[隅田の花火]
2015年2月19日 14:00
築地のとなりにある中央区明石町。
この明石町には聖路加国際病院がありますが、二月に入り家族がなんとこの病院に入院することに。今回は、良い機会というのもなんですが、患者側の立場として病院の中を廻ってみました。
写真の左側の十字架の尖塔がある建物が旧館、右側奥のタワービルが聖路加タワー、そしてこの2つの建物の間にある建物が本館となっており、この3つの建物は2階レベルでそれぞれ渡り廊下のような通路でつながっています。入院患者は真ん中の本館で過ごします。
本館と聖路加タワーは90年代に建てられた比較的新しい建物ですが、旧館は1933年に建てられた建物がベースで、歴史ある建物となっています。
また、夜になると十字架のある尖塔が輝く、ここ明石町のシンボルと言ってよい建物です。
明石町界隈に来ると、なんとなく前向きな気持ちにさせてくれるような、不思議な感じがするのですが、そういう雰囲気にさせてくれるのはこの建物のおかげだと勝手に思っています。
この旧館には1936年にできた古い礼拝堂(チャペル)があるのですが、今まではなかなか入る機会もなく、旧館の北側からチャペルの建物を仰ぎ見るだけでした。
しかし今回は、手術前、手術の日、そして手術後のリハビリ歩行の付き添いを兼ねて何度か訪問させていただく機会に恵まれました。
本館から旧館へは2階の渡り廊下を使いました。廊下を進むと、トイスラー記念館が眼下に見える画廊が現れ、さらに進むと旧館の中心部である2階のスペースに出ます。
すぐ右がチャペルなのですが、入り口はガラス張りになっており、チャペルの外から中を見ることができます。そのせいか、入りやすいチャペルだなと思いました。
昔この旧館が病棟だった頃は、患者が上の各階からこのチャペルの中を見ることができる、お祈りすることができる、病院とチャペルが一体となったような造りだったそうです。
チャペルの中は神聖な空間ということで写真の撮影はできませんが、チャペル外観からは想像ができない、高い天井にまず驚きました。
椅子に座ると思わず、ずっと天井を眺めてしまいます。
壁は石を積み上げたような形で天井まで続いており、落ちてこないのかと不思議です。
ステンドグラスの背の高い窓からは、やさしい光が差し込みます。
荘厳な雰囲気の中にパイプオルガンの音が絶えず流れる、落ち着く空間・癒しの空間です。
チャペルを出ると、反対側にはチャペルの休憩スペースがあります。
この場所も昔からの建物なので、床がミシミシ系。椅子に座ってしまうと、いい心地で眠くなってしまいます。
このチャペルは病院で働かれている方、学ばれている方や患者のためだけでなく、外の方にも開かれているチャペルで、定期的にパイプオルガンのコンサートなども開催されています。
私も今回、毎月第一水曜日夕方に開催されているコンサートに訪問させていただきましたが、いい雰囲気に浸れて良い時間を過ごすことができました。その日は手術の日で終わった後だったので安心感のせいか、よりそう感じられたのかもしれません。
今度は患者側の立場としてではなく、また来てもイイかな、と思いました。
[まぴ★]
2015年2月19日 09:00
人間ドックに行った時に銀座特集のhanakoが置いてあって、
それに載っていたお店です。
この日は夜からワインの試飲会があったので、
少しゆっくりめにランチを取りたかったのですが、
17時までランチやってるのが嬉しいです(*^^*)
場所は現在工事中の松坂屋の前、UKビルの地下1階です。
地下ですが、入りにくい感じは全くなく女性のお一人様も多かったです。
入り口はこんな感じで、階段を下りていきます。
そしてこの日はお隣に欧米系の年配のカップルもいました。
英語のメニューもあるようです。
ランチはとってもリーズナブル。
限定10食のセストセット(1000円)がドリアで、
お米が食べたかったのでそれにしてみました。
石窯ピッツァやパスタのランチがたくさんあり、
数人で行くならシェアして色んな種類食べるのも楽しそう♪
銀座セストのホームページ
[下町トム]
