[銀造]
2016年12月29日 09:00
築地の波除稲荷神社では、年末に向け、去る年の穢れを落とす「茅の輪くぐり」をされる参拝者で賑わっています。
松飾りも設置完了しました。
築地場外市場には、12月26日(月)、沢山の観光客に混じって、一般のお客様が買い出しに見えていました。 お客様は30日まで途切れることはないでしょう。
築地魚河岸も沢山のお客様をお迎えしており、入り口には松飾りが。 この竹の切り方は、「寸胴」ですね。お客様に怪我の無いようにとの配慮が窺えます。
こちらのお蕎麦屋さんの松飾りは、両脇に笹を立てて、両端を結んで、暖簾の様です。
銀座キャピタルホテル新館の様子は、「竹を斜めに切った先端を横から切り、お客様に怪我の無い様に。切り口の節を残して、笑っている様子の竹を使っています。
そして、築地の料亭「治作」の松飾りです。 こちらも、「竹を斜めに切って、先端を横から切っております。節の所に口を作っている」ので、笑い顔の様に見えます。 ところで、今夜は水炊きにしましょうか。
この竹の切り方を、「そぎ」と呼び、口の部分を残して、笑っている様にみせているのですね。「笑う門には 福来る」。来る平成29年が皆様にとって良いお年と成る様、祈念しております。
過去のブログで、詳しく書いていますので、ご参考にして下さい。/archive/2015/01/hoel.html
[JRTフェルト]
2016年12月28日 16:00
クリスマスが終わり、街のあちこちでは新年を迎える準備が始まっています。
強運厄除け、東京の銭洗い弁天である「小網神社」も、新たな年を迎える装いと
なっていました。
「日本橋七福神巡り」の福禄寿(福徳長寿の神)、
弁財天(商売繁盛、学芸成就の神)としても親しまれている小網神社。
初詣にいかがでしょうか。
小網神社については、以下をご参照ください。
[佃のうさこ]
2016年12月28日 14:00
お仕事のランチタイムの合間に、お買い物の合間に、ちょっと15分だけ散策をしてみたら、どんな風景に出会うでしょうか。今回は、外堀通りの有楽橋交差点から銀座1丁目をくるりんと回ってみました。
①まるごと高知の龍馬像
高知県のアンテナショップ。正面には、築地土佐藩邸に寄宿していた坂本龍馬さんの像。桂浜の龍馬像は頭上10m以上もあって見上げることしか出来ません。でもここなら、高知県須崎市のゆるキャラ、二ホンカワウソのしんじょう君みたいに一緒にならんでのツーショットも嬉しいです。江戸時代末期に、ここからほど近い、現在の外堀通り鍜治橋交差点近くにあった千葉定吉道場や、銀座6丁目にあった佐久間象山塾に通った龍馬さんは、この辺りを闊歩していたかもしれません。
②東京高速道路紺屋ビル
この高速道路の下は江戸時代、江戸城修復のために開削された京橋川。先ほどの「まるごと高知」のあった場所は、南紺屋町と呼ばれていて、町人の仕事着を染める職人さんが住んでいました。その名残をとどめるビルの名前のようです。今は、10:00の開店前から多くの人が並ぶ人気のパン屋「セントルザ・ベーカリー」のパン職人さんが大活躍です。
③並木通りがスタート
銀座1丁目から8丁目まで、真っすぐ南北に貫く1000mの並木通りが、ここからスタートします。通りは、江戸時代の町割りの面影です。
④三弘社とスターバーギンザ
ビルの柱の趣に足が吸い寄せられます。三弘社は明治44年に創業、大正11年にここ銀座1丁目に開設された広告店です。その年には、東京の路面電車回数券の裏面広告権を取得。その後昭和26年には、東京都交通局の指定代理店になっています。時代時代の先端を行く100年を超える歴史がある会社です。
そんな歴史を持つビルの地下には、「スター・バー・ギンザ」。こちらは、1996年世界カクテルコンクールで、日本人初の世界チャンピオンになった岸久さんのお店です。
⑤幸稲荷神社
並木通りから入った路地に銀座八丁神社の一つ幸稲荷神社が。街の再開発で、江戸時代から庶民の信仰厚いお稲荷さんも、止む無くビルの屋上に移ることもありますが、こちらは高いビルの谷間にきちんと鎮座されています。
⑥昭和レトロ風景と2つ星レストラン
路地を抜けて、銀座レンガ通りに出ると急にレトロな空気が。「三州屋」さんや、そのご近所にあった歯医者さんも2階建て。三州屋さんは、愛煙家の方々にはありがたい存在、全席喫煙可のお店です。ビルに挟まれた風景は、なぜか懐かしい昭和に写ります。
そして振り向けば、イタリア料理店の「Taverna GUSTAVINO」さん。京橋の再開発でこちらに移ってきた人気店。昭和レトロとお洒落なレストランが混在するのも銀座の魅力です。
⑦銀座「升本」さん、見てみたい年代物のレジ
柳通りに出て右へ、山形県のアンテナショップを過ぎて並木通りに戻って来ると、「升本」さんの粋な暖簾が目を引きます。お店には90年前の古いレジがあるとか。同世代のレジが銀座3丁目の煉瓦亭さんにも。出会いたい銀座の一品ではないでしょうか。
⑧路地の店先にぶら下がる魚干し網
柳通りをスタート地点の有楽橋交差点に戻る途中、路地がありました。なんと店先に魚干し網が吊るしてあります。大きな鮭の切り身が10切れほど。銀座の路地で鮭は、いい塩梅な干され具合になるんでしょう。路地とは言え、銀座なのに、、?の風景に、銀座散歩がやみつきになりそうです。
ゴール:外堀通り有楽橋交差点
くるりん15分完了です。vol.2へつづく。
[ジミニー☆クリケット]
