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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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さよならギンザタイムス 68年の歴史に幕

[ミル] 2015年8月29日 14:00

銀座の街角でいつも見かける、ギンザタイムス。

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様々な情報やコラムを、毎月楽しみにされていた方も多かったのではと思います。

わたしももちろんその一人です^^

 

なんとこのギンザタイムス、この 2015年8月1日号をもって終了となってしまうのだそう。

本当に寂しいです。。

1947年(昭和22年)創刊、第1462号の長きにわたって、銀座の楽しく役に立つ情報を届けてくれたギンザタイムス。

最終号の最後には、編集長の志村三郎さんが6月27日に79歳で永眠なさったことが掲載されています。

ギンザタイムスのどこか懐かしく、古き良き時代が感じられる紙面は、銀座を愛する人たちにとって、とても大きな存在だったのではと感じます。

連載の「銀座通りの今昔」や「煉瓦地」は、銀座の歴史が伺える記事で、いつも楽しみにしていました。

また、通りの名前や、街路樹の名前が書かれているわかりやすい銀座マップは、街歩きにもとても便利で、大好きでした。

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ギンザタイムスの終了に伴い、銀座ファイブの2階の事業部も終了となってしまうのだそう。

大きなウィンドーに、いつもさまざまな展示をなさっていました。

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ずっと楽しみにしていて、ずっとこれからも続いていくものだと当たり前のように思っていたギンザタイムス。

銀座の「顔」がまたひとつ姿を消してしまうのは本当に寂しいことです。

編集長の志村三郎様、スタッフの皆様、いつも素敵な紙面を届けていただいて、本当にありがとうございました!!

心よりの感謝をお伝えします。

 

 

銀座・クリスマスイルミネーション散歩 おすすめコース

[ミル] 2014年11月30日 09:00

いよいよ12月、街がクリスマスのイルミネーションで輝く季節です

 

特に銀座は、街全体がイルミネーションで華やか。

クリスマスシーズンを楽しめるお散歩コースをご紹介します

 

まずは数寄屋橋交差点のソニービルへ。

12月25日まで、「サウンド・プラネタリウム2014」が開催されています。

 

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1000万個もの星を映し出すことのできるプラネタリウム、「MEGASTAR-Ⅱ」の美しい星空の中、高音質のハイレゾ音源にのせて、月への旅が楽しめるプログラム。

部屋いっぱいに映し出される星空は、とてもロマンチックです。

 

12月1日からの後半プログラムでは、ユニコーン「Feel So Moon」、平井堅「Tomorrow」、藤井フミヤ「夜明けのブレス」が聴けます

 

11時から19時まで、毎時5、25、45分に投影されています。

土日祝日と17時以降は混雑するそうなので、平日がおすすめです

 

特に、イルミネーション散歩には16時台がおすすめです。

なぜなら、その時間にプラネタリウムを観て外に出ると、もう暗くなっていて、銀座の街のネオンが星のように見えて、とてもきれいなのです

 

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ソニービルを出たら、晴海通りを築地方面へ進みます。

銀座4丁目交差点の和光の角を曲がり、中央通りを日本橋方面へ。

 

ミキモトの前には、美しいクリスマスツリー

毎正時には、まばゆく色が変化するイルミネーションが楽しめます。

 

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冬の風物詩として親しまれてきたこのツリーも、ミキモトビルの建て替えにより、今年が最後なのだそう。

12月25日までの、毎日22時まで点灯しています

 

中央通りをもうすこし日本橋方面へ進むと、ブルガリタワーのイルミネーション

ブルガリの特徴的なデザイン「セルペンティ」が輝いています。

毎年目の色が違っていて、今年はパープルです。

 

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お隣のルイヴィトン、ブルガリタワーの対角線にあるシャネルのビルもイルミネーションがきれいです

 

そしてさらに日本橋方面へ進み、銀座一丁目の高速道路の高架を抜けると、東京スクエアガーデンが見えてきます。

こちらも毎年美しいイルミネーションで彩られています

 

