中央区観光協会オフィシャルブログ

中央区観光協会特派員ブログ

中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

執筆者一覧

>>このブログについて

最近のブログ記事

季節限定のささらがた★両口屋是清

[まぴ★] 2016年7月27日 16:00

「銀座三越」に入っている「両口屋是清」のささらがたは、

寒天の中に練り羊羹の入った季節限定の錦玉羹の商品。
透明な部分は寒天なのですが、食感がしっかりしているので、
爽やかな羊羹を食べているような感覚です。
見た目の綺麗さは立体的な水彩画を見ているよう。

 

RIMG2747.JPG

 

色んな細工が施されていて、中に入ってみたくなります。
「錦玉羹 レモン」216円は、細かいレモンの皮が入っていて、
酸味とほどよい皮の苦味がとても爽やかで夏らしく、涼やかな気分にさせてくれます。
「錦玉羹 白桃」216円は、果肉のような食感の羊羹入り。
まさに桃をたべているような満足感です。
爽やかですが、桃の甘さが渋いお茶と合いそう。

 
縞々のデザインが可愛らしい「錦玉羹 すいか」は、
赤い練り羊羹の中に種に見立てた小豆が散りばめられています。
見た目もすいかですが、味もまさにすいか!
それぞれの果物を基調にしたパステルカラーと
イラストのパッケージがとても可愛いので、
プレゼントにもおすすめです。

 

RIMG2737.JPG

 
箱を開けると、透明の袋に入った
カラフルなささらがたが現れるのも、期待を裏切りません!

見た目も味も久しぶりの大ヒットスイーツでした!


両口屋是清のホームページ

 

 

〔予告〕恒例、夏の銀座金澤翔子美術館 開館!

[ジミニー☆クリケット] 2016年7月27日 14:00

今年も8月1カ月間金澤翔子美術館が銀座2丁目に開館します

kanasyo01.JPG

これは、銀座2-16-12 銀座大塚ビル 地下1階にあるメグミオギタギャラリーが、毎年1カ月間書道家金澤翔子さんの作品を展示するものです

kanasyo03.jpg

期間は、8月2日)から8月31日)までです

日曜月曜祝日は、休館日です

開館時間は、11時から19時まで

入館料は、一般 : 500円、小学生 : 300円、小学生未満が無料となっています

下の写真は、ギャラリーから提供いただいた昨年の展示風景です

kanasyo00.jpg

今年のトピックスは、建仁寺に奉納された「風神 雷神」、NHK大河ドラマの題字「平清盛」の秘蔵の別バージョンが特別展示されることと、会期中、金澤翔子さん来館される予定だということです

来館日が決定次第、下記HP日程が掲載されるそうですよ

夏休みのひととき、金澤さんの力強く凛々しい作品を鑑賞してはいかがでしょう

kanasyo02.JPG

銀座金澤翔子美術館のHPはこちら ⇒

http://www.shokokanazawa.net/

 

 

晴海埠頭の日本丸海王丸

[kimitaku] 2016年7月27日 12:00

7月の暑い日の朝 豊海埠頭を散歩。

対岸の晴海埠頭を眺めると大きな帆船が

レインボウブリッジを背景に停泊していました。

280713.JPG 

埠頭の展望台と比較すると船の大きさが実感できます。

晴海ふ頭に向かい 船体に近づくと。舳先に金色のエンブレムが。

燦然と朝日に輝いていました。

020701.JPG

海王丸二世(上の中央の写真)は晴海埠頭の新豊海橋寄りに停泊 近くで見られないのが残念です。

日本丸 海王丸はときおり 晴海埠頭に停泊しています。二艘とも停泊は珍しいです。 

 

〇日本丸(にっぽんまる:)二世は 昭和59年就航           

2570トン 全長110.09m 全幅13.80m マスト高43.5m

〇海王丸(かいおうまる)二世は平成元年就航 

2556トン 全長110.09m 全幅13.80m マスト高43.5mです。(ウイキペディア) 