2016年12月28日 12:00
今年最後の月曜日、波除通りの突き当りにある波除稲荷神社は、もうお正月の準備が整っています
波除稲荷神社は、「災難を除き、波を乗り切る」 波除稲荷様として、災難除・厄除・商売繁盛・工事安全等の御神徳に崇敬が厚い神社です
境内には、恒例の大祓 茅の輪もできあがっています
お正月前の波除通りは、築地市場関係者、お正月準備の食材を買い求める人たちや外国人観光客で大混雑
神社の前の通りを、冷凍マグロを運ぶ人、ターレーに乗った人が行き交います
クリスマスが終わって、一気にお正月が近づいたことを感じさせてくれる場所です
波除稲荷神社のHPはこちら ⇒
http://www.namiyoke.or.jp/
[O'age]
2016年12月28日 09:00
ものしり百科に載っていない説明板をご紹介します。
所在地 中央区日本橋茅場町二丁目十二番付近
地図御用所は、実測による初めての日本全図を作製したことで知られる伊能忠敬(1745~1818)の住居に設けられていました。伊能忠敬は、51歳の時に下総国佐原(現在の千葉県佐原市)から江戸深川黒江町(現在の東京都江東区)に居宅を移し、幕府天文方高橋至時の門に入って天文学を学び始めました。寛政12年(1800)からは本格的に日本全国の測量をはじめ、以降17年間にわたって日本全国の沿岸を測量し、その総距離は約4万kmにも及んだといいます。文化11年(1814)、九州地方の測量から帰った伊能忠敬は、深川黒江町から八丁堀亀島町と呼ばれていた現在地付近へ転居しました。この屋敷の敷地は150坪ほどでしたが、伊能忠敬の居住地としてだけではなく、測量図を作製するための地図御用所として利用されていました。伊能忠敬は地図が完成する前の文政元年(1818)に亀島町の居宅で死去してしまいましたが、その後も伊能忠敬の居宅は地図御用所として使用され、文政4年(1821)門弟や天文方の下役等の手により「大日本沿海與地全図」が完成しました。平成17年3月 中央区教育委員会
伊能忠敬の深川黒江町(現在の江東区門前仲町付近の歩道上)住居跡の碑
伊能忠敬のお墓は台東区源空寺にあり、師であった至時の墓と並んでいます。
[王冠とあざみ]
2016年12月27日 18:00
いつも、何処にも売ってないような、素敵な洋服を着てる彼女に事情を聞くと、勤務するブティックのドレスなんだとか。
早速、訪ねてみると、そのショップは銀座6丁目すずらん通り、ユニクロ銀座店の隣のビル2階にありました。
店名は『kiwa』
デザイナーである西内喜和さんのお名前です。
人間には、生まれながらに授かった才能や運命というものが
きっとあると想うのですが、喜和さんの場合はたぶん
『布に恋をし、布から愛されること』
小学生の頃から縫い物が大好きで、ミシンを踏んでは
かばんにアップリケをしたり、リメイクしたり、
早くから、オリジナリティに目覚めていたそうです。
大人になり、アパレル会社に勤務していた時
『柄が可愛い』『シワにならない』『型崩れしない』『洗濯ができる』と、
ファブリックに求める機能性をすべてクリアしている
『丹後ちりめん』と出会ったことにより
2004年、下北沢で、弟の章さんと共にブランドを立ち上げました。
2007年、銀座阪急=モザイク銀座に出店。
(モザイク銀座へ行ったことがある、女性のみなさん! そーいえば、
あの和モダンなドレスを扱っていたショップに覚えがありませんか!
モザイクなき今、あのドレスは、銀座6丁目で健在なのですよ‼️)
丹後ちりめんは経糸(たていと)に撚りのない生糸、
緯糸(よこいと)に1メートルあたり、3000回前後の強い撚りをかけ、
その反発の収縮からできる『シボ』が表れるのが特徴で、
凸凹の乱反射により、染め上がりの発色がよく、
深みのあるこっくりとした色合いが醸し出されるそう。
『ちりめんドレス kiwa』では、染め以外の工程
つまり、デザイン、パターン、縫製を喜和さん、章さんが
手作業で仕上げているのです。
まさに、おふたりのやりたいことすべてが具現化されています。
ですから、ショップに並ぶアイテム以外に、
セミ・オーダーも可能なのですが、お渡しは約半年後になることもあるとか。
お客様は『ちりめんドレスに魅了され、クローゼットの中が
ほぼkiwaさんのちりめんドレス』というほどに、
はまってリピート購入する方が多いとのこと。
実際、試着させていただくと、そのドレープ、シルエットの美しさと
肌にしっとりと寄り添う着心地に驚きます。
伝統に裏打ちされた丹後ちりめんに、新風が吹き込まれ、
そのテイストは、あくまでもアーバンに仕上がっているのです。
タウン、パーティーはもちろんですが、特に旅行に適しており、
トランクに詰め込むだけでなく、さあ、Let's Go!って時に
着て出かけたいドレス。長い移動でもシワにならずラクチンだし
欧米などに於いては、アジアの美しい女性としてのアイデンティティも
表現できると想うのです。
喜和さんは、木曜、金曜、土曜日に
いらっしゃる可能性が高いそうです。
ドレス以外にも、靴やジュエリー、小物まで、
目を見張る楽しさに溢れたブティックなので、
ぜひ、うっとりとした時間を過ごすために、足を向けてみてください。
kiwa(西内喜和)ちりめんドレス
中央区銀座6丁目9ー16
ロシュビル2F
TEL03-3571-5100
火曜定休
営業時間12:00〜20:00