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地下のガーデンには、ロマンチックなガゼボが登場しています

中にはベンチもありますので、ぜひ記念撮影を

 

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オシャレなカフェやレストラン、バーがたくさんの東京スクエアガーデンで、お茶やお食事を楽しまれても素敵ですし、広場に東京メトロ京橋駅が直結しているので、次にどこかへ行くのにも便利です

 

数寄屋橋交差点からここまで、約1kmのクリスマスイルミネーションお散歩コース

お時間ある方はぜひ楽しんでみてください

 

 

「銀座百点」の表紙を描かれている、小杉小二郎先生の作品展 : 日本橋高島屋

[ミル] 2014年10月 7日 16:00

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銀座百店会が発行している小冊子、「銀座百点」。

ファンの方も多いのではないでしょうか。

 

印象的な、あたたかくモダンな表紙絵を描いていらっしゃるのは、洋画家の小杉小二郎先生。

いつも楽しみにしています。

 

その小杉小二郎先生の作品展が、日本橋高島屋で開催されます。

「窓辺の物がたり 小杉小二郎展」

会期:2014年10月8日(水)~14日(火)

   午前10時~午後8時(※最終日は午後4時閉場)

会場:日本橋高島屋 6階美術画廊(中央区日本橋2-4-1)

 

高島屋での大規模で本格的な個展は今回が初めてでいらっしゃるのだそうで、油彩画の大作から立体作品、お茶碗など多彩な作品が展覧されるそうなので、楽しみにしています。

 

小杉小二郎先生は、以前「3分クッキング」の料理テキストの表紙絵を描いていらっしゃり、表紙の裏にも先生のエッセイが掲載されていました。

 

祖母がテキストを購読していたので、小学生だったわたしは、毎号先生の絵とエッセイを楽しみにしていました。

今も1980から90年にかけての36冊がわたしの手元にあり、時折り眺めては祖母の思い出とともに楽しんでいます。

 

当時パリ在住でいらっしゃった小杉先生の描く世界は、子供のわたしにとって大きな憧れでした。

ブリオッシュやビスキュイといった美味しそうなお菓子、家主のピエール、お隣の猫好きな婦人、たくましいパン屋のマダム、アトリエの庭にやってくる動物たち、リラやさくらんぼなど四季折々の花や果物・・・

手の届かない外国に住んでいる方の、物語の世界のような生活を垣間見られるのが、いつも楽しみでした。

 

3年前に中央区に越してきてから、「銀座百点」の表紙に懐かしい先生の絵のタッチをみつけ、本当に嬉しかったです。

これからもどうぞお元気で、素敵な作品を楽しみにしています。

 

 

大江戸まつり盆踊り大会2014

[ミル] 2014年9月 3日 14:00

毎年8月第四土曜とその前の金曜日に浜町公園で開催されている、大江戸まつり盆踊り大会。

今年初めて、町会の皆さんとご一緒に参加させていただきました

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会場の浜町公園はすごい人

規模が大きいとは聞いていましたが、本当にたくさんの方がお越しになっていました。

 

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中央区オリジナルの「これがお江戸の盆ダンス」をはじめ、「東京音頭」、「ダンシング・ヒーロー」、「ベイサイド・ブギ」など、華やかな曲にのせて踊りの輪が広がります。

 

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各町会の皆さんがやぐらの上で順番に踊られて、わたしも自分の町会の皆さんとご一緒に踊らせていただきました

 

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緊張しましたが楽しかったです

皆様ありがとうございました

 

この大江戸まつり盆踊り大会では、盆踊りだけでなく、さまざまな催しも開催されています。

 

木遣りや子供神輿によるオープニングパレードにはじまり、中央区太鼓連盟の歓迎太鼓や、江戸消防記念会のまといふり・はしごのり、佃島の盆踊りなどの中央区伝統芸能なども披露されます。

次回はそうした催しも拝見したいです

 

縁日もとても充実していて、伝統的な縁日の屋台のほか、歳の市・せともの市などの区内名物市、北海道や徳島などのアンテナショップ、中央区の友好・交流都市のコーナーもありました。

