[皐月の鯉の吹き流し]
2018年9月21日 14:00
9月15日 環状2号線(豊洲~築地)施設見学会がありこのコースを歩き 築地大橋、豊洲大橋を渡りました。
私が歩いたのは、勝鬨側、隅田川から近いところから出発し、 築地大橋・築地市場・築地大橋・選手村付近・豊洲大橋・豊洲市場付近・折り返し 出発地に戻る約2Kmのコースです。
<<<<<<<<<< 築地市場脇を通り。汐留・溜池方面へ >>>>>>
<<<<< 間もなく移転する築地市場 >>>>>>
当日はあいにくの雨でしたが、見てのとおり大勢の人が見学会に参加していました。
築地大橋は個性あるアーチ構造です。高さがあるので歩きや自転車は少々難儀します。
<<< 前東京都知事の書いた「築地大橋」 >>>>>
<< 毎日のように見ている勝鬨橋ですが、この角度からは初めてです。>>>
<<<<< 当日は消防艇が放水して迎えてくれました >>>>>
<<<<< 選手村 工事が進んでいます >>>>>>>>>
<<<<<< 移転先の豊洲市場 >>>>>
間もなく築地市場移転ですが、一時的に開放するとのことなので、その時はあわただしく車が往来することでしょう。
[皐月の鯉の吹き流し]
2018年8月26日 12:00
永代橋架橋は江戸幕府5代将軍徳川綱吉の50歳を祝し架橋されたそうで勝鬨橋が昭和15年に架けられるまで長いこと隅田川の第一橋梁でした。 現在より200mほど川上にその石碑がありますが、現在豊海橋工事の関係で撤去されています。
赤穂浪士の吉良上野介屋敷への討ち入後、隅田川をこの橋を使って渡りました。 江東区側に休憩した場所があります。
現在の永代橋は、関東大震災の復興事業の一つで大正15年に 架けられ国の重要文化財の指定を受けています。また日本銀行創業の地は、現在の日本橋日銀本店本館ではなく永代橋の近く箱崎町で、石碑があります。
中央大橋から永代橋までは新川公園を歩きます。
<<<< 新川公園 隅田川沿いの眺めの良い所のひとつです >>>>
<<<< 力強い印象を受けます >>>>
<<<<< 隅田川、船から >>>>>>>>>>
<<<< 橋名板ひらがなは 「えいたいはし」 で濁点はありません
隅田川沿いはどこも景色がよく桜の見所も多くあるのですが、 ここも最も良い所の一つです。桜の時期には多くの人が花見を楽しんでいます。 前回はカワヅザクラを紹介しましたが、永代橋西詰にも一本開花の早い (新川公園沿いの桜より2週間ほど早い)木があり、カワヅザクラの次に咲きます。
<<<<< ここも補強工事がなされています >>>>
永代橋も橋の下を通りますが、ここは道が低くなっているので潮が満ちているときは 水浸しになので通る際はご注意を。
[皐月の鯉の吹き流し]
2018年7月28日 18:00
前回佃大橋で触れた佃島渡船場跡がこれです。説明にあるように隅田川の両岸、佃と湊に同じ碑があります。
..................... <<<< これは佃側の碑 >>>>>
...................... <<<< これは湊側の碑 >>>>>
佃大橋をくぐり進みますと、対岸に霊岸島水位観測所があります。独特の形をしていますのですぐ分かります。 隅田川と亀島川の合流地点にあり写真の水門は亀島川水門です。これも今年の検定試験に出題されました。
....... <<<<< 水門の右に独特の形の観測施設があります >>>>
さて中央大橋が近づいてきましたワイヤーで支える近代的な美しさが見られます。
.................... <<<<< 柱の間からスカイツリー >>>>>>
橋を渡り新川方面へ向かいますが、ここは絶好の写真スポットで三脚を据え本格的にスカイツリーを背景に 永代橋を撮影する人が多くいます。
.... <<<< ここが写真スポットです >>>>>
もう一つ目を向けていただきたいのがメッセンジャー像です。隅田川とパリ・セーヌ川の友好河川を 記念し当時のパリ市長ジャック・シラクさんから贈られたものです。 東京からはそのお礼として屋形船を寄贈したとのことです。
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........ <<<< 橋からだと見えるのは後姿 >>>>>
橋を渡り隅田川に沿って右に行くとすぐ近くに開花が早い桜があり毎年他より一ヶ月以上早く咲きます。 「カワヅザクラ」というそうで1月下旬から2月にかけて開花する種類だそうです。
...... <<<<< これは今年の2月だったと思います >>>>>
中央大橋~永代橋間の新川公園は桜の名所です。
