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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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お正月は日本橋で「七福神めぐり」

[杏葉牡丹] 2012年12月31日 09:00

恒例になりました「日本橋七福神めぐり」。
2013年で、なんと28回目になります。

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今までは、べったら市や安産祈願、中央区の町歩きツアー等で、それぞれにお参りしたことはあるものの、七福神を一遍にというのはなかったので、今回はぜひ参加したいと思っています。


人形町のお正月の賑わいを味わいつつ、ご利益にあずかれれば一挙両得!
いえいえ、そればかりではなく、約1時間30分歩くとのことなので、ダイエットにも(少しは)効果があるかも?


1月4日、午前10時30分より、三越日本橋本店本館1階(室町口)で参加を受付るとのことなので、皆さんもご参加されてはいかがでしょうか。


ちなみに、「七福神」なのに八社をめぐるのは、寳田恵比壽神社と椙森神社が両方とも恵比寿神だから。
そんな各神社の縁起や由来を見ながらまわれば、より楽しいことと思います。


なお受付は午後2時まで。
雨天の場合は中止になります。

 

 

 

日本橋人形町 紗紅羅(さくら)で 江戸時代にタイムスリップ

[kimitaku] 2012年12月30日 09:00

   地下鉄日比谷線「人形町」駅を小伝馬町方面で降り、交差点を神田方面へ進み、二つ目の交差点を左折。

 ほどなく行くと、右側に日本橋小学校、日本橋図書館があります。

 ここは、明治時代は、西郷隆盛邸、江戸時代は、周辺に、幕府の銀座が置かれていました。

 

小学校を背にして、左手ビルの一階に、呉服屋「紗紅羅」があります。


sakurajyosei.jpg 瀟洒なお店は、ご夫婦で営まれ、お二人とも粋に和服をお召でした。


 ここ人形町で開業されて、数十年になるとのこと。雰囲気もそのまま、江戸時代にタイムスリップです。

 お店には、たくさんの反物がきれいに陳列されていて、思わず手に取りたくなります。

・・・ご主人に、着物のことを詳しくお聞きしました。


kiji.jpgお仕立てとは

まずお客様の体の寸法を測る採寸をします。 鯨尺と言う物差しで測ります。

寸法には 男並み 女並みの寸法があります。 3分増し、5部足しで寸法を測ります。

昔は多くの方が、日常着として使われ、動きやすいように短め。今は、長めが主流とのこと。

お客様の好みもありますが、それぞれの着こなしで大きく着物は変わります。


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おはしょりの取り方でも、長さが異なるそうです。

褄下でも、着崩れをした時でも、衿先が出て入れば、引っ張れば、直しやすいとか。

着物をお召になるには、約束事がいくつかあるそうです。それを守れば美しく心地よく着こなせるとのこと。


:::また 着物のすばらしいところは、着物の糸をすべて解すと、すっかり元の反物に戻るとのこと。

今のエコの神髄とも言えるものだそうです。:::

 

<注> 反物::着物一人分を仕立てる生地のこと、その単位。  鯨尺::反物を測る単位、一尺が曲尺の一寸5分(約38cm)、もとは鯨のひげで作った物差し。  褄下::衿下の部分

 

詳しくは   「紗紅羅」の ホームページ (お仕立てまでの基礎知識)をご覧ください。

本当に親切に説明がされています。  初心者、研究者必見。

 

sakurasyujinn.jpg ご主人に着物事情を伺うと、今は、着物の製作者も少なくなったとのこと。

 今は着物の製作では食べてゆけず、 最近赴いた京都では、タクシー運転手をされている方もいらっしゃったとのこと。

 その方は、西陣の腕利きの伝統工芸士だったそうです。

 綴織の職人とか古くからの伝統継承者は、ほとんどいなくなったとのこと、嘆かわしいと、ご主人はおっしゃっていました。

 指の爪にそれぞれ切れ目を入れ、それに糸を通し、織りなす伝統工芸も。奈良時代からの伝統も今は火の灯のように消えて行っているそうです。

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呉服店 「紗紅羅」 では、

「着物きつけ教室」を開催しているとのこと。 
また 「きもの学入門講座」も開催中とのことです。


 着物について知りたい方は、ぜひお越しくださいとのことです。


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 お着物は、他店とは一味違う特選商品をご用意しているそうです。