 

そこでなんとわたしの出身の岡山県のブースを発見

わたしが通学していた高校のある玉野市の皆さんがいらっしゃっていました

中央区と交流都市だったことを初めて知って、とても嬉しかったです

 

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ぶどう・もも・備前焼という岡山の名産品が並んでいました。

とても可愛い玉野ほほえみマリン大使もいらっしゃっていて、会場に花を添えていました

 

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各地の名産品が並ぶ風景は、古くから日本の商業の中心地として栄えた中央区らしさを感じるものでした。

お祭りの賑わいも、きっと昔も今も変わっていないのだろうと思いました

 

また来年も楽しみです

 

 

「中村誠の資生堂 美人を創る」 資生堂ギャラリー

[ミル] 2014年6月27日 13:00

銀座8丁目の資生堂ギャラリーで開催中の展覧会、「中村誠の資生堂 美人を創る」にお伺いしました。

 

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1950年代半ばから80年代にかけて、資生堂の代表的な広告を手がけられた中村誠さん。

 

前田美波里さんや山口小夜子さんがモデルとなった広告は、どなたもご覧になったことがあるのではないでしょうか。

 

「一業、一社、一生、一広告」
 
をモットーに、資生堂のイメージを視覚化することに生涯をかけ、伝説的な広告の数々を生み出されています。
 
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1926年、盛岡に生まれた中村さん。
 
絵を描くことやデザインへの憧れを持つようになったのは、少年時代、薬局に貼られていた資生堂のポスターの美しさに心を奪われたことからなのだそう。
 
会場には、中村さんが高校時代に撮られたモノクロームの小船の写真が展示されていました。
普通の岸辺と小船なのに、とても詩的な画面で、完成された美しい構図が印象的でした。
 
その後、東京美術学校に進学した中村さんは、戦後、なにも商品がない店先に貼られた、資生堂の原節子さんのポスターを見つけます。
 
それは、売るものがない商店主を励ますために資生堂が配ったポスターだと知った中村さんは、資生堂で働くことを決意し、門を叩いたのだそうです。
 
そして、少年時代に憧れた「花椿」の表紙をデザインした、山名文夫さんのいる宣伝部で嘱託として働けることとなり、1949年には正社員として入社。
 
1957年、先輩の代理で香水の広告を手がけたことが転機となり、その後多くの資生堂の広告を手がけられています。
 
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中でも、香水は化粧品会社の顔となる商品で、企業のブランドイメージに関わるものなので、大事に育ててこられたのだそう。
 
中村さんの手がける香水のポスターは、その一枚が詩のように美しいもの。
 
「計数に表現することのできない表情とか、雰囲気、空気感。
 誇張して言うと『人間の存在感と心』が現れることが大切」
 
表現について、そうおっしゃっている中村さん。
 
文字のビジュアルも大切にされ、コピーライターの方へも、
 「漢字が5つ6つ、それからあとは平仮名で宝石がこぼれてくるようなコピーを」
 と具体的に指定をされていたのが印象的でした。
 
ギャラリーに飾られている、時代を彩ったポスターはどれも、輝くような美しさ。
 
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広告を作るというだけではなく、
「日本の女性の美しさで、日本の未来を拓く」
ということを常に念頭に置いていらっしゃったような、中村さんの祈りにも似た気迫を感じました。
 
上品で静かな情熱とエレガンス。
美はうつろい、一瞬の中に永遠を見るもの。
 
それを一枚の広告にこめた、美への誠意がつたわってきます。
 
「中村誠の資生堂 美人を創る」は、6月29日まで、資生堂ギャラリーで開催されています。
 
 
 
「中村誠の資生堂 美人を創る」
 
2014年6月29日(日)まで
 
資生堂ギャラリー
〒104-0061 東京都中央区銀座8-8-3 東京銀座資生堂ビル地下1階
Tel : 03-3572-3901  Fax : 03-3572-3951
11:00~19:00  最終日の日曜は11:00~18:00
毎週月曜休 (月曜日が祝日にあたる場合も休館)
入場無料
 
