[銀造]
2011年9月13日 09:15
築地6丁目12-3の"つきじTASSぎゃらりい若松屋"さんで、「えびす、大黒 ワッハッハ展」と銘うった酒器・ぐいのみ百選 同時出品、 やじうま陶芸か渡辺花峰の新作厄払い展が、9月12日から9月17日まで開催されています。展示の時間は、AM1:00からPM6:00です。
ちょっと、作品をご紹介しますと、
元気な大黒様が一杯並んでいます。 秋の夜長に傾けるぐい飲みも良さそうなのが揃っています。
女性陶芸家による七福神も展示されています。 是非、お出かけ下さい。
若松屋の佐藤さんにお聞きしたところ、作家はTVで陶芸教室にも出演している有名な方だそうです。
花峰窯(かほうがま)について、知りたい方は、こちらをクリックして下さい。
http://www.zephyr.dti.ne.jp/~motoki/
[滅紫]
2011年9月 9日 08:30
9月8日は二十四節気の一つ、「白露」で「この頃から秋気が漸く加わる」と云われていますが、残暑はまだしばらく続くようです。とはいえ朝夕は少し涼しくなってきたような。・・こんな時期、仕事が一段落しホッとした時にやはり欲しいのはちっとした甘味。今回ご紹介するのは寛ぎのティータイムに、抹茶・緑茶・紅茶そしてコーヒーにも相性ぴったりの和菓子です。
御菓子匠「梅花亭」は嘉永3年(1850年)に大伝馬町で創業の老舗で東都のれん会加盟店のひとつです。
因みに東都のれん会加盟の「和菓子」のお店は5軒ありますがそのうち3軒は中央区にあります。
現在の望月生知枝様が七代目。創業者は嘉永6年(1853年)に初めて和菓子を現在のパン釜のような釜で焼いた焼き菓子「亜墨利加饅頭」を創作。折りしもペリー来航の年で大変話題となり大ヒット。2代目は「銅鑼焼き」を創出(平成10年から復活)、6代目は「梅もなか」、黒餡で皮の上にメレンゲをかけて焼いた「仏蘭西饅頭」を考案。
創業者は「生来の新しもの好きの上に無類の甘いもの好き」だったとのことで、創業者のこのDNAが後継者に引き継がれていたのか、代々時代に合わせて創意工夫を凝らしてきた結果、何れも現在まで続いているロングセラー商品となっているのには驚嘆です。
お三時に久しぶりに一服点てて亜墨利加饅頭をいただきました。「栗饅頭の原型」だと伺いましたが大きさといい、甘さといい程の良い上品さです。「お客さまに快いゆとりを味わっていただくこと」「庶民性の中に上品さを」がお店の言い伝えと伺い納得。江戸末期に創出されたお菓子を160年近い後世の私たちがいただくことができるという不思議さと老舗の継続の重みを感じながら、歴史の変遷にしばし思いを馳せました。
亜墨利加饅頭、仏蘭西饅頭、銅鑼焼きです。
銅鑼に押し付けて焼いたように薄い皮に餡が挟まれています。
梅花亭のある新川2丁目は、以前は霊岸島といわれ、地名の由来は寛永元年(1624年)雄誉霊厳上人が葦原を埋め立てたところに霊厳寺を創建したことによるといわれています。霊厳寺は明暦の大火(1657年)で延焼し、その後万治元年(1658年)に現在の江東区白河に建替えられました。こちらには松平定信や大名の墓も多くあることで知られています。歴史的な由緒のある地名がどんどんなくなってしまい、この「霊岸島」も今はありませんが、歴史好きや時代小説好きの方には歌川広重の「東海道五十三次」の版元保永堂や河村瑞賢の屋敷があったところとしてご存知の方も多いことでしょう。梅花亭も当時「霊岸島といえば梅花亭」といわれる程地名と密着していたとのこと。お店の住所に(旧霊岸島)と記載されているほど今でもこだわりをお持ちと拝察いたしました。
帰路に「霊岸島」の名称を使っているところを発見。
「霊岸島防災センター」という比較的新しい建物のようですが、何だかうれしくなって写真を撮ってしまいました。
