[サム]
2011年9月21日 08:30
今日は「彼岸の入り」。
「暑さ寒さも彼岸まで」との諺(ことわざ)もあるように一年の中でも過ごしやすい気候を迎え、古来 "
自然の恵みに感謝し、先祖を敬い供養する"
彼岸会法要の行事が定着している。
この時季を象徴する花が「ヒガンバナ(彼岸花)」。
(その多くは3倍体の染色体をもち)花は咲くけれど実は結ばない。球根が分かれ栄養繁殖することから、秋の彼岸ともなると各地で一斉に花を咲かせると云われている。
花の季節と葉の季節が異なるのもユニーク。
里山にあっては、稲穂の黄・空の青・雲の白・草木の緑によく映え、都会のなかでも真っ赤な花は存在感がある。
ここ佃公園では、赤色の「ヒガンバナ(彼岸花)/マンジュシャゲ(曼珠沙華)」の他に、黄色の「ショウキズイセン(鐘馗水仙)」、薄桃色&白色の「シロバナマンジュシャゲ(白花曼珠沙華)」(2倍体のヒガンバナとショウキズイセンの交雑種と云われる)が開花中。
[坂の上のねこ]
2011年9月20日 08:30
残暑の厳しい週末でしたが、秋の文化祭シーズンということで、中央区唯一の私立女子中高一貫校「日本橋女学館」の学園祭、「女学館祭」に行ってきました。
2009年に新築されたきれいな校舎(左) 入り口に置かれた手作りの看板(右)
教頭の藤井由紀子先生にお話を伺いました(以下は藤井先生のお話をもとに、いただいた資料を参考にしてまとめたものです)。
Q: 日本橋女学館の歴史を教えて下さい
A: 明治38年(1905年)、当時の日本橋区教育会が設立した、日本橋女学校が母体です。設立に関わった有名老舗店はその後も理事会メンバーとして学校運営を支えています。
Q: 初期の学校はどんな様子だったのでしょうか
A: 地元の老舗商家のお嬢様が多く、人力車で通学したり、お昼時になると自宅からお使いの人がお弁当を届けにきたりしていたそうです。絹の着物を着た女学生たちの華やかな下校時の姿は、「午後三時、浅草橋に花が咲き」と当時の人気ラジオ番組で語られたこともありました。
Q: 現在の生徒数は何名ですか。やはり地元の生徒さんが多いのでしょうか。
A: 中高あわせて約400名です。設立当初は地元の生徒が多かったのですが、今は近隣の江戸川区、葛飾区からの通学者も増えています。
Q: 特色のあるカリキュラムはありますか
A: 高校には、難関大学進学コース、進学コース、芸術進学コース(演劇、美術・デザイン、音楽)の3つのコースがあります。難関大学進学コース、進学コースは授業時間以外にも、チューター制、ナイトスタディを通じて個々の勉強に取り組むことができますし、芸術進学コースでは早くから専門知識を学ぶと同時に、各分野で現役として活躍している専門家の指導を直接受けながら、芸術系大学・学部への進学に備えます。
Q: 課外活動はいかがですか
A:アジア大会銀メダルの今井遥さんが所属するフィギュアスケート部、全国大会で銀賞のバトン部、東京都コンクールで金賞を受賞した吹奏楽部など、文化系・運動系ともに活躍しています。
Q: 日本橋という土地柄を生かした取り組みはありますか
A: にほんばし学というキャリア教育を実施しています。参加企業・団体の協力を得ながら、中学生の間に、日本橋マップの作成や、職業人のインタビュー、企業の商品開発への参加、中央区長への提案を体験することにより、社会との接点を持ち、高校生になった時点でしっかりと自分の進路を考えられるようにします。
この他にも様々な教育プログラム・学生生活についてお話していただきましたが、残念ながら全てをご紹介しきれません。詳細は日本橋女学館のウェブサイトをご覧下さい。
*ウェブサイトに掲載されている、各教科の先生方による「今週の問題」というコーナーも楽しくておすすめですよ。
藤井先生には、女学館祭初日の朝というお忙しい時間にもかかわらず、様々なお話をお聞かせいただき、ありがとうございました。
その後、校内の展示を見学しました。
フォッサマグナについての発表(左) 生徒の絵画作品(右)