 
 
 
 

 

中央エフエム「中央区街角スケッチ」の音楽・佐川文絵さん

[ミル] 2014年6月 3日 09:00

中央区のコミュニティFMラジオ、中央エフエム。

生活に役立つ地域の情報や、さまざまなジャンルの音楽番組などが放送され、毎日楽しませていただいています。

 

中でもわたしが大好きな番組は、「中央区街角スケッチ」。

 

ピアノの旋律とともに始まり、ゆるやかな哀調を帯びたメロディーにのせて、中央区の歴史的なスポットや人物が紹介される番組です。

 

勝鬨橋、兜町、時の鐘、明石町、石川啄木、人形町、八重洲、歌川広重、新富町、月島、両国広小路、十返舎一九、築地ホテル館・・・

 

それぞれの街や人の背景に、こんな素敵なお話があったのだと、聴くたびに感動しています。

 

一日に何度か放送されるので、とても聴きやすい番組です。

(放送時間は中央エフエムのタイムテーブルをご覧ください。 http://fm840.jp/timetable.html )

 

中央区観光検定試験の勉強をする際にも、この番組がとても役立ちました(^-^)

 

音楽がとても素敵なので、どなたの曲なのか知りたいと思い、中央エフエムのお昼の番組「ハロー・ラジオシティ」の中で問い合わせをさせていただいたところ、佐川文絵さんというピアニストの方の曲だと教えていただきました。

 

 

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佐川さんのアルバム「Weave a Light(ウィーブ・ア・ライト)」と、自主制作版の「たまゆら」。

 

なんと、ラジオがきっかけとなって、佐川さんご本人とお会いすることができ、その際に手渡していただいたものなのです。

とても気さくで明るく素敵な方で、お会いできて本当に感動でした。

 

「中央区街角スケッチ」に使われているのは、冒頭に流れる「やがて」という曲と、「光のほうへ」の2曲。

 

聴くとすぐ、番組の内容がよみがえってくるようです。

 

「やがて」は、自主制作版のみに収録されている曲で、「光のほうへ」は、アルバム「Weave a Light(ウィーブ・ア・ライト)」にも収録されています。

 

「Weave a Light(ウィーブ・ア・ライト)」は、「光を織り成す」という意味なのだそう。

そのタイトルのとおり、様々な色合いの光を感じさせる、佐川さんの紡ぐ曲。

 

1973年生まれの佐川さんは、8歳よりピアノを始められ、東邦音楽短期大学ピアノ科を卒業後、 ピアノ講師の道へ。

 様々なジャンルのアーティストとの演奏活動を続けられ、2006年に自作曲のCD「たまゆら」を制作なさっています。

 

しかし、2007年にがん告知を受け、入院。

大きな手術を経験され、 人生観がひっくり返ったのだそう。

 

その後、1年間の抗がん剤治療を経て、現在では演奏活動やお仕事に無事復帰なさっています。

お会いした際、とても元気ではつらつとなさっていて、そんなに大きなご病気を経験されたのが信じられないほどでした。

 

アルバム「Weave a Light(ウィーブ・ア・ライト)」を発表なさったのは、2010年のこと。

 

佐川さんの曲に感じるのは、命の輝きとやさしさ。

美しいメロディーの中に、温かな光が踊っているようです。

 

ご自分の経験なさった痛みや悲しみを、音楽という「人を感動させる光」に変えることができるのは、佐川さんの人柄と才能と努力があってこそなのだと、お会いした際に実感しました。

 

現在、ピアノの個人レッスンの講師とアーティスト活動をなさっている佐川さん。


6月19日には、中目黒の楽屋というお店でライブコンサートを開催されます。

生演奏で佐川さんの音楽を聴いてみたいと思われる方はぜひ(^-^)/

 

佐川さんのホームページには、ライブのスケジュールも掲載され、アルバムの試聴や購入もできますので、ご興味ある方はこちらもご覧ください。

http://sagawafumie.com/