傍の亀島橋を渡ったところに忠臣蔵の「堀部安兵衛」の碑もあります。
梅花亭さんが大伝馬町のべったら市の時期だけ作る「切り山椒」と「喜利羊肝」は江戸名物のひとつになっているとのこと。その時期にまた粋な女将さんにお目にかかりにお邪魔することにしましょう。
梅花亭:中央区新川2-1-4(旧霊岸島) TEL3551-4660-4039
日比谷線。東西線茅場町下車3分
深川不動尊仲見世店 TEL3641-3528
日本橋小伝馬町店 TEL3661-7604
定休日:日祝(深川店は無休 )営業時間:09:00~17:00
続きを読む: 御菓子匠 「梅花亭」(旧霊岸島)の亜墨利加饅頭
[ムーミン]
2011年9月 8日 08:30
この美術館は 銅版画家の浜口陽三の作品を収蔵展示する館として 1998年11月に開館しました。
浜口陽三は 1909年にヤマサ醤油株式会社の先々代の社長の三男として和歌山県に生まれ 美大を中退後パリに渡り 第二次世界大戦により帰国し、戦後の1948年頃から本格的に銅版画の制作を始めました。
1953年に再度渡仏し 1957年のサンパウロ・ビエンナーレ版画国際部門での最優秀賞受賞をはじめ多くの国際美術展で受賞を重ねました。
1981年にサンフランシスコに移り住み、1996年に帰国し 2000年に亡くなられました。
この美術館は 又 浜口陽三夫人である南桂子の銅版画作品も紹介しています。
この秋の企画展は書家の石川九楊と浜口陽三との二人展です。期間は前期( 9月1日~10月2日) 中期( 10月4日~10月30日) 後期( 11月1日~11月26日 )
書と銅版画はまったく異なる芸術ですが 和紙に刻み込むように書かれた石川九楊の表現と 銅版に刻み込むことから生み出される浜口陽三の造形は 二人の作家それぞれの卓越した厳しい探究によって 目でみながら触覚で感じるような肌合いをもっています。
美術館へのアクセスは 東京メトロ半蔵門線 (水天宮前) 3番出口そば
モダンなビルの一階と地下で 一階はちょっとしたカフェになつています。
[銀造]
2011年9月 8日 08:30
9月3日、日本橋三越で、「第30回中央区観光大使・ミス中央選考会」が行われました。
壇上に揃った美しいお嬢さん方、外国からの留学生、元キャビン・アテンダント、元宝塚の男役を勤めた方など多彩な顔ぶれでした。 (集合写真は肖像権尊重の為、解像度を落としました)
各出場者の自己アピールは、審査員の方々との鋭い質問攻めにも動じることなく立派でした。
そして、選考の間には、Uさんのミニコンサート。甘い歌声にうっとりしました。
そして、見事勝ち残った第30代中央区観光大使・ミス中央が発表されました。
横顔だけでごめんなさい。 詳しくは、彼女達のブログで、後日お楽しみ下さい。
29代観光大使・ミス中央の方々、お疲れ様でした。 本当に楽しい一日でした。
[ビッキー]
2011年9月 7日 08:30
「日本橋でオシャレな金魚アートが見られるんだって」
これを聞いたのは夏の初め。「どうせ混んでてじっくり見られないんでしょ」と、流行ものは時期を外して観にいくのが私流。しかし!うかうかしてる間に、今週末でこのイベントも終わりです!急がねば!
ということで、「アートアクアリウム展」が開催されている日本橋三井ホールにあわててお邪魔してきました。
日本橋三井ホールは、室町が誇る新名所「コレド室町」(6月放送のテレビ東京『アド街ック天国』のランキングでは3位!)の5Fに位置しています。1Fのエントランスを抜けるとふわっと香ってくる「にんべん」さんのおだしのにおいに後ろ髪を引かれつつ、エスカレーターへ。受付は4Fにあります。
入場すると、いきなりこの和モダンな水槽が。
金魚の美しさと、フラワーアレンジの競演が見事。
期待が高まります!