多目的ホールでは演劇が上演されていました。学校とは思えない立派な設備のホールを写真でお見せできないのが残念です。
中央区観光協会も展示に参加、ミニ中央区観光検定に挑戦してもらいました
同窓会「櫻悠会」のお部屋にもお邪魔したところ、同窓会会長の樋口さん、副会長の宮田さんのおふたりからお話を伺うことができました。おふたりの女学生時代はちょうど戦争中。防空壕に逃げ込みながら勉強に励んだ当時の貴重な様子をお聴きしました。
樋口さん(左)と宮田さん(右)
櫻悠会という名前は創立100周年を迎えた平成17年につけられたもので、「櫻」は隅田川の桜、「悠」は悠久の悠を表しているそうです。
毎年、同窓生の皆さんが集まる機会があるとのこと。卒業後何十年経っても帰れる母校があるのは本当に素晴らしいことですね。
櫻悠会の方々の作品もたくさん展示されていました(左)
創立90年(青)、100年周年(赤)記念誌(右)。かつての女学生さんたちの作文や短歌、当時の思い出を語る座談会など、卒業生ではない私にもとても興味深い内容で、家に帰ってから読みふけってしまいました。
日本橋女学館には母娘2代、3代に渡る卒業生もいるそうです。長い歴史を持つ中央区では学校も老舗なんですね。
10月には学校説明会や体験会などが予定されているそうです。日程はウェブサイトをご覧下さい。
カラー写真満載の学校案内
[ゆりかもめ]
2011年9月20日 08:30
晴海通りと清澄通りの交差点に勝どきビュータワーが聳えています。
その南側に区立月島第二児童公園が開設されました。
清澄通りの歩道に面した平和の広場に新しい平和モニュメントが設置されています、
勝どきビュータワー
中央区平和都市宣言(昭和63年3月15日)の趣旨を踏まえ平和への理解を深める為、新たな平和モニュメントを月島第二公園の「平和の広場」に設置しました。
中央区立小学校16校(全部)の児童が原画を描き福祉センターに通う障害のある方々が製作に協力したモザイク平板です。
それぞれが平和を願っての力作です。
1枚づつ写真に収めましたが、チャンスを見てアップしたいと思います。
新しくオープンしたこの児童公園はピカピカの遊具が幾つかありました。
休日だった為に 「イクメン」パパの付き添いがほとんどでした。
先日の区会議員の選挙の候補者のページを見ていた夫が「イクメンってな~に???・・・・」
と私に聞いた時・・・・・唖然とすると共に「ず~と知らなくても良い言葉よ・・・・」と答えました。
そして時代は変わり「化石人間になる悲しさ」を知りました。
私が一番、気になった遊具です。
「色の付いた玉が埋め込まれている小さな山を梯子で登れば向こうに何があるかしら?・・・・」
もし私が幼児期の頃ならきっとこのような事を考えて見たと思います。
このような遊び場を持つ中央区の子供達は幸せですね。
[滅紫]
2011年9月18日 08:30
ネット書店隆盛の昨今だが週に一度は書店をのぞく。今日は銀座教文館へ。お気に入りの書店の一つだ。
教文館は1885年創立のキリスト教関連書籍の版元であり書店でもある。今のビルは1933年アントニン・レイモンド設計になるクラシックな感じのする銀座でも雰囲気のある建物だ。
まずは1Fの雑誌売場で旅行予定の温泉ガイドを見つけた後、2Fの和書売場へ。平積みの新刊の隣は「今こそ向田邦子」フェア開催中。(没後30年なのですねー)旬の時事問題テーマのコーナーもあり、書店は「凝縮した現在(いま)」を見せてくれる空間だとあらためて感じる。ネット書店にはないもののひとつだ。本屋さんの棚を見て回るのは楽しみなので気が付かないうちに時間が経過している。足も眼も疲れちょっと一服つきたくなる。そんな一休みにこのカフェは最適。銀座通りを見下ろす窓際のカウンター席へ。ブレンド(480円)とケーキはキャラルポワール(240円)を。コーヒーの香りに包まれながら(ここのコーヒーは注文を聞いてから挽いてくれるのです)買った本を読むでもなくパラパラめくる、銀座通りを横切る人や車を見るとも無く見るーというのは至福の寛ぎのひとときだ。