280711.JPG

280712.JPG

 

 

「女将はフクロウ」  WISE OWL HOSTELS TOKYO 7月22日 OPEN

[滅紫] 2016年7月27日 09:00

100_2056.JPG 100_2057.JPG

「東京の夜を遊びつくす」をコンセプトにしたWISE OWL HOSTELS が八丁堀にオープンしました。二階から五階までが宿泊スペースで個室とドミートリーになっていて、曜日や季節によって料金は異なりますがパンフレットに記載されている料金表では4名用個室15000円~、2名用8000円~、女性用8名ドミートリーは一人3,800円~、シャワー、トイレは共同。八丁堀駅のすぐそばという便利なロケーションで外国人観光客を主に対象としているとのこと。一階には居酒屋とカフェがあり地下にはバーも。こちらは宿泊客でなくても使用できます。そして何よりの名物になりそうなのは女将で何とホステルの名前の通り、フクロウです。名前は「安田 八」勤務は19時ごろまで。今日は特別に時間外撮影をさせていただきました。

 

WISE OWL HOSTELS TOKYO 中央区八丁堀 3-22-9

TEL 5541-2960 HP http://www.wiseowlhostels.com/

 

 

「スペインクラブ 銀座」 mucho simpática

[銀造] 2016年7月26日 18:00

「スペインクラブ銀座」へは、初めて来ました。

銀座7丁目10-5にあり、銀座ライオン7丁目店とニコラスGハイエックセンターの裏手にあります。

今日は、「朋あり 遠方より来る また楽しからずや」の最高の気分です。

お店の前の絨毯と、店構え。 はるばる、スペインにやって来た気分になりました。

1469104099866 (360x203).jpg

 

1階は、ワインとグルメのスペイン物産館で、「ボデガ スペインクラブ銀座」という名前です。こちらでは、ワインセラーのように、スペイン産ワインなどを陳列販売しています。 Bodega というのは、wine cellar という意味なのですね。

 

1階の奥は、バールになっていて、「バル スペインクラブ銀座」という名前です。こちらは、一人でカウンターに座るも良し、仲間が多いときには、立って歓談するのも良いと思います。

1469104109979 (360x203).jpg

 

2階に上がると、上品で静かなレストランとなっています。 

1469104040373 (360x203).jpg

 

愛想の良いアミーゴとスペイン本土からやって来たB嬢が、(ポルトガル語も話しながら、)

にこやかに、しかも立ち入りすぎないように、気を使ってくれて、同行の友人もにこやかに。

そして先ずはスペイン産ビール(セルベッサといいます)。

1469104018881 (360x203).jpg

 

私の大好きな少しドライな白ワイン。 ここでは、お料理ができるまで、オリーブを先付けとして出してくれます。

乾杯の言葉の数々を、Salute ! A votre sante! Saude ! そして、イタリーでは、ワイングラスの先を触れさせて、その音の通り、「チン・チン」というのも話題になりました。

 

間もなく、最初に注文した、丁寧に飾られたピンチョスが出来上がり。

スペイン産イベリコ豚のハムやヤギのチーズなど、大変洗練されたお味でした。

1469103967814 (360x203).jpg

appetizerを食べ終わるまで、次の温かい料理を持ってこないのかな。 静かな、凄い配慮だと思いました。

 私の場合、最近は、そんなに食べられなくなりましたが、美味しい物を少しで良いから、ゆっくりとお食事を楽しみたいと思うようになりました。

お馴染み、スペインオムレツとパエリャは、文句なし。 オリーブオイルも控えめで、、胃がもたれたり、胸焼けすることもありません。 素敵で本格的なスペイン料理は、「スペインクラブ銀座」で、ご堪能下さい。

友とは、「また来よう!」と笑顔で再会を約束できました。

 

ちなみに、「朋あり 遠方より来る また楽しからずや」という言葉は、孔子様のお言葉やお考えを記した「論語」の中にある言葉です。人生の最高の楽しみの一つは、仲の良い友人とともに、酒を酌み交わし、歓談することだというお気持ちが表れています。 同感です。

