中央区観光協会オフィシャルブログ

中央区観光協会特派員ブログ

中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

執筆者一覧

>>このブログについて

最近のブログ記事

まだまだあります ご紹介の凧  ~ 凧の博物館 ② ~

[rosemary sea] 2017年10月13日 09:00

『ギフト、そして自分も楽しむ』にコンティニューして取材します、  rosemary sea です。

凧の博物館さん、前回掲載の記事はこちらです。

/archive/2017/10/post-4674.html

・・・早速、展示の凧のご紹介の続きにまいります。

 

DSC02879a.jpg

・・・マレーシアの凧

DSC02905a.jpg「マレーシア航空の飛行機の尾翼のマークもこれです。(右)

それからマレーシアの通貨、1リンギッド紙幣の裏面にも同じような凧が描かれています。

ものすごく細かい切り絵を張り付けてあるものもあります。

マレーシアでも凧揚げは盛んで、マレーシアの凧揚げ大会で揚げるんですけど、面白いのは、真上に揚げる凧、わざわざ大きな分度器で測って90度になっている凧が優秀とされています。

日本でも石垣島の凧なども大きな分度器で測って90度が良いとされています。

日本ではだいたい45度くらいの角度で揚げますね。

なぜかと言いますと、凧の絵を見せたいからです。

90度になったら"天井凧(てんじょうだこ)"と言って笑われます。

凧揚げの文化・考え方の違いですね。」

 

DSC02934a.jpg DSC02932a.jpg

・・・むかで凧(中国の凧)

「これは"むかで凧"っていう種類なんですけど、これ(画像左)はミニチュアの龍、こちら(画像右)が大きなものです。

これだけでは当然揚がりません。軽くは作ってありますけど。

後ろに円盤みたいなものがいっぱいついていて、それが風を受けてこれを持ち上げると、いかにも龍が泳いでいるように見える、ということです。」

 

DSC02897a.jpg

・・・凧屋の看板

「江戸時代の凧屋さんの看板ですね。洒落で看板を作らせました。」

 

DSC02930a.jpg DSC02937a.jpg

・・・奴(やっこ)

DSC02927a.jpg「奴凧は皆このような釘抜紋(くぎぬきもん)なんですね。

染めるときに簡単だからと思うんです。

奴と言うのは武士階級の最下層、下働きですから、複雑な模様をつけられないので。

ここからこのかたちに"食材を切る"ことを"奴に切る"ということで、"冷奴"は豆腐を四角く切って出したものの名前となったそうです。」

 

DSC02895a.jpg

・・・『金に糸目はつけない』

「この凧の糸、これが糸目です。糸全体です。

糸目をつけないと凧をコントロールできない、制御できないんです。

100畳の大凧のミニチュアがこれです。

本物は縦15m、横11mです。糸目は150~160本付けます。

金を無尽蔵に、無制限に使う、凧からきている言葉です。」

「江戸文字にもいろいろありますね。

寄席文字(橘流)とか芝居文字(勘亭流)は隙間なくお客さまがいっぱい入るようにぎっしりと書きますね。

それらで凧に書いて空に揚げると目立たない、何が書いてあるかわからないんです。

凧は、目立つように隙間を空けて千社札の千社文字(籠文字)で書かれています。」

 

・・・川口さん、貴重なお話」の数々、本当にありがとうございました。

※ 凧の画像は許可をいただいて撮影させていただきました。

 

【お知らせ1】

中央区と中央区文化・国際交流協会共催の『中央区まるごとミュージアム2017』が10月29日(日)に開催されます。

当日このイベントの1つとして例年通り、凧の博物館さんは無料開放となります。

通常は日・祝祭日は休館日なのですが、この日はいつもの開館時間11:00~17:00にてお待ち申し上げております。

なお、まるごとミュージアム当日はロズマリは昨年に引き続き、無料巡回運行バスのガイドの1人として皆さまをご案内致します。

 

【お知らせ2】

中央区観光協会が主催するまち歩きツアー『わくわくツアー』の"産業コース"にて10月26日(木)に、ツアー名『日本橋老舗巡り"南詰編(みなみづめへん)"』が催されます。