ロケーションの良さから考えると満席に出会ったことがないのは不思議な程。コーヒーは美味しいし値段は場所柄からするととても良心的だし店員さんが落ち着いていて雰囲気がいい。「穴場」です。
買った本を読むだけではなくちょっとした打ち合わせや待ち合わせにオススメです。(あまり混んで欲しくないので有名になりすぎないで欲しいという複雑なきもち)
CAFEきょうぶんかん:
中央区銀座4-5-1 11:00~19:00、日13:00~19:00 教文館ビル4F
[下町トム]
2011年9月17日 08:30
隅田川とセーヌ川、友好河川を提携しているこの二つの川の素顔を通じて、それぞれの町の魅力を訪ねるシリーズの第1回です。もちろん、結果として中央区の素晴らしさを実感することになるでしょう。ぼくなりの視点でご紹介していきます。
まずは〝橋〟です。〝川〟といえば〝橋〟というわけですが、やっぱり個性のある橋は絵になりますし、親しみも増します。
中央区では「おはこ十八景」の中に「隅田川八橋」を選んでいます。
区内の橋はいずれも個性的で親しみ深いのですが、中でもデザインがクールなのが〔清洲橋〕です。隅田川の曲がり具合もあって、良い撮影スポットです。
もちろん、他の橋もみんなとてもかっこいい。多分人それぞれに好きな橋があるんじゃないでしょうか。
パリでは〔ポン・ヌフ〕が有名です。
「新しい橋」という意味ですが、架橋されたのは最も古いのだそうです。観光客が必ずと言って記念写真を撮っています。
もう一つご紹介するのは、最も豪華な橋としてセーヌ川に花を飾るのは〔アレクサンドル3世橋〕です。
観光名所〔グラン・パレ〕の目の前にあって、見事な彫刻に目をひかれます。
隅田川の最も下流の橋として有名な〔勝鬨橋〕もユニークな橋ですね。
今はもう開閉しませんが、その歴史と合わせて、思いを馳せることのできる名橋です。
中央区はまさしく〝水の都〟として古来より水運と人の行き来が賑やかさを演出してきました。今はなき〔数寄屋橋〕が『君の名は』の舞台となったように、多くのドラマを生み出してきたのは数々の名橋たちです。
橋は人の行き交うところ。何かが出会うところ。文化が交流するところ。・・・・・様々な場面で想い出に残ります。
ふとしたひとときに、橋の欄干にたたずんで、町の風景を眺めてみるのもいいのではないでしょうか。
続きを読む: 中央区の魅力 ~ 『隅田川とセーヌ川』 ・・・・・ その1≪橋≫
[銀造]
2011年9月16日 09:30
今日は金曜日。 銀座キャピタルホテル新館のレストラン アイリス へ出かけました。 何と、表の看板には、「本日 ランチ・ビュッフェ バイキングの日 千円」 とあります。 Wow! Wonderful! 早速、 レストラン・アイリス に入りました。 13時を過ぎていたのですが、毎週金曜日が、ランチビュッフェバイキングの日、壱千円 というのをご存知の方々で混んでいます。
お皿に盛り付けたメニューは、左の皿には、バゲット、秋野菜茄子のカレー、串カツ、秋刀魚ひつまぶし風のご飯、豚肉しょうが焼き。 右のお皿は、テリーヌ、秋鮭のエスカベッシュ、いかシューマイ、肉団子。真ん中のお皿には、やり烏賊のトマトソース・パスタ。 この他にも、白飯、味噌汁などがあります。 季節を感じさせるメニューが嬉しいです。
本日のデザート。 左にはフルーツ、右のお皿には、パイナップル、カシスを使ったケーキ、抹茶ケーキなど。和菓子は求肥の中に、ずんだ餡。 これで、1千円(税込み)は、お得というしか表現がありません。 美味しいからといって、食べ過ぎた銀造。散歩の距離を延ばさねば・・・
夕方には、良心的なお値段で、飲み放題 などのメニューがあります。
宴会などは、ぐっと大衆料金で、特に土日祝日は銀造のお勧めです。
詳細は、銀座キャピタルホテルのHPでご確認下さい。http://www.ginza-capital.co.jp/