 

PS.月島のスペインクラブは、昼、夜とも合わせて10回ぐらい行ったことがあります。

月島店は、毎月曜日にフラメンコ・ショーがあり、大変好評ですよ。こちらも、お出かけ下さい。

 

レストランテ スペインクラブ銀座店 電話::03-6228-5338

月島スペインクラブ 電話:03-3533-5381

他のお店などの詳細は、こちらをご覧下さい。http://www.spainclub.jp/ginza

 

 

鰻の話をもう少し

[CAM] 2016年7月26日 16:00

 「土用丑の日」も近いことだし、もう少し鰻の話を続けたい。

 

 たまたま、「この夏行きたい『うなぎ屋8選』」というサイトを見たら、「竹葉亭(銀座)」の名が挙がっており、「銀座で鰻と言えば一番に名前があがる名店。築地寄りにある本店は趣ある佇まいで、永井荷風など多くの文豪に愛されたお店としても知られている。三越前にある銀座店は銀座の一等地にしては比較的お手頃価格でカジュアルに鰻が食べられる。」という説明がなされている。

http://news.infoseek.co.jp/article/zuuonline_112773/?p=2

 

 しかし、荷風が竹葉亭に頻繁に通ったということはないと思う。断腸亭日乗を読むと、荷風が通った店の名として、銀座の銀座食堂、新橋の料理屋金兵衛などがすぐ思い浮かぶが、私が知る限り、竹葉亭の名は登場していない。

 

 銀座の銀座食堂、新橋の料理屋金兵衛も、決して高級料理屋といったものではなく、日乗では「銀座に出て銀座食堂に飯す、蛤の吸物味甚佳なり」(昭和4年1月10日)、「銀座に往き銀座食堂に飯す、蜆の味噌汁味殊に佳なり」(昭和4年3月31日)、「銀座食堂に飯す、章魚の甘煮味佳なり」(昭和6年11月12日)、「金兵衛に至りて例の如く玉子雑炊に青刀魚を食す」(昭和9年10月6日)、「銀座に往き銀座食堂に飯す。アイナメの照焼味佳し」(昭和10年4月14日)、「芝口佃茂(金兵衛)に夕餉を食す。土用蜆味正に佳し」(昭和12年7月31日)といった感じで、荷風の食べるものは庶民的なものばかりである。

 

そもそも、美食家の谷崎潤一郎に対して荷風は食べものへの執着が薄かった。

 

谷崎は、『細雪』のなかにも、蒟蒻島の「大黒屋」と云う鰻屋を登場させている。

>・・・・・・・姉ちゃんにこっちでお昼の御飯食べるつもりで早ういらっしゃい云うてほしい、と、そう云って電話を切ったが、悦子はお春に預けることにして、姉と二人で久々にゆっくり食事をするにはどこがよかろう、と考えた末、姉は鰻が好きであったことを思い出した。ついては昔、父と一緒に蒟蒻島とかいう所の大黒屋と云う鰻屋へたびたび行ったことがあったので、今もその家があるかどうかを聞かしてみると、さあ、どうでございますやろ、小満津なら聞いておりますがと、女将が電話帳を繰ってくれたが、なるほど、大黒屋ございますわ、ということなので、部屋を申し込んで置いて貰い、・・・・・(396)

(現在の新川地区は、江戸時代には、霊岸島(霊厳島)と呼ばれていた場所で、霊岸橋際請負地は享保年間の埋め立てにより、富島町一・二丁目は弘化2年(1845)島西側の埋め立てによって成立したが、亀島川沿岸部は埋立が十分でなかったため足場が悪く、蒟蒻島と俗称された。)

 

 北大路魯山人は『鰻の話』昭和10年(1935年)において、鰻屋一流店として小満津、竹葉亭、大黒屋を挙げているそうである。

 

 
<<前のページへ 1234567891011