このツアーには凧の博物館さんへの立ち寄りが含まれます。

当日は展示されております凧のご説明が川口さんからございます。

なお、このツアーのご案内特派員にはロズマリが加わります。

参加申込につきましてはこのツアーは既に締め切られております。

ですが、他のツアーはまだ締切前のものもございます。

見どころ聞きどころ満載です。ぜひご参加ください。

他のツアーの詳細とお申込は右側のリンク集『中央区観光協会』をクリックし、"わくわくツアー参加者募集"の項をご覧ください。

皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。

DSC02913a.jpg凧の博物館

日本橋1-12-10

たいめいけんさんのビルの5階です。

たいめいけんさんは東京メトロ 日本橋駅の上のCOREDO日本橋の裏手になります。

03-3275-2704

開館時間  11:00~17:00

休館日  日曜・祝祭日

入館料  大人200円 小・中学生100円

凧の博物館さんを含む、たいめいけんさんのホームページはこちら

⇒   http://www.taimeiken.co.jp/

 

 

外国人旅行客の受け入れ体制

[CAM] 2017年10月12日 16:00

 2017年10月11日の日本経済新聞地方経済面(東京)が、中央区の外国人旅行客受け入れ体制整備の例として、「日本橋インフォメーション」(観光案内所)設置のことを報じていますね。また、中央区は、街歩きを安心して楽しめるように外国語表記の案内標識を増設し、インターネット環境も充実させるなど、東京を代表する観光地の魅力を高め、集客増につなげる考えであることが述べられています。同記事によると、都内を旅行した訪日客の48%が銀座、37%が日本橋(東京駅周辺と丸の内を含む)を訪問している(東京都16年度の調査)ということです。

 

 「外国語表記の案内標識を増設」ということですが、外国語表記の際は、日本語のローマ字化にとどまらず、その内容を示す英語部分が必要だと思います。現状では、ローマ字化だけに留まっている標識も見られます。例えば、「Amazakeyokocho」と表示するだけでなく、その後に、「Alley」、「Street」等を添えるべきだということです。地名のローマ字化だけでは、日本語を理解できない外国人は、その表示「内容」が全くわからない。

 

 この、地名の英語表記は大切なことで、私自身、ロシアをはじめとするロシア語圏内を独りで移動した際、街の街路表示が発音さえできないため、道に迷って約束の時刻に送れそうになっても自分の現在地さえ連絡できず、困った経験があります(当時は海外で携帯を使えるような状況ではなかった)。それはモスクワ市内での経験でしたが、街中で拾ったタクシーに途中で降ろされてしまい、街中では英語はほとんど通じず、つかまえた若い人の助けで、地下鉄で何とか目的地へたどりついたら、相手がお前は勇敢な男だ、と言ってくれました。ソ連崩壊後10年ぐらいの時期でしたし、モスクワの一般タクシーは悪名高く、少しぐらい高価でも、ホテルで申し込んだタクシー以外に乗ってはいけないと言われていたのを、あらためて思い知らされたのでした。

 

 また、「10月8日ウェルカム中央インバウンドツアー」の下調べで、人形町周辺を歩いてみて、街中に相当数ある説明版に、日本語説明のみで英語説明が併記されていないのは不満でした。私が確認できたのは、区の教育委員会が設置している看板以外では、からくり人形2基の英語説明ぐらいであったと思います。

 

日本橋インフォメーション

IMG_1257.JPG

 

 

開放的なワインバル〔人形町 ワイン酒場〕

[ジミニー☆クリケット] 2017年10月12日 14:00

日本橋堀留町1丁目にあるバルです

場所は、人形町交差点堀留町交差点のちょうど中間にある通りを日本橋側に入ったところにあります

vine101.JPG

ガラス張りで開放的気軽に入りやすいお店です

お店自体は、こじんまりしていて席数は30~40でしょうか

ワイン酒場というくらいで、ワインの種類は豊富グラスでもボトルでも注文可能です

vine102.JPG

ハモン・セラーノ スペイン産生ハム

イベリコブタ最高級ランク生ハムです

まさにワインとの相性良し

vine103.JPG

天使の海老のアヒージョ

オリーブオイルニンニク香りが最高

バケットが付いてきます。バケットはお代わりでき、2回お代わりしました

vine104.JPG

色どり野菜のバーニャカウダ

見た目も美しいです

vine105.JPG

牛ハラミのタリアータ

タリアータとは、焼いた牛肉を薄く切って皿に盛りつけるシンプルなイタリア料理だそうで、ルッコラなどの野菜と合わせて出てきます

ボリューム牛肉の歯ごたえに満足

vine106.JPG

クアトロ フォルマッジオのピッツァ

4種のチーズが香ります

vine107.JPG

天使の海老のペペロンチーノ

アルデンテ具合がとてもよかったです

カジュアルな雰囲気、おいしい料理とリーズナブルな価格設定

ごちそうさまでした

 