次回はこの新川公園を通り永代橋へ向かいます。
[皐月の鯉の吹き流し]
2018年6月28日 18:00
勝鬨橋と佃大橋との間に「月島の渡し跡」の碑があります。この碑は、隅田川テラスを少し離れた堤防の内側 「わたし児童公園」にあるので少々分かりにくいかと思います。昭和15年に勝鬨橋が架橋され渡船の利用者が 減少したため月島の渡しが廃止されたことは、確か今年の観光検定試験に出題されたと思います。
この月島の渡しは月島と南飯田町(現築地7丁目)との間当初手漕ぎで私設渡船であったとのことですが、 この南飯田町ゆかりの物があったと思うので見つかりましたらこのブログに掲載します。
このあたりは佃大橋とその先の中央大橋のワイヤーケーブルと東京スカイツリーが重なって見えます。
佃大橋は昭和39年東京オリンピック時に架橋されました。それ以前は「佃の渡し」があり最後運航に乗船した記憶があります。
<<< 手前は佃側 このあたりに「佃の渡し」がありました >>>>
<<<< スッキリした橋の下 >>>>>
<<<<< 耐震工事は再度行われ現在は完了しています >>>>>>
橋の下を見るとここも耐震補強が施されています。
佃大橋はスピード違反の取り締まりを行っていることがあるので車で渡るときは注意してください。
前回掲載した月島川水門工事は6月末の時点でまだ終わっていません。歩行者用橋梁の工事案内はなく通行止になっています。これが出来るととても快適なので楽しみにしていたのですが、工事の進捗はどうなったのでしょうか??
次回は中央大橋です。
[皐月の鯉の吹き流し]
2018年5月28日 12:00
国の重要文化財の指定を受けている橋の一つ「勝鬨橋」。昭和15年の架橋です。
全景を勝どき側から見ると写真のようです。
3つ並んだ高いビルの右側は聖路加タワーで以前は展望フロアーが開放され眺望を楽しめましたが今は閉鎖されています。ちなみに聖路加の読みかたは「せいるか」が正しいそうですが (数日前のTV番組にその話題がありました) 私は「せいろか」と発音しています。
勝鬨橋に話題を戻し、この橋は中央部分が「ハ」の字に跳ね上がり大きな船が通行していました。
勝どき側隅田川テラスは橋の下を歩くことが出来下から橋を見ることこの時代らしくリベットを多く使っているのが分かります。
跳ね上がる部分のカウンター・ウエイトが橋の下に見ることができると
以前聞いたことがあるのですがここからは現在もあるのかどうかわかりません。
<<<< 補強部分はペンキが新しく一目で分かります。 >>>>
普段は見ることがあまりありませんが錆びもなくきれいに保守されています。
以前カミソリ堤防と言われていた部分を見ることが出来ます。
勝鬨橋の下を通り過ぎると月島川水門があり、ここは一般道へ出て迂回します。
今工事していて5月には完了予定のようなので、この記事が公開されるころは
終了していると思います。歩行者用橋梁が設置されると案内があるので
6月には迂回する必要がなくなりそうです。
さらに進み佃大橋付近で振り返ると勝鬨橋が後ろの築地大橋と重なり
三連アーチ橋のように見えます。
築地大橋はまだ供用されていないので勝鬨橋が隅田川の第一橋梁です。
[皐月の鯉の吹き流し]
2018年4月24日 18:00
築地大橋と勝鬨橋の間、隅田川テラス勝どき側から築地市場を見ることが出来ます。
<<<< 勝どき側から築地市場を見る >>>>>
(築地大橋はまだ供用されてないので、勝鬨橋が隅田川の第一橋梁です)
市場の移転が今年10月に決まったようなのでここから市場を見られるのも後半年くらいです。
<<<<< 移転先の豊洲市場です >>>>>>
市場のうしろの高層ビルがある所は汐留で以前ここに国鉄貨物駅があり
この国鉄貨物駅(汐留駅)から市場の中(東京市場駅)まで引込み線が敷設されていました。
国鉄汐留駅は日本発の鉄道起点駅の新橋駅は名称は変わりましたがここ汐留駅です。
<<<< プラットフォーム
カーブしているのが分かります。 柱番号も残っています >>>>
貨車が止まるプラットフォームが今もあり市場の外周が扇型をしているのはそのためです。
写真中央に東京タワーが見えますが、手前にビルが建設中で段々と見えなくなってきました。
<<<<<<< これは2017年12月 左が築地大橋 >>>>>>>
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<<<<<<< 2018年3月 東京タワー半分ほど隠れてきました >>>>>>>
隅田川テラスからこの風景(東京タワー・築地市場)はあと半年ほどで だいぶ変わってしまうでしょう