光を反射する美しい水槽に、様々な種類の金魚が展示されています。
まさに「アートな水族館」といった感じ。
出目金をこんなにオシャレなものだと感じたことが、いまだかつてあったでしょうか(笑)
大きな多面体の水槽が2つ。圧巻です。光の反射に反応して、優雅に背びれを動かす金魚たち。キレイ!
こちらは、靖国神社の「みたままつり」を想わせる、たくさんの提灯をバックに。
夜店と金魚という昔からのイメージを覆す斬新さです。巨大な金魚蜂「花魁」に泳ぐ鮮やかな金魚たち。かなりの存在感です。
「いったいどんな感じなの?」とよく調べないままにお邪魔しましたが、泳いでいる金魚の数(1000匹以上!)と、光のアートとの完璧な融合に圧倒されてしまいました!"アクアリスト"の第一人者、木村英智氏の世界観をどうぞご堪能ください。
なお、19:00以降はバー・ラウンジに姿を変え、より一層オトナの雰囲気が高まります。
まだまだ残暑の厳しい今週、日本橋の異空間で「江戸の涼」を楽しんでみてはいかがでしょうか。
アートアクアリウム展 http://h-i-d.co.jp/art/ *9月12日(月)で終了となります!お早めに
[柳 さつき]
2011年9月 7日 08:30
銀座ソニービルの地下にある【Maxim's de Paris マキシム・ド・パリ】
1966年から、パリ本店を再現した店内は重厚でエレガントな空間が広がります。
ウエイティングバーもあるラウンジの壁はロートレックの絵で彩られています。
さらに階下へ・・・アールヌーヴォーの螺旋階段の手すりは、パリ本店には今はもうない、貴重な『クジャク』です。
今回のイベントは、メインダイニングではなく宮殿の一部屋のような優しい色調と装飾の「ローズルーム」で行われました。
・・・アミューズは「ウニのムース」やとろけそうな「スモークサーモン」など・・・
テーマは、とある「ワインの販売会社」さんのワインのご紹介と【マキシム・ド・パリ】の特製料理のコラボレーションでした。
それぞれに厳選された赤白のワインやシャンパーニュが16~18種用意されていました。
「マキシム・ド・パリ」のグランドメニューにも載っている「アワビ」や「フォアグラ」、「オマール」などを使ったオードブルは一皿に盛られて、食べやすいサイズで提供されます。
そしてアミューズ、オードブル、ポワソン(お魚料理)と続いていくところでこれらのお料理にはどのワインが合います!という説明をアナウンスしてくださいます。
続けてヴィアンドゥ(お肉料理)・・・こちらも「ブッフブルギニヨン(牛肉の煮込み)」ですとか、豚肉ですとか・・・次々とお料理が運ばれてきました。
ワインの説明の中に「カレーライス」に合う・・・という一本があり、「カレー?マキシムでカレーなんて出してないよね~?。」と思っていましたら、
最後に辛さがおだやかでクリーミーでありながら、素材のうま味を凝縮したようなカレーライスが出されました。とーっても美味しくて、「マキシムって、カレーライスもおいしい~。」と、少々、驚きながも感動しました。
「うーん、お腹いっぱ~い!」というころに・・・・
デザートのスぺシャリテ『ナポレオン・パイ(マキシムでは「いちごのミルフイユ」とは言いません)』が食後のコーヒーとともに並べられました!!
そのほかにも「グランマニエ香るチョコレートケーキ」「べイクドチーズケーキ」「フルーツのムース」などなど・・・。
世界中のグルマンたちから、変わらずに指示され続けるグランメゾンのお料理は、やはり、本当に美味しいです。お魚料理やお肉料理に添えられているソースすら、ひと味奥が深いのです!
このようなイベントの今後の予定はないそうですが・・・・。
好評でしたら、また企画するかも知れません・・・・。ということでしたので、ソムリエさんやワイン会社の方々に「是非とも、次回のご企画を!」と、お願いしてまいりました!
そして、来る10/16(日)に、わたくしがちょっと感動を覚えました「カレーライス」をお試しいただける(カレーの種類は異なる場合がございます)チャンスが・・・!
詳しくは「マキシム・ド・パリ」さんのホームページをご覧くださいませ。
『Maxim's de Paris』さんHP
:
http://www.maxim-s.co.jp/index.html