2015年2月17日 14:00
今月は「東京マラソン」が開催されることもあり、都内のあちこちで練習に打ち込むランナーをよく見かけます。このイベントもすっかり定着しましたね。中央区内も銀座、日本橋、築地などが走行コースに含まれているため、多くの応援者や見物客がやってきます。その際に中央区の観光やショッピングもあわせて楽しんでもらえたらいいなと願っています。
ランニングブームは相変わらず衰えることなく盛んです。ぼく自身もたまに走っていますが、走り終えた後の爽快感が忘れられずだんだんはまっていく方も多いのではないでしょうか。毎年秋には「中央区民マラソン大会」も開催されますので、これまで躊躇されていた方もこの機会に少しずつランニングを始められてはいかがでしょうか。今はまだ寒いですが、走っているうちに体が温まってきますので、ちょうどよくなってきます。実は冬場こそランニングのベストシーズンなんですね。
走る方はそれぞれに好みのランニングコースを持っていらっしゃると思います。中央区は最も都市化した地域ですので、郊外のように丘陵や広大な公園はありません。どちらかというと市街地の路地を縫うように走るのが愉しいかもしれません。
そんななかで、ぼくのお気に入りは隅田川のリバーサイドです。区内では、永代橋から勝鬨橋にかけて川辺の散歩道が整備されていますので、散歩やジョギングに最適なコースだと思います。水辺の景色を眺めながらゆったりと走るのは気持ちいいものです。
ぼくとしては早朝のランニングをお勧めします。まだ町が動き出す前のひとときの静けさのなかをリラックスしながら走ることができます。寒い季節は空気も澄んでいるので空もクリアに眺められます。佃あたりの空が明るみを増していく時間帯に、高層マンションと川の佇まいが同居する風景もまた心なごみます。
是非リバーサイドでお会いしましょう!
[佐平次]
2015年2月17日 09:00
毎月一回、銀座「芦野サロン」では茶論(さろん)・土(ど)・かぶきという歌舞伎ファンのためのセミナーが開催されています。
内容は講師に金森 和子氏を迎え、歌舞伎をより深く楽しむために翌月の歌舞伎座上演の演目を中心に演目の歴史や作者、各幕における見所や役者と役柄の関係、大道具や小道具の場面での意味などをレクチャーして頂き、より歌舞伎を理解しその魅力に浸って貰おうというものです。
今回は3月の大歌舞伎「菅原伝授手習鑑」についてレジュメが配られビデオも使っての詳しい解説がなされました。
ときどき歌舞伎役者もお見えになるとか...。
主催者の芦野孝男氏と講師の金森和子氏
途中の休憩時間には演目の「菅原伝授手習鑑」にちなみ梅の和菓子と抹茶が配られました。
セミナー講師の「金森 和子」氏は松竹演劇部発行『季刊歌舞伎』の編集を経て1976年からフリーとなり、歌舞伎を中心にその普及のための執筆、編集、翻刻に携わり、1978年からは歌舞伎座をはじめ大阪、京都、名古屋での歌舞伎公演プログラムにあらすじを四半世紀にわたり執筆してきました。著書には『歌舞伎ファッション』『すぐわかる歌舞伎の見どころ』『歌舞伎図鑑』『歌舞伎を支える技術者名鑑』『義経千本桜』など多数あります。
このセミナーに参加されている歌舞伎ファンのために「金森和子と行くこんぴら歌舞伎観劇ツァー」 4/13(月)第二部、/14(火)第一部の両方観劇のチケットと1泊の宿がついて47000円(25人限定)という企画もあります。(現地集合・解散)
チケットだけでも(14000円×2)ですので入手困難な「こんぴら歌舞伎」が二部共観劇ができて「金森 和子」氏と御一緒できてお話が聞けるというのはお得かと思います。
そんな遠くには行けないという方にも「歌舞伎でも見よう会」という集まりがあり3月公演は3/15(月)昼の部となっています。
また次回の「茶論(さろん)・土(ど)・かぶき」は4/18(土)です。
会費 ¥3,500 (お茶・お菓子付き)
定員 限定35名(要予約) 主催 舞藝舎