 

銀座澤井珈琲のティーセット

[まぴ★] 2017年10月12日 09:00

インターネットで何度かドリップのものを買ったことがある澤井珈琲。
銀座3丁目に去年オープンしたそうです。
SAWAIティーセットという2段の
プチアフタヌーンティーがよさそうなので行ってみました。

 

R0013510.JPG

 

地下にカフェがあります。
ケーキは4種類くらいから選べ、
私は時期なのでかぼちゃのケーキを
友人はメロンムースでした。

 

R0013507.JPG

 

スコーンも美味しいしSAWAIの焼き印も♪
サンドイッチにアイスクリーム、
お腹いっぱいになりました。

 

カップはウエッジウッドのワイルドストロベリーです。
紅茶と珈琲で悩みましたがやっぱり珈琲!
香り高く、美味しい珈琲でした。

 

R0013505.JPG

 

ちなみにこのティーセットは税抜き1480円
銀座にしてはとってもリーズナブルです。

 

澤井珈琲のホームページ

 

 

 

ソフトビニールの怪獣展〔メグミオギタギャラリー〕

[ジミニー☆クリケット] 2017年10月11日 18:00

銀座2丁目、銀座大塚ビル地下1階にある画廊「メグミオギタギャラリーMEGUMI OGITA GALLERY)」で、「ソフトビニールの怪獣展」が開催されています

ビルの1階は、「ナチュラルローソン」です

sofubi001.JPG

当展は、ソフトビニール怪獣作家HxSによる作品展です

sofubi002.JPG

期間は、10月7日)から14日)で、開廊時間は、11時から19時までです。

sofubi003.JPG

私などは、このソフトビニールという素材自体なつかしさを感じてしまいます

ただ、この作品展は、なつかしさだけではなくて、新しさも感じさせてくれる企画展です

sofubi004.JPG

HxS氏は、父上から受け継いだソフトビニール成型技術を生かしてデザイン原型成型彩色にいたるまですべてお一人で行っています

sofubi005.JPG

ソフトビニール成型の行程は、昭和初期から現在までほぼ変わらないそうですが、HxS氏は、独自の方法で色々な成型を試して、より良い製品を作り出すための努力をされているそうです

sofubi006.JPG

HxS氏の作品は、海外でも大変に人気があり、私が当ギャラリーを訪れたのは4日目だったのですが、初日10月7日)の来場者数は、海外からこの展覧会を見にやって来た人も含めすごかったとのこと

sofubi007.JPG

この展示会では、オリジナルの怪獣約50点、さまざまなカラーバリエーションで展示されており、さらに原画新作怪獣2点などが展示されています

sofubi009.JPG

とにかく成型ユニークさ精緻さに加え、色彩鮮やかさ美しさ多様さに驚かされます

sofubi010.JPG

また、会場には巨大キングゴリラ獣(ゴリラに似た双頭の怪獣)の作品も展示されており、圧倒されます

sofubi012.JPG

古き良き時代の玩具なつかしくて新しいソフトビニール怪獣展を体験してください

sofubi013.JPG

なお、今回もご了解をいただき、ギャラリー内での写真撮影、取材をさせていただきました

ありがとうございます

sofubi011.JPG

メグミオギタギャラリーのHPはこちら ⇒

http://www.megumiogita.com/

 

 

芳香 秋の訪れを感じる

[あすなろ] 2017年10月11日 16:00


小さい橙色の花を咲かせる金木犀。

芳香によって花が咲き出したことに気付きますね。

 標識.jpg

 学名の Osmanthus は、osme/香りとanthus(anthos)

/花、に由来。

 江戸時代に 編纂された本草図譜では、「九里香」の

別名があり、どちらも花の様子が伝わってきます。

 金木犀.jpg

 存在感を放つ甘い香りが、どこか懐かしく、

澄んだ心地にさせ、秋が来たなぁと感じさせますね。

境内で小さい秋を見つけました。

 日枝神社.jpg

金木犀は、公園や、街路樹などにあることも多いです。

開花時期は、環境によって異なりますが、

9月中旬から10月中旬です。

この時期、優しい香りに包まれながら

散策されてみてはいかがでしょうか。

 

◆日本橋日枝神社
 東京都中央区日本橋茅場町1丁目6番16号