 ご主人は、いつでも、お気軽にご来店くださいと、また、この素晴らしい着物文化をすこしでも多くのお客様にお伝えしたいともおっしゃっていました。


特撰呉服処 日本橋人形町 紗紅羅(さくら)

〒103-0013 東京都中央区日本橋人形町1-5-1

フリーダイヤル:0120-33-5298  FAX:03-3667-5298

営業時間: 月~金曜日 AM10:00~PM7:00、土曜日 AM10:00~PM6:00

ただしご一報頂ければ休日もお待ちしております。


 

 

大石内蔵助 中央区からいざ討入りへ

[与太朗] 2012年12月29日 09:00


 「冬は義士、夏はお化けで飯を喰い」 12月は講釈師の書入れ時といわれますが、赤穂義士が本所吉良邸に討入り、吉良上野介の首を上げたのは元禄15年12月15日の夜明け前(西暦1703年1月31日)、今から310年前になります。


 中央区内の義士討入り関係の史跡としては、浅野家上屋敷跡(明石町)、浅野大学長広邸(銀座4)、間新六墓(築地本願寺)、堀部安兵衛武庸之碑(八丁堀1)などのほか、史跡とは言えませんが、本所から泉岳寺までの義士引揚げルートのうち、永代橋~霊岸島~稲荷橋~浅野旧邸の前を通り、木挽町~汐留橋までが中央区内になります。また堀部弥兵衛・安兵衛の刃傷事件後の屋敷(東日本橋2)や石町三丁目、南八丁堀などに三か所の義士の潜伏先が区内にあったといわれています。


 大石内蔵助・主税が討入りまで潜伏したのは、石町三丁目南側の小山屋弥兵衛裏店でした。小山屋は訴訟のために江戸に訪れる者が利用するいわゆる公事宿で、かなり繁昌しており、そういう所がかえって人目に立たないということでしょう。大石主税が討入り前の9月に江戸入り、公事訴訟に来た垣見左内と名乗って小山屋に泊り、内蔵助は11月に伯父垣見五郎兵衛として合流します。ほかに小野寺十内ら数人の浪士もここに集まり、小山屋は討入り準備の中枢となります。


 なお、石町三丁目といえば「時の鐘」やオランダ・カピタン江戸参府の際の定宿「長崎屋」が有名ですが、小山屋も一部オランダ人の宿舎として使われたそうです。「ここがあのオーイシが住んだ所か」などと話す彼らを想像するのも楽しいですね。


 ところで石町三丁目の小山屋はどこにあったのでしょうか。物の本によれば「現在の日本橋本町4-1にあった」、「長崎屋(日本橋室町4-4)と軒を連ねる場所にあった」、「小山屋の真向かいに石町の鐘があった」、「(天ぷらの)てん茂の場所(日本橋本町4-1-3)にあった」・・・などと書かれています。これらはすべて石町通り(現在の江戸通り)の北側になります。(石町三丁目はいわゆる両側町で通りをはさんだ南北両側で成っています。現在の地番では北側は日本橋室町4-4と日本橋本町4-1、南側は日本橋室町3-4と日本橋本町3-3になります。) ところが四十七士の一人、寺坂吉右衛門の覚書「寺坂私記」には「石町三丁目南かは小山屋弥兵衛裏店」とあるので、南側にあったとするのが自然ではないかと素人なりに考えるのですが。詳しい方のご教示をいただければ幸いです。


