年には愛称ニューヨーク・ニュージャージ・ガーデンとなり、東京港が特定重要港湾として東京都管理下となった30周年記念として、昭和56(1981)年に寄贈された彫刻家宮本光庸による乙女の像『花』には当時の鈴木俊一東京都知事の題字"花"と正子"八十一花"の俳句が"みはるかす みなと晴海よ ひまわりの 花の乙女に 光あらせよ"と刻まれている。

その傍らにはチリ共和国との日智修好100周年記念(平成9/1997年)の際、チリの首都サンチャゴの日系人が昭和16(1941)年にサンチャゴ市政400周年記念に贈呈した大型チリ国旗のお返しとしてチリ海軍練習帆船の『エスメラルダ』に乗って運ばれた日章旗の献呈式が行われた掲揚台が船のメイン・マストのようにそびえ立つ!

NYNJGarden.JPGあなたもひと夏の思い出をこの"Harumi Island" で作って見ませんか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タイムドーム明石の『恐竜展』

[ドームくん] 2009年8月 7日 08:45

 今、千葉県の幕張メッセで『恐竜展』が開催されているけれど、タイムドーム明石(中央区立郷土天文館)でも7月25日から8月30日まで『恐竜展』をやっているんだ。君はもう行ってみたかい。           

クエスチョンに回答すると立体観察眼鏡とポストカードが貰えるんだ。

それからトリケラトプスの背中に乗って記念写真。

コンピューターで地球と生命の物語、恐竜の世界をのぞいてみようって、どの時代にどんな恐竜がいたか検索するんだ。

恐竜立体劇、ティラノサウルス年表、聞いたことのないアルバートサウルスの頭骨などなど。これで君は恐竜博士だ。

その他、貴重な化石や珍し骨などが展示されていて、夏休みの宿題、自由研究はこれで完璧なのだ。

 

もう少し上のお兄さん、お姉さんは隣の郷土史料室で中央区の歴史を勉強してみよう。

こちらにも江戸時代の芝居の入場券や肴納屋由緒など貴重な資料が展示されております。

学芸員の先生やボランティアガイドにわかりやすく解説してもらいましょう。                                

見学が終わったら聖路加ガーデンのスーパー堤防でじっくりと隅田川上り、下りの船を眺めてみよう。

 

あっ、ヒミコだ!    

                          No 09015              ドームくん