中央区観光協会オフィシャルブログ

中央区観光協会特派員ブログ

中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

執筆者一覧

>>このブログについて

最近のブログ記事

藪伊豆土曜寄席

[柳 さつき] 2009年12月 9日 08:45

おそばの老舗:神田須田町の「藪そば」さん直系の、「藪伊豆総本店」(日本橋)さんでは、毎月一回「藪伊豆土曜寄席」が開催されています。

先日、初めてうかがいました。

yabu2.jpgお店の前にはのぼりが立ち並びワクワク感が高まります。

yabu1.jpg重厚な外門をくぐって・・・・・。

yabu13.jpg「藪伊豆」さんでは毎日、石臼で挽いたそば粉を、その日のうちに朝夕二回打っていらっしゃいます。

寄席の前に、ちょっと腹ごしらえ・・・・・と、二階のお席でおそばをいただくことにしました。 yabu110.jpg yabu12.jpg

冷たいおそば、温かいおそば、旬のものを使ったおそば・・・・・いろいろあってどれも美味しそうnote

さんざん迷った挙句・・・・・せいろランチにいたしました bleah 

yabu9.jpgせいろ2枚・海老てんぷら1尾・「かご清」さんの板わさ2枚・自家製玉子焼き・茹でたもやし&三つ葉、薬味です。

写真にそば味噌がついているのは・・・・・・・・連れが「お休みの日に、ちょっとばかり日が高いときに、お蕎麦屋さんで一杯いただくのはなんと言えませ~んheart04」とお酒もお願いしたからかと・・・・・・?

yabu8.jpg

二人とも同じ「せいろランチ」なのですが、連れには、まずはじめに「おつまみ」として楽しめるよう、せいろ以外のものを出してくださり、お酒がなくなったころ、せいろと、再度そばつゆを出してくださいましたshineしめは、そば湯です、ほんのり甘くておいしかったです!

yabu7.jpg 藪系のきりりとしたつゆの味、細く香りのよいおそば、甘い海老天、江戸前の出汁の味がする玉子焼き・・・・・・大満足でした。

この後、落語を楽しむんだなぁ~と思うと、江戸時代の人もこんな気持ちだったんだろなぁと、とても豊かな気持ちになりました!

「藪伊豆土曜寄席」またの名を「かざぐるまの会」の出演は、鈴々舎風車(れいれいしゃふうしゃ)さん、三遊亭ぬう生さんです。噺家さんのお写真は、肖像権の問題などがあるといけませんので、高座あたりを撮らせていただきました。木戸銭:¥1700です。

yabu3.jpg

yabu4.jpg演目は風車さん「尻餅」、ぬう生さん(「当日のお楽しみ」と案内にありましたが)「不動坊」、休憩をはさんで風車さん「井戸の茶碗」でした。

「井戸の茶碗」などは、他の噺家さんのものを何回かお聞きしたことがありましたが、風車さんは、茶碗の鑑定師を「中嶋」(TVでもご活躍の骨董品の専門家さん)と呼んだり、現在のエッセンスも盛り込んでいらして、大変楽しめました!

お二人とも大変勢いがよく、汗をかきながらの熱演で、目尻のしわも気にせずに笑いころげてしまいましたhappy01

次回は1月16日だそうです。 yabu5.jpg

そして、「藪伊豆総本店」さんでは、奇数月に柳家花縁さんの「落語とそばの会」も開催されていますflair こちらは、そば懐石付きだそうです。

詳しくは「藪伊豆総本店」へお尋ねくださいませ。

HP:http://www.yabuizu-souhonten.com/honten/index.html

 

 

黄葉の境内

[下町トム] 2009年12月 9日 08:30

12月 に入り、東京の街も晩秋から 初冬へと装いを移しつつあります。200912銀杏1.jpg

中央区内の公園の木々もすっかり色づき、朝の冷たい空気にリズム感を与えてくれるように鮮やかに季節の歌を奏でています。

築地本願寺の前を通ると、大きな銀杏の木々がそよそよと揺れながら、この一年の様々な思い出を包み込むように枝を広げていました。

来年が良い年であるようにと祈らずに入られません。

200912銀杏2.jpg

 

 

中央区のあちらこちらで、印象に残る紅葉、黄葉が見られます。師走のひととき、忙しい中にもふと心にゆとりをもてたらいいですね。

maplemaplemaple

 

 

 

 