 小山屋から本所吉良邸に向かった大石らはついに本懐を遂げます。この年の暮はとりわけ寒気が厳しかったそうです。寒がりと伝わる大石ですが、さぞかし満ち足りた心境で新しい年を迎えたことでしょうね。


【写真】 江戸通り、室町三丁目交差点より東方を望む。

      左側(北側)に長崎屋跡の説明板があります。

 

 

 

横山町・馬喰町問屋街

[みど] 2012年12月28日 09:00

今さら説明は不要かと思いますが、日本橋横山町・馬喰町は日本
最大の現金問屋街です。江戸通り、清洲橋通り、靖国通りに囲ま
れた三角地帯はいつも買い物客で賑わっているスポットです。
とりわけ衣料・繊維品・服飾品なら"ないものはない"とまで言わ
れているそうです。

歴史の文献によると、1792年には19軒の問屋があったとの記録
があり、その後、1827年には62軒となり、問屋街として発展し
ていったようです。
横山町は江戸時代から問屋街でしたが、馬喰町は当時は旅宿の町
であり、馬喰町に宿泊して横山町の問屋街でじっくり品物を選ぶ
というスタイルだったようです。

問屋街なので、たまに「素人さんお断り」「小売しません」と
書いた張り紙を入り口に見ますが、大方の店では個人にも販売して
くれます。値段は驚くくらい安く、たとえば、
・ネクタイ3本 1050円
・靴下4足 525円
・革ベルト 300円
・セーター 680円
・店内全品 400円

決して安いだけでなく、モノも良く庶民には嬉しいばかりの
問屋街です。ぜひ、衣料・繊維品・服飾品をお求めの際には
立ち寄りたいスポットだと思います。

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正月の松飾リ、しめ飾り 夜の人形町通り

[ムーミン] 2012年12月27日 13:00

 夜 8時近く 散歩がてらに 人形町通りを ぶらぶら歩いていると ほとんどの正月飾りの屋台がお店を閉じているのに 今半の前のお店は 木枯らしが吹く中 がんばって お店を開けていた。
お店のおじさんと 少し立ち話をした。 
 
 このお店は 40年前から この場所を 年末の12月25日から30日まで借りていて おじさんは二代目で この期間以外いは違うお仕事をしてるそうです。今年の商いは 今のところ ボチボチとのこと。 お客さんは 会社と家庭 両方とのことです。
 
 人形町通りに 正月飾りをだしているお店のほとんどが 関東から来ていて 東京23区からが多いそうです。 来年の福と おじさんのお店の繁盛を願って その場を立ち去った。
 

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聖路加健康ナビスポット・るかなび ランチタイムミニ講座12、1月

[銀造] 2012年12月27日 08:30

 2012年12月20日(木)は、12:00から聖路加看護大学 聖歌隊と手話部の皆さんによる、「クリスマス・ソング」が披露されました。 手馴れた手話で気持ちを表現する彼女達、澄んだ声で合唱する姿に感動しました。 (肖像権保護のため、解像度は落としてあります) 

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その後のミニ講座は、先月に引き続いて、健康講座「健康はお口から」と題して、滝本真弓(歯科衛生士)さんによる、大変有益な歯科衛生の講義がありました。 歯は、80歳まで20本あれば、健康に生活できるので大切にしましょう、舌も柔らかいブラシで掃除をしましょうとか、歯周病の注意など教えていただけました。 

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 1月のイベントは、1月17日(木)12:30から、健康講座「足の体操」、12;50からは、寄席が開演。演目は「愛宕山」で、三朝亭 半左さんによるお噺です。 楽しみですね。  健康は笑いhappy01からなどと申します。 足で歩いてrun、笑えば、健康間違いなし! 是非、お出かけ下さい。 最寄り駅は、地下鉄日比谷線築地駅、有楽町線 新富町です。 詳細は、こちらをご覧下さい。http://rcdnp.slcn.ac.jp/lukanavi/

 

 
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