この主催者である「舞藝舎」とは伝統芸能舞台制作関係の仕事を基盤に、伝統芸能(邦楽邦舞、歌舞伎、民俗芸能など)の普及を目的とする団体で伝統芸能や古典芸能のプロデュース及び伝統芸能関係のマネージメント業務、各地の公文協・学校・地芝居での歌舞伎を中心に義太夫や鳴物などのワークショップなど幅の広い事業を行っています。
因みに代表で全日本郷土芸能協会専門委員の「芦野孝男氏」はかつて日本を代表する男性シャンソン歌手「芦野 宏」氏の甥御さんだそうです。
お問合せは舞藝舎まで TEL&FAX 03-3260-5780 E-MAIL:ashino@bugei21.com
芦野 孝男 090-1766-1114
会場の「ニュー東京ビルディング」はエントランスホールに何故か郵便ポストが立っています。
銀座「芦野サロン」 中央区銀座5-11-13 ニュー東京ビル8F 芦野温泉株式会社内
銀座線・日比谷線 「銀座駅」 A3出口から徒歩3分
日比谷線・都営浅草線「東銀座駅」A1出口から徒歩3分
[滅紫]
2015年2月15日 09:00
「室町砂場」さんは創業明治2年のそば通にはよく知られている老舗ですが、今回ご紹介するのは甘味の「そばぜんざい」です。「そのうち一度」と思っていながらなかなかチャンスがありませんでした。
お邪魔したのはお昼のピークを過ぎた頃、「そちらの席の方が暖かいですよ」と気持ちのよいご案内です。友人は「もり」二枚、私は季節ものの「あられそば」(時価)。「時価」に少々ビビりますが「お鮨屋さんではないので大丈夫かな」とちょっと太っ腹。ぺろりと平らげた後、いよいよ「そばぜんざい」です。「そばがお汁粉の中に入っている」と想像していただけにちょっと吃驚!アツアツのさらし餡とそばを一口いただくと見た目と異なり意外な相性の良さ。「そうか、そば饅頭もあることだし、おそばと餡子の取り合わせはとりわけ珍しいわけでもない」と二人で納得。こちらもあっという間に完食。ちょっとくせになりそうな予感。
「蕎麦屋で甘味?」とご不審の向きも一度お試しあれ!「あられそば」の「時価」が気になる方は今のうちです。
こちらも有名なマッチの2月はこちら。
12か月めでたく貯まったらあらためてご紹介いたします。
室町砂場 日本橋室町4-1-13 TEL 03-3241-4038
11:30~21:00(土曜16時)日祝休み
[ジミニー☆クリケット]
2015年2月14日 14:00
日本橋室町一丁目、中央通りに面して日本橋三越新館の向かい側にある奈良まほろば館で、「万葉集と漢字」と題する講座が開かれましたので、参加しました
講師は、奈良女子大学文学部准教授の尾山慎氏です
時間は、約1時間半でしたが、先生のお話は大変おもしろく、ひらがなもカタカナも無かった時代に、「漢字」という外国の文字だけを使って、いかに「やまとことばのうた」を表わしたかという先人の工夫と知恵について、感動を覚える講義でした本当に、私たちのご先祖様は偉かった
この講座は第1回で、今後、奈良と関わりのある「仏教伝来」、「志賀直哉」、「源義経」等をテーマとしながら、第2回、第3回・・・と続いていきます
知的な刺激を受けるには、格好の講座だと思いますので、関心のある方は是非申し込んでみてください
はがきやFAX、あるいは奈良まほろば館のホームページから申し込む方法で、先着順で誰でも参加できますよ
当日、1階の展示コーナーでは、天平時代の衣装が展示されていました
また、下の写真は、当館の人気商品、「柿日和」(左)と、「干し柿ゼリー」です。「柿日和」は、甘柿の富有柿をスライスした乾燥果実で、噛めば噛むほど甘みが出ます「干し柿ゼリー」も、柿本来の味が凝縮されていて、どちらもヘルシーです奈良は、柿の名産地ですよね
「奈良に柿」で、すぐ思い浮かびました。 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 (子規)
子規は、大の柿好きだったそうですこんな句も詠んでいます
「(前書き)我死にし後は」 柿喰ヒの俳句好みしと伝ふべし (子規)
奈良まほろば館のHPはこちら ⇒ http://www.mahoroba-kan.jp/index.html
柿落ちて犬吠ゆる奈良の横町かな (子規)