◆中央区 ここに歴史あり<16>~八丁堀に架かった稲荷橋の橋名標~

[巻渕彰/写楽さい] 2009年12月 8日 12:00

稲荷橋」名残の橋名標(写真上)が八丁堀地区と湊地区を結ぶ「鉄砲洲通り」にある。橋名の由来は、鉄砲洲稲荷神社があったことによる。寛永元年(1624)ころ、橋の南詰東側に遷宮し、明治元年(1868)現在地に移転したという。同神社は中央区民文化財・建造物に指定されている。


0913_16_091207_inaribashi.jpg ここは堀川の「八丁堀」が流れていたところだ。亀島川から京橋川結節点までの距離が八丁(約870m)あったので八丁堀とされるが、この稲荷橋は亀島川に注ぎ込む河口の第1橋だった。明治期に八丁堀は「桜川」と名を変えた。この付近は埋め立てられたが、今でも何となく舟入らしい地形が感じ取れる場所である。


この橋は、承応2年(1653)の承応江戸図にも描かれているので、元禄期の赤穂浪士引き揚げの際は、永代橋から高橋を経てここ稲荷橋を渡ったことだろうか。また、現鉄砲洲稲荷の東側あたりには、かの長谷川平蔵が住んでいたともいわれている。


京橋・大鋸町が終焉の地となった歌川広重の「名所江戸百景鉄炮洲稲荷橋湊神社』」(写真下)を見ると安政期の情景がはっきりと映し出されている。手前の亀島川に停泊した大型船のものであろう2本の帆柱の間に稲荷橋が描かれ、左(南)には朱塗りの塀に囲まれた稲荷社がある。水主たちの海上守護の神としても崇敬された。上り下りの船は荷を運ぶ。遠く西方には霊峰富士が望める。八丁堀河口の往時の賑わいが活写されている。


かつて稲荷橋の南岸側は「南八丁堀」と呼ばれた一帯だ。『江戸名所図会』には、「湊稲荷の社」の条で「南北八丁堀の産土神(うぶすな)なり」と著している。南八丁堀にあった「鈴木学校」には明治17年(1884)に鏑木清方が入校し学んだ。


昭和40年代に桜川(旧八丁堀)は次第に埋め立てられ、この稲荷橋をはじめ5つの橋が歴史から消えていった。この「稲荷橋」橋名標は埋め立て直前のものであろうか。この橋の付近は八丁堀にしろ、湊町(湊)、入船町(入船)などの地名・町名はかつて江戸湊の水辺であったこと示している。戦後も回漕店や船具店が軒をならべていたのが思い出される。

 

 

東都のれん会(江戸から東京三代百年) 神茂 

[ゆりかもめ] 2009年12月 8日 09:30

皆様 東都のれん会 を御存知ですか?

江戸から明治初期に創業し、東京で三代・百年以上、同族により続いている老舗の集まりで53件の店舗が会員です。 

蕎麦・うなぎ・団子・佃煮・甘酒・呉服や足袋・メガネや楊枝等・・・・・・

東都のれん会の53店の殆どは江戸時代に下町と言われ御城下で最も賑わった所で誕生しました。その内の27店舗が中央区内にあります。

これ等の店舗の本店付近には名所・旧跡が多く「中央区文化財めぐり」のマップを持って廻っていると つい立ち寄りたくなる店舗が何軒もあります。

私は日本橋室町の神茂を訪ね代表取締役の井上卓さんに御話を伺いました。

神茂も東都のれん会に所属していらっしゃいます。 

古い書類や過去帳を見せて頂きながら御話を伺いました。

慶長元年、徳川家康が日本橋に魚市場を開設、室町一帯は魚河岸として大変に栄えました。

幕府に上納する魚は三箇所で集めていたそうです。

日本橋は武家、町人の台所も預かる重要な場所でありましたが関東大震災の被害により築地に移転するまでの三百余年に亘り賑わって居りました。

井上卓さんの子供の頃は日本橋室町に「寛永江戸図」に記されている「十軒店」の内、1軒は残っていたそうです。

三越本店の屋上には展望台があり遠くまで良く見えたそうです。

その頃は2階建の家が多く八百屋さん 魚屋さん 風呂屋さんもあったそうです。

 

現在の日本橋室町の辺りは「本小田原町」として江戸城を造成する為に石工の方々が多く住んでいました。

「御用」・・・・献上すること            「大福帳」・・・・金銭出納簿 

「汐留」・・・・運河の入り組んでいる所     「追分」・・・・道が二つに分かれている所

「築地」・・・・埋立地(町名としても残った) 

昭和通りの高速道路は米河岸であった事 

上記の事を教わりながら日本橋魚市場之図(大正10年頃)の地図を頂きいろいろ御伺いしました。 

その他 東都のれん会に所属している有名な御店の幾つかについても創業の頃の貴重は御話を伺いました。

 「神茂」の由来

 始祖は神崎屋長次郎で紀州神崎の出身です。

江戸幕府開府の時に江戸に出て漁業に従事し元禄元年(1688)に現在の地に創業する。

社歴320年。

後に改めて茂三郎となり当主は代々 茂三郎を襲名する。 

明治の頃より神崎屋の「神」と茂三郎の「茂」をとって「神茂」と名乗った。

神茂 井上代表取締役 正面.JPG

 「半ぺん」はなぜ生まれたか

半ぺんの材料である鮫の鰭は「俵三品」といわれ江戸時代、長崎貿易の輸出海産物の一つで江戸幕府の重要な輸出財源でした。

品川沖や浦安沖に「鮫場といわれる幕府直轄の漁業があり「ひれ」を取った後の鮫は日本橋の魚市場で数多く取引され、それを蒲鉾屋が「しんじょの製造法を用いて製造したのが始まりです。

現在は気仙沼から取り寄せていらっしゃいます。

「俵三品」  煎海鼠(いりなまこ) 熨斗鮑(のしあわび) 鱶の鰭(ふかのひれ)  

神茂の商品.JPG

上記は新春の食卓を彩る 粋な江戸の味です。 

又、新春だけの極上の味わいとして数々の商品の中, 二品 は限定で用意されています。

「極上御伊達巻」・・・最上のグチと地鶏の卵を使い焼き上げている。 (限定1500本)

「二色玉子 角」・・・・厳選された卵を丁寧に裏ごしして作られている。(限定1000本)

     

              有限会社  神茂     http://www.hanpen.co.jp/

 

 

 

 

「江戸バス」ご利用ご案内

[銀造] 2009年12月 8日 09:00

 12月1日から運行開始された中央区のコミュニテイ・バス「江戸バス」に乗車しました。

中央区役所発でのご利用のご案内をレポートします。 バスは2種類あって、

北循環が京橋、日本橋、浜町方面、箱崎から中央区役所まで戻ってきます。

南循環は築地、聖路加病院、鉄砲洲、佃に渡って晴海ふ頭、勝鬨を通って聖路加周辺、

築地川公園経由で中央区役所へ帰ってきます。

役所、病院、区民センタなどへの往復に便利です。

CIMG3513.jpg

バスは、座席11で、大体20人ぐらい乗車可。料金は100円。一日乗車券は300円。

先ずは、北循環に乗車しました。音声のアナウンスと次の停留場の表示があります

CIMG3517.jpg

 乗車前に「江戸バス」マップを貰って、楽しみましょう。

乗り換えする時には、乗継券を貰いましょう。これで、北循環と南循環が100円でお楽しみ可。

途中下車する場合は、一日乗車券300円券を購入しておきましょう。

CIMG3528.jpg

乗継券を貰って、南循環に乗車しました。

CIMG3529.jpg

 バス停の名前は地名、センター名が付いたのが多くて、判りやすいです。

マップには、コース毎の名所などが何番バス停下車と案内。親切ですね。

CIMG3534.jpg

 ここで下車しようかと迷いましたが、聖路加看護大学の構内の紅葉も見たくて、一周。

CIMG3535.jpg

 便利で楽しい「江戸バス」。"まるごとミュージアム"な中央区を楽しみましょう。

銀造

 

 

pc 運行式の様子を見たい方はこちらをどうぞ

中央区観光大使・ミス中央ブログ

 

 

銀座で叙々苑の焼肉ランチ

[まぴ★] 2009年12月 8日 08:45

前から行ってみたかった叙々苑の焼肉ランチです!
芸能人の話題にもよく出てくる叙々苑。
本店は六本木ですが、銀座コリドー街にもお店があります。

RIMG05f40.JPG  RIMG0534.JPG

  お昼は焼肉ランチがあり、お得です。
米国産牛が1000円、国産牛が1200円です。

200円の違いなので、もちろん国産牛で。

RIMG0535.JPG RIMGf0539.JPG

そして別に上ロースを1皿注文してみました。(写真下左)
5枚で2400円!美味しかった~(*^^*)

RIMG0536.JPG

でも、ランチのお肉でも十分美味しかったです。
肉が8枚、サラダとご飯とスープとキムチがついて1200円!
お腹もいっぱいになりました。

久々に美味しい焼き肉食べた気がする~。
叙々苑は店舗によって値段も違うそうですが、ランチは同じかな。

帰る際に渡すにおい消しのガムは叙々苑